2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「つた」があつた

もうやめます。 たまたま整理していた地震関連本の、藤尾潔『大震災名言録』(光文社)の中に、ミュシャの「つた」のしおりが挿まってありました。これで三省堂の黒枠シリーズは4種揃いました。これ以上深入りすると書庫中の本をすべて繰らなければならなく…

くどいけど

またミュシャが見つかった。三省堂のしおりで「スラビア」である。 http://www2.tokai.or.jp/kanata/mucha.htm 上のURLをくりっくしていただくと、最初に出てくる4枚のシリーズ一番右のものです。正高信男『ヒトはなぜ子育てに悩むのか』(講談社現代新書…

またまた

小杉未醒『新訳絵本西遊記』(中公文庫)1993年発行からミュシャのしおり「夢想」が3枚出てきましたぞ。 連日、探していると傾向が解ってきたな。1990年代前半に購入された本が狙い目だ。そのころに『アルフォンス・ミュシャ・作品集』が発売されている。そ…

本も読まずに

ミュシャのしおりがまた見つかった。原田信男『江戸の料理史』(中公新書)からである。出たのは、連作〈四つの花〉の中の一つ「カーネーション」だ。さっそくミッシャコレクションに入れておこう。

どこのどいつだ

なにを言っていやあがる。つい言葉遣いが悪くなったが、そのくらいにムッとしている。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170424-00000534-san-n_ame 支那の習金平国家主席が「関係各国が抑制を保ち、朝鮮半島をめぐる緊張の悪化を回避するよう」求めた…

探し物

捜し物をしている。ミュシャのしおりである。こんなしおりを書店でもらった記憶はないですか? http://www2.tokai.or.jp/kanata/mucha.htm どこかに挿んだはずだ。あるいは本を整理したときに捨ててしまったかもしれない。でも、本の間に息をひそめて隠れて…

名古屋市長4選

ダブルスコアどころかトリプルに近い。それほど対立候補には魅力がなかったのか。ミャーミャーさんの言っていることは、あいも変わらず「減税」「名古屋城」「おもしろい街」「市税報酬減額」で、名古屋市民はこれがいいんでしょうね。 名古屋城を模した紙の…

安野光雅

『皇后美智子さまのうた』(朝日文庫)、安野光雅画伯の満開の桜の装幀がいい。 皇后さま、桜、安野さん、もうこれだけ条件が揃えば買わないわけにはいかない。「生きているといいねママお元気ですか」文(ふみ)に項傾(うなかぶ)し幼な児眠る 皇后さまが…

スラヴ

本屋に寄った。このところミュシャにはまっている。 友人がツイッターで、3月末「ミュシャ展」に行ってきたことを呟いていた。その時の写真が「スラヴ叙事詩」の「聖アトス山」であった。4050mm×4800mmの大画面で、東方教会の聖地のアトス山の巡礼に訪れた…

やすらぎの郷

ううう……飲み過ぎた。でも頑張る。 倉本聰さんの久々のドラマ『やすらぎの郷』が始まった。もちろんワシャは倉本ファンなので初回から録画して見ているが、毎日、15分ずつしか進まないので、なかなかまどろっこしい。老人ホームが舞台となっているのだが、…

ソ連、支那に流される

朝日新聞は「朝日(ちょうにち)親善新聞」だから期待などしていないのだが、それにしてもひどい。ネットのあちこちで言われているので、あらためて書くこともないのだけれど。先週末の朝日誘患である……わざとです。「素粒子」が愚劣だ。 《シリアと同じだと…

かぶりつきでオーケストラ

17日の夜、刈谷市総合文化センターの大ホールで「佐渡裕指揮 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 特別演奏会」があった。演奏の前に、佐渡さんが登場し挨拶をされた。その時に、「いいホールですね。いいホールはその町の顔になります。ホールでその町…

馬鹿の羅列

昨日、先輩や友だちと刈谷で佐渡裕のツアーコンサートを聴いた。そのことを書きたかったが、もう少し吟味してからにしようっと。 書くのはこんなニュースが簡単ですぞ。 おまえが「がん」だ。「がん」というより馬鹿だな。 《山本地方創生相「学芸員はがん」…

怨霊の話

古代史がおもしろい。740年というから平城京遷都から30年。高校の日本史の教科書には必ず出ている大軍(おおいくさ)が九州の北部であった。九州の隼人らをまとめた藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)は、聖武天皇の軍兵と戦って敗北をした。壬申の乱以来の大規…

夢を見た。かなりはっきりした夢だった。矢作川の源流近いところ。杉木立を浸すようにして、どちらかとういうと山奥にある沼といったふうなのだが、ワシャの心が強く「矢作川だ」と確信しているのでそういうことだろう。夜である。しかし対岸の靄ははっきり…

春、吉野の宴

昨日は楽しい宴であった。 何年か前に、ちょっとしたイベントごとがあって、そのイベントを盛り上げるためにチームを編成した。社の有志が十数人、自費でワシャのもとに集まってくれた。通年にわたるイベントは大成功で、同じキャラクター製品を扱う知多半島…

摘花と鉄火

ワシャは多くの日本人同様に潔い桜が好きだ。桜のピンバッチに桜のネクタイピン。高山祭のピンバッチも持っている。でもね、満開の桜が好きかというとちょっと違う。へそ曲がりだから、満開から少し盛りを過ぎた散りいそぐ桜が好きなんですね。もう少し付け…

危機と嬉々

夕べのNHK7時のニュースで《朝日友好親善協会が声明を発表》の報道があった。 http://chosonsinbo.com/jp/2015/05/2015-05-15/ 内容はどうでもいい。そのニュース原稿を女性アナウンサーが読み上げるとき、「朝日友好親善協会」を(ちょうにちしんぜんゆ…

草枕

昨夜、地元で読書会。課題図書は夏目漱石の『草枕』だった。『草枕』、漱石の名文である。冒頭の「智に働けば角が立つ……」は有名ですよね。ワシャよりも年配の方は、トリスのテレビCMでよく聴いたフレーズではないだろうか。そこもそうなのだが、他にもい…

「お女中どうなされた」 「あい、急な差し込みで難渋しておりまする」 「ハテ、気の毒な。薬はなし。ドレ、おれが腹をもんでやろう」 「いえ、勿体ない」 「ハテ、病のことじゃ。何の遠慮があろう。このあたりが痛むかな」 「いえいえもそっと奥のほう……」 …

季節には季節のものを

あまりの愚挙ゆえに3日も書くのを躊躇してしまった。70年前の戦艦大和の沖縄特攻のことである。愚挙というのは、阿呆の軍官僚の立案した作戦のことであり、遂行した将校、士官、兵士たちには最敬礼をするものである。 昭和20年4月7日、支援機のない大…

地域の百年を考えた

1990年代後半の話である。愛知県の民間や行政の若手の中から「愛知県のこれからの百年の話をしよう」という動きが盛り上がった。「愛知百年会議」という大仰な名前の集団が形成された。今、ネットで検索してもワシャの日記しか出てこないので、そのもの…

本の話

まもなくワシャの町に新しい図書館がオープンする。昨日、その話を同僚としていた。その時に同僚が「でも図書館は利用しない」と言った。2月にも「自分は読書家だ」と自負している同僚に同じことを言われた。詳細はその時に書いたので、お暇ならお読みくだ…

与太郎でもいいのか

街のセンスというのは、結局その街のトップのセンスになってくる。抜群の知名度さえあれば、それで当選をしてしまうというのは間違っている。ミャーミャーさんのような変人でもいいけれど、街のトップセールスをやっているんだという自覚を持つことが大切だ…

春高楼の花の宴 めぐる盃影さして 咲いた桜になぜ駒繋ぐ 駒が勇めば花が散る ゆさゆさと桜もてくる月夜哉 人恋し灯ともしころをさくらちる いちはつの花さきいでてわが目には今年ばかりの春行かんとす 花びらの山を動かすさくらかな あおによしならのみやこ…

呉さん

「週刊ポスト」に評論家の呉智英さんが隔週連載している。「ネットのバカ 現実のバカ」と題して、世の愚物を一刀両断する。その切れ味は佐高信のなまくらとはまったくレベルが違う。前回は「酋長」という言葉についての「バカ」を笑っておられた。今週号も楽…

芸のためなら〜

ワシャの友人(女性)がツイッターでつぶやいてくれたので便乗しようっと。 《渡辺謙の不倫。相手は高級クラブのホステスであり、素人さんに手を出したわけじゃない。古い言い方かもしれないが、役者にとって色恋は芸の肥やし。こんなアホな騒動で才能ある役…

髪結いの矜持

昨日、年度も改まったので、さっぱりしようと近所の理容室に電話をした。その店は土曜日、日曜日はやはり混んでいて完全予約制となっている。だから連絡をいれて、午後の遅い時間を約束した。この季節、基本的には外には出たくない。おぞましいくらいの花粉…

ぐじゅぐじゅの未熟

今朝の朝日新聞1面の左隅。鷲田清一氏の「折々のことば」があって、今日は童話作家の富安陽子の言葉を引いていた。 「よのなかは 〈こども〉と〈もと こども〉で できている」 昨日の日記の最後で、赤シャツと野だいこを玉子でやっつける坊っちゃんと山嵐に…

花晨亭の宴

「かしんてい」と読む。松山の料理屋である。実際にはない。夏目漱石の『坊っちゃん』に出てくる古賀先生の送別会に使われた店である。 《会場は花晨亭と云つて、当地で第一等の料理屋ださうだが、おれは一度も足を入れた事がない。もとの家老とかの屋敷を買…