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WASTE OF POPS 80s-90s

2018年04月07日

TSUTAYAの細かい話。
CCCは企画会社であると自ら常々言っているということは散々話しましたが、実際「TSUTAYA」という業態はそのほとんどがフランチャイズ。CCCグループの直営と言えるのは100店舗以下しかなく、要するに各フランチャイジーに「TSUTAYA」という業態を売っているということであり、そういう意味でも企画会社なわけですね。
で、昨今TSUTAYAの店舗が見る見る減っているのは、もしかしたらCCCとフランチャイジーの契約に何か変更があったためかもしれませんが、それでも概ね各フランチャイジーの方の判断で行われた結果でありまして。以下、中でも象徴的な事例。

富士シティオ株式会社。
神奈川県民の皆様にはおなじみのスーパーフジの運営会社ですが、TSUTAYAを4店舗運営していました。が、昨年から撤収開始。

TSUTAYA 寒川店(高座郡寒川町):2017/08/28閉店
TSUTAYA 三崎店(三浦市):2018/02/28閉店
TSUTAYA 鶴嶺店(茅ヶ崎市):2018/03/08閉店
TSUTAYA 上大岡店(横浜市港南区):現存

快速特急停車&地下鉄乗換駅でまだまだ需要がありそうな上大岡駅前以外全撤収です。

小田急商事株式会社。
小田急電鉄各駅の売店や駅近のスーパーODAKYU OX等の運営会社。こちらは最大でTSUTAYA6店舗を運営。

TSUTAYA 大和店(大和市):2015/11/15閉店
TSUTAYA 秦野店(秦野市):2016/12/11閉店
TSUTAYA 多摩センター店(多摩市):2017/08/31閉店
TSUTAYA 新百合ヶ丘店(川崎市麻生区):2017/11/21閉店
TSUTAYA 経堂店(世田谷区):2018/05/06閉店
TSUTAYA 狛江店(狛江市):2018/05/09閉店

来月で全滅です。経堂の場合、駅前にはゲオがありますし、駅の南側在住であれば少し足をのばせばCCCグループ直営の馬事公苑店があるのですが、秦野・大和・多摩センターの場合は近隣のTSUTAYAは駅から離れたロードサイド型、狛江はゲオがありますがこちらもロードサイド型。新百合ヶ丘に至っては近隣にTSUTAYAもゲオもなし。
以前に申し上げた「通勤通学のついでに小銭を落としてもらうタイプのビジネスから撤収する」ということの具体例ということになります。

このように諦めつつあるフランチャイジーがある一方、こういうニュースも。

株式会社TSUTAYAより譲受け店舗営業開始のお知らせ

トップカルチャーはフランチャイジーの最大手のひとつであり、新潟県を拠点にしつつも関東近郊にまで出店していて、「蔦屋書店」という屋号のうち「〇〇(地名) 蔦屋書店」という名乗りではなく「蔦屋書店 〇〇店」という名乗り方の店はおよそ全てトップカルチャーだったりします。
「蔦屋書店 〇〇店」の方は別にかっこよかったりお洒落だったりもしない、単にでかめのTSUTAYAなんですが、そもそも「蔦屋書店」の屋号はトップカルチャーの方が先で、その何となく本格派っぽい響きに直営の方が後から乗ってきたのでわかりにくいですが如何ともし難く。

で、こうやってCCCグループは通常の営業をどんどん切り離してフランチャイジーに譲渡し、より「企画会社」の色を鮮明にしていくわけです。

ただ、当初の報道では15店舗ということでしたので、半減したのにはどんな理由があるのか知りたいところです。
言うてもトップカルチャーも経営状況は麗しいとは言えない状態であり、そもそもこの7店舗も有り難く頂戴したのか、押し付けられたのか。いろいろ知りたい。