稲荷山 浄妙寺

浄妙寺は、神奈川県鎌倉市浄明寺にある寺院。
創建は、文治四年(1188)。
鎌倉五山第五位に列せられる。

 源頼朝の伊豆挙兵以来の重臣・足利吉兼が、退耕行勇を開山として建立しました。行勇は源頼朝や政子が帰依した高僧です。
 鎌倉五山第五位の由緒ある禅宗の寺で、室町時代は境内に二十三の塔頭を持つ大寺院でした。現在は総門、本堂、客殿、庫裡が残っています。茶室・喜泉庵と枯山水の庭は平成三年に復元されました。
 本堂の奥にある鎌足稲荷神社は鎌倉の地名の由来になったとされています。

「境内案内より」

総門

本堂

境内