静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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博多1416→長崎1647 九州号

 と言うわけで静岡→長崎間高速バス乗り継ぎの旅の最終走者は九州急行バスの「九州号」。実質は西鉄の子会社ではあるものの、「九州号」と言う名前は結構惹かれるものがある。実際にどうかは分からないが、「九州を代表する高速バス」と言った感じがするのは気のせいだろうか。実際、車輌のレベルも結構高い。

1-2アブレストの座席配置、本州では夜行便であっても1-1-1アブレストの配置が殆どであり、このタイプの車輌は殆ど見る事が出来ない(ただし補助席はあるっぽい)。乗る前から結構楽しみであったのは言うまでもない。早速「添乗員席」(ヲタ席と言わない!<そこらへんw)を確保し、2時間30分を楽しむ事とする。

 バスは博多駅を出発すると天神バスターミナルを通る、と言う事は今朝方通ったホテルの近所を通過する訳で、「こんな感じに見えるんだ」と言う事を確認する事が出来た。長いスロープを上がっていき、満席になるとそのスロープを下って長崎へと本格的に向かう事になる。

 下っていく間にも1台、また1台と九州各地へ向かう、九州各地から向かってくる高速バスとすれ違うのは本当に壮観。このような景色は関東ではなかなか見る事が出来ないだけによけいである。天神北ランプから都市高速に入り、太宰府インターから九州道、鳥栖ジャンクションから長崎道に入るルートとなっているが、こんな景色を眺める事ができた。

 福岡を福岡とたらしめた博多湾の光景。

 そのそらの玄関口である福岡空港

 広がる筑紫平野

 丘を縫って走る長崎道。

 陽光に煌めく大村湾
 そんな前面展望を楽しみながらバスは長崎へと向かうが・・・いや、正直言って余りの気持ちよさにウトウト。それでも、1時間に4本は運行されているこの「九州号」だけではなく、本線上では様々な系統の高速バスとすれ違い、非常に面白かった部分もあったりする。
 長崎は「ランタンフェスティバル」と言う事もあり、今日は2台運行(2号車は貸切車で対応)と言う盛況。長崎のターミナルにはほぼ定刻で到着。

 静岡から「京阪神ドリーム静岡号」「山陽道昼特急博多号」そして「九州号」と乗り継いだ2回目の「西日本縦断高速バスの旅」も無事に目的地にたどり着く事ができた。さて、次回は大分やら宮崎の方まで行ってみたいなぁ・・・なんて思うおいらが居たりします。