そとは雨で部屋の中は静か。
広くはないけど、気に入っている部屋。

晴れていたら、新しい靴を履いて歩いてみたかったのだけど、今日はやめる。

あまりに暇なので絵が描きたくなって、パソコンを起動して、いろいろやってたらはてなハイクを思い出した。アクセスしたら終了のお知らせが出てた。ハイクはもうすぐ終了するらしい。かなしい。

ついでに、ダイアリーが終わることも思い出した。どうでもいいやと思っていたけど、移行してみたらなんか昔の記事が懐かしくなって、移行してよかったなあと思う。

Im in Peru.

9時半に成田集合。空港でポケットWiFi借りようとしたが、色々準備しているうちに予約期限が過ぎていて借りれなかった。当日、一応受付に行ってみるも、「南米で当日はちょっと…」と悲しい顔をされる。
初めてアメリカン航空に乗る。添乗員は女性と男性と2:1くらい。日本人ぽい人もいる。アナウンスは英語と日本語だが、日本語はなんか下手。接客は日系の航空会社のような仰々しい感じがなく、かなりフランクで面白い。向こうの通路にいる同僚に対して客をまたいで話しかけたりする。チキンが足りないからこっちにパスして!みたいなこともある(チキンは客が中継する)。食事はまあまあ。機内食はこんなもんでしょう。お腹が空いていれば何でも美味しい。サーモンorオムレツ、と訊かれて間違えて嫌いなオムレツを受け取ってしまったけど、日本人スタッフに卵苦手なんですと言ったら快く替えてくれた(ただし、わたしにオムレツを渡したアメリカ人のおじさん添乗員はえ〜〜?みたいな顔して戯けてた)。
ダラスで乗り継ぐ。アメリカに入国。なぜか私だけ機械でパスできず、人の居るカウンターに回される。ミソスープを持ち込んだのを黙ってたせい?とハラハラしたが、特にこれということもなくスタンプを捺してもらった。よくわからないけど抜きうちかなにかなのかな?
2本目の飛行機は国内線だからか、さらにフランクさが増していて、ガムを噛みながら接客するおねーちゃんとかがいる。大らかだ。
もうすぐマイアミ、という頃になって飛行機の外を見るとアメリカの大地がよく見えた。信じられないくらい平ら。訳がわからないくらい真っ直ぐな道とか、訳がわからないくらい広くて四角い池(調整池?工場関係?)とか、訳がわからないくらい広い湿地帯みたいなのとかがある。湿地帯の真ん中とか絶対誰も行けないよなぁ、道もないし、船も通れないし。とかぼんやりしてると着陸。
マイアミ空港で両替したり。うーん、両替についてノープランだった。とりあえず持ってきた8万強のうち、6万を変えとくことにした。ソルをどんだけ使うのかわからず、ドルとハーフアンドハーフにしたけど余るかな。
腹ごしらえもしたかったけどふらふらしてたら、次の搭乗。3本目の飛行機はラン航空の共同運航だったようで、ターミナルがすごく遠くて面喰らう。歩く歩道でひたすら歩き、またセキュリティチェックもやり直し。
搭乗のとき、スタッフのミスだと思うけど、自宅から印刷して行ったボーディングパスを取られてしまって、自分の座席番号がわからなくなってしまうアクシデント発生。乗れたはいいものの、座席がわからないのでそこで待ってろ、と言われ、乗ってる人のほとんどがスペイン語圏、添乗員すら英語も若干あやしい、みたいな機内で立ち尽くすわたし。邪魔だからあっちのほうで待ってろとか、ここじゃだめあっちに行きましょう、とか言われて機内をうろうろし、他の乗客がほぼ揃ったところで、もう一度添乗員に、ボーディングパスの紙持ってたけど、スタッフに渡したら返してこなかった!と言うと曖昧な顔しつつ空いてる座席を教えてくれた。まあ、乗れたからよし。次はボーディングパスを離さないと心に誓う。あと、食事はアメリカンより美味かった。ペルーへの期待を高めつつ、昏昏と眠る。
現地時間0時近くにペルー入りを果たす。イミグレを済ませ外に出ると、タクシタクシ!と言いながらおじさん達が話しかけてくる。手配済みだったので無視して歩く。先に着いた友人と無事に合流し、運転手との待ち合わせ場所に向かうと、突然1人のおじさんに囁くようにサクラコ?と訊かれる。そうです、サクラコです!と言うとついてこい、と言うので若干疑いつつも確かめる術もなく、ついて行く。言われるまま車に乗り、これミスってたら終わりだなと思いつつ、3人いるから何とかなるやろ。とか考える。
気をつけて、と前情報で聞いていたが、ブンブン飛ばしながらちょこちょこ車線変更(もはや車線がある意味がないのではないかというレベル)する様は噂通りのマリオカートっぷり。前の車が少しでもスピード落とせば、おい!後ろにいるぞ!とばかりにクラクションを鳴らす。軽い急ハンドルも急ブレーキも当たり前。え、あなた、今、お客さん乗せてますよね?と疑うレベルの暴走なんだけど、たぶんこの国ではこれが普通。寧ろ、日々客のためにアグレッシブな走りしてるんだぜ、というところか。
0時を過ぎているし、治安に気をつけろと散々読んできたからもう真っ暗かと思ってたけど、適度に明かりや人気もあり、こんなところでも普通に生活している人もいるんだなと思う。
数十分走ると、暗い道の隅で止まり、運転手がどこかに電話した。暫し無言。ついにきたか!仲間を呼んでわたしたちを袋叩きにするに違いない!などと考えていたら、側の建物の鉄の扉が開き、どうぞ〜との声。無事、宿サクラコに着いたのでした。
オーナーは日本人女性のはず、なんだけどやっぱりなんか南米っぽいオーラがある。ちょっと気怠げで、でも聞いたこと以上のことを色々教えてくれて親切だった。
ホットシャワーとお日様の匂いの布団でとても快適。過不足ない設備。
夕方の便で熟睡してしまったので眠れないかと思ったけど、すとんと眠れた。これで長い1日のおわり。

年末はかなり参ってたけど、精神科医に話を聞いてもらったのは有効だった。訓練されているんだろうな。プラセボもあるだろうけど。
もうすぐこの環境からもさよなら。なんとかなりそうだし、人間関係も結局は良くなってきた。なんだろうね、何もかえてないのに。やっぱり時間が解決したのかな。

やっぱり、眠れないと色々考えてしまって少し泣いたりする。自分がほんとうはどういうことを望んでいて、どうすればゆううつが解消されるのか。
つまらないことを言いたくないきもちと、自分をわかってもらいたいというきもち。でもぜったいに人は自分をわかることはないと思うし、こういうことを言う自分はつまらないと思う。

5月頃につきあってくださいと言われて、あまりにびっくりしたのと人からのお願いを断るのが苦手なのでなんとなくOKしてしまったけれど、ここ最近のつらいとかかなしいとか何も言ってないし、言うつもりもないし、なんだかやっぱりわかりあえそうにないなと思っている。LINEも全然してないし、電話もしてない。
つきあうとかこいびとつくるみたいなのをゴールのように考えていたのかもしれない。そういう人がいればきっとハッピーになると思っていた。間違っていたけど。つきあうとかつきあわないとか、そんなことはきっと殆どあとからついてくるもので、重要なのはその人ともっと一緒にいたいとか知りたいとか思うかどうかというところ。