10年ぶりの火打山登山 - すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ～」

　先週は雨だったのでお山行きは中止にしたのだが、諦めきれないのか、Ｍさんがやって来て執拗に連れて行けという。週間天気予報を見たら、お天気はいいようなので、じゃあ行くかとなった。参加者はお散歩クラブのＭさんとＵさん。Ｕさんは山のクラブで白山へ行く計画があるので、そちらの予行演習を兼ねたいようだ。

　朝5時半に周発して登山口のある妙高笹ヶ峰に着いたのが7時ちょっと前。だが駐車場は舗装された所は既に満車。やむなく草地の空き地に駐める。う〜ん、流石百名山。

　今日のこのメンバーで果たして時間内に頂上へたどり着けるかどうか分からないが、私は過去2度登っているので、頂上へ行けなくってもどうってことはない。寧ろ花や、天狗の庭から見た火打山の姿を目に焼き付けたい。

　さて黒沢を過ぎいよいよ急登に掛かる。富士見平までがなかなか難儀する所だ。今日は大勢の人が登っているので。休憩地点は混み合ってますよ。（笑）元気のいい子供達の部隊がひょいひょいと私たちを追い抜いて行く。若いって事は羨ましいですね。

　三角形の形をした高谷池ヒュッテが見えてきた。まあ何とかここ迄来ました。で、お目当ての天狗の庭は雪渓を越えて行きます。夏の花にはまだ早かったけれど水芭蕉を今でも見ることが出来ました。ハクサンコザクラの群落も。まさしく天上の楽園です。今日は快晴なので北アルプスもばっちり見えます。おお、槍ヶ岳までも！やっぱりお山は天気のいい時に来なくちゃ駄目だね。

　正午までに頂上へ行きたかったが、ここでＵさんが左の太腿に痛みを生じたのと、Ｍさんが大幅に遅れているので、それも考慮して頂上アタックは断念。まあ止める勇気は絶対必要です。無理をすると必ず事故やトラブルの原因となる。

　良い景色やお花を見ることが出来たのだから、これ以上欲張らなくても結構。後は安全に帰るだけです。でも帰路Ｍさんが滑落し掛かりました。油断は禁物ですね。久しぶりに長い距離を歩いたらあちこちが痛くて痛くて・・・・。ジジイになりましたねえ。

天狗の庭から見た火打山