筋肉モリモリマッチョマンの変態だ

最近のネットでは、やたら『コマンドー』の人気が高いのですが、いつの間にそんなに広まったんだろう。

吹き替え版のセリフはすっかりネット用語として定着し、「面白い奴だな、気に入った。お前を殺すのは最後にしてやる」「どこで使い方を習った?→説明書を読んだのよ!」「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」「来いよベネット!」などがよく見られるようになりました。とくに人気が高いのが「いったい何が始まるんです?」で、主人公でもカービー将軍でもない、名もない通信兵が語ったセリフにも関わらずこの映画を代表するセリフになってしまっています。


んで、近所のTSUTAYAで吹き替え版を収録したDVDが売られていたんですよ。


さっそく買おうと思ったんですが、一枚1800円の商品が、ワゴンの中から三枚を選んで買えば3000円のセールをやっていまして。


どうせだったらコマンドー』と『プレデター』『レッドブル』のシュワルツェネッガー三本立てにしようかと思ったのですが、ぼくは別に淀川長治先生ではありませんし、『プレデター』と『レッドブル』は置いてなかったので、別のDVDを探すことにしました。

レッドブル [DVD]

レッドブル [DVD]

(ちなみに現行版『プレデター』DVDには吹き替えが収録されているが、カール・ウェザースの声が内海賢二じゃないので大いに不満である。テレビ放送版では内海賢二だったがそちらではシュワが屋良有作。どこかで、シュワ=玄田哲章:アポロ=内海賢二の完全版を作ってくれへんやろか)

えーとですね。


DVDって、持ってる商品か持ってないか、お店でとっさに判断がつかないことってありません?


とくに古い作品の場合、劇場で観たのか、VHSレンタルで観たのか、DVDレンタルで観たのか、VHSソフトを持っていたか、DVDソフトを持っているか、これらの記憶が曖昧になっているので、欲しい作品があっても「これ持ってたっけ?」という疑問が解決できず、けっきょく買わないで帰ることがよくあるんですよ、ぼくの場合。


最近はDVDも安くなり、レンタルアップの中古やワゴンセールなどでは一枚500円ぐらいで買えることもあります。そうすると、買ったこと自体を忘れてしまいがちなので、ますます「これ持ってたっけ?」の危険度が高まるんですね。その上、今年からHDDレコーダーまで導入してしまったので、もう収拾がつきません。


というわけで、悩んだ末に『エイリアン』と『エイリアン2』を買ってきました。これは確か買ってなかったはずだし、万一ダブっても友だちに『エイリアン』ファンがいるので、引き取り先は確定です。

それにしても、『エイリアン』『エイリアン2』『コマンドー』という組み合わせは、我ながら35歳の大人とは思えないラインナップです。同い年の友だちは「『おくりびと』良かったねー」とか言ってるのというのに!