早稲田文学3+増刊U30関連トークセッション

早稲田文学3」と「早稲田文学増刊U30」の刊行を記念し、以下のトークセッションを行います。ふるってご参加ください!

■2月20日(土)@TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
内沼晋太郎×西田亮介「2010年代、メディアの希望―出版の外側で(ときどき内側で)。―」
■2月27日(土)@青山ブックセンター六本木店
古川日出男×市川真人



内沼晋太郎numabooks×西田亮介.review「2010年代、メディアの希望―出版の外側で(ときどき内側で)。」

早稲田文学増刊U30


▼内容紹介
読みたい雑誌は自らつくる!
未曾有の不況と電子化の流れに揺れる出版界。そこかしこで暗い言葉が呟かれる。だが、それは本当に絶望すべきことなのか?
業界ではなくシーンを変えるべく、新しいメディアは動き出している。
若手をフィーチャーした「早稲田文学増刊U30」刊行を記念し、ブックコーディネーターとして出版界の内外を行き来する内沼晋太郎と、雑誌制作にクラウドソーシングを用いた「.review」を立ち上げる西田亮介による対談。


タイトル: 2010年代、メディアの希望―出版の外側で(ときどき内側で)。―
出演: 内沼晋太郎×西田亮介
日時: 2010年2月20日(土)17時開始 18時半終了予定
会場: TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 1Fカフェスペース
TSUTAYA TOKYO ROPPONGIウェブサイト: http://store.tsutaya.co.jp/storelocator/detail/2000.html
入場無料 予約不要


出演者紹介:
内沼晋太郎 Uchinuma Shintaro
1980年生。本とアイデアのレーベル「numabooks」代表。ブック・コーディネイター、クリエイティブ・ディレクター。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)。http://numabooks.com




西田亮介 Nishida Ryosuke
1983年生。慶應義塾大学・メディア研究科助教慶應義塾大学総合政策学部卒業後、同政策・メディア研究科修士課程修了。同博士課程在籍中。専門は地方自治体、企業、非営利組織等の連繋による地域活性化の分析と実践」。09年末から、クラウドソーシングを用いてつくる新媒体「.review(ドット・レビュー)」を立ち上げる。http://dotreview.jp/



早稲田文学3 刊行記念 古川日出男×市川真人ミニトーク

早稲田文学 3号
▼内容紹介
早稲田文学3号に、200分におよぶDVD「聖家族 voice edition」と短篇を寄せる古川日出男さんをゲストにお招きして、プランナー/ディレクター・市川真人とのミニトークを開催。
*店内でのイベントです。ほとんどの方は40〜50分のトークをお立ち見となります。ご了承ください。またトーク終了後にサイン会もございます。詳しくは、下記の青山ブックセンターウェブサイトをご覧ください。


出演: 古川日出男×市川真人
日時: 2010年2月27日(土)19時開始
会場:青山ブックセンター六本木店
参加無料 要予約
ご予約・お問い合わせの詳細は、青山ブックセンターウェブサイトにて。
青山ブックセンターウェブサイト: http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201002/20100227waseda.html


出演者紹介
古川日出男 (ふるかわ・ひでお)
作家。1998年に『13』でデビューし、2002年に『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞日本SF大賞という二つのジャンル小説の賞を獲得。06年には『LOVE』で三島由紀夫賞という純文学の賞を得る。その他の著書に『ベルカ、吠えないのか?』、『聖家族』等がある。文学の音声化にも積極的に取り組み、07年には文芸誌「新潮」にて日本の商業文芸誌では初となる朗読CDを付録につけた。異ジャンルとのコラボレーションも多数試み、ロック・ミュージシャンの向井秀徳ZAZEN BOYS)らとライブハウスで共演。09年にはダンス・カンパニー BATIK の黒田育世との共同制作となる舞台『ブ、ブルー』を川崎市アートセンターにて上演した。最新刊は対談集『フルカワヒデオスピークス!』。現在は書き下ろし掌編を毎週発表する『4444』を KAWADE Web Magazine にて連載中。
http://mag.kawade.co.jp/4444/

市川真人 (いちかわ・まこと)
1971 年東京都生まれ。百貨店勤務を経て99年から雑誌『早稲田文学』に携わり、同誌の批評誌化(01年)や文芸誌初のCD−ROM(02年)やDVD(08 年)添付、日本初の全国版フリー文芸誌「WB」(05年)などの企画を手がける。早稲田大学日本大学ほかで教壇に立つほか、TBS『王様のブランチ』にブックコメンテータとしても出演中。並行して00年から、批評ユニット「前田塁」の活動を開始、文学を軸にスポーツやギャンブル、社会分析やメディア論までを論じる。おもな著作に『小説の設計図(メカ二クス)』、『紙の本が亡びるとき?』など。