5000年後

west2692011-10-18

今日の一枚は発掘のあと。縄文時代から始まって室町時代・江戸時代と各時代が混じっている。土には痕跡が残っているだけで、建物は何一つ残っていない。

今朝の新聞にこんなことが書いてあった。東京電力福島原発の「炉心再損傷確率5000年に1回」。なのだそうだ。
ちなみに手元に「死ぬまでに見たい世界の名建築」という本があって、ここで紹介されている古今東西の建築群の中で最古の建築は紀元前3200年頃のニューグレンジ古墳というもの。先史時代の遺跡といわれていて、この時人類の歴史はまだ始まっていない。人のつくった建築物はここまで遡ってやっと築5,000年を超える訳だ。この先5,000年後もあの建物が残っていると思うなんて、本気なのかな。

そんな訳でこちらは14日の続き。「空飛ぶ泥舟」の隣に建つ高過庵。