すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

髙峰山、水の塔山登山

 梅雨の晴れ間を狙い、登山に出かける。行く先は8年前に登った水の塔山。前回は篭の登山へも足を伸ばしたが、今回は無し。その代わり、前回は登らなかった高峰山へ登る事にした。果たして遠くのお山は拝めるか?

 現地へは8時過ぎに到着。高峰高原ホテルから早速八ヶ岳方面を眺めるが、雲が出ていて全く見えない。残念だ。帰るまでに雲が無くなってくれればいいのだが・・・。

登山口の高峰温泉。帰りはここで汗を流します。 

登山道看板

笹と落葉松林の中の登山道を進みます。気温は14°と涼しく、爽やかに感じます。やがて「うぐいす展望台」と呼ばれる地点に来ました

東篭の登山が見えてきました。

最初のピークを越えて鞍部につきます。すると急に前方が開けます。
左が東篭の登山、右が目指す水の塔山。

えー、これはどっちへ行ったら? まあどっちへ行ってもいいんだけど、
左へ行った方が早かったようで。

椎林限界を超え、道はガレ場状態となる。

前方に大岩が見えてきた。蹴っ飛ばせば転がり落ちそう?

赤ゾレと呼ばれる崩落場所が目につきます。

東篭の登山の山麓を縫って走る道路。どこからどこへ通じてるのかしら?

この岩の下を潜り抜けて裏へ回ります。

浅間山の外輪山、黒斑山の巨体の上にほんのちょっと浅間が頭を
出しています。

ガレ場の急登は更に勾配がきつくなります。頑張れ、頂上はもう少し。

頂上です。やれやれ、やっと着いた。

 ここで我々は早めの昼食。登ってくる人達は大抵篭の登山も行くようですが、我々老人ポンコツ部隊は無理をしません。(笑) また私たちと同じようにここでやめると仰っていた方と意気投合してしばし山談議です。

頂上ではアズマシャクナゲ(たぶん)が咲いていました。これから東篭の登山へ向かう道は石楠花ロードです。

さて下山です。眼下にはこれから登る高峰山や高峰ビジターセンター
などの建物が見えます。

 さあ今度は高峰山へアタックですが、ここでUさんとMさんの息子さんはリタイア。一足先に温泉でゆっくり汗を流すそうです。んで、我々二人だけで高峰山へGO!

高峰山の登山口は高峰高原ホテル裏からとここからの二カ所だ。

高峰高原ホテルからの道との合流点。ここまでが中々の急登だった。家族連れなどにも沢山遇いましたよ。

途中の登山道から見た黒斑山。迫力有る〜。
来年のカレンダー候補だな、こりゃあ。

頂上直下に来ました。目印とも言える巨岩が目につきます。
ここを左に回り、頂上に出ます。ここまで森林の道だったのに
突如の巨岩出現で驚きます。

 ここまでは石楠花が見事な石楠花ロードでしたが、ここだけハクサンイチゲが咲いていました。不思議だなあ。

巨岩に咲くハクサンイチゲ

高峰山頂上

山頂には祠と宝剣が祀られていました。

山頂からの黒斑山。僅かに浅間山が頭を見せています。
ワッカルカナー? ワッカネンだろうなあ。(古い!)

 さて無事に下山しました。待っていた二人はさぞかしろくろ首になっていた事でしょう。(笑)

ランプの宿を売りにするだけあって、温泉入り口にはランプが
吊されてあります。でもちゃんと電気は来てるんだよね〜。(笑)

硫黄の臭い漂うお風呂。ここの温泉は「日本秘湯を守る会」に所属しています。お風呂や脱衣場は少々狭かったけれどなかなか雰囲気がありました。

 温泉でゆっくりした後はそのまま帰路につく予定だったのですが、小諸の懐古園が近い事を知り、ついでに立ち寄りました。懐古園は学生時代に訪れた事が有ったのですが、もうすっかり記憶は有りません。園内は多くの建物が建ち、只もうビックリです。何しろおよそ40年ぶりですからね。

城址の石垣

高台から千曲川を臨む。「小諸なるぅ〜、古城のほとり雲白くぅ・・・」

 と言う訳で登山の後、しっかり観光してしまって帰宅が遅くなってしまいましたが、晴れた日を有効に使って大満足の一日でした。