未来の食卓

とりあえず、超映画批評で紹介されていたので観に行った。
http://movie.maeda-y.com/movie/01333.htm
私が、この映画を観に行った理由は、オーガニックダイエットというものに興味があったからである。
『スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット (単行本(ソフトカバー))』

スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット

スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット

勝間和代が絶賛し、ビクトリア・ベッカムも買ったと紹介されている本である。

日本ではオーガニックを実践するのは、かなり難しいと思う。経済的にも現実的にも。
それでも、映画の中で、たとえオーガニック商品自体の価格が高くても、その後の健康や医療費のことを考えるとオーガニックは安いという主張は、なるほどと思えた。

映画という手段、つまり1800円のコストと112分という時間を使ってオーガニックの知識を得るということについては、かなり無駄に思える。映像的に何か優れているというものがあまりないように思えたのだ。

農薬の使用された土と無農薬の土との違いが観れたことが心に残っているぐらいだった。

日本のオーガニック、加工食品の知識を得たいのであれば、『美味しんぼ』の101巻、食の安全や、その中で紹介されている、『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 (単行本)』を読めば、もっと手軽に深い知識が得られるのではないかと思う。

美味しんぼ 101 食の安全 (ビッグコミックス)

美味しんぼ 101 食の安全 (ビッグコミックス)

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

オーガニックダイエットの反面教師的な本については、三浦展編著『下流は太る』などが良いのではないかと思う。
下流は太る!こんな暮らしがデブの素

下流は太る!こんな暮らしがデブの素

ま、こういうことに興味がある人にとっては、決して観て損はない映画だとは思う。