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2006-01-09 乱世の奸雄 このエントリーを含むブックマーク

世の中には、トンデモさんといわれる方々がちょくちょくいらっしゃいます。

いわく、相対性理論アインシュタイン妄想である」

いわく、南京大虐殺中国捏造である」

いわく、「集団登校の児童の列に車が突っ込む事故は、国家権力の陰謀である」

いわく、アポロ宇宙船は月へ行っていない」


この辺は「と学会」の本をいくつか読めばゲップが出るほど味わえます。


で。


ビリーバーの皆さんというのは面白いもので、いかに完全に論破されたとしても滅多に自分の誤りに気付くことがありません。

この本には、20世紀前半の欧米を中心としたトンデモさんが取り上げられています。

進化論に対する攻撃としては、最近話題になったインテリジェント・デザイン説とほぼ同じ主張がダーウィンの時代からずっと続けられています。

1926年には、イギリスのヒレーア・ベロックというカトリック教徒が、H.G.ウェルズの「世界史概観」を攻撃する本を出したことがありました。

世界史概観(上) (岩波新書)

世界史概観(上) (岩波新書)

ウェルズは、これに対して「ベロック氏は反論する」という返答を出版しました。

その本は、マーティンガードナーいわく

「怒りながらもおかしみを感じさせる気分で書かれており、論争のお手本とでもいうべき小傑作である」

文学的論争の歴史上、これほど決定的勝利をおさめた例はほとんどない」

というほど完全にベロックの主張を論破していたものでしたが、面白いことにベロック「ベロック氏はなおも反論する」という反論のパンフレットを出版して、さらにドツボにはまるという事態になったそうです。



論破というものは難しいものです。

どんなに正しいデータや確実な根拠によって妄想を論破したとしても、相手が自分の敗北を知覚できなければ、本当に論破することはできません。

論破される側にもそれなりの能力が必要なのです。



さてさて。

「論破される能力を持たない」人物の実例を挙げておきます。

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この一連の記事は、id:Leiermannさんの書かれた記事はてなダイアリーに対して、「ゆがんだはしご」さんがうつ病なんて病気存在しない。単なる甘えだ」と書かれたのを巡ってなされたやり取りです。

すごいのが、Leiermannさんやτさんがいくら資料やデータを示してもまったく動じないということ。


…いやぁ、強い方ですねぇ。

記事中で、こう書いておられます。

可笑しいと思う事に対して、ありのままの意見を述べる事を恥じる事など無いですよ。

ヴァカはヴァカなりでイイですよ。難しい論理を組み立てる必要も無いですよ。言いたい事を、感情のままに発信するのが、個人ブログの特権なんですよ。

自分の記事を批判されるとこう言っていらっしゃいますが、だったらなぜ他人が感情のままに発信した記事を批判したんでしょうか


「俺は他人を感情のままに批判するが、他人が俺を批判することは許さない」

というのは、みんな本音の部分では持っていることでしょうが、それを高らかに宣言されるとちょっと困ってしまいます。


そういえば「三国志」のはじめの方で、曹操「俺が天意に逆らっても、天が俺に逆らうことは許さん」と言ってたなぁ、と思い出したのでした。

横山光輝三国志大百科 永久保存版

横山光輝三国志大百科 永久保存版

きっとこの方も、乱世の奸雄となる方なんでしょう。

LeiermannLeiermann 2006/01/10 01:16 応援ありがとうございます……、が、私、引用元の記事を「感情のままに」発信したつもりはございません。できるだけ客観的に書いたつもりだったのに、うう……(泣)。
冗談はともあれ、「人類の月面着陸はあったんだ論」という本があったのですね。題名に爆笑しました。

washburn1975washburn1975 2006/01/10 01:27 はじめまして、一連の流れは見させていただいておりました。
いやぁ、すごかったですねぇ。

今後がちょっと怖くもあります。

fabricefabrice 2006/01/10 01:36 なんか強烈ですね。僕のブログで紹介してた「ゲッタウェイ」という小説のルディという登場人物はまさにこんなタイプでした。

bluefox014bluefox014 2006/01/10 04:23 はじめまして。南京事件のブログをやっている者です。

エメラルドエメラルド 2006/01/10 19:27 ん〜南京大虐殺についてはかつては私も完全肯定派だったんですが・・・。
今の中国の教育方針や対日感情を熟慮すると、慎重にならざるをえません。
『黒い太陽731』での生体解剖シーンには本物を使ったといわれていますが、
本当だとするとマジやり過ぎでしょ。観た時エラい生々しいなと、軽い嘔吐感
をおぼえたのを思い出します。

washburn1975washburn1975 2006/01/10 21:35 >fabriceさん
強烈ですねぇ。こういう人物を創造するのも大変だったでしょうねぇジム・トンプスン。

>bluefox014さん
はじめまして。そちらのブログはちょくちょく見せていただいてました。参考になります。

そちらでも、「論破される能力のない」人の相手をされていることと思います。中国人の発言というだけで、何の根拠もなく「捏造キタ―――――(°∀°)―――――」とか言い出す人たちにツッコミを入れるのは大変でしょうね。

これからも頑張ってください。

>エメラルドさん
「黒い太陽731」は残酷モンドムービーの大傑作だと思います。描かれていることが歴史的に事実かどうかは自分にはまったく興味ありません(笑)

dd00269968dd00269968 2006/01/10 22:16 washburn1975さん。新年明けましておめでとうございます。年末年始と大変お世話になりました。今年もどうぞ宜しくお願いします。(遅れましてすいません・・・)』

washburn1975washburn1975 2006/01/10 22:18 おめでとうございますm(__)m
一応、バトンが回っていってるのでヒマなときにでもなんか書いといてね。