希望

《日本の「過度な反応」に遺憾 自制求める=韓国外交部》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000047-yonh-kr
 このニュースに対して、こんなツイートがあった。
「日本をぶん殴っておいて、過度に怒るなと言っているようなものですね。韓国政府は頭が弱いとしか思えない」
 そのとおり。

 今朝の朝鮮日報のコラムがいい。こういった冷静な分析のできるジャーナリストがいるということが救いだ。
《没落する国家の条件》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181130-00080049-chosun-kr&p=1
 論説顧問は言う。《戦略のスタートは「ここがどこで、今はいつか」を正確に把握し認識することだ。前者が「地理感覚」だとすれば、後者は「歴史感覚」だ。「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉もこの二つを正確に認識することが前提になっている。歴史はこの地理感覚と歴史感覚を失った国にとってはまさに墓場のようなものだ。》
 言っていることは、当たり前のことなのだが、夜郎自大朝鮮人にしては、自国を「墓場」と言い切るリアリティーが鋭い。フランスとロシヤに挟まれたドイツを例にとり、強国に挟まれた国家の苦悩を言っている。ううむ、ドイツとはちょっと違うね。ドイツはつねに両岸の国家と「戦ってきた」けれども、朝鮮はつねに「従属してきた」歴史を持つ。この差は大きい。ま、例としては遠いけれども先に進もう。
 
 支那原子力発電所についても言及している。この分析も正しい。日本、アメリカ、支那中国に対する認識も冷静だ。
 そして、現在の韓国をセウォル号になぞらえる。
《通常の船舶は35度までなら傾いても元の状態に復元するよう設計されている。ところがセウォル号のように違法な改造や増築が行われ、その上規定以上の貨物が積まれていた場合、わずかな傾きでも復元力を失い船は沈没する。》
 論説顧問は、現状の韓国政府を「違法な改造や増築が行われ、規定以上の貨物が積まれている復元力のない国家」と見なしている。

《法治の皮をかぶった「暴治」の時代》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181130-00080050-chosun-kr&p=1
 極めて性質の悪い労組を政府が擁護している。このために司法もそれに追従しているんだとさ。
《民労総の標的になれば、ネット上でたたかれるだけでなく、さらに身体的な暴力にまでさらされる可能性がある。企業関係者だけではない。誰がやられるか分からない。だから、法に訴えしようとしても、民労総を擁護する検察・警察や新主流派の判事が待ちかまえている。法を装って行われている「暴治」時代だ。》
 それが日本に向かったのが、一連の「朝鮮半島戦時労働者」の韓国最高裁の判決であった。
 それでも、そういったことを朝鮮日報がコラムにするだけ彼の国がまともな国になってきたのかなぁ。希望をもってもまた裏切られるからなぁ。