御坊なるところ。
御坊なるところへ行ってきました。
多分、元々というか、本来は道場が正しいはず。
一応、国の史跡らしい。
で、この辺の歴史については事前にネットで調べていったけれども、何となく曖昧模糊な感じになっている。
どこを見ればいいのか分からない感じだったので、とりあえず、大きな派閥のところを2カ所と恐ろしげな面のあるところへ行ってきました。
ちなみに派閥は10あって、その中で2大巨頭みたいになってる。
まずは、西の方へ。
閑散としてましつつも、途切れずに人がやってくる感じでした。
しかし、手入れはあんまり行き届いてない感じ。
行った順番は前後しますが、東の方。
基本的には同じなので、見た目からどっちがどうとは判断が付きづらい。
で、脇にある店というか、なんというか。
元々はこういう施設じゃなかったが、勝手にやってたら、誰も引き留められなくなったという噂話を聞きました。
まあ、その辺の土産物屋さん程度かなあ。
で、これが元々道場があった場所。
今は建物は無い。
江戸時代には何も建物などは無し。
権力にとって色々と厄介なせいもあって建てられなくなったらしい。
腰掛け岩。各地にこういうものはあるけれど、この地方ではこの人のものが多い。
ここを本拠地にしようと思ってた張本人。
これは光雲作の銅像だそう。
ここで光雲のものを見ると思わず、ちょっとびっくり。
このカニは、名物の美味しいカニではなく、道場が火事の時に教えに感じていたカニたちが泡を吐いて火を消した故事にちなむ、はず。
だから、このあたりのカニはハサミが火に焼けて赤いという。
銅像の人のお手植えの松。
今は枯れて、根っこだけを残してあり、2代目の松が伸びているらしいが、どこにあるのかよく分からず。
でもって、恐ろしげな面のところは、
ここともう一カ所あるのだけれども、精神力がここまでしか持たなかった。
ここの話、面に関わる話ではなく、もっと色々と俗な話を聞いて、ちょっとつかれました故、これにて退散しました。
どうも東の方はお家騒動じゃないけれど、色々と大変みたいです。
でも、一応、面は見れました。
伝・春日作ということで伝説上の人物作になっているようです。専門家なら、何時代とか分かるんだろうけれど、それ以上は分からず。
さて、行ってきたところも含めて、この辺りの地方では、阿弥陀様のみを信仰対象にってところなのだけれども、こうやって、ちょこちょことある辺りが面白い。
銅像の人も、考え方によってはそういう対象になってるしなあ。
なんだかちょっと微妙だったけれど、景色はなかなか。
これは道場跡から見える風景。手前は湖、奥は海。
これは湖に近づいて撮りました。
さて、次は山の方か、南の方に行かないとな。