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WASTE OF POPS 80s-90s

2018年10月31日

Boy George And Culture Club / Life (Album)

やっと出た。結局アルバムとしては前作から19年ぶりということになります。
本当はもう数年早く出るはずだったのですが、Boy Georgeの喉ポリープの治療のために延期になっていたということで、もうドラッグとか監禁で捕まって活動停止とかじゃなければ全然かまわないのですが、待ちわびました。

先行シングルになるはずだった「More Than Silence」が死ぬほど流麗な名曲で、いやこれアルバムどうなるのと思っていたのですが、蓋を開けたら全くそういう感じじゃなかった。
過去の様々な音楽スタイルを巡るように揃えられた楽曲群を、そのスタイルに合わせてBoy Georgeが歌い上げるという感じで、正味考えていたよりもずっと地味。いや、地味っつったらおかしいな。例えば出世作「Do You Really Want to Hurt Me」にしても、正味1stアルバムの中で一番地味な曲ですが、どう聴いても彼らの音楽のベースが一番伝わる楽曲でもあるわけで。
結局売らんかなの部分を取っ払って音楽と向き合えばこういう音になるバンドであり、それが派手ではないけどとても心地いい。

そしてやっぱ惚れ惚れするのがBoy Georgeの歌唱能力。
たとえばアルバムリリースにあたってのリードトラックになったM-4「Let Somebody Love You」。レゲエ調の曲なんですが彼の歌はあまりレゲエ的な抑揚なく、でも違和感なく独特の間合いでリズムとメロディに乗っかっていて、不思議な聴き心地。
他にも様々な音楽スタイルの曲があるのですが、全てそういう風に自分の歌としてモノにしているので、全くもって取っ散らかっている感じがしない。声量とかじゃない、技量としての歌のうまさを堪能できます。

あとは来日するだけなので、待ってます。割と結構本気で待ってます。
あと同じくらい本気で待っているのがOrchestral Manoeuvres in the Darkです。