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WASTE OF POPS 80s-90s

9999年01月01日

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2017年01月16日

台湾行ってきました。
行ってからの件は次回以降、今日は機内でようやく「君の名は。」を観ることができたのでそっち。

ざっくりと若者たちには大人気、でも映画をよく知っている年配者にはあまり受けがよくない、という状況をそれなりに把握しながらの視聴でしたが、そうなることが最終的にはすげえよくわかった気になりました。

端的に言ってしまえば、モスキート音のような映画だと思ったんです。

正直、始めのうちはフィクションとはいえあまりに共鳴できるポイントが少なすぎ、気持ちとしては半ば俯瞰するように画面を眺めておりました。でもそうやって観ているうちに、ああ、ダメなのは映画ではなくこっちのせいだ、「恋愛に対して本気で夢を持てる人」にとってのこの物語は、途轍もなく素敵なファンタジーたりえるのではないか、そして自分にとってはもう決してそうならないのだ、と思うに至りました。

私はおっさん&バツイチでありまして、まだ完全にこれからを諦めたわけではありませんが一度ずっこけていることもありまして、恋愛沙汰についてはそれなりに現実を考えたり打算的になったり、諸々の事情を折り込みながらということを前提にしなければいけないお年頃なわけです。

たとえば作中、少しだけネタバレですが「目の前に存在していて恋愛感情を持っていたこともある、関係性として今もまんざらではなさげな女性が一緒についてきてくれる中、本当に好きかどうかも会えるかどうかもわからない女性を探しに行く」っていうのが象徴的なところだと思うのです。
先輩は完全に三葉との対比としてリアルを伴って置かれている存在であり、もうそれ、現実的な判断で考えたらありえないじゃないですか。それなりの落としどころがあるのに何でそっち行くんだと。

でもそういう状況を「ありえない」と思うような、散々生きて男女関係に打算や損得等の合理性をある程度でも見出してしまった人間には、この作品のコアは恐らくその後も一生わかんないと思うのです。実際ここまで書いてきて作品として個人的に純粋にどうよと問われれば「まあよかったかなあ」ぐらいですし、熱狂的に支持している若い子たちの気持ちなんてもう金輪際わからんのですよ。悲しいことに。

これまでの蓄積も多くなく、今後何が起こるかどういう体験をするかもわからない状態で、ただこの先への闇雲な理想を持った自分・自分たちを、このひたすらファンタジックで、でも気持ちの機微だけは何だかリアルなストーリーと重ね合わせる。それは、できる人にとっては多分とんでもなく素敵な体験だろうなと。想像するだけですがとても羨ましく感じます。

おっさんでこの作品を絶賛できる方は、まだ恋愛に対して夢を持ち続けられているか、映画に対していわば神の目のようなものを持っているのではないかと。それも羨ましい。

とりあえずこの映画を語る際に「小林聡美」とか「原田知世」というワードが出てきたおっさんの大半は本質わからないと思うので、おとなしくこっちに来てください。同志です。


あと、RADWIMPSの曲が馬鹿売れするのもわかった。あんな絶妙なタイミングで映像が完全に曲を生かした形になって怒涛のように流れるんだからそりゃ心に来ますわ。
正直RADWIMPSは「アルトコロニーの定理」あたりがピークで、あとはそこまでに捕まえたファンを相手にしながら細く長くやっていくのだろうと思っていたら、ここに来てこんなことに。

昨年の星野源は、もうドラマの主題歌なんぞそれで馬鹿売れすることはもうないだろうよ、という現状を覆してきましたが、どこでどういうバズり方をして売れるのか正直もう全くわからん。少なくともここまでの経験値ベースで想像してわかったような気になっていたら、死ぬ。

2017年01月12日

ぼへっと単発で思い付いたいくつかを関連付けする試み。

チャネルは変わってもいまだ「コミュニケーションツールとしての音楽」は有効である。

要するに「アニソンに強いJOYSOUND」みたいな話になって以降のカラオケは「同じクラスタ内での共有」という範囲に留まりがちな一方で、「歌ってみた」「踊ってみた」の方がクラスタを越えうる力を持つ可能性は高くなっていて、それに本格的に火が付くと「フォーチュンクッキー」「恋ダンス」「PPAP」になる。

その発信はあまりに作為的なバズだったり商業的な部分が見え見えだと忌避されることもあるが、アーリーアダプタの後ろの方あたりにまでたどり着くことができれば、それ以降は作為的か否かにかかわらず露出の増加によって拡大が可能であるという印象。

「踊ってみた」で真似してもらうには難度が低い方がいいはずだが、「恋ダンス」のように「踊りきることがコミュニケーション上のステイタスになる」という場合もあり、一概には言えない模様。

既に「踊ってみた」は事例が多くなっているため、次に狙いどころにできそうなスタイルは「歌ってみた」で替え歌として勝手に思いついた歌詞をカスタマイズして放り込みやすいもの、正味バラクーダ「日本全国酒飲み音頭」的な形式の歌ではないかと思う。「単項目羅列系ソング」と広く捉えれば既に西野カナが取り入れて成功しているスタイルですが、「替える」という行為を広く意識付けすることができればどうかするかもしれないなあ、と。

ということを主に昨年末、若い子たちに幹事を任せた結果、PERFECT HUMANも恋ダンスもPPAPも全部出てきた賑やかな会社の忘年会で、お酒を飲みながらぼんやり考えていた次第でございます。一番好きなピコ太郎は「ヒヨコ選別」です。

明日から毎年恒例、おっさん5人で台湾行ってきます。

2017年01月10日

1月6日分の補足。
以下、結局FORCE MUSICのフルディスコグラフィ。

04/26 まねきケチャ / きみわずらい/妄想桜
05/03 椎名ぴかりん / 魔界心中/MITSU TO BATSU
05/17 アリスインアリス&フレンズ / スペース☆ラブリーチュートリアル/魔銃ドナークロニクル
05/24 CoverGirls / 星降る夜の通り雨
05/31 ILoVU / FLY HIGH/FIVE STAR STORIES
06/07 マボロシ可憐GeNE / 最強純情DNA/キミは何色?
06/21 ラブアンドロイド / 秘密のアプリ〜PiPiPi〜
07/05 まなみのりさ / 真夏のエイプリルフール/Results
08/09 アキシブproject / Summer Summer/セツナツリ
08/16 drop / 星のない夜だから/帰っておいで
08/30 さくらシンデレラ / 夏恋クレシェンド/Marvelous Rain
09/20 Tokyo Cheer2 Party / 進化系乙女道/約束のダイヤモンド
10/18 まねきケチャ / タイムマシン/SPLASH
11/01 KRD8 / 君と僕の唄/花蝶願舞

10月以降のリリースについてはサイトでも一切告知なく、そもそもこれだけ抱えていて夏までは毎週のようにリリースがあったにもかかわらず、結果としてまねきケチャ以外2枚目のリリースにすら辿り着いておらず、後からだから言えることですが秋の時点でこれだけ見ても相当怪しかったわけですね。

昨年1月に発足して春から本格的にリリースやら企画の活動を開始したわけですが、それと並行するように4月からテレビ埼玉で「オサレガール」「ウタ娘α」という2つの女子アイドル番組の提供を開始したものの、双方1クール6月で終了しています。

元々1クールのつもりだったのかもしれませんが、レギュラーだったアフィリア・サーガのユカフィン・ドールは辞めると言ってみたり延期してみたりしていますし、ラブアンドロイドは、6月中の段階でグループごとFORCE MUSICのサイトから撤去されてなかったことになるわ、番組に出ていた2人はまだ在籍しているものの、最大7名だったメンバーは3人まで減るわで大変なことになっていますし、結局この番組の関係者で唯一成功したのは古坂大魔王だけです。というか、彼がここらへん一帯の運気を全部吸い取ったのではないでしょうか。


あと、淡路島に次ぐアレな事態となったCLASSIC ROCK AWARDSの方では、詳細な経緯が発表されるに至り、よく読むとKlab以上に世界的な主催団体のひとつであるTEAM ROCKの方が主にやらかしていたことがわかるのですが、その発表直前に経営破綻を発表して実質上トンズラ状態になっております。

もうこっちもいろいろと闇が深そうです。つうか闇深くなかったらそもそもこんなことなってないよね。

2017年01月09日

紅白歌合戦の件。
相当あれこれ言われていますが、私が今回強く思ったのは「遂に本格的に『番組の格式』を捨てにかかったんだな」という点。

今回は本進行以外にゴジラとタモリ&マツコがあり、結果として三重の流れがあったわけですが、その絡ませ方は完全にバラエティのそれでありまして。
本来ショーとして見せてはいけない舞台袖は愚か格納されていく水森かおりまで映してしまい、本来芸能人司会のサポートとして確実に締めなければいけないNHKの総合司会が率先してふざけに行く。
タモリ&マツコの本編への交わり方は、紅白ではありえなかったラストも衝撃的でしたが、あの忘れた頃にちょいちょいカットインしてくるというやり方は、従来の紅白よりもむしろ日テレの裏番組のサンシャイン斎藤の方に近い。
シン・ゴジラの記者会見の時の手話のぶっこみ方も、NHKが自己パロディしているようにしか思えない仕上げっぷりでしたし。桐谷健太からAIの流れにはきっとauからお金が出ているし。たぶん。

大御所をバサバサ切っていったのもそうですが、ここまで「格式ある番組」という位置付け故に動けなかったところやれなかったことは山ほどあるわけで、今年はそこを全部取っ払ってとりあえずトライ&エラー上等の方針で臨んだ結果があれだったんじゃないかなと思うのです。
2015年までのようなスタイルでずるずる中途半端に行くよりはここで切ってしまってよかったと思うし、結局近々で一度は通らなければいけなかった道なのではないかと。実際問題としてエラー多すぎましたけど。
それでも、タモリ&マツコはサイドストーリーをもう少しだけでも作り込んで匂わせることができたら相当面白いことになったかもと思います。

結局、出演順以外で「格」を感じたのは、オープニングの時に司会の後ろ、カメラに入る位置に立っていたのが、紅組が石川さゆりと松田聖子、白組が五木ひろしと郷ひろみだったあたりくらいでしょうか。
大御所の切られっぷりと、今回お笑いの人からのいじられっぷりから次は五木ひろしが切られるかという声もいくつか聞きましたが、彼は毎年何かエクスキューズがない限りその年のリリース曲を歌っていて今回も新曲でしたし、そこらへん流行歌手であることの矜持だと思っているのですが、ただそれが今後NHK的には承諾できないということがあった場合、本人が紅白にこだわるのであれば、石川さゆりばりに毎年「長良川艶歌」か「契り」あたり、過去の有名曲の中でも「大きめの歌」を繰り返すことであと5-6年は行けるわけで。なので、リスクとしては坂本冬美の方が先だと思います。
ただ、流行歌手として生きていけないということであれば紅白には出ないという判断も本人にはあるかもしれませんし、正直わからないですが。

それよりも私が何よりも今回一番酷いと思ったのは、AKB48の紅白選抜で選ばれたものの、AKB48本体の出場時間が21時以降であるため、年齢の関係上参加できなくなったHKT田中・矢吹2名の扱いの最低さ。
そもそもそうなるなら選抜候補に入れるべきでないわけで、タイムテーブルの編成班と紅白選抜の企画班とのコミュニケーション不足のためにこうなったのであろうことは容易に予想が付くのですが、その救済として2名は天童よしみのバックでダンスすることになったものの、メインの踊り手さんとしてめちゃめちゃ華のある状態で本田望結ちゃんは既にいるわ、更に20名以上のバックダンサーが右へ左へ踊るわで、その既に決まっていた動線を邪魔しない場所に置かれて、最後にちょっとだけ前に出してもらうまではただ何となく扇子を振って体ゆすっているだけという有り様に。
というかそれも副音声で説明されて気が付けたことで、そもそも本音声ではロクに紹介すらされない。これ本当投票した人は暴動起こしていいレベルですよ。

で、副音声の方は相変わらず最初の方だけですが、本選には出場しないのにがっつり入っている西川貴教さんが最強。
以下、気になった掛け合いをざっくり書き起こして終了。

(Puffy登場時)
設楽「西川さん、Puffyどっちが好き?」
西川「言いづらい!」
日村「言えよ!」
西川「どっちかつったら吉村さんかなあ」
日村「俺亜美! 俺亜美!」
西川「おめえの趣味は知らねえよ!」

(E-girls熱唱中に)
日村「E-girlsの後ろにいる女の子誰?」
西川「ギリギリガールズ?」
設楽「ひとり霊感の強い子がいてね…」

(miwa熱唱中に)
設楽「西川さんここまでということで」
西川「まだまだいたい気持ちいっぱいなんですけど」
日村「もうお家帰んな…」
西川「帰ったって犬しかいねえんじゃ…」

(Sexy Zone熱唱中に)
設楽「(副音声サポートアナの)橋本さんて相葉くんの大ファンなんだって?」
橋本「ええ、心から応援をさせていただいております」
設楽「(日村に)相葉くん大好きなんだって」
橋本「ええ、心から応援をさせていただいております」
設楽「何かNHKのアナウンサーらしい対応だね」
橋本「ええ、NHKのアナウンサーですから。心から応援をさせていただいております」

(SEKAI NO OWARIのステージを観ながら)
設楽「素顔出してるの3人しかいない」

(三代目の光のダンサー演出を見て)
日村「何だこれ凄いぞ!ラスベガスがやって来ちゃったよ!」
橋本「渋谷じゃない!」
設楽「でもWelcome To Tokyoって言ってるんだよね」
日村「渋谷だね。東京だねこれ」

(郷ひろみと土屋太鳳が抱き合った時に)
設楽「あの間に入りたいね」

(水森かおりの背後の布が持ち上がった時)
設楽「何何何? 巨大スカートめくり?」
日村「向こう今パンツ」
設楽「見えちゃうよ」
橋本「見えない!見えない!」

(いきものがかり演奏終了のあたり)
橋本「今年は水野さん止められなかったらしいですね、そういえば。警備員に」
設楽「ああ、毎回止められるっていう」
日村「止めないでよ」
設楽「止められ顔ってあるからね」
日村「ああ、あるある実際」

(RADWIMPSの曲振りの時)
日村「俺RADWIMPSを『君の名は。』で知ったから」
設楽「俺もそうだよ。俺も日村さんの名前それまで知らなかったもん」
日村「俺のこと言ってたの? これまで二十何年、何だと思って俺横にいたの?」
設楽「カエルと…、あれ?入れ替わってる!?」
日村「♪前前前世から〜」

(RADWIMPS演奏中)
設楽「新海監督の映像どこで来るんだろう」
設楽「新海監督の自撮りとか映ったら。『どうも、新海でーす』とか」
日村「いや、結婚式じゃないんだから」
設楽「紅白出場おめでとうございまーす」

(RADIO FISHのあっちゃんの登場を見て)
日村「不良の成人式みてえだな」

(AKBの前説の時)
設楽「野呂佳代入ってんのかなあ」
日村「野呂佳代は入ってないんだよ」
橋本「ちょっと確認していただいて」
日村「確認しなくていいよ」

(大竹しのぶの歌前のVTRの時)
設楽「すごい人数の人が今一斉に何か、紙吹雪とかがあったらモップ隊がね、暗い中懐中電灯でやったりね」
橋本「モップ隊だけで10人くらいいますよね」
設楽「そういえば昔HAPPA隊ってあったけどね」

(東京五輪三宅選手のオムレツの映像中)
設楽「腹減ったなあ」
橋本「もう10時半すぎてますもん」
設楽「(オムレツ映像)うわあ、うまそうだなあ」
日村「うまそう」
設楽「今何食べたい?」
日村「俺今…チャーハン」
設楽「オムレツだろ!」
設楽「何であれ見て」
橋本「今ちょっとびっくりしました」

(副音声に星野源が来た時)
設楽「ヒゲダンスがよくてさー」

2017年01月06日

フォースミュージックのCDが軒並み廃盤に また、サイゾーが「フォースミュージックは倒産」と断言 さらに、Jewel*Marieeがデビューする新レーベル「Aglaia」がフォースミュージックに酷似と話題

FORCE MUSICが詰んだ模様です。
昨年の5月の段階でこういうことを申し上げましたが、それでも淡路島の負債を抱えたまま年を越せなかったのだなあという単純な結論にするのは早計ではないかと思わせるほど謎と闇に包まれている状態でのこれ。

というか、これまでレコ屋やレーベルの倒産破産を見てきた感覚で言えば、通常の倒産破産なら債権保持の一環としてサーバの権利もとっとと持っていかれてNotFound状態になるのですが、まだ見えてるし。
12月中旬に一度見えなくなったことがあり、その時点でもしやという声もあったのですが結局その日のうちに復旧したわけで、でも今となってはあれも一体何だったんだという。

入れ替わるようにして立ち上がったAglaiaですが、確かにサイトのソース見てると似ているし、Twitterが会社の立ち上げ関連とかレーベルの方針とかそういうの一切なくJewel*Marieeの紹介しかしてないのも新興レーベルのアクションとしてはあんまり考えられないし。

とはいえ、「メジャー」宣言含めていろいろ言ってしまっていたFORCE MUSICよりはまだ真っ当というか、同じ轍を踏むまいと言葉少なめにしている感は何となく伝わってまいります。とにかく真っ当にビジネスやっていただければ何も言うことはないのですが、でも正直今のところは不安の方がでかいよ。

紅白はまだ見返せていない。

2017年01月04日

紅白は副音声で見返せていないので、とりあえず2016年の10枚。

宇多田ヒカル / Fantome
紅白の彼女を観て、初めて「藤圭子の娘だ」と思いました。
ここまで閉じていて、死の匂いしかしない音楽がこれだけ売れてしまう現代日本はどうかと思うのだけど、開いた音楽だらけのヒットチャートの中、ひとつやふたつはこういうのが売れた方がやっぱり健全だとは思うのです。




スカート / CALL
この音も端正ではあるけど圧倒的に閉じた音楽。でも過去に遡って考えても、職人的な感性で作り出されるいいポップソングって概ねそういうもんだよね。
Pixiesの新作もまあまあよかったし、Modern Baseballの3rdもよかった。今後もジャケ買いならぬ「デブ買い」してもいいレベルで、デブが前に出てくるバンドはだいたい最高だと思います。






Galileo Galilei / Sea And The Darkness
作り手がラストアルバムと意識して作られたラストアルバムの凄み。最近の日本のメジャー所属のバンドが普通にできるミックス処理ではありえない音のバランスの塩梅。うまい位置取りができれば大化けもできるバンドだと思っていたのですが、残念です。




リーガルリリー / The Post
ここまで生々しく、演者のこれから先が見えない音源は他にそうない。ライブ観ても一切先が想像できない、圧倒的に「今鳴らされている」音。こういう危うい音もあっていいじゃないか。




sora tob sakana / sora tob sakana
amiinA / Avalon
2008年末から2009年初頭にかけて大阪のローカルアイドルamUを押しまくっていました。その唯一のアルバムとなった「Prism」はここに至るまで自分内のアイドル史上最高のアルバムだったのですが、2016年遂にそれを越えてくるアルバムが2枚も出てきたわけですよ。

sora tob sakanaはグループ自体のストーリー性が薄い分を、あり得ないレベルで強度の高い演奏とジュブナイル的な歌詞世界で十二分にカバーするだけの独特の世界観を構築していて、amiinAは新メンバーmiyuちゃん加入後のビジュアルや歌詞世界の全てが彼女のイメージを通じて一点に収束されていった感じが凄まじく、その世界観の位置付けの巧さの結果として、どれだけ音楽性を高くしてもそのアイドル性が全く失われていないところが特筆したいところ。
この2組はライブパフォーマンスも大変に素晴らしいのがポイントでありまして、だから「アイドル」の呼称を否定して「ダンス&ヴォーカル・グループです!」って言う人はそれは別に構わないんだけど、それで楽曲もライブもアイドルとして本気で活動している子たち以下だったらそれは何なのですかってことですわ。






DIIV / Is The Is Are
ブルックリンのネオサイケ馬鹿一代の2枚目。前作が評価されたためかもう揺るぎなく馬鹿。今年は本家ロンドンからも近い傾向のバンドPalaceが頭角を表してきたのですが、聴き比べるとDIIVは間違いなくアメリカのカルチャーなんだなとは思うようになりました。






Original Soundtrack / Sing Street
映画本体もいいですが、サントラは元Danny WilsonのGary Clarkのいい仕事です。80年代に当時のヒット曲に影響を受けて作られた当時の新曲という体のオリジナル・ソングの数々がいろいろと最高です。




Bon Iver / 22, A Million
前作でグラミー賞取った時に「神秘的」とか「荘厳」とかそういうスピリチュアルな物言いされたのが気に入らなかったんじゃないでしょうか。今作でのサンプル音とノイズを切り貼りしまくったイビツな作りはそうじゃないかと思うのです。でもトラックがそれ故に歌とメロディの強さがむしろ前作以上に際立っている感が。




ABC / The Lexicon Of Love II
2016年のThe 1975の何が面白かったって、テーマを80年代として本当にそういう作りになっていて、リアルタイムのそういう音は良識派ロックファンからはうんこだクズだと罵られていたのに、何故か2016年の彼らがそういう音を出すとロックの未来だ的に褒められているところ。実際ChainsmokersとかBastilleとかも過去の音との折り合いの付け方という点では近いバランス感の上に乗っている音で、今の世界の気分はこういう感じなんだろうと思いつつ、でも私はそういうのならもっとコテコテのが聴きたい。
だからデビュー30年以上経ってからいきなり原点回帰を掲げて、本当に当時まんまの怒涛のメロメロでロマロマな音を作り上げたMartin Fryはもっと褒められなければ駄目なのです。

2016年12月30日

2016/01/15 さよなら、また今度ね(解散)
2016/01/21 HARISS(活動休止)
2016/02/05 QAM(解散)
2016/02/06 my-Butterfly(解散)
2016/02/10 WaT(解散)
2016/02/11 カタモミ女子(解散)
2016/02/21 吉田ヨウヘイgroup(活動休止)
2016/02/22 THE MAN(活動休止)
2016/02/23 太陽族(活動休止)
2016/02/23 DuelJewel(解散)
2016/02/27 N'夙川BOYS(無期限活動休止)
2016/02/28 SAMURAI JACK UNIVERSE(解散)
2016/02/28 合法幼女症候群(解散)
2016/03/05 THE NAMPA BOYS(卒業)
2015/03/05 FLiP(活動休止)
2016/03/05 Head Over Heels(解散)
2016/03/06 LOUD GRAPE(解散)
2016/03/12 RynRyn☆ミどろっぷ(解散)
2016/03/14 ヒペリカム(解散)
2016/03/20 凛(解散)
2016/03/21 MAMADRIVE(解散)
2016/03/25 PENs+(活動休止)
2016/03/26 Kaleido Knight(解散)
2016/03/27 Pinkish(活動休止)
2016/03/31 Anny(解散)
2016/04/01 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団(解散)
2016/04/02 ボールズ(活動休止)
2016/04/02 RAM WIRE(活動休止)
2016/04/03 Trident(解散)
2016/04/07 The Flickers(解散)
2016/04/09 リンダ3世(解散)
2016/04/10 CoCoRo学園(解散)
2016/04/15 Cream n' Chrome(活動停止)
2016/04/17 ステーション♪(解散)
2016/04/19 DEXSTRINGs(解散)
2016/04/23 SCOTLAND GIRL(活動休止)
2016/04/24 放課後広カワ団(解散)
2016/04/29 BREATHE(解散)
2016/04/30 Clap!Clap!(解散)
2016/04/30 さくらんぼんBom(活動休止)
2016/04/30 スムルース(無期限活動休止)
2016/05/01 KAT-TUN(充電期間)
2016/05/01 HEAD SPEAKER(解散)
2016/05/14 perfect piano lesson(解散)
2016/05/19 BROWN SUGAR(解散)
2016/05/20 ARTEMA(解散)
2016/05/21 美女♂men Z(解散)
2016/05/26 BORN(解散)
2016/05/31 インフォメイト(活動休止)
2016/05/31 パノラマ虚構ゼノン(解散)
2016/05/31 ROLLICKSOME SCHEME(無期限活動休止)
2016/06/09 JELLYFiSH FLOWER’S(活動休止)
2016/06/12 プリティグッド!(活動停止)
2016/06/22 BOOM BOOM SATELLITES(活動終了)
2016/06/24 ブラックDPG(活動終了)
2016/06/27 SALIVAN(解散)
2016/06/27 ジュネス☆プリンセス(解散)
2016/06/29 Tokami(解散)
2016/06/30 ACATOCRO★(活動休止)
2016/06/30 乙女☆シスターズ(解散)
2016/07/01 カミナリグモ(活動休止)
2016/07/02 少女閣下のインターナショナル(活動休止)
2016/07/03 乙女新党(解散)
2016/07/05 THE SNEEZE(解散)
2016/07/10 ギルガメッシュ(解散)
2016/07/15 LAGOON(解散)
2016/07/30 フリカケ≠ぱにっく(解散)
2016/08/07 アイリス(解散)
2016/08/09 Lop Abuse On Somebody(解散)
2016/08/18 HaKU(解散)
2016/08/21 NiNi's(解散)
2016/08/26 ALTIMA(活動休止)
2016/08/28 オトメ☆コーポレーション(全員退社)
2016/08/28 カスタマイZ(解散)
2016/08/31 eimie(解散)
2016/08/31 GEZAN(活動休止)
2016/09/04 TRASH AUDIO(解散)
2016/09/06 モンソレイユ415(解散)
2016/09/11 ぽすてぃこ(解散)
2016/09/18 DOES(活動休止)
2016/09/19 ふれふれチャイムFes.(解散)
2016/09/21 つばさFly(解散)
2016/09/24 あぃかちゅ(解散)
2016/09/25 10COLOR'S(卒業)
2016/09/25 プティパ -petit pas!-(解散)
2016/09/26 SiS(活動中止)
2016/10/01 ユルリラポ(解散)
2016/10/04 平成琴姫(解散)
2016/10/10 DIV(解散)
2016/10/11 Galileo Galilei(終了)
2016/10/20 SIAM SHADE(完結)
2016/10/23 黒猫の憂鬱(解散)
2016/10/24 SHIT HAPPENING(解散)
2016/10/26 GALLETe(解散)
2016/10/29 ECCHU(解散)
2016/10/31 DaisukI(解散)
2016/11/01 SCREW(解散)
2016/11/01 Raphael(解散)
2016/11/03 まどもあ54世(解散)
2016/11/05 Trefle(解散)
2016/11/07 Peach sugar snow(解散)
2016/11/20 AiCune(解散)
2016/11/20 Aureole(解散)
2016/11/23 NIGHTMARE(活動休止)
2016/11/25 YOU GOT A RADIO(解散)
2016/11/26 TRUSTRICK(活動休止)
2016/11/27 group_inou(活動休止)
2016/11/28 Sel'm(解散)
2016/11/XX chouchou merged syrups.(解散)
2016/12/01 Lily(解散)
2015/12/03 ゲスの極み乙女。(活動休止)
2016/12/07 Suck a Stew Dry(活動休止)
2016/12/08 LONESOME DOVE WOODROWS(解散)
2016/12/11 驢馬(解散)
2016/12/12 KILLANETH(解散)
2016/12/20 Le Lien(解散)
2016/12/22 地球人(全滅)
2016/12/23 THE TON-UP MOTORS(活動休止)
2016/12/25 いちご姫(解散)
2016/12/25 グリズムstory(解散)
2016/12/28 Qomolangma Tomato(活動休止)
2016/12/29 HOME MADE 家族(活動休止)
2016/12/30 IdolPunch(活動休止)
2016/12/31 JMC(活動休止)
2016/12/31 FoLLoW(解散)
2016/12/31 Dream5(活動終了)
2016/12/31 ANGRY FROG REBIRTH(活動休止)
2016/12/31 SMAP(解散)

2017/01/01 NATURE DANGER GANG(活動休止)
2017/01/03 CAMOUFLAGE(活動休止)
2017/01/06 DREADNOTE(活動休止)
2017/01/13 校庭カメラガールツヴァイ(解散)
2017/01/14 Doll☆Elements(解散)
2017/01/15 グラムヘイズ(解散)
2017/01/18 SUNDAYS(解散)
2017/01/19 つばき(活動休止)
2017/01/23 シキサイパズル(解散)
2017/01/27 ドリィムアビリティ(解散)
2017/02/04 Story of Hope(解散)
2017/02/04 ミハレ(解散)
2017/02/11 MeteoroiD(解散)
2017/02/12 ハグレヤギ(解散)
2017/02/20 aquarifa(無期限活動休止)
2017/03/31 Prizmmy☆
2017/03/31 プリズム☆メイツ
2017/03/XX WHITE ASH(解散)
2017/04/22 或る感覚(解散)
2017/06/17 清竜人25(解散)
2017/06/XX ℃-ute(解散)
2017/XX/XX SHAKALABBITS(無期限活動休止)

今年終了。明日は例年通り紅白見ながらTwitterの予定。
よいお年を。

2016年12月28日

BOOKOFFの2016年のCD売上年間ランキング出てたんで見てみました。
正味、中古CDのランキングなんで毎年あんまり変わり映えしないんですが、去年から今年の変わらなさはなかなかに素敵なものがありまして、検索したら2013年以降の順位が確認できましたので並べてみました。
とは言っても、2013年は総合ランキング30位までで洋楽ランキングは別、2014年は総合ランキング15位まででジャニーズは別ランキング、2015年は総合ランキングのみで30位まで、2016年は総合ランキングのみで20位までと、毎年何かしら変わっていて、単純に比較させまいとわざとやってるんじゃないかとも思うのですが、まあそこは無理くり並べて。
ということで、Fが付いているのは洋楽ランキング、Jが付いているのはジャニーズランキングの順位です。

アルバム名前発売年2013201420152016
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1宇多田ヒカル200411111
Mr.Children 1992-1995Mr.Children20013752
海のYeah!!サザンオールスターズ1998115113
ALL SINGLES BESTコブクロ200613434
MESSAGEMONGOL80020014225
Mr.Children 1996-2000Mr.Children2001586
GREATEST HITS “THE SOUL”Dreams Come True200015577
RECYCLE Greatest Hits of SPITZスピッツ199910348
Smap VestSMAP200120J2169
自己ベスト小田和正200281310
Impressions竹内まりや19946611
ZARD BEST The Single Collection〜軌跡〜ZARD199992112
青春の輝き〜ベスト・オブ・カーペンターズカーペンターズ1995F4141413
ハチミツスピッツ19951514
ULTRA BLUE宇多田ヒカル200615
CRUISE RECORD 1995-2000globe19992216
First Love宇多田ヒカル19992817
無罪モラトリアム椎名林檎19998918
SMILING. THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA 槇原敬之1997121919
ザ・ビートルズ1ザ・ビートルズ2000F1111020
BEST OF DREAMS COME TRUEDreams Come True199712
BEST FICTION安室奈美恵20081817
I LOVE UMr.Children200518
BEST中島美嘉2005211320
It's a wonderful worldMr.Children200223
LIFE小沢健二199424
深海Mr.Children199625
181920安室奈美恵199826
歌バカ平井堅200527
グレイテスト・ヒッツスキマスイッチ200729
BOLEROMr.Children199730
All the BEST!1999-200920092J1
B'z The Best“ULTRA Pleasure”B'z20082710
いきものばかりいきものがかり20106
OPUS〜ALL TIME BEST 1975-2012〜山下達郎20127
GAMEPerfume20089
GOLDEN BEST井上陽水199912
日本の恋と、ユーミンと。松任谷由実201214
jupiterBUMP OF CHICKEN200216
沿志奏逢Bank Band200417
ユグドラシルBUMP OF CHICKEN200422
THE HISTORY OF SHOGO HAMADA“SINCE 1975”浜田省吾200023
Expressions竹内まりや200824
8UPPERS関ジャニ∞201025
Singles 2000中島みゆき200226
THE BLUE HEARTS SUPER BESTTHE BLUE HEARTS199528
Home [1997〜2000]ゆず200529
DRIVE〜GLAY complete BESTGLAY200030

2013年はまだ比較的新しめのベスト盤がランキングに入っていたのですが、2016年になるともうランキングに入ってるの最新でも10年前の盤。もう新しいものを欲しがる人は減るばかり。
かつ4年分全部眺めても一番若いミュージシャンがいきものがかり。どんだけ新しいスターが生まれていないんだとも思いますが、実際いきものがかりのリーダーは何かのインタビューで「僕らはぎりぎり間に合った」ということを話していまして、その自覚の通りそれ以降マスの力で大規模なヒットを狙うという施策自体がシュリンクしていきましたので仕方ないのです。

なので、このランキングは中の人が不祥事とか起こさない限り半永久的に毎年似たような感じのままで、中古盤が世の中をひたすらグルグル回り続けるのです。

2016年12月25日

20日は今年多分最終ライブ、ROTH BART BARON@恵比寿LIQUID ROOMに行って参りました。従前より好き好き言ってるバンドですが、2015年のVIVA LA ROCKの野外で観て以降ワンマンのスケジュールが面白いくらい合わず、随分久しぶり。ただ今回は「フルバンドでやります」という告知が出ていたため、万難を排して最優先で臨んだ次第。
バンドの正式メンバーはG&VoとDrの2名、通常のライブはそこにいろんな楽器をとっかえひっかえ演奏するメンバーが3名加わる5名体制が基本なのですが、今回はフルバンドということで、B専任、Key専任、ギターだったりフィドルだったり1名、ラッパメインで吹かない時は何かしら叩いてるの3名、パーカッションとか鉄琴とかサンプラーとか忙しそうなの1名を加えた合計9名。

元々大好きなバンドなのに、更に大好物なこういう大人数編成で、かついろんな楽器を担当する働き者がいる編成は無条件LOVEなので、大好きの3乗くらいの感じで。というかこれまで頑張ってWWWくらいの動員のバンドがLIQUID ROOMってだいぶ無茶なわけですが、フロアに何人入るか以前に、マルチインストゥルメント複数含む9名分の楽器類が乗るステージはどこぞやという基準で選ばれたとしか思えないステージ上のいっぱいいっぱいさ加減。
実際動員は500行ってるかどうかくらいなので、本当にそういう気持ちで会場選んだのだろうなと思うと共に、こんな素晴らしいライブにそんだけしか来ていないということに多少の憤りも感じたり。

来年は欧州に攻めに行くということでクラウド・ファウンディング募ったりしているわけですが、正味日本では極めて受けにくいジャンルであるがゆえに、とっととUKで受けて逆輸入の形で認知上げてもらえると本当に幸い。