泣いた吸血鬼

昨日は、両親を連れて山形県の米沢〜南陽方面をドライブしてまいりました。

米沢では、上杉謙信を祀った上杉神社にお参りしたり、近くにあるラーメン店で米沢ラーメンを食べたり。

ラーメン店の店頭に、ケロロ軍曹の手描きPOPが飾ってあるのがちょっと不安材料でしたが、味はまずまずで一安心。

軍曹が「米沢ラーメンおいしいであります!」と敬礼しているイラストだけならまだいいんですけど、タママ二等兵が「軍曹さん、ぼくのラーメン食べましたね!」と血走った眼で睨むというのはかなりの不安材料でしょ。明らかに作品への愛情が感じられるもの。



宮城県との県境近くにある高畠町は、浜田広介という童話作家の出身地らしく、あちこちに記念館の看板がみられました。


って、誰なのか知らないんですけどね。誰ですかそれ。


看板には「日本のアンデルセン」と書いてあるんですが、

HELLSING II〈初回限定版〉 [DVD]

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ちょうどこれを借りてきたところなので、どうしてもあの「首斬判事」「天使の塵」(エンジェル・ダスト)「銃剣」(バヨネット)聖堂騎士(パラディン)の異名を持つ、アレクサンド・アンデルセン神父の日本版を想像してしまいました。


まぁ2巻はキチガイ兄弟が主役で、アンデルセンは出てこないんですけどね。



調べてみたら、浜田広介は「泣いた赤鬼」を書いた人でした。

泣いた赤おに (小学館文庫―新撰クラシックス)

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鬼が泣くな。
泣きたくないから鬼になったのだろう。