Hatena::ブログ(Diary)

WASTE OF POPS 80s-90s

9999年01月01日

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2017年03月26日

前の店がやめたら居抜きでそこ入るぜ系のCDショップチェーンの一角、現在全国9店舗を構えるサウンドコミュニケーションWe'sの公式サイトが現在NotFound状態。
過去にこういう状況になったCD店サイトは、WAVEはその後破産、黒木書店フィルモアレコードは宮脇書店に身売りして単独屋号消滅と、ロクなことになっていないので心配です。

というかWe'sは去年1年間に、宇都宮、新潟亀田、美濃加茂、豊橋向山と4店舗閉店させておりまして、もうそれだけで割合的にはアレな感じではあるよなあと思っていたのですが、とりあえず現状各店舗のTwitterは何もないかのように稼働中ですので、何とかなることを祈ります。
まあ、We'sの公式サイトはそもそも何の発信をしたいのかまったくわからない糞サイトではあったのですが、そこは今回不問にしたいと思います。

2017年03月24日


アイドルよりはきちんと音楽に対して向き合っている立場として己を鼓舞する意味も込めて言ってるんだろうなあ、という想像はつくので私は別に憤りも何もないのですが、とりあえずそれを事務所の後輩であるところのさくら学院のメンバーに直接言ったら彼女たちはたぶん泣く。

というか、半年に一度こういうのを作っていたり多少でも現場に行ったりすると、いかに屍が累々しているのか、死ななくても底の方で蠢いているのか、多少上に行けても壁にバンバンぶち当たっているのか、垣間見ることができますので、やっぱりアイドルはアイドルで大変だと思います。

あとflumpoolには、本人が出演を渇望したわけでもないのに出演出来しまった月9の総括をお願いしたいです。

2017年03月22日

タワレコうちわカバー(3WAY)発売!

特典として配っている「物をしまうために使うグッズ」をただしまうためのマッチポンプ感溢れるグッズ、かつては写真フィルムのケースが最適品とされていたのが近年入手困難になって困っていたところに登場した、ごく一部の層のかゆいところに手が届きまくりの専用グッズ等からも得も言われぬスメルが発生していますが、近年のタワレコのオリジナルグッズ開発部隊は各方面のオタクへの最適化を目指すあまり、徐々に変態の領域に突入しつつあります。面白いのでもっとやってほしい。

2017年03月20日

寒いところに出張とか行って、帰ったらPCがご臨終で買いに行ったりしていました。
土曜の昼過ぎの飛行機で東京戻ってきて着替えて出かけたのが、ふくろうず×スカートの対バン@六本木Super Deluxe。
ありそうでなかなかない感じの組み合わせ。

スカートは所見。
とりあえず澤部くんがデカい。ギター背負うのも一苦労、すごい勢いで汗が出る。終わりらへんで後ろ向いたらシャツが完全に張り付いている。大変です。
そしてライブはといえば正直若干の「あれ?」感。間違いなく曲はいい。それを生で聴けるというだけでもうOKではあるのだけど、何だろう、ライブ演奏における音源以上に感じ入る部分が少なめというか。
何でだろうと考えてとりあえず出た結論。
スカートは元々澤部くんのソロユニットであり、非常に閉じた内向きの音であり、でもそういう部分がすごくよかったりするのですが、ライブでは何か開こう開こうとしているような感じで。要するに曲の持つ空気と演奏でベクトルが異なっているために相殺されているんじゃないかと。
内向きの音を作って内向きに爆発的なライブをする世界一のバンドといえばRadiohead、日本ならSyrup16gや2人組になってからアルバム出すまでのチャットモンチーとか、内向きでもすごいライブをするバンドはいるわけで、でも澤部くんはどっちかといえばレコーディング職人的だし、これいろいろと難しい。

ふくろうずはインディーズの頃に観て以来。
正直、メジャーに上がってからすごい名曲を出すというわけでもなく、よくメジャーで踏ん張ってるなあという気持ちでいたのですが、ライブめちゃめちゃよくなってるじゃないですか。
アルバムは一応一通り追って聴いてはいたのですがさして思い入れもなく、でもそんな感じでしか捉えてなかった楽曲群が「あれ、こんなにいい曲だったっけ」と思うくらいに響いてくる。
スカートが相殺されているところを彼女たちはきっちり相乗でもって聴かせてくるのでいちいちいい曲に感じる。やべえ、アルバムもう1回全部聴きなおしだ。

で、フロントの万里ちゃんは前観たときより挙動不審度が増していて、でも昔の取引先の人がたまたま彼女と大学の友人だったということで話を聞いたことがあり、でもその時には「変わった子」というフレーズはついぞ出ていなかったので、現在のあれは「それ以降こじらせた」のか、キャラ付けとしての「ビジネスメンヘル」なのか、まだ判断つきかね、またライブに行かなければならぬと思い至った次第。

あと、北海道から飛行機で東京に来て一度家には帰ったものの、着替えるくらいで家を出てライブという流れを初めて経験したのですが、なんか遠征するオタの人の気持ちが少しだけわかった気になりました。

2017年03月13日

HDDレコーダー買い替えて古い録画分をディスクに焼くときにレコード大賞見返していたのですが、本編以外で何がすごいって借金過払い金返還とか通販とかのCMを普通に流してたこと。
もう番組のCM枠の価値としてそういう「格」なんだなということで。
ただ、どんどんメーカーとかがTVCMを間引いている昨今では如何ともし難いところではありますし、その分他にはやたらソシャゲのCM流れて嵐とか中居くんがそのCMに出ているのを見るにつけ、やっぱ今一番お金持ってるのはこの界隈なんだなと思ったり。

それでも借金過払い金返還のCMと、あとタケモトピアノのCMを見るとやはり不思議な気持ちにはなります。
たとえば私の周りにはEXILEの熱狂的なファンはいないのですが、何となくどこにその層がいるのかは理解します。でも借金過払い金返還が必要な層とかピアノを売りたいと考えている層がどこにいるのかは皆目見当が付かないんですよ。TVCMをあれだけ流しているということはそれだけやってもビジネスとして元取れるだけの人数が世の中にいるはずなんだけど、それが想像できない。

何となく、EXILEのファンのようにある程度わかりやすいゾーニングの中に多くの人数がいるのではなく、いろんなソサエティに分散して少しずつそういう人がいてその集積がそれだけの数になるのかとも思います。だから効率的なプロモーションが極めて難しく、TVCMという広く網をかける方法でしか訴求できないのではないか、とも思ったり。

ただ正味、電車内では借金過払い金返還関連の広告、首都圏なら他にはあっても東急の車内ではほとんど見かけず、関西なら阪急の車内にはほとんどなくて阪神にはやたらあるという事実については、何となく理解することができます。それ以上は何も言うまい。
私、学生時代は阪神沿線在住でした。岡本とか夙川とか住んでる人間が憎かったです。

2017年03月09日

主題歌は桑田佳祐さんに決定!朝ドラ「ひよっこ」

度重なる大物の起用でもって朝ドラのオープニングが大御所ミュージシャン専用枠っぽくなってまいりましたが、朝ドラは現状もっとも数字を取れるだけでなく、「専業主婦」という職業がもはやある年齢以下ではどんどん少数派となっているために、リアルタイムで一生懸命観る層が相当にゾーニングとしては明確化してきてまして、そしてそこの層は間違いなく「掘り起こせる」層であるということでしょう。

アラフォー以上の主婦層の多くは新しいミュージシャンを知ろうとする行動はあまり取らず、そもそも習慣として音楽を聴くことも既に激減しているわけでして、それでもかつてのCDバブル期に「CDを買う」という行動は他のどの層よりも普通に行っていた層ですので、その頃によく買っていた「よく知っている」ミュージシャンが今になってそういう枠でそういう層に対してリマインドを行っては新たなCD購入に結び付けましょう、できれば改めてファンになっていただきましょう、という方針には大変に合理性を感じます。

逆に言えば、どれだけの知名度があるミュージシャンであっても、もうそういうチャネルでもってセグメントされた層に当たっていかなければ真っ当なプロモーションとして成り立たない世の中ですということで。

そういう流れは別に音楽に限ったことでもないようで、たとえばプロ野球が必死になってWBCを改めて開催するのは、ただでさえ4大プロスポーツの中でも最強とは言えず、更にサッカー人気が上がってきていよいよ大変そうなアメリカ大リーグも含めて、そういうお祭りでもって世間を盛り上げていなかければならないということで世界的な方針が一致したということでしょうし、逆にJリーグがダゾーンとクローズドな契約結んだということは、もはやオープンな放送環境を使う必要は薄いという判断、さしてサッカーに興味がない層に対して認知を取るには日本代表以外のコンテンツは不要であり、Jリーグはむしろ固定層から確実に収入を得る形にした方がビジネスとしてはよろしいと日本サッカー協会が判断したということであり。

何にせよ、マスにブチ上げてドーン、というタイプのプロモーションの対費用効果はほとんどのスタイルのビジネスで既にもう割に合わんでしょうし、そもそも無理くりパワープッシュでぶち上げようとしたところで最終的には見透かされてシオシオになって終了、みたいな事例も散見される時代ですし。
何かマスの発信者側はまだ自らの力を信じている節も多分にあるように見受けられますが、そろそろ仕切り直さないと本腰入れて死ぬんじゃないかと割と本気で思います。

2017年03月07日

「海の声」はリリースとしては「浦島太郎」名義だったわけで、今の学割シリーズでわかるあのような性格の乙姫に対して、あのような性癖の浦島太郎が心を込めて歌うラブソングがそれということであり、その点をを押さえて歌詞を改めて読んだり曲が披露されたCMを見たり、レコ大や紅白でこの曲を歌ったのだなあと考えたりするとなかなかに趣深いものがありますね。
恋愛は自由です。

2017年03月05日

土曜は「観られるうちに観ておけ」シリーズ、The Damned@横浜ベイホール。
正直そんなに思い入れはないんですけど。家にあるのは1stと3rdと5thだけだし。でもCaptain Sensibleのソロアルバムは数えてみたら6枚あった、そんな我が家。一番好きなThe DamnedのアルバムはCaptain Sensible不在時の5th「Anything」、パンクな人ならお前死ねって言われても仕方ないレベル、Captain Sensibleのソロと同じレベルにポップに振り切れたアルバムで、実際彼が在籍していない時期のなのでこの日もやるはずないし、実際やらなかったんですけど。

そんな私ですが、でもThe Damnedのキモはメロディだと思うのですよ。
ライブで聴いててもすごくパンクっぽい曲って「New Rose」とあと数曲くらいしかなくて、それ以外はむしろパワーポップの始祖ってこれだよねみたいなメロディの気持ちいい曲ばかりで。そしてそういう曲ってすごく普遍的であり、2017年にもすごく響くんですよ。そういう感じでいい曲をいい感じでたくさん聴けて気持ちいいという、極めてシンプルな気持ちになった2時間でした。
まあ、ヴァニアン先生が黒いコートで、Captain Sensibleが赤いベレー帽にギンガムチェックのパンツという、私が昔から知っているのと一分のズレもない姿で登場したのを見た時点で、もうチケット代の元を取った気持ちにはなったんですけど。

で、思った以上に若い方が多く、リスクヘッジのため後方の高い位置から鑑賞していたところ、最前付近ではちょくちょくクラウドサーフが起きていたのですが、果たしてオリジナル・パンクに対してそのリアクションは正しいのだろうかという疑問が。モヒカンのお兄ちゃんがすごい勢いでポゴジャンプを繰り返していて、そっちの方が正しいのではないかと思っていたのですが、「New Rose」で辛抱たまらんくなったのか、モヒカン兄ちゃんもクラウドサーフに移行したため、若干がっかりした次第。

2017年03月03日

ドレスコーズ / 平凡 (Album)

一聴して「Talking Headsだ!」と思いました。つまりあのアー写は「Stop Making Sense」へのオマージュか、とも。
でもきちんと聴いてみるとそれだけじゃない。P.I.L.っぽいところもあるし、Rip Rig & The Panicのように聴こえるところもあるし、後期The Clashの匂いも一瞬感じたりする。
「パンクとは解体であり、ニューウェイブとは再構築である」なんて使い古された言葉ではありますが、そういう意味でもとてもニューウェイブ的。

パンク以降、様々な音楽的な試みがなされ、そのうちのいくつかはポシャり、そのうちのいくつかは新たなスタンダードとして後世まで続いていくことになるわけですが、ここで聴こえてくるのはそれらの既に「過去」になってしまったはずの音をもう一度「試み」として鳴らしてみようという実験の意志。そしてその実験は間違いなく成功しているんじゃないかと思います。
少なくとも、発表当時にはかなりの問題作だったはずの「人間ビデオ」が、本編から切り離されておまけトラック的に放り込まれているという、その意味は馬鹿みたいに伝わってきます。本当にいろいろと全くの別物ですから。

原則できるだけ広い範囲の音楽をできるだけ楽しく聴こうと努めてはいますが、正直一番食指が伸びないのは「ベテランミュージシャンが4年ぶりにリリースする前作の延長線上にある音楽性の佳作アルバム、3年前のシングルも本編に収録」という奴です。そのミュージシャンのファンじゃなかったらそれのどこが面白いんすか、と思うのです。

だからもうバンドメンバー入れ替わりまくり、志磨くん本人の経験値が溜まる以外、前にやった音と何の繋がりもない感じの今のドレスコーズ最高です。
バンドの解散やらメンバーの脱退やら、それは悲しいことなんだけど、たとえば2人になったチャットモンチーが悪戦苦闘の末に獲得した圧倒的な自由、それに極めて近しい状況を今の志磨くんには感じます。

ずっと、今の日本の音楽業界で次にスターになれるのは志磨くんしかいないんだから頑張ってほしいと思ってきましたが、今回これ聴いてもうどうでもよくなりました。というかこの「平凡」というタイトルも、70年代までのロックスター全盛期から打って変わって80年代のニューウェイブ以降のさしてスターっぽくないけど何か音楽的に面白いことやってる奴らがそこここにいる、という状態を表しているような気もして。

志磨くんにもずっと好き勝手にやってほしいです。多分それが一番面白い。