今使っているアルテック815システムのスピーカーの調子が最近イマイチのみたいなので、この間から色々と構っているのだが、何だかもう少し音が前に飛んできてもいいような気がしてふと思いついた。
それは今のスピーカーの接続は正相で繋いであると言う事だ。以前A7を使っていた時は逆相繋ぎにしたら良くなった事が有った。アルテックやJBLのスピーカーは巷間逆相接続にするべきだとよく言われる。私はうっかりそれを忘れていた。でも音のチェックCDで一応正相か逆相かは確かめているのだが・・・・・。
で茨城のオーディオ仲間のFさんに相談すると逆相にすべきだと言う。しかし部屋が広ければ反射音が多くなるから、あまり正相と逆相の違いは出ないとのこと。しかし物は試し。やってみる価値はありそうだ。そこで夕食前にちょちょらと変えて、食後にいよいよ聞いてみる。
最初はモノラルのヴォーカル盤から。お?ヴォーカルがやや前に出たような気がするが・・・・。それに音の分離が良くなったような気が?そして定位もいい。で、次から次へとレコードをとっかえ、ひっかえして聞く。しかし聞けば聞くほどあまり以前と変わってないような気もする。でも悪くなった感じは無い。それに前は気付かなかった音が入ってるような気もする。まあ、この辺はせっかく変えたんだから、良くなってもらわなければ困るという願望効果が働いてるのかも知れぬ。暫くはこのまま聞いてYさん、Kさんなどからもご批評願おう。
劇的に変わったという訳ではないので、ドライバーの接続を変えただけで一応今晩は止め。だってウーファーの接続を変えるにはスピーカーボックスの裏に入り込まなけりゃならないので、面倒くさいんだもん。色んな人から評価を戴いて、いいならまたその時考えよう。
それにしても普通の方から見ればどうでもいいだろうと思うようなことが私たちには気になるんです。オーディオ・マニアとは度し難い人種でありますな。