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WASTE OF POPS 80s-90s

2018年02月12日

先日「具体的にはまだ確認できていませんが、何店か閉店したとの風の噂もあったりして」と申し上げましたが、気になって仕方ないので行ってきました。愛知県豊田市に。

豊田市には所謂大手のCD/DVD店チェーンは出店していませんが、単独経営のCD店が、駅前の商業移設内、東部郊外のイオン高橋店内、南部住宅地の路面店と3軒存在していました。
が、そのうちイオン高橋店内と南部住宅地の店が揃って1月末頃に閉店との話が入ってきたもので。元々栄から大須あたりの中古屋をざっくり確認したいと思っていたので早起きして日帰りで。

結果。
イオン高橋店内の「アビィロード」は、完全に撤収完了して休憩所になっていました。イオン店内なので写真は控えましたが、椅子とベンチが何脚か無造作に並んでいるだけの状態。

南部住宅地の路面店「サウンドハウスカワムラ」も完全撤収完了の模様です。店名の看板は黄色く塗りつぶされ、新譜告知等のために店外に設置されていたフレームも全撤去。

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間違いなく2店とも閉めていました。
ただ、アビィロードの方はいろいろ検索していくと11月の時点で閉店を告知していたようですので、例の星光堂の件とは無関係に閉店のようです。が、サウンドハウスカワムラの方はほとんど告知もないまま急に閉店したようですので、こっちは卸との折り合いの問題が原因にある可能性は否定できません。

もう、噂が聞こえてくる個人店はもう確実に閉まってる感じで、聞こえてこないところで果たしてどれだけの店が閉まっているのか。

2011年頃から全国のCD/レコード屋巡りを行っているのですが、それに先んじてほぼ半年かけて「全国CD/レコード店一覧」を作成して、それに基づいて動いていました。が、メンテナンスが雑なだったこともあり、何とも使いにくくなってしまったため、現在ほぼゼロベースで作り直しているのですが、ちょうど今「個人経営のCD店」の確認を行っているところでして。本当に今現在営業しているのかどうかわからない。困る。

ついこの間も東京都内の店舗の確認していたら、両国の個人経営店が2017年の夏頃には閉店していたことを知り。マジかと思って見に行ったらジンギスカン屋になっていました。

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あと、西武池袋線の東長崎駅前商店街にあった山根楽器も、いろいろ調べる過程で11月の段階で閉店セールを始めていたことがわかったので、ああもうこれあかんわと思って見に行ったら12月18日でお亡くなりになっていました。

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2年前に東京23区内で生き残っている「街のレコード屋」は32店舗だと申し上げましたが、そこから2年経ち、両国の交楽堂と東長崎の山根楽器の他に、武蔵小山のMMP1号店と巣鴨の後藤楽器店も閉店しています。少なくとも2018年2月現在、東京23区内で生き残っている「街のレコード屋」は2829店舗以下、ということになります。

<訂正>
松陰神社前のピエス・マキは移転して営業を継続していることがわかっているので、「29店舗以下」が正解です。ごめんなさい。

あと、今回「アビィロード」という屋号の店が閉店になりましたが、この屋号は別に資本関係なくても日本全国にいっぱい同じ名前の店があったわけです。気持ちはわかる。
が、千葉県松戸市のアビーロードが2016年12月に閉店したり、高知県のアビーロードはCD/レコードの商いを諦めて古着等の古物扱いに特化したりした結果、現在日本で「アビーロード」の屋号でCD/レコードを扱う店舗は、浜松市の中古専門店と堺市泉北の路面店の2店舗のみになりました。
そのうち、泉北の「アビイ・ロード」の方、その屋号を付けてオープンした時の志と、今のニーズとの間には悲しくなるレベルの乖離があることをグーグルストリートビューが教えてくれました。それでも頑張ってほしい。

<補足>
「街のレコード屋」の定義を掲載してなかったため、誤解されている方がいらっしゃるようなので補足します。29店舗以下なのは「チェーン展開を原則行っていない(主に個人経営)、主に国内新譜を扱う店舗」です。タワレコやらTSUTAYAやら輸入・中古盤専門店まで入れると東京23区内まだ数百店舗あります。