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WASTE OF POPS 80s-90s

2017年11月23日

紅白の話。
思ったより早く出場歌手が出て焦りました。
要するにもうひと押しで出るかも、みたいな方がおらず、たとえば安室なんかも割とすぱっと断られたということでしょう。
AAAの出場が途絶えたのはそれに対するエイベックスへの意趣返しかと穿ったりもしてみましたが、現状安室はライジング所属ではないとはいえ、現在ライジング&エイベックスの三浦大知くんが出るので、そういう感じのではないでしょう。

TWICEについては、人気があるところではあるわけですし、今年のアルバム売り上げでもオリジナルアルバムとしてはジャニと48/46系を除けば、三代目、ワンオク、桑田さんの次ですから。

SHISHAMOはちょっと意外。バンド系で初出場するならback numberが先だろうと思っていたので。ドコモ楽曲一発の知名度で通したのでしょうか。
ただ、SHISHAMOもWANIMAもギミックなしのところからきちんと地力を付けつつ上がってきたわけですし、リトグリも地道に何年も積み重ねた結果。エレカシにしても竹原ピストルにしても素直によかったなあと思える人選で、初出場の皆様については割と「頑張って報われた」感のある方々が多く、これはこれでよかったのではないかと。
「目玉がない」って、そりゃ今年に限った話じゃありません。

で、例年通り演歌枠を見ていきます。
まず出場者全体の中での演歌枠数は昨年と全く変わらず。

2003[紅:11/31 白:10/31]
2004[紅:10/30 白:09/28]
2005[紅:09/31 白:10/31]
2006[紅:11/27 白:09/27]
2007[紅:10/31 白:08/27]
2008[紅:09/26 白:08/27]
2009[紅:08/25 白:08/25]
2010[紅:08/22 白:05/22]
2011[紅:08/25 白:06/25]
2012[紅:07/25 白:05/25]
2013[紅:07/25 白:06/26]
2014[紅:07/27 白:05/24]
2015[紅:07/26 白:06/26]
2016[紅:07/23 白:05/23]
2017[紅:07/23 白:05/23]

入れ替わりとしては、香西かおりOUTの丘みどりIN。
で、多分今年の初出場の中で一番「誰やねん」感が強いのがその丘みどりさんかと思うのですが、いやいやどうしてかなり妥当。
以下、今年の演歌ジャンル内でのCD売上枚数上位10人と、紅白出場歌手の一覧。


紅組売上(順位) 白組売上(順位)
水森かおり60,400(4) 氷川きよし127,400(2)
市川由紀乃51,200(11) 山内惠介75,000(6)
丘みどり40,800(25) 竹島宏64,600(16)
杜このみ29,700(26) 三山ひろし52,200(13)
天童よしみ29,400(19) 純烈44,500(5)
島津亜矢18,400(25) 福田こうへい33,500(23)
田川寿美17,600(30) 五木ひろし23,900(28)
岩佐美咲17,500(10) 北川大介15,900(26)
瀬口侑希16,900(32) 北山たけし9,900(16)
水田竜子12,000(22) 鳥羽一郎9,400(52)
     
坂本冬美3,600(46)   
石川さゆり2,300(58)   

数年前から「名誉出場」的な大御所の方々が出場を取りやめ、その分若めの方々の流入が増えましたが、その若めの人たちの人選は当然のように「演歌枠の中で売れていること」がかなり上位の基準となっていまして。
白組については出場演歌歌手5人が見事に売上の上位7人までに入っています。
紅組については、石川さゆり・坂本冬美の両名についてはもう外しようがないとしても、丘みどりさんも含めてかなり正しく選ばれているわけですね。
というか、先述の「頑張って報われた」感で言いますと、彼女は2002年に18歳でアイドルグループのメンバーとしてデビュー後、それでも演歌の夢を捨てられず2005年に演歌歌手として再デビュー、以降苦節12年でのこれですので、かなりガチです。
そしてアイドルとしてデビューするくらいですから大変な美人さんです。この出場でかなり人気上がるんじゃないでしょうか。市川由紀乃さんに続く美人砲の発動です。
ここ数年いい成績を残すも行き切れていない杜このみさんも美人なのですが、こちらは今時の若い子風の雰囲気がありますので、やっぱり一見でよりおっさん受けするのは丘さんの方ではないかと、思います。

白組の方で売上上位に入ったにもかかわらず出場を逃した竹島宏さんは、しゅっとした感じのイケメンさんですが、既に最近出場されている方々、キラキラな山内さん、おもしろキャラの三山さん、正統派の福田さんと、徐々に紅白内での住み分けができあがりつつありますので、もう少しガツンと売れないとダメなのかもしれません。
ちなみに純烈は、日本各地のスーパー銭湯・健康ランドを主戦場として巡業で叩き上げてきたコーラス歌謡グループ。最近になって夕方の報道系番組等各種メディアでも取り上げられるようになってきているようですので、来年あたりもしかしたらもしかするかもしれません。そういうグループなのでトークスキルも抜群ですし。

そんな感じの紅白ですが、ジャニーズの出場グループがここ数年持ち回り制のような感じで入れ替わっているの、相対的な影響力が徐々に衰え始めているのを感じた事務所側が、甲子園で敗色濃厚なチームが9回に控えの選手を代打に出すような、そういうふうに見えてなりません。
今後、EBiDAN勢やボイメンが出場するようなことがあれば、それは最終的なバリアを破られましたという合図であることは間違いありません。いつそこまで行ってしまうのか、持ちこたえるのか。