夏の麺喰い話

今週のお題「夏の食事」
夏の食事といえば何といっても冷たい麺にとどめをさすところであるが、そうめんをめんつゆで食べているだけでは味にパンチがなく、「食った!」という満足感にほど遠い。脳にガッツリくる刺激がなく、腹だけがくちくなるというのは避けたい。


そんなとき、ワスは特製の肉みそそぼろを作って、これをシマダヤの流水麺(ゆでてパック詰めしてあるので、水洗いしてほぐすだけで食べられる)に絡めて食べるんである。麺はそうめんでもうどんでも中華麺でもきしめんでも、何でもかまわない。


「流水麺」|めんのシマダヤ〈味〉なウェブ
最近はハサミを使わなくても開封できるようになり、ますます手軽で便利だ。


材料(4人家族ならこれで2日ぐらい食える量である)

  • ひき肉(豚でも牛でもあいびきでも、何なら鶏肉でもいい。もしアレだったらもめん豆腐をつぶして使ってもいい):300g
  • 玉ねぎ(長ねぎのほうが感じが出るが、玉ねぎのほうが安いし味もそんなに変わらない):1個 (※長ねぎなら2〜3本ぐらい使おう)
  • にんじん:0.5本
  • にんにく:3かけ
  • 砂糖:大さじ1ぐらい
  • 焼肉のたれ:100ccぐらい (※ワスはエバラ黄金の味を昔から愛用しているが、要するに甘辛味ならなんでもよい)

エバラ 黄金の味 中辛 400g

エバラ 黄金の味 中辛 400g

  • みそ(赤みそでも白みそでも八丁みそでも、お好みで):大さじ2ぐらい
  • 豆板醤:小さじ2 (※コチュジャンでもいい。その場合は量を増やす)

  • 卵:3個
  • ごま油:適量

手順

  • 玉ねぎとにんにくをみじん切りにして、にんじんはすりおろす
  • 中華鍋もしくは深めのフライパンを熱してごま油をしく
  • にんにくをまず炒めて、香りが出たら玉ねぎとにんじんを投入
  • お玉やフライ返しでよく混ぜながら炒め、玉ねぎが透き通ってきたらひき肉を投入
  • よく混ぜながら炒め、肉に火が通ったら砂糖を入れる
  • 焼肉のたれ、みそ、豆板醤を適当にぶちこみ、味見をしながら濃い目に味付けをする
  • この辺で流水麺を水洗いし、皿に分けておく
  • 鍋に卵を割り入れて、とろりとするまで混ぜながら火にかける
  • 卵が半熟になったら、麺の皿にぶちこみ、よくかき混ぜてワイルドにすする


これだけで、パンチがあってワイルドな食べ応えになるんである。


野菜は好みによって何でも足せる。なすやズッキーニを細かく刻んで、加えて炒めてもうまい。缶詰のカットトマトを加えるとミートソース風になってこれまたうまい。


ただしこのメニューには欠点があって、麺を食べ終わってもお皿に具がいっぱい残りがちなのだ。
そんなときは、肉みそがたっぷり残ったお皿に熱い飯をぶちこみ、ワイルドにかき混ぜてワシワシ喰うのがよい。
ご飯を炊くのが面倒な場合は、パックのご飯を使うのもよろしい。

サトウのごはん 新潟県産コシヒカリ 200g×20個

サトウのごはん 新潟県産コシヒカリ 200g×20個


たぶん1食では食べきれないので、残ったらタッパーに保存し、お弁当やおにぎりの具にしてもうまいんである。
ぜひいちどお試しください。