京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

第26回国民文化祭・京都2011閉会

朝からは日野学区卓球大会と住吉学区総合防災訓練
  

  

  

その後、10月29日から始まった「第26回国民文化祭京都2011」も今日で閉会なので、閉会式までの間、駆け足で時間のある限り回らせてもらいました。

伏見のパルスプラザでは、国民文化祭小倉百人一首 かるた競技全国大会」
日本全国のみならず、中国・タイ・韓国・北米・オセアニアチームも出場されていました。

  
誰でも自由に参加できるワークショップもあり、巧みな説明・進行で子どもたちも楽しそうに体験させてもらっていました。

「京都特B級 ご当地グルメ フェスティバル」

国民文化祭・京都2011協賛事業として、閉会式が行われる京都会館東側の岡崎都市公園において、5日、6日の二日間、京都で初めて開催されました。
  

  
今日は小雨模様の天気でしたが、会場には長蛇の列・列・列!
福島県浪江市からお越しいただいた「浪江焼麺太国」の「浪江焼そば」や「あかし玉子焼ひろめ隊」「今治焼豚玉子飯世界普及委員会」「高砂にくてん喰わん会」「伏見稲荷寿司ひろめ隊」のB1グランプリに参戦される皆さんをはじめ、各地の名物、絶品料理が合計28点出店されていました。

使い捨ての食器ではなく、リユース食器が導入されて環境にも優しく、また、売り上げの一部は東日本大震災への義援金として寄附されるそうです。
本当に多くの皆さんが来場されていて、とっても賑わっていましたので、また是非京都で開催されることを期待しています。

「はじめてのお茶とお香」
歌舞練場すぐそばの八坂倶楽部で開催されたこの取り組みは、お香とお茶に気軽に親しめる様々なコーナーがあり、内容がとても充実していて、感心しました。
  

会場入り口では、少し古くなったお煎茶を香ばしいほうじ茶にする体験コーナー。
京都市茶業組合青年会の畠山会長や垣口さんらが、笑顔で接客されていました。
  

  
お香やお茶に関する展示コーナーでは、深草商店街の川崎さんにお会いし、茶香服など煎茶体験、自分で点てた抹茶をいただける抹茶体験コーナー、貴重な香木の香りを実際に体験できるお香体験、香りのしおりづくり、呈茶席、呈茶席等々・・・
親子連れも多く、子どもたちも大勢参加してくれており、嬉しく思いました。
  


特に、「まゆまろお手前コーナー」では、京都市洛陽工業高校の皆さんが、ものづくりの技術におもてなしの心を加えて独自で作製された「まゆまろ」にビックリ!
お茶を点てるまゆまろと、そのお茶をお運びするまゆまろを使って、皆さんにお抹茶をサービスされていました。
大人も子どもたちも興味津々!

「いろいろなお茶の楽しみ方」のコーナーでは、稲荷の大谷さんが活躍。
茶葉の上に氷をのせて、ゆっくり時間をかけてダッチコーヒーのようにつくられたお茶は、すっごく美味しかったです!
9月に開催した国民文化祭まゆまろチャレンジ府民企画事業「文化の交流 東日本応縁まつり」の前に子どもたちが絵付けして陶磁器協会のご協力で焼きあげていただいたお抹茶〓の展示してもらっていました。
     
実は子どもたちと一緒に私も描かせてもらったものがあり、やっぱり自分の手で作らせて貰った物には愛着がありますね〜

ふろしきワークショップ(ワンポイント型染めや ふろしきの使い方プチ講座など)スタンプラリーポイント、四季のテーブルコーディネート等、本当に多くの素敵なコーナーがあり、一日ゆっくり楽しめそうな充実の取組の数々、本当にありがとうございます。

西陣織会館では「花ときものと人形」
  

  

  

そして、京都会館第1ホールでは、いよいよ国民文化祭の閉会式、グランドフィナーレ。
大切な「こころ」のメッセージを京都から世界へ 今 私たちから!」
ウエルカムパフォーマンスとして、能「石橋(しゃっこう)国民文化祭バージョン」
リレーシンポジウム「こころを整える〜文化発心」ファイナルセッション「提言・京都から世界へ」
リレーシンポジウムをうけて「こころの宣言文」を京都から世界に発信。
発表は日本語が京都市立桃山中学校の岩井さん、英語が京都府嵯峨野高校の木塚さん、手話が京都府立山城高校の大辻さん。
今回、国民文化祭で、要所要所で、若い人たちが活躍する機会を多くつくってくださっており、本当に嬉しく思います。
大会委員長の山田知事をはじめ、関係者の皆さんに心から敬意を表し、感謝いたします。
閉会式典では、主催者挨拶、国民文化祭旗引継、次期開催県、徳島県の飯泉知事のご挨拶とアトラクション「阿波人形浄瑠璃

パフォーマンス「春の習ひ」〜継がれゆく絆〜
山九郎右衛門氏がプロデュースされた能と現代音楽・現代舞踊が融合する新作劇。
出演者は、能楽地謡狂言・笛・太鼓、京都フィルハーモニー室内合奏団等プロの方々に加えて、京都府洛西高校南丹市立美山中学校、宇治市立笠取小学校、立命館小学校
の皆さんも、片山氏をはじめ観世流能楽師のご指導を受けて、立派な感動の舞台を披露してくださいました。

グランドフィナーレは京都国民文化祭の「こころ」の継承を願い、中・高校生の手で「こころの灯火」を帰灯。
メッセージソングシンガーの和紗さんやキャンペーンボーカリスト、出演者、会場の皆さんがこころ一つにして、メッセージソング「微笑みの空」を大合唱♪

各所で高校生の「おもてなし隊」が活躍し、子どもたちからご長寿のみなさんまで、多くの方々のご協力をいただき、各会場大盛況、大成功!
「癒しのこころ 今こそ文化の底力」を実感した9日間でした。
これまでずっと国民文化祭に向けて、多くの皆さんと一緒に色々な取組をし、とても楽しみにしてきた国文祭が閉会して、さみしい気持ちもしますが、これが終わりでなく、この成果、経験、絆を活かして、これからどのように発展させていくのかがたいへん重要であると思います。
その象徴として、人気上昇中の「まゆまろ」に、是非これからも活躍してもらうよう、心から願い、皆さんと共にこれからも活動していきたいと思います。
でもまずは一区切り、ご尽力いただいた皆さま、本当にお疲れさまでした。
会場内で写真が撮れず残念でしたが、帰りに元学生祭典実行委員長の友人、きもの姿の村井さんとツーショット写真を一枚!
これからも、若い皆さんに大いに活躍してほしいと思います。