2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪へ

晩秋の大和路をマイクロバスでひたすら大阪に向かってひた走った。真剣にひた走ったので、風景など愛でている暇がなかった。それでも盛りを越した紅葉が名阪自動車道を彩っていたのう。 伊賀を越え、笠置山地を下り奈良盆地へとでる。そうすると正面右手に生…

無事帰還

只今、かへりました。あへあへあへ・・・ 時刻は午後9時ですぞ、車での大阪往復はなかなか腰に堪えました。 なんでもいいけどさ、大阪くらい泊りで行かせてくれ。 いくら財政引締めとはいえ、これでは身が持たんわい。 疲れ果てましたので「怒涛の大阪出張…

急遽、大阪出張

突然、「大阪へ行け」という職務命令が下った。現在、午前6時ですがもう出発しなければなりません。 ということで、「怒涛の大阪出張」は今日の夜にでも報告しますね。 行ってきます〜。

ネポティズム(1)

かなり下火になってきたのでそろそろ書きたい。例の「東武鉄道運転士懲戒解雇」の件である。 11月24日の天声人語が振るっている。《安全運行がすべてに優先するのは言うまでもないし、家族を先頭車両に乗せるべきではなかった。》え?もちろん先頭車両に乗っ…

ネポティズム(2)

(上から読んでね) 参加者の選考を進めているころ、事務所に一本の電話があった。電話の主は会社の有力関係者だった。有力者「(猫なで声で)オラのせがれがイベントに参加したいっちゅうて泣くもんだで、ちょこっと参加者の中へいれておいてくれ」担当者「…

地震・津波から生き残る方法

いい情報が手に入った。昨年末に津波被害を受けたスリランカの西海岸にボランティアとして入っていた知人から聞いた情報である。これであなたも来る東海・東南海地震を生き残れますぞ。 2004年12月26日のスマトラ沖大地震で発生した津波はインド洋を1500キロ…

夕べ、親睦会と称する宴会がひとつあった。けっこう飲んだ。おかげで朝から気力が湧かず、その上、腰も痛くなっている。お腹の調子も悪い。もちろん飲酒していた4時間余りと記憶にない2時間を棒に振っている。それに酒の勢いで後輩に「本をやる!」と口走っ…

腰痛伝説 vol.2

新舞子でのぎっくり腰の後、1週間ほど会社を休んだ。2、3日はトイレすら自分の力ではいけないのだから情けない。しかし職場には「ウインドサーフィンをやっていてぎっくり腰になりました。1週間の休暇をください」とはさすがに言いづらかった。いろいろ考え…

顕如

安城市野寺町に本證寺(ほんしょうじ)という寺がある。この寺、岡崎の上宮寺(じょうぐうじ)、勝鬘寺(しょうまんじ)とともに三河三か寺といわれ、三河一向宗の拠点であった。永禄年間(1563〜64)に一向一揆を起こし、領主の松平家康と死闘を繰り広げた…

樋口一葉

《星野子(し)より『文学界』の投稿うながし来る。いまだまとまらずして、今宵は夜すがら起居たり。》 明治26年11月23日に樋口一葉が書いた日記である。星野子とは明治26年に創刊された文芸雑誌『文学界』の同人星野天知のことで、彼が一葉宅に立ち寄って「…

読書

日中はサラリーマンなので、活字はもっぱら関係書類や仕事関係の本ということになる。だからまともな本というのはなかなか読めない。でもね日垣さんが月に100冊を読むって言うじゃなーい。(←ギター侍風)せめてその何分の1でいいから読みたいと思って日々…

腰痛伝説(1)

あれは・・・25歳の夏だった。 当時、若者の間でウインドサーフィンが流行していた。もちろんミーハーで若かったワシャも一丁前にウインドサーファーを決めこんで、毎週、知多半島の付け根にある知多市の新舞子海岸(愛知県のウインドサーフィンのメッカだっ…

腰痛伝説(2)

(上から読んでね) ようやく仲間の姿を目にしたときには、遭難してから3時間ほど経過していた。やつらは海岸で宴会をしている最中だった。「ワシャ、どこに行っとたの、ビール、飲んでまったぎゃぁ」 焼きそばの海苔を歯につけて脳天気な友人がそう言った…

充日

いやー、昨日は充実した日だった。 名駅前の中小企業センター・地下階段教室で開催された宮崎学さんの「緊急アンダーグラウンドトークライブ」に顔を出す。講演はのっけから「ヤクザの歴史」で始まり、暴力団の組織名や組長の名がぼんぼんと出てきたので、ワ…

官から民へ?(1)

昨夜、仕事が予定より早く終わったので帰り道にある「ブックオフ」に寄った。閉店間際のためか、広い店内には数えるほどの客しかいない。むしろ明日の準備で書棚を整理している店員のほうが多いくらいだ。 店内に入ると「いらっさいまっせえ!」の大合唱で迎…

官から民へ?(2)

(上から読んでね) 何が言いたいかというと、どこぞの首相が「官から民へ」と一つ覚えのお題目を唱えているけれども、「官」の仕事を受けようという「民」は必ずしも万全ではない。郵便局だって採算性を重視すれば「いらっはいまっせー」の店員と同様に機械…

事件ですぞ

いやー、今、ワシャの身辺がたいへんなことになっている。身辺と言っても裏のほうなのだが、我家の裏は砂利の駐車場になっている。地主はけっこう遠くに住んでいて、不動産屋が仲介して近所の人々に一区画ウン千円で貸しているのだ。家の裏だから何かと便利…

そもそも

【長葉草】ながはくさ、稲科の多年性の雑草で明治の初めごろにヨーロッパから渡来し野生化し、野原や道ばたなどいたるところで見られる。稈は直立してなめらかで、高さは約60cmほどになる。別名「ケンタッキーブルーグラス」、異名「そもそも」 というような…

宰相論2

自民党が結党50年なので昨日に引き続き宰相の話。 石橋湛山(いしばしたんざん)という政治家である。第55代の総理大臣と言ってもなかなか顔が浮かばないでしょ。実は総理大臣を2ヶ月しかやっていない短命の宰相だった。 この人、実は大変な文章家で全十五…

宰相論

かつて「カミソリ」と言われた後藤田正晴が宰相になる前の竹下登、安部晋太郎、宮沢喜一を評してこう言っていた。「話を聞いていて、高い見識を人に感じさせるというところが足りない。『政策』に実感が湧いてこない」 竹下が田中角栄の「日本列島改造論」と…

ボサノバ

昨日、安城市の歴史博物館でボサノバのコンサートがあった。気晴らしに本を一冊片手に持って出かけた。 曲目は「オ・グランジ・アモール(平和な愛)」「ジザクィナード(音痴)」「イパネマの娘」などなど。「ジザクィナード」は軽快なメロディラインで往年…

間違えてはいけない(1)

その1 今朝の新聞社会面の片隅に「パトカー追跡中中学生2人死亡」という記事がある。またバカなガキが逃走を図って自爆したってわけだ。中学生だから免許はない。たぶん原付だから2人乗りで違反、ノーヘルメットで違反、おまけにスピード違反、4本折れれば…

間違えてはいけない(2)

(上から読んでね)その3 町田・高1殺害事件で、事件直後にこんな近所のおっさんの証言があった。「古山さん(被害者)方で10日の午後5時ごろに《ガシャンという花瓶が落ちて割れる音》や《ドンドンという音》が聞こえた。その後《「キャー助けて」という若…

夜の出来事(1)

昨夜のこと、相も変わらず残業に勤しんでいると、サイレンの音が聞こえるではないか。何事だろうと思った。ちょうど飲み物が欲しかったので気晴らしに小雨の街へと出た。 自動販売機で健康ドリンクを購入していると、赤色灯を回転させた消防車が走っていくで…

夜の出来事(2)

(上から読んでね) 訓練の途中に酔っ払ったジジイが現われて、伸びたホースに「邪魔だ」とか文句を言っていたが、そんなバカは放っておけばいい。傍観オジさんが暗がりへ連れ込んで話をつけておいたからね。 こういったボランティアの若者が夜の街を守って…

仕事仕事仕事休み?

目の回るような忙しさが続いている。昨夜も最終的に帰宅したのは11時を過ぎていた。今日も今日中に帰れるだろうか・・・ 昨日の夕方、資料を取りに自宅に戻った。ついでにメールチェックをしているとユッキィさんhttp://www2.diary.ne.jp/user/166794/から腰…

仕事仕事仕事腰痛

不本意な仕事を押し付けられてモチベーションが下がっている。そのせいか腰痛も再発してきた(というか夏以来ずっと続いているんですけどね)。 くさくさしていたら封書が京都から舞いこんだ。来春の「都をどり」の案内だった。桜に彩られたチラシを眺めてい…

パキスタンへ行くか

NPOの知り合いがこぼしていた。「パキスタン北部地震の被災者に支援物資を送ろうと東奔西走し、ようやく船便で送り出すところまでこぎつけたのだが、外務省の手続きが遅々として進まずコンテナは名古屋港で荷留されたまま1ヶ月も放置されている」 嗚呼、…

モース嘆く

エドワード・シルヴェスター・モースという人物をご存知だろうか。知っている人は知っているアメリカの動物学者で日本に来て電車の窓から大森貝塚を発見した人である。「日本の考古学の父」と言ったほうがいいのかもしれない。 手元にある『詳細日本史』(山…

松平郷と巨匠

新潮社の月刊誌『波』に宮城谷昌光の「古城の風景」という紀行が連載されている。今月号は「松平館」だ。《親氏と弟の泰親の墓がある高月院へ向かった。山門をくぐり、本堂へつづく路を歩いてゆくと、満開の桜がみえた。その木の下に立ってふりあおぐと、淡…