すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

薪ストーブ

 髪が大分伸びたので行きつけの床屋さんに行った所新品の薪ストーブが置いてあった。実はここの旦那さんは以前から他人のために薪を作ってあげていた。だが他人のためばかりでなく自分でも薪ストーブを使いたいと予てから思っていたようで、前回その話を聞かされていたのでこの度の設置は頷ける事であった。

 真新しい薪ストーブ。しかもそれが私が入れようとしていたヨツール製だからとても羨ましい。あー、構いたいよー。奥さんの話だとこれ1台で家中が暖まるそうで洗濯物なども早く乾くとの事。さもありなん。石炭ストーブと違って側にいて暑い位暖かい感じではなく、ほんのり暖かいと言った具合で優しい暖かさと言ったらいいだろうか。暑い位火力を上げると反ってストーブを傷める原因となるので要注意だ。

 薪が燃えている。その揺れている火を眺めていると癒されるのは何故だろうか?それは大昔人間が肉食獣におびえて暮らしていた頃の心のよりどころであった事を呼び覚まされるからかも知れない。暖かい火は人を呼び集める能力もある。その温かさと揺らめく炎の色は人をときめかせる。

 かと言って今更薪ストーブを入れる訳にも行かないし・・・・・。薪ストーブを断念したいきさつは以前書いた通りだ。でもやはり私は憧れるのである。え、ペレットストーブはどうかって?ダメダメ、あんなのは。熾火の効果もないし、ただ火が燃えているだけのストーブでは面白くないのである。薪作りから、乾燥、実際にくべる一連の行為が楽しいのである。かくして薪ストーブを導入出来ないフラストレーションを抱えながらも、薪ストーブをいじっている自らの姿を頭に思い描く事で無理に自分を納得させているのである。(嗚呼、不憫な奴!)

理容院さんが入れた薪ストーブ。あー、ワサしてえ!