すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

いや、寒い

 暖かかった昨日とは違って今日は朝から寒い。外へ出ると木枯らしのような風が吹いていてとても春とは思えない。昨晩はエアコンを幾ら回しても大して暖かくならないので、一旦切って翌朝入れてもまた暖まるまで時間が掛かるだろうと思い、電源を切らずに一晩中回しっぱなしにして置いた。

 

 そうしたらどういうことじゃ。朝起きてみると床に就く前より温度が下がっているではないか。オイラは朝はさぞ暖かいだろうと思っていたのにすっかり当てが外れた。その後もエアコンをずっと入れっぱなしにしているのだが、中々温度が上がってこない。冗談じゃ無い。この寒い日にエアコンが効かなければ風邪を引いちまうぜ。もう蓄暖は切っちゃったし、エアコンだけが頼みの綱だ。(涙)

 

 さてはまたフィルターに埃がついたのだなと思い、エアコンのカバーをはぐり、見てみると案の定埃がついていた。そこで水洗いして再びエアコン稼働。今度は少しずつだが温度が上がってゆくようになった。やれ嬉しや。例え僅かずつでも上がって行かなきゃ困りますよ。

 

 それにしてもこのエアコンは最初から根性無しだったな。今度はもっと強力で電気代が掛からないのを買わなくてはならん。こんな寒い日だと何時もそう思うんだけど、暖かくなるともうどうでも良くなっちゃうんだから、熟々「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ですな。(笑)

 

 エアコンを再び入れて部屋が暖まるまで散歩に出掛けたが、いや寒い。金が無いから寒いのはしょうがないが、その上更に寒風に吹きまくられて早々に家に帰った。寒い戸外から家に入ると流石の根性無しエアコンでも暖かく感じましたよ。(笑)

スピーカーケーブルで音は変わるか?

 スピーカーケーブルで音は変わるだろうか? これは昔から議論の的になっていてハッキリ変わるという人もいれば、さして変わらないという人もいる。変わるから色んなメーカーがスピーカーケーブルを販売しているのだろうって? ご尤も。(笑)

 

 私自身は変わると思っているが、されどそれほど重要視していない。マニアの方の中にはそれこそ1mあたり1万円もするようなケーブルを使っている人もいると聞く。まあ、お金持ちですこと、オホホ。(どうしてそこでオカマになるの?)私はそんな物に血道を上げるより、他の事にそのお金を回したいから普通のケーブルで沢山なのだ。

 

 第一それほどそれほど変わるならオーディオ機器を変えるのと大して違わない事になる。確かに音は変わる。しかしほんの少しだけなのにそこまでお金をかける意味があるのかと言いたくなる。まあ、お金を出すのは私ではなく、しっかり変わるという人が出すのだから何もいちゃもんを付ける必要は無いのだが。(笑)

 

 本当はブラインドテストなどをすれば一番いいのだが、まあ、そうするとまた事件になるから結論はハッキリ出さない方がいいのかも知れない。(笑) ただ私自身は変わらない事も変わる事も経験しているから、どっちでもいいと思っている。そもそも変わったからとて良い方向に変わっているとは限らない。反って金をかけておかしな音にしている場合が少なくない。

 本人はお高いケーブルにしたから良くなってる筈だと思い込みたいのかも知れない。プラシーボ効果と言う奴だ。最近でも仲間のセーさんがピンジャックケーブルをお高い物に変えてキンキンのおかしな音にした例がある。私に言われたら催眠術から覚めるように気が付いた。

 

 大体こう言うケーブル類を変えたがるのは機器を変えるには金がベラボーに掛かるから、自分が出せる範囲で何とか音を良くしたいとの事からであろう。しかしケーブルなんかよりスピーカーの置き方、聴取位置などの方がよほど音が変わるし、効果的だと思うのだが。これなんか一銭も掛からない。(笑) まあ、スピーカーケーブル交換は気休めと言えるだろう。私が使っているケーブルはごく普通の電線だ。以前は友達から戴いたベルデンの物を使っていたが、今のケーブルと音の違いは全く無い。寧ろ機器の使いかたの方が余程変わる。私は最近スピーカーやチャンデバの調整をしたが、そちらの方が劇的に良くなった。また音量でも音が変わる。

 

 お高いお金を出して僅かばかり音を変えたところでしょうがない。まあ、音変わりを楽しみたいなら別だが、どうもオーディマニアは絶えず何処かいじっていないと不安になるらしい。私は最近自分の音が固まってきたから、音云々より音楽その物を楽しみたい心境だ。余命もあと僅か。少しでも良い曲、良い演奏に巡り会いたい。

イースタンリーグ開幕

 プロ野球の2軍戦、イースタンリーグが開幕した。今年からBCリーグからそちらへ転入したアルビレックス新潟改めオイシックス新潟の活躍が楽しみだ。BCリーグではパッとしなかったけど陣容を新たにして新しいリーグでの活躍を期待したい。

 

 開幕戦はヤクルトが相手。惜しくもサヨナラ負けを喫したが、中々緊迫した試合だった。先発の薮田も好投して今後に期待が持てる。ただリーグ開幕に先立って行われた教育リーグの戦いを見ても少し打線に破壊力が無いように思う。もうちょっと得点力を上げるのが課題だろう。

 

 とは言え今後このチームから一人でも二人でもNPBに巣立ってゆく選手を見たい。プロ球団と戦うと言う事で今季は嫌でも盛り上がるだろう。我が柏崎にも一度くらい来てくれないかな。でも多分駄目だろうな。何せうちの佐藤池球場はナイター設備が無いため、嘗て一軍チームが来て(広島と何処だったかな?)やった時、日没サスペンデッドゲームとなって全国にその名を轟かせた球場だからね。間違っても来ないか。(笑)

 

 せめて長岡悠久山球場辺りに来てくれたら応援に行くかも知れない。その時は声を枯らして応援したい。はい、オイラはサッカーより断然野球が好きです。ビールでも飲みながら応援するのは最高に気持ちいいですからね。早く来い来いプロ野球

自由が欲しい

 保育所以来の同級生M君が電話をしてきて話があるから今日の午後伺っていいかと言ってきた。エー、アタシャ即座に午後は友達と出かけるからお断りと返事した。するとM君は

「まぁ~た、また、そんな嘘言っちゃって。居るんだろう?」

「いや、居ません。あのね今は年度末だから色々仕事があって忙しいんだよ。だから今日は大事な息抜きの日なの。こんな暖かいお天気に家に居るなんて勿体ない。邪魔しちゃ困るね、キミィ。ちなみに来週はもっと忙しいから、そこんところ宜しくね」

けんもほろろに電話を切った。

 

 彼の電話をしてきた理由は分かっている。それは先月彼が長いラインメールを送ってきていたからだ。それは私と彼が今通っている病院に糖尿病患者会という組織があって、その会員がコロナ禍のため劇的に減った。この分だと会報誌が発行出来なくなる恐れがあるから、私に買ってくれないかと言うので有る。無論それを機に私もその患者会に引き込もうという作戦であろう。

 

 いやだよ~ん。だから面倒臭いし返事はしなかった。梨の礫なので敵は電話作戦に及んだのであろう。やっとあと少しで町内会長を退任できるのに何でまた新たに組織に入らねばならんのだ。大体アタシャ組織というのがあんまり好きじゃ無いんだよね。でも人の縁で頼まれた物は仕方なく引き受けてきた。会長を退任すれば、その後は6月に地元の保育所評議員の任期が来るから、それで漸く全部の役を終わる事が出来る。

 

 晴れて自由の身になれるのに何の因果でまた縛られなくちゃならんのだ? まっぴら御免である。そもそも気奴は運転免許が失効したから足代わりにおいらを使おうという魂胆なのだろう。くわばら、くわばら。どっこい、その手にゃ乗りませんぞ。他人様が何をやろうと勝手だが、こちらを巻き込む事は御免蒙りたい。

 

 思えばこの10年間、ずっと地元組織のため自分のやりたい事を封印してきた。今更やりたいと言っても今度は身体が言う事を聞いてくれぬ。だからせめて自由を与えよだ。一番活動出来る時期に自分を犠牲にしてきたのだから、せめてこれ位の我が儘は聞いて欲しいところだ。

 

 それに何かというと拙者を引っ張り出す。いい加減に自分たちだけでやったらどうだい。それにどうせアタシャそんなに戦力にはならんと思うよ、ウン。とにかく今度からは絶対に安易に物事を引き受けませんぞ。皆さん、宜しくね。

年度末土壇場の会議

 そろそろ町内会長としての仕事も終わりに近づいてきた。あとは会議が一つと小学校の卒業式に出るくらいだとホッとしていたら、コミセンからまた会議の案内が届いた。バカヤロー! あと10日でオイラの任期は終わるんだ。この期に及んで余計な会議を入れるんじゃねえ。

 

 もう総会資料を作っちゃったのに、これじゃまた総会の時に追加でこの会議の事を付け加えなければならんじゃないか。連絡するならもっと早くして下さいよ、ホントにもう。わざとオイラの仕事を増やしているのか? 内容を見るとこの前の会議とほぼ内容は同じなのに何もまたやる事無いじゃないの。

 

 お陰で会長仕事が21日から4連チャンで有る事になった。うー、まさに駆け込み仕事だ。まあ、考えようによってはその分新会長が楽を出来るんだから人助けと思えばいいのだが、どうもこの分だとまだ仕事が入ってきそうな不吉な予感がする。(笑)

 

 来年度会長が交代するのはうちの町内だけのようなので、簡単に楽をさせて交代させはしないよと言うコミセンの陰謀か。(笑)あーあ、もう仕事は要らないよ。スッキリと交代させてね。

ライヴテープ

 たまには普段使ってないオープンリールデッキを回してやろうと思い、夕食後ティアックの2トラ38デッキでかけた。テープは4トラ、19cm/秒で録音した物だが、幸いこのデッキは19cm/秒の速さなら4トラック再生が出来る。一応4トラックデッキも2台持ってはいるのだが、片方は10号リールはかからないし、もう1台もわざわざ引っ張り出してくるのが面倒臭いので普段は専らこれを使用している。

 

 まあ、たまには使わないとベルト類やモーター、ピンチローラーなども具合が悪くなってくるから、せめて1年に1回くらい使ってやろうと思っている。(え、たったそれだけ?)さて、どうせかけるならエアチェックした物よりライヴを生録した物がいいだろう。で、選んだのが我ら「ジャズライヴを聴く会」が招いた「宮沢昭カルテット」。

 

 松本英彦と並ぶ我が国のテナーサックスの重鎮だ。録音は1990年11月10日。もぅ34年近くになる。あの頃はまだ私も若かった。プレイヤーのうち宮沢御大とドラマーの小津昌彦氏はもう亡くなられたから、今となっては貴重なテープである。

 

 ただ惜しい事にこのテープ、後半の第2部の頭が切れているんだよねえ。原因は録音担当者が再生ボタンと録音ボタンを同時に押さなかったため録音されなかったのだ。このため以前録ったエアチェックの曲が入っている。まあ、今更しょうがないが大分テープの価値が落ちたなあ。(笑)

 

 この時は第2部が演奏者もお客さんもヒートアップして演奏時間を大幅に上回る熱演だったので、終わりの方がテープが足らず尻切れトンボになるくらいだった。(笑)こうして聴いてみるとあの時の演奏風景がまざまざと脳裏に甦ってくる。時は一足飛びに34年前の会場に飛ぶ。

 

 レコードなんぞよりも生録音したテープの音はより生々しい。眼をつぶって宮沢さんの話すのを聴いていると、目の前に彼が立っているような錯覚に襲われる。あの頃はみんな熱かったなあ。今宵は若き日の自分に返ってしみじみと彼の演奏を堪能しました。

 


www.youtube.com

隠しCD?

 午後からターさんが落札したカーステレオを受け取りに我が家へ。その直後ミーさんもヨーさんにカートリッジを修理に出していたのを受け取って、やはり我が家に来訪。ターさんの亡くなられたご母堂にお悔やみを共に述べました。

 

 さてオーディオ好きな3人。色々とくっちゃべっていましたが、ミーさんは我が家へ来て何か音楽を聴かなければ面白くないとばかりに

「何かかけてくれませんか?」

と来た。エー、面倒臭いから昨日聴いたシステムでかけることに。

 

 最近我が家のオートグラフは調子がいい。まずはLPでワルター指揮、モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をかける。これ聴くのオイラも久し振りだなあ。ストリングスが幾ら音量を上げてもキツくならない。やっぱりこれ位ヌケが良くなくちゃね。音がワンワンして耳に来るようでは駄目なのです。

 

 続いてCDでルチアーノ・パバロッティを聴く。この音源はミーさんはLPで持っているとの事。お互いに好きな歌手なので話に花が咲く。でもこの人の声量はホント凄いなあ。ここでターさんが帰られたので、ごそごそとCDの棚を漁る。出してきたのは10年ほど前戴いた中国製のCD。しかしこれがエラく音が良いのだ。

 

 最初の1曲、エラとサッチモの「Summertime」を聴いてミーさんはビックリしたようだ。

「ウチにもこれを録音したLPは有るけど、こんなに音は良くない、でもそのLPだって好録音盤として定評が有るんだけどなあ。」

確かにミーさんの言うとおりで決してアナログLP盤は音は悪くないのだ。だけどこのCDはその上を行っている。

 

 一般に音源が同じなら新たにマスターテープから制作し直しでもしない限り、CDの方がLPより良いなんて事は無い。それがこのCDはLPよりいいのだから呆れる。(笑)私はミーさんがもうとうにヨーさんの所で聴いていると思っていたのに意外だった。まあ、10年ほど前に新潟のIさんから戴いた物だが、言わばこれは私のコレクションの隠し球である。まだこのシリーズは他にもあるので何れお貸しすると言う事で納得して貰った。

 

 まあ、これを見てもCDの音がLPより劣っている訳では無く。要するにCDにする工程に問題が有るのじゃ無いかと言う事だ。これは以前からターさんとよく話していた事だ。だとするとエンジニアの腕の問題、或いはCDを企画するプロデューサー辺りに考え方の問題が有るのでは無いかと推測する。いずれにしてももっとCDの音を良くしてちょ。使い勝手は遙かにCDの方がいいんだから。

 

Western Electric Soudと銘打っているだけにどれもこれもいい録音である。