これは危ない

今日の一枚は梅雨時の花。名前は知らない。
今年は例年より随分と早く梅雨明け宣言したのに、雨の日が続いている。何かの間違いじゃないのかと話していたら、しっかりニュースに出ていた。これは「戻り梅雨」と言う奴なんだそうな。何だか蕎麦屋みたいだ。
さて、数日前の新聞にはこんなことが書いてあった。「山梨県で、今後30年以内に巨大地震の起こる確率が80％だったけど、見直されて55％になった。でも地震自体の危険性が無くなったわけではないから、気をつけてね」。ちなみに数字が変わった理由は甲府の地盤の分類区分が変わったからなんだそうだ。どんな分類方法だか知らないけれど、随分適当な話ではある。
「確率80％ですよ」と不安をあおられて「免震構法が安心」と刷り込まれ、家を建て直した人だっているだろう。残して欲しいレトロな旧県立図書館もそんな理由で壊される。こういうのは流言飛語とか風説の流布とか言わないのかな。
下の写真は宮光園2階の床の辺り。

壁を取って、木材の腐った部分を取り去ったら、こんなだった。柱の根元がほとんど残っていないのだった。これは本当に危ない。