Be Kind Rewind

福岡県の変電所で、こんな事件があったとのこと。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110813-OYT1T00356.htm

変電所から叫び声…上半身裸の侵入男が感電

 13日午前3時50分頃、福岡県古賀市美明1の九州電力古賀変電所の敷地内で、男が大声で叫んでいるのを近くの住人が聞き、110番した。


 県警粕屋署員が駆けつけると、男は上半身裸で全身にやけどを負っており、病院に搬送された。男は設備に触って感電したとみられる。


 九電によると、同市と同県新宮町の計約9800戸が午前3時35分から約2分間停電した。粕屋署は建造物侵入の疑いで調べている。


 同署の発表によると、同県福津市の無職の男(51)。有刺鉄線付きのフェンス(高さ2・3メートル)を乗り越えて侵入したとみられる。搬送時には意識があり、「友人とけんかしてむしゃくしゃしていた」と話していたという。


(2011年8月13日12時37分 読売新聞)

ダメだ、どうしても無職の男(51)がジャック・ブラックで脳内再生される。

ミシェル・ゴンドリー監督の『僕らのミライへ逆回転!』(それにしてもひどい邦題である)では、ジャック・ブラック発電所に侵入して感電し、磁力人間となって、近所のレンタルビデオ店のビデオ(つぶれかけの店で、ビデオテープしかない)をぜんぶ消去してしまいます。『ファイト・クラブ』のメイヘム計画と同じですね。


困ったジャック・ブラックたちは、お客をごまかすために自分で『ゴーストバスターズ』や『スター・ウォーズ』などを勝手にリメイクして貸し出すのですが、それがかえってウケて店は繁盛するものの、映画会社からクレームがついて……というお話で、ジャック・ブラック下呂を吐く場面はあるものの全体的にブルージーでしんみりした映画でした。


この福岡県の人も、友人とけんかして暴挙に出たそうですが、仲直りして自作映画でも作ってもらいたいですね。