ヤヤコシイ番付

west2692011-10-17

今日の一枚は「番付」。床板をはがすと、柱の根元に文字が書いてあった。何時の時代の誰が書いたのかは判らないが、これで建物の柱や梁の位置を示す。通常、番付は将棋の盤みたいに「いの一番」とか「はの3番」とか平仮名通りと数字通りの組み合わせで呼ぶが、ここで「三之十」とあって数字通りだけで表現していた。このほか番付には「のぼり番付」とか「くだり番付」などとあって、それが地域や職人によって異なるのだという。なかなかヤヤコシイのだ。

そんな訳でこちらは昨日の続き。縄文集落の近くにはこんな民家がある。

創建時は茅葺だったらしいが、いつの頃からか2階を乗せて土蔵風になった。