二人ゴト

TVガイドを立ち読みしたら、6/7(月)〜9(水)がののたん二人ゴトのようです。ザ・テレビジョンでは6/7〜11(金)となってましたが、まぁ、なっちとこんこんさん以外は3日で変わってるので、ガイドのほうが正しいんじゃないでしょうか。でもれいなの回は昨日から始まってるから4日間になるんでしょうかね? まぁ、あくまで立ち読み(買ってない)なので記憶違いかも知れないということを含みおき被下度候。
それにしても、オリジナル3段重ねギョウザって……?

ちょっとだけアルバムについてまじめに語ってみる

昨日のレビューもどきがふざけすぎなもんで(苦笑)。ちなみに、昨日のは本当に実際に曲を聴きながらタイプしたものです。あとで誤変換を直したぐらいで。われながら忙しい初聴でした(w。


W(ダブルユー)のファーストシングルが「恋のバカンス」と発表されたとき、正直、私は選曲ミスだなと思ったものでした。まずカバーでデビューするという時点でちょっと不満を持ったんですけど、ぶりんこがこの曲を歌う(表現する)にはまだ若すぎると思ったことと、ザ・ピーナッツの原曲のイメージが強すぎることもその理由でした。ぶりんこが歌う「恋のバカンス」が想像できなかったんですね。
結局、出てきたものはザ・ピーナッツのイメージからは上手く離れ、しっかりと「W(ダブルユー)恋のバカンス」になっており、上の危惧は杞憂に終わったわけですが、考えてみれば若くて懐メロに詳しいわけでもないような人たちにとっては新曲同然なんですよね。私だって「恋のバカンス」はリアルタイムじゃない(生まれる7年前の曲らしい)から、私と同世代(30代前半)のヲタでも知らない人がいてもおかしくないし。
どうしても自分がそうなので引き合いに出しますが、平均的な30代前半のヲタだと『デュオU&U』の収録15曲中5〜6曲ぐらい知ってる、という感じになるんですかね、この選曲だと。もちろん、歌謡曲に興味を全く示すことなくこれまですごしてきてる人だったら1曲も知らないでしょうし、逆にほとんど知ってるよという人もいるでしょうから、あくまで平均化したらの話ですけど。


まぁ、カバーアルバムという時点で逃れられない話ですが、当然原曲を知ってる人はどうしても原曲との比較をしてしまいます。知ってるものを忘れろというのも無茶な話ですから。で、案外カバーって評価が辛めになるものだと思うんですよね。どうしても原曲のイメージが頭から離れないものですから、それを大きく超えるものを提出しなきゃいけない、その分ハードルが高くなると思うんです。かと言って、大きくイメージを変えて現代的にすると拒否反応を示されちゃう。
このアルバム、原曲のイメージを大きく損ねるようなリアレンジがされてないんですよね。「こんなの『○○』じゃない!」なんて裏切られた思いを抱いた人は少ないんじゃないでしょうか。また、W(ダブルユー)も基本的に原曲のイメージを尊重した歌唱法にトライしています(まぁ、ザ・ピーナッツの曲に関しては、むしろW(ダブルユー)色に塗りなおしてるように感じますが)。同じ土俵に立った上でガチンコで原曲に勝負を挑んでいるような、そんな印象です。
それらは、原曲を知ってる人に極力違和感を感じさせないで素直にW(ダブルユー)の歌唱を聞いて貰えるような工夫になってるわけですが、結果的に(あるいは確信的に?)W(ダブルユー)の幅の広さを見せ付けることにも繋がってます。(実際には一曲挟んでますが)「サウスポー」と「白い色は恋人の色」を続けて聴いたら、同じグループが歌ってるとはちょっと信じられないぐらいじゃないですか?
まさかここまでW(ダブルユー)の実力を示すのにうってつけの環境を用意してくるとは。もちろん、ここまで用意した上で「やっぱり原曲のほうが上だよね」と思われては元も子もないわけで(だからガチンコ勝負なんですが)、スタッフサイドの自信と意気込みが伝わってきます。それが素直に嬉しい。W(ダブルユー)の歌にも感動したけど、この姿勢にも感動しました。


以上、原曲をほとんど知ってるヲタから見た『デュオU&U』評でした。原曲を全く知らない方はどんな感想を持ったんでしょう。ある意味新鮮に聞ける分、ちょっと羨ましいなと思う部分もあります。