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2005-08-31

[]「他人には理解不能な分類カテゴリ」を常用している理由

こちらを読んでちょっと思ったこと。

●焚書官の日常 (4.4.1) - 日記を読むことについて

http://d.hatena.ne.jp/mutronix/20050830/readingnikki

オレが考えるweb日記の分類、というのを、「ミシン」「こうもり傘」とか他人には理解不能な分類カテゴリで羅列してみて、ホッテントリで「よくわからんがおもろい」とか言われてみようかと思ったのだがさすがにそれは無駄っぽいと気づいたし、そんな分類できるほど読んでない。

わたしの場合、カテゴライズというのがどうもあまり性に合わなくて、しぶしぶやっている感が公私ともに、つまりソーシャルなあれも含めて、強いのですが、はてなRSSのカテゴリ分けフォルダがとくにそういう気配濃厚。

以下フォルダ名。

  • 黒い箱
  • はてな
  • 食べるBlog
  • ニュース
  • 食のブクマクエントリ
  • ほん
  • マカー向け
  • 食べられる日記
  • 論と説
  • 走るおじいさんの手には厚焼玉子
  • 酔って走る双子の手にはバナナ
  • 食べるBlog@飯田橋
  • 水平線
  • 餃子と黒い猫
  • 論と説2
  • はてな家

「黒い箱」はプライベート用なので他人には見えませんが、この三つはよくわからないと思います。

  • 走るおじいさんの手には厚焼玉子
  • 酔って走る双子の手にはバナナ
  • 餃子と黒い猫

分類にこれという理由があるわけでもなく、なんとなく自分のなかで類似点みたいなものがあるもの、そのほかのカテゴリに入れられないようなものを入れているので、それらは言葉でどうとか説明できるものでもない。すくなくとも書いている内容のジャンルや書き手の特徴でわけているのでもないし、たぶんわかりやすくしようとしても「雰囲気かな〜」とかそういうどうでもいい説明にしかならない。

で、よく考えたらてきとうな数字をフォルダに付けるだけでもいいのですが、イメージ喚起力が弱すぎるし、弱いわりに固定的でつまらない。そこであえて言葉を貼りつけてしまう。貼りつけてしまっても、やっぱりなんだかよくわかりませんが。

ただ無理矢理にカテゴリを言葉にしてしまって、いつの間にかその言葉にふさわしいようなイメージが出来てくるのはすこし面白い。また入っているもの、カテゴライズされたものに合わせてカテゴリの名前を変えていくのもちょっと面白い。

ただし、カテゴリの名称でなにかが説明されるなんて未来は永遠にやってこない。



以上、焚書官さんを「酔って走る双子の手にはバナナ」に入れている言い訳でした。


2005-08-29

[]庭造りとローカルルールの物語

話題元はこちらから。

●サニーデイ - 無言のトラックバックは「土足で踏み込む」行為?

http://d.hatena.ne.jp/sunny/20050826/1124985244


ブログについて、基本的に「従来のWebサイトよりはつながりを重視している」という認識はわりと共通なもののような気がします。ただ、雪乃さんのところには目撃したコメントの例として

「個人のお部屋のようなもの」

とあるし、自分のブログを部屋とか庭とかそういうごくプライベートなもの、自分が好むつながりだけでつながるもの、と認識しているひとは多いのかもしれません。


ここからは流行りの箇条書き*1で。

  • こういった傾向のひとつの原因として「ブログを装飾するパーツの増加」があるかも。
    • ブログとは庭造り。
    • 庭でペットを飼う。庭を華やかにする。生け垣を高くする。立て札(注意書き)を立てる。友だちの写真を飾る。自分の写真を飾る。ビラや広告を貼る。
  • はてなの場合は、キーワードで勝手につながってしまうことによる「キーワード来訪者*2」がブログ開設の時期と無関係にあるので、ダイアリーなりブログなりの開設当初から「他人の目に晒される自覚」が生じやすいということはあるかも。
  • これに対して、ほかのブログだと開設まもなくは検索ワードからの来訪者もほとんどいないし、積極的につながりを求めていかなければ来訪者も増えないので「自分が求めている以外のひとは来ない」というふうに「自意識が育っていく」のではないか。
    • 「見ず知らずのひとのトラバはキモい」という意見も見かけました。見ず知らずって……。
  • そうなると自然、「無断の来訪者」を嫌うようになり、自分の花園を守る姿勢に。
    • トラックバックなんて庭に穴を掘るもぐらみたいなものか?
    • トラックバック本来の意味はあまり理解されていない。
    • むしろトラックバックイラネ派。
  • あるいはspamトラックバックによって、トラバそのものまで悪いイメージに?
    • spamとまで言わなくても、「話題が同じだけで言及のないトラバ」も嫌われる原因のひとつかも。
  • 上記のようなトラバ挨拶コメントのほかに以下のようなローカルルールが見られる。
    • 「トラックバックありがとうございました」のトラバお礼コメント
    • 「お返しトラックバック」
  • 「庭化」しすぎると、ご近所付き合いも儀礼的なものが増える、ということか。
    • ムラ人はムラ人とつき合いたがる。

ローカルルールというものがなくなるとも思えないし、とりあえず棲み分けが進むのではないかという感じ。というのも、つながり方が強くなったぶん、ローカルルールも相互に補強されるところがあるのでムラ化は強化されるのでは。またムラ化が強くなれば情報も届きにくくなるので、変化も起きない。

情報はムラのなかだけでグルグルグルグルやりとりされる。



インターネットでは階層化するよりも先に、渦巻化が問題になるかも。


*1:つまりは段平部@ベアハグハグですが。
http://d.hatena.ne.jp/drytonguecat/20050801#p1らへん。

*2:SFのタイトルみたいだなぁ。

2005-08-27

[]わたしもメソッド(大江戸篇)

今、自分のトピックをだら見してて気づきました。

 ↓ひとの面白そうな話題をてきとうにつまみ食いするときのセリフ。

  • わたしも考えてみました。

毎回これ使ってるよ! なんだこれ! 印籠みたいなものなのか?*1 これをかざせばもう

「ネタいただきましたぜ! じゃァな!」

なわけなのか?


「おぃ! ちょっと、それ……」

茫然と見送る大店の番頭。

「親分! いいネタですぜ! ほら!(駆けながらパス)」

「(駆けながら華麗にキャッチ)おぅッと! でかしたな、喜三次!」

「なぁに! これしきのこと!」

「左門町の旦那に話して、ちょいとおめえには褒美をはずんでやらねえとな!」

「そいつぁありがてえ!」

「おめえのおかげで、おれも旦那の前で鼻が高えってもんよ!」

「親分あってのあっしってことをお忘れなく!」

「泣かせるじゃねえか! ついでといっちゃあナンだが、おめえ、うちのお里のことをどう思ってる!」

「え、お里坊のことですかい? そりゃあっしもちっけえころは幼なじみでこのやろう憎たらしい口をききやがってと思いましたが、今じゃすっかり女っぽくなっちまって、いや親分の前ですが、そりゃあもう界隈じゃいつどこに嫁入りするのかとそんな噂ばっかりで!」

「あんな蓮っ葉で生意気な眼鏡ッ娘だが、おれみてえな親にはもったいないぐらいいい娘になったと思ってるんだ、喜三次よ。親のおれだからひいき目もあるかもしれねえが、そうそうそこらに出して引け目を感じるような娘じゃねえ。で、ものは相談なんだがな、あのお里をおめえの……!」

「親分! ちょいと!」

「なんでえ喜三次! まだ話は終わっちゃいねえんだぞ!」

「その……そのネタ、もう一度あっしに拝ませてもらえねえかな!」

「なに言ってやがんだ! まだ追っ手はそこらにいることを忘れんな!」

「だけど、その、なんていうか、親分、頼むよ、もう一度そのネタのツラを拝ましておくんなさいよ!」

「ええい、よさねえか!」

「いいじゃねえか親分、ちょっとぐらい!」

「てめえ、この野郎!(十手を抜く)」

「あ、親分、片手でそのネタ落としたら危ないから、あっしが預かりやす!」

「お、すまねえな……あ、てめえなにしやがる!」

「はは、親分もひとがよすぎらあ!」

「畜生このやろう、ふん捕まえてなますにしてやる、待ちやがれ!」

「そうは問屋が……へへ、このネタを(駆けながら袱紗を拡げる)、こいつをもう一度拝むことができりゃもうそりゃすぐにおっ死(ち)んだって……あッ!」

「なんだ喜三次、てめえの小芝居なんぞにゃひっかかりゃしねえからな!」

「ちがうんだ親分、こ、こりゃ……!」

「なんだ、しどろもどろになりやがって!」

「こ、こりゃ左門町の旦那の印籠ですよ!」

「な! なに! ちょっと寄こせ!」

「いやですよ! 取り上げたらもうあっしに見せねえつもりなんでしょうが!」

「なに言ってやがる! そういう問題じゃねえだろう! おめえも褒美がもらえなくなってもいいのか! ほら、寄こしやがれ!」

「そんなことよりこいつのなかにいったいなにが……あッ!」

「あッ! き、喜三次!」

(つづく)



名付けて「わたしもメソッド」。



メソッドとメリットって似てるなあ。

*1:関係ありませんが「籠」の字ってちょっと三葉虫に見えませんか。見えますよね! あーよかったおれは悪意の黒い海をたったひとりで泳いでいるんじゃなかったんだ、すがすがしいさわやかな透明な海だったんだ、あ、なにか踏んだ(海底一面に三葉虫)。

2005-08-26

from morguefile.com

[]夏休み企画:セクシーなブログを作ってみよう!

●活字うろうろ - セクシーさ

http://d.hatena.ne.jp/urouro360/20050824#mu

こちらから、

○図録▽セクシーさを感じるところ(国際比較)

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/3995.html

この図録をまず見てみましょう。


ちなみに

○図録▽生活スタイルの国際比較(性生活重視度)

が見たいひとはurouroさんのところからどうぞ。


さて。

図録を見てみると、微妙に「お金」にセクシーさを感じているベトナムや、インドの「胸」への突出した好きっぷりはべつにしても、それぞれの国でいろいろな「セクシーさ」が分布していることがわかります。

ではセクシーなサイト(ダイアリーであれブログであれ)を作ろうと思ったら、どうすればいいのでしょうか。


ちょっと待て。

なぜセクシーなサイトを作る必要が?


それはもちろん「リアルで非モテでも、ネットでモテ」のために決まってるじゃないですか。夏休みのあいだに自分のサイトをセクシーにする。そうすれば(長い目でみれば)少子化だって歯止めがかかるのです(たぶん)。今こそ、セクシーサイト文化をはじめる時期なのです。そしてそれはわれわれの世代の双肩にかかっているのです(鼻息)。選挙とかしてる場合ではない!


セクシーさとまなざし

実際のところ、ブログには胸とかお尻とかないので、代替するものを考えねばなりません。たぶん、見た目(デザイン)とか内容(ジャンルとか)がそれに当たるのでしょう*1

で、ここでは

  • まなざし

に注目してみたいと思います。

ブログにおけるまなざし。ダイアリーにおけるまなざし。なんのことやら、という感じですが、簡単に言えば

  • 書き手が読み手へと送るまなざし、読み手が感じるまなざし

のことです。読み手が書き手に送るのは無理。

しかしまなざしと言ってもいろいろあります。

セクシーさに関するまなざし、というものをググってみました。

  • 誘うような
  • 誘惑的な
  • 挑発するような
  • ひたむきな
  • 妖しげな
  • ミステリアスな
  • 妖艶な
  • うるんだような
  • 燠火のような
  • 異性人を見るような
  • 縋りつくような
  • 色っぽい
  • 誘い込むような
  • すがるような

なんか変なのも混ざってますが、「セクシーなまなざし」というと、とりあえずこういう感じでしょう。こういった言葉から想像できる、ひとつの共通したものがおそらく「セクシーさ」なのです。


曖昧なものこそ妄想をひろげる

では、それはなにか?

  • 謎めいたまなざし

です。セクシーさというものがあくまで受け手のなかに喚起されるものだとすると、はっきりと意志が伝わるようなまなざし=受け手に喚起されるものがひどく限定される、というものにはセクシーさが少ない、ということになります。逆に、謎めいたまなざしからは受け手のなかに喚起されるものがギャラクシーな感じで拡がるので、セクシーさへと結びつきやすいわけです。


以前、こういうトピックを書きましたが、

●ブログで語りかける相手は四人でいい。

http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20050420/p3

これは「書き手が書きやすいように」ということを目的に、「話し相手を想定して書いてみる」というものです。

今度は逆に、受け手(読み手)がどう受けとるかを考えてみましょう。

つまり読み手が

  • 謎めいたまなざし

を感じるような書き方です。そのためにはどうすればいいか。

それは

  • (書き手の)話しかけている相手があたかも自分(読み手)であるかのような妄想を抱く

そういう書き方です。

これってだれかに向かって書いてるんだろうなぁ、あれ、でもちょっと自分もそんな感じだ……え、自分のこと?

みたいな。ま、口で言うのは簡単じゃん、ということなので、具体的に書くと

  • 感想や心情はできるだけ具体的に、素直に書く
  • 辛いこと、イヤなことなどは曖昧にぼかして書く(共感を導く)
  • 話しかける相手のタイプをいくつも用意して、それに合わせて書く(焦点をぼかす)
  • 具体的な話し相手に限定した書き方はしない
  • ひとりごとのような、話しかけるような、曖昧な書き方をする
  • でも、疑問文を多用する

こんなところでしょうか。



たんに「なんだかよくわからない」サイトになってしまうかもしれませんが、そこにセクシーさを感じるひとだってどこかに必ずいるはずです。そんなひとこそあなたの運命のひとなのです!


おま検索

google:まなざし

google:眼差し

日本を代表するまなざしは「真剣なまなざし」でした。


ガッカリこの上ない。

*1:このへんはすでにどこかで話題になってたりするのでしょうか。

2005-08-25

[]ある日読んだダイアリーをダッシュで追想。


しばらく前に書いておいた、いくつかの巡回先ダイアリーからクリップした単語。


鉢植え、大森と過去、宴会と子孫、NARUTOと沈殿物、橋本、猫、アーティスト、伊江島ともずく天ぷら、東京風邪、はたらくカッパ、非常階段でごはん、ビアガーデンとTシャツ、海と自転車、フライパンと網、高山茶


自分的には「ブログブログしてるところより、ダイアリーのほうが面白い」のかもしれません。たぶんほんのすこしの差なんでしょうけど。


ブログブログしてるところは情報で切り取れてしまう弱みがある。というか切り取れるような「情報提供」みたいな形にしないと読まれない、みたいな。


こういった「情報整理」をどこまでやるのか、というのはブロガーにとってはそれなりの課題かもしれない。つまりネタをどのへんまで加工してから出すか、というあたり。

加工に時間がかかりすぎると話題性がなくなってしまう。話題性みたいなもの、流行りものと関係のないネタであればともかく、そうでない場合は逆に「まだあのネタやってんのか」みたいにスルーされる怖れがある。

で、「話題性と関係なしにやろう」というとネタ探しに時間がかかってしまう。


やり方としてはたしかに「箇条書きで書け」というのは正しいし、まずそこからはじめる、というやり方もあるわけです。ナマっぽいまんま出してみる、みたいな。


というわけで今日は短め(飲みすぎただけ)。

2005-08-23

[]いともかんたんに「純潔教育」へと誘導されるかわいそうな童貞たち

ネタ元

●九尾のネコ鞭 - あー、久しぶりに胸糞悪い

http://d.hatena.ne.jp/maroyakasa/20050822#p1

ネタのブックマーク

●流れぶった切ってスマソが、とても嬉しいことがあったので聞いて下さい。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://pastlog.fc2web.com/dqnfemale/886.html

注意:「かわいそうな童貞たち」に興味がない場合、元のテキストを読むのはあまりお勧めしません。たんに不快になるだけでなく、時間を無駄にする可能性が高いので。


とりあえず検証

検証もなにも、まったく根拠が示されてないダボラ以下の与太話なのですが、まともに信じているひとたちもいるみたいなので。

与太話、という理由。

  • この「喪男」が話していることにはまったくなんの根拠も示されていない。父親から聞いた、というだけ。
  • つっこまれそうなところは「らしい」などと曖昧にしか説明しない
    • 「検査をしてるらしい」「全員に出来るわけじゃないようだ」「増えてるそうなんだ」「凄いらしい」「居るんだってさ」「済まないそうだ」「実際の正確な所は解らないけど」「何とも言えないが、地方だから少ないなんて事もないようだ」「高いみたいだ」「溢れてくるんじゃないか」
  • ただし、そういった妄想っぽい話から展開する話がへんに具体的。

これだけでふつうは疑問に思うというか、「妄想キモい」となるべきなんですが。


話は以下のような構成。

  • 「悪い」女がひどい目にあう→因果応報
  • 公平な立場っぽくみせる「俺」
  • ダメな喪男→じつはいいやつ。しかも「賢い」
  • 上記三人以外の人物描写は省略
  • 最期になって驚きの真実が! →大きな悪を暴く

話の目的のために、ずいぶんとわかりやすく単純化された構成(とくに登場人物)となっています*1


不自然なところ。

  • 実話にありがちな話の逸脱や混乱がなく、きちんと整理されている。
  • これほどの長い話を細部まで覚えている「俺」。
  • 二部構成。しかも「付け足し」であるはずの後半の密度が高い。
  • 前半に職場ゴシップめいたエピソード、後半に深刻そうな情報を集中させるという、前半とのギャップによる効果を狙った構成。
  • 意図的な話の誘導(以下強調は引用者による)
    • 「その時大勢のエイズ患者が出てきて、やっぱり貞操観念を大事にしましょうという意識が復活してくれれば良いかも知れない。」


ほかにもざっと見ても、これぐらいツッコミどころがあります。

▲単なる憶測(〜ようだ・〜らしい)による意味不明な裏付け

喪「うん、だから必ずしも全員に出来るわけじゃないようだ。それでも機会があれば可能な限り検査をしてるらしい

▲検査が「必ずしも全員に出来るわけじゃない」のに、なぜか「2割が感染」と断言。

自分はエイズじゃないかなんて心配を全然してない、他の病気で普通に診察に来てる女の2割がHIV感染者だ

▲小学生並みに秘密を漏洩

だからこれは本当に内緒だぞ。

いいおとなが、たいして仲がいいわけでもないのにこんなことを言うやつの話を信じるんでしょうか。


とくに後半の下りはあきらかに用意された元ネタにもとづいた「よどみない」セリフであって、一個人の考えを話しているとは思えません。

  • 会話が一方的。「俺」は一応反論するものの、すぐに納得。
  • テレビ・雑誌・芸能人と、例として用意された話が豊富。
  • しかもたんなる妄想による「未来予想」で、なにひとつ証拠がない
    • エイズ患者が増えるかもしれない
    • それが報道されないかもしれない
    • しかもエイズ患者が特権階級になるかもしれない
    • マスコミによる情報操作が起きるにちがいない
    • 医師会にもなにかあるらしい
    • 校則を厳しくしてる学校もあるらしい
  • にもかかわらず、「じつは喪男はすごくいいやつで、頭もいい、そして秘密の情報も知ってる」という演出でそれらしい話に見せかけている。

マルチ商法のひとが勧誘で話す「マニュアルに基づいたセリフ」とほぼ同じ演出です。反論は許す、けれどもすぐに豊富なたとえ話で煙に巻く、という手法。しかも現実にこういうセリフを聞いたひとが一問一答覚えているでしょうか?

これがなにを意味しているのかというと、ひとつの目的への誘導、いわゆる「純潔教育」への誘導で、話は全体にそれを補強するための単純な構成になっています。


言及しているところを見てみた。

言及サイトは31あって、否定・懐疑的なのは4人。

まともに受けとっているひとたちの感想に共通してるのが

「前半はムカついたけど、後半はいい」

「恐ろしい事実」

というもの。

大半が「孫の孫ニュースサイト」みたいな

  • どこを経由して知ったのかが明記されていない
  • 一言コメントすらつけていない

というもので、大手のニュースサイトが扱ったことからクリップした、という感じでした。あまり考えずに脊髄クリップしているのでしょうか。


で、マニュアルを書いてるのはだれ? という話になります。

言及先のなかにあったこちらでは、こういう指摘が。

●ユラクラクラゲ@ロード トゥ ? ニッキ - 情報リテラシーとかがフニャフニャ

http://d.hatena.ne.jp/zunndada/20050820#p1

どうやら、2chのログらしいんですが、これを読んだ人の反応が「エイズが凄いことに!」とか「喪すげえ」「俺もああなりてえ」と言ってるが、違うだろ。

「統一協会」が騒いでるなあ、が正しい感想だろ。

ネット右翼がらみで、巨大掲示板での念法なんたら眞教とか日本なんたら会議とかの活動がよく話題になりますが、たしかにこういう露骨な誘導とその結果を見るとさもありなんというか、現実にやってるんだなという。掲示板や大手ニュースサイトによる影響力がどれほどあるのかはわかりませんが、あきらかに特定の思想への誘導を狙ってネタを作っている連中がいるらしいということはわかります。



童貞を洗脳したら、そのつぎはなんだろう?


*1:現実の話の場合、話を単純化することはよくありますが、こういった人物の単純化による再構成はあまりされません(かなり時間が経てばべつですが、この話はそういう話ではないので)。というのも話の単純化よりも、人物を減らすという単純化のほうが面倒くさいから。詳述は避けますが、話っていうのは人数がそれなりにいたほうが進めやすいのです。このあたりは「嘘」というよりは「嘘くささ」についての話になりますが。

2005-08-22

[]ぜんぜん秋の気配はないのに。

水曜日からキリン「秋味」発売。

○KIRIN_秋味_秋の味覚に「秋味」

http://www.kirin.co.jp/brands/akiaji/intro.html

出てから15年も経つのか。


[]クレームファームと化したリヴリーのコメント欄


こちらを読んで。

●烏鹿庵 - 先日取り上げたリヴリースタッフ日記からコメントが消えました。

http://d.hatena.ne.jp/crowdeer/20050820/livlyisland

そういえば書いたままアップしてない記事があったので。

以下は実際にコメント欄が閉じられる数日前*1までの経過を追ったものです。

なので、直前の様子についてはわかりません。


クレームファームと化したリヴリーのコメント欄

クレームファームって「クレームの採集ができる場所」って意味です。

今てきとうに作った。


8/3からリヴリーの日記再開*2

  • 要望とかはメール送るように
  • ここと関係ないコメントは削除する

という内容が掲載されました。

そしてまたコメント欄が荒れます*3


コメント欄はあいかわらずというか、最初はみんなブーイングってことで一致して(同じ方向を向いて)それぞれが勝手に発言していたのに、だんだんとお互いにやりとりをしはじめました。

文明の曙?

なんとなく、火星人が発展していく様子をモニターで眺めるドラえもんとのび太を思い出します。


流れはこんな感じ。

  • 同じ意見に同調するようなコメントはあるものの、反発するようなコメントはない。
  • やがて「ここでクレームつけんな、ウザい・意味がない」という意見が出始める。
  • つぎにコテハンが現れ、相互にやりとりが芽生える。
  • 同時に長文コメントがやや減り始める。
  • 8月4日になって、まとめページの提案など、冷静になるよう求めるコメントがつく。
  • 長文コメント復活。
  • 有志からの「よそに(トラブルについてのクレーム用)掲示板を用意した」という提案もあるが、なぜか「個人情報がもれそうで怖い」と全員スルー。
  • コメントの内容は、ほぼ次のような意見が堂々めぐり。
    • クレーム書くな(クレームうざい・おまえらムダムダムダ派)
    • ほかに書くところない・メールは返事がない(とにかくスタッフが悪い派)
    • 本来のコメント欄に戻そう(関係ない話題をするな派)
    • 擁護派うざい・管理側自作自演乙(掲示板系煽り派)
  • 8日になって運営側がようやく「お問い合わせ」コーナーを作る。
    • ほぼ無視されている。
    • 数日後になって「お問い合わせ」コーナーへの移住が始まる。

やはり最初の、全員が同じような方向を向いている時期にきちんとした対処ができなかったことがここまで引きずることになった原因でしょうけど、全体にわりと放置気味なんで管理って考えはあんまりなかったのかも。

とはいえ、これ(8/4のコメント欄)

# ミュラー博について 『俺は8月5日の記事に投稿しました。

「神戸には地震のハプニングなんてなきゃいーですね♪」

みたいに、♪マーク付の阪神大震災を軽視した記事だったのですごく腹が立った。俺の友達はあの地震で死んだんだ。あんま悔しかったので「馬鹿野郎」って書いてしまい、言い過ぎを謝ろうと思ってアクセスしたら記事ごと削除されてた。

とか見ると、コメント読んで記事削除とかはしてたみたいです。8月5日の記事が削除されたらしいので、真偽のほどはわかりませんが。


最終的にはコメント書きこむのが

  • 今さらながら前に書きこまれたことと同じことを延々と書きこむ(新入り)
  • まだしつこくコメント欄に貼りついている(ベテラン)

どちらかのタイプに限られてきて、それぞれ

ほかは知らない。けど、とりあえず自分の書き込みは正しい

と信じこんでいるのどかなひとばかりなので、ほうっておけば飽きるまでつづけそうだなーと思ってたら、かなり長くつづいてました。


実際のところ、こういったクレームばかりが集まった掲示板・コメント欄というのは、Webサービスなどを運営する企業にとってなかなか興味深い場所ではないかと思います。

  • 荒れたらどういう経過を辿るか
  • どういう対処が早期解決の道か・どういう対処がまずいか
  • どれくらい理不尽な要求をしてくるか

このあたりを単なる想定ではなく、実際のケースとして検討できるわけで。

もっともクレーム対策なんて問題が大きくなってから真剣に考えたりしがちなんでしょうけど。ただこういったコメントファームをよく検討すれば

「尋常では考えられないようなすごいクレーム」

なんてあるわけもなく、マニュアル化しとけばそれなりの対処ができるんだなってことがわかると思います。

*1:たぶん一週間ぐらい前。

*2:リンクは面倒なので「ダイアリーのトップページ→おすすめ日記」からどうぞ。

*3:現在コメントはすべて削除されています。

2005-08-21

[]「はてな」は親方を中心に腕のいい職人がそろった寿司屋。ただし

客あしらいが下手。


トラックバックから。

○smashmedia: はてなへ

http://smashmedia.jp/blog/archives/001028.php

このへんが誤解されてるんじゃないかと思うんですよね。特にはてなユーザに。

ここで書かれているような「はてなユーザー」というものが存在するわけではないので、あくまでわたし個人の感覚ですが。

ユーザーオリエンテッドであるかどうかはともかくとして、はてながユーザーに新規サービスを放り投げることでその普及、デバッグを助けてもらっているのは事実ですし、拒否反応があるとすればリリースに「一方的な」ものを感じた場合ではないでしょうか。

  • もっと切実な要望があるのに、いつまで経ってもそれは実現せずに新しいものがどんどん出てくる
  • 「はてなアイデアポイント」を一時的なイベントにすぎない「総選挙はてな」で使う

とか。勘違いしやすいことですが、「技術オリエンテッド」であるということと「ユーザーに甘えている」ということはまたべつの話です。「みんなはてなが好き」ということと「はてなを信頼してる」ということもまたべつの話です。

どちらかというと「はてなはユーザーオリエンテッドである」という幻想をもっているのは「はてなユーザー」よりも河野さんのほうではないでしょうか。


「はてな広報部」についてはとりあえず

「意見交換のための場所はすでにあるし、それはべつに望んでいない。焦点はあくまで『はてなボランティア』の情報をどうするか、にある」

とだけ書いておきます。コーポレートメッセージ云々はほぼ関係ありません。


行列?


で、面白かったのがこのたとえ話。

Aさんがこないだはてなを行列のできるラーメン屋と、その店の頑固オヤジにたとえてましたが、あれはすごくうまいなあと思いました。最高の褒め言葉ですね。

「行列ができるラーメン屋も、頑固オヤジがいる店もイヤだなぁ」というのはたんにわたしの好みの話としても、今時のユーザーが行列してまで同じWebサービスを使いつづけるかなぁ、という違和感が。


はてなは、わたしのイメージでは

  • 親方を中心に腕のいい職人がそろった寿司屋。ただし客あしらいが下手。

という感じですね。


店の職人たちはとてもどん欲に技を研究し、盗み、また新しい味付けや珍しい食材を取り入れることに余念がありません。店内も明るく、フレンドリーな雰囲気がある。インテリアはちょっと垢抜けない感じのするところもあるけれど、ごてごてしてるわけではない。

ただときどき

「これなに?」

というネタも出てくることがあり、茫然としている客に向かって親方はにこやかに

「ま、試しに食べてみてくださいよ」

と勧めてくる。たいていの客はさすがに「アーティチョークの握り」「殻付き雲丹の軍艦巻き」などにはあまり手を出さない。というか、そもそもどうやって食べろというのだろう、これ。おまけに店に入ってからすぐ注文したものがまだ来ない。

で、がんばってる客(たいてい常連客)がなんとかムグムグ食べていると、もうつぎの握りが出てくる。これもまた親方の説明を聞くと

「へえー」

と思うものの同時に

「……どうやって食べるんだろ」

という新奇な食材。おまけにちょっと焦げ臭い*1ものが出たりする。職人たちは愛想もいいし腕も一流って感じだけど、客の案配(様子や好み、食べるペース、食欲)についてはあんまり興味がないみたいに見える。

カウンターの向こうでは親方はじめ職人一同が嬉々として新ネタをいじっていて、いわゆるオープンキッチン、見通しはいいのだけれど、よく見てると常連客のなかには「ねえ、客よりも手元を見てる時間が長いんじゃないの? プラモデル作ってるんじゃないんだよ。常連客がいなくなったらどうすんの」と注文をつけるひともいる。「お気軽にどうぞ」と注文のために設けられたマイクはやけに天井に近いところにあって、客は椅子の上に立たないと使えなかったりする。

とりあえず常連客がほかのお客にアドバイスしたり、食べ方を書いた紙を店内に貼ったりしてるからいいものの、彼らがいなくなればただの「へんな寿司屋」にすぎなくなるだろう。それでも客が絶えないのは、じつは珍しい寿司ネタや職人技云々ではなく、お茶*2がうまいからだったりする。



あと飲食店なのになぜか四つ足の毛深い職人がいるのも気になる。*3


*1:公職選挙法云々あたり。

*2:キーワードリンク付き日記サービスや省略記法やアンテナなどなど。

*3:オーナーなのかもしれない。

2005-08-20

[]裸族をめぐる研究のジレンマ


裸族学はまだその曙にあって、困難はさながら峻険な崖を全裸で登るがごとくである。

  1. 裸族について語るとき、やはり「自分は裸族ではない」と説明しないと公平さが保てないと思う。
  2. 毎回そんなことを書くので逆に「ほんとは裸族なんだろう」と思われはじめる。
  3. だから違いますってば。
  4. 疑うなら見に来てもいいよ。
  5. ただし女性限定。
  6. とか言うと露出狂みたいだな。
  7. いや露出してないから!
  8. はだかで更新してるのが悪いって言ってるわけじゃない。偏見もありません。
  9. しかし裸族というものがほんとうに存在するかどうかは、まだ完全には証明されていない。捕獲された個体はないし、鮮明な写真もない。冷静な目撃証言もない*1。全体に研究途上だし、裸族学も裸学のなかでは確立されてない*2し、「裸族?」と露骨に嫌悪感をしめす物理裸学者さえいる。
  10. 肯定するにしろ否定するにしろ、裸族について語るときは慎重であるべきだろう。
  11. →(1)に戻る


いっそここで裸になって更新すれば一発解決! のように思えるけれど、それはやはり研究者としては越えてはならない一線である。まずは限られたフィールドワークを進めていくことで、生きた個体を捕獲可能な地域を探っていくべきだろう。捕獲ののちは、衣類についての適応度を調べるとともに「裸族はどのBlogサービスを選ぶか」という実験もあわせておこなう予定。


*1:2004年アラスカでの目撃情報は「気候的にあまりにも不自然」と却下されている。

*2:公衆衛生学のなかでは認められている。

2005-08-19

[]地震後の仙台駅を記録したブログを巡る。

8/16の地震について。

最初のふたつの巡回先を読んで「あ、同じ場所に居合わせたんだ」と思って、すこし仙台駅の様子を知りたくなったので検索してみました。


●Moleskin Diary

http://d.hatena.ne.jp/moleskin/20050816

 駅の外でも座り込んでいる人をみかけた。この日差しの強い午後に外で座らなくてもいいだろうと思うのだが、駅の中の座れそうな場所は既に占有者がいる。階段の端には人が上から下まで数珠繋ぎになって座っている。太い柱の回りには新聞紙が敷かれ、人が寝転がっている。まるでホームレスのような有り様だが、事実彼らは今日一日だけは帰る当てのないホームレスの身の上であった。


○[弐] 第弐齋藤 | 土踏まず日記 - 地震のあと

http://sto-2.que.jp/ndiary/2005/08/200508163.html

 新聞紙を床に引いて通路脇や階段に座りこむ家族連れの群れ。 窓口と改札、それとホテル案内に長蛇の列。泣きわめく子供。 叫ぶオッサン。 上がる室温と湿度と不快指数。 どっかバカが喧嘩して警官に引っ立てられていく。 うわぁ勘弁してよぉ。 通りがかっただけで消耗する。


○愛と責任のブログ

http://sakaiosamu.exblog.jp/551453

きっと町中に地震のツメ跡が・・・と思いきや、なんとものどかな街並みが続く。とても大地震直後とは思えない。仙台市街に入っても、何の変哲もない様子。


ところが仙台駅は大騒ぎ。新幹線は止まり、あちこちで駅員に現状を聞く人々。中には、血走った顔で駅員を問い詰めるお父さんも。我々が話した駅員はきっぱり「6時まで動きません。何時に動くかわかりません」あれぐらいきっぱり言われると、こっちも覚悟がつくってもの。


○地震・・・その時私はそこにいた!

http://plaza.rakuten.co.jp/agehado/diary/200508180000/

JR東日本でも運転再開の見込みも分からないらしく、

16時頃、画像の駅員が「本日移動を希望される方は18時まで待ってください。18時に放送でお知らせします」

と何度も言っていた。

切符を手にイラついた民衆に囲まれてて、可哀相だなぁと思った。


私は実家に戻ればいいし、どうしても今日中に帰らなければならない用事があるわけでもないから地震のおかげで一泊分儲かったような気すらしたが、

駅の構内には泣きながらメールを打ってる女性や、口汚く喧嘩してる夫婦、座り込んで弁当を広げているのにみんな殺気立ってる親子連れ、等の姿が見られた。


○自分のビジネスを立ち上げよう!:地震に出くわしました!

http://blog.livedoor.jp/peter1701/archives/30376638.html

丁度関東方面の帰りの新幹線が12時半だったので、

仙台駅構内をぶらぶらしている矢先でした。

地下街のお土産売り場に立ち寄ろうと階段を下りて、

降りきった瞬間に どーん という鈍い音がして

ぐらぐらっとゆれ始めました。


一瞬何かのイベントが始まったのか、と思いましたが、

ゆれが強くなった次の瞬間、地震だ、と気づきました。


周りの人から悲鳴が上がって、老いも若きも男も女も、

一斉に走り始めました。


○memomemo | びっくりしましたね。

http://memo.brown.sunnyday.jp/?eid=283948

仙台駅で友達と会うために待っていた私は、初めは「ホームに新幹線が入ってきたのかなぁ」くらいにしか思っていなかったんだけど(新幹線が到着するときってけっこう揺れるんだよね)、どんどん揺れが大きくなってきて。

「すぐやむでしょう」って少々のんきに構えていたんだけど、もう全然そんなことなくて、「やばい!!」って思って、外のペデストリアンデッキに逃げました。


○汽車POPPOのつぶやきブログ | 揺れた〜 宮城県で震度6弱

http://poppo.aiden.main.jp/?eid=255870

窓の外には東北新幹線の高架橋が見えるのですが、ちょうどE4系電車が駆け抜けていきます。このまま仙台駅まで行っちゃうのかな〜、なんで見ていたら、急速に速度を下げ停車しました。架線柱が大きく揺れているのがわかります。この瞬間、初めてちょっと恐怖を感じました。


こちらは27年前の宮城県沖地震のときの様子。

○Far beyond Pluto: 地震の教訓

http://beyond-pluto.cocolog-nifty.com/turedure/2005/08/post_cf04.html

 30年近く前の宮城県沖地震の時に、私は仙台に居た。珍しく最終の授業まできっちり受けて山を下る途中のバスの中、「おや?何でバス停じゃないところに止まるの?」と思うや否や扇坂の自転車置き場の自転車が、次々と将棋倒しになった。

バスのなかにいるとかなりの地震でも気づかないみたいです。倒れていく自転車。ちょっと怖い。


クリップ集なのでとくにコメントはありません。

ただ気になったのは、仙台駅ぐらいのおおきな駅だと地震のときにもわりと安全だと思うのですが、外に飛び出すひとも多かったらしいこと。地震のときにガラス片や壁面などが落下する危険ってあんまり認識されてないのかな*1


*1:大半のひとはパニックで、ということだとは思いますが。

2005-08-18

from morguefile.com

[]「はてなは脇が甘い」というところを突いてみる。

いや、それほど深刻ってわけじゃないけど、最近はてなでちょっと気になることがあるのです。


たしかにたいしたことではないかもしれない。

けれどもこれを見過ごすのはユーザーとしてどうだろう、とすこしひっかかるのです。

とくに今のはてなの社会的影響力というものを考えると、こんなもんでしょ、というふうにやり過ごしてしまっていいのだろうか、とも思う。

ついでに言えば、そういうふうにやり過ごしてしまう自分は、どうなのかな、とも思うのです。じんせいにおいてやり過ごしてしまうこと、やり過ごさなければならないことというのはたくさんありますが、はたしてこいつはどっちなんだ、と。どっちなんだこのやろう。なんだこのやろう。んだとこらぁ。うらぁ。うらうらうらうらうらぁ。うらうらぁ。うららぁ。おぅららぁ。


あ、怒らないで。今、要点を話しますから。

つまり、これのことなんです。

●はてな 会社概要

http://www.hatena.ne.jp/info/company

サービスの開始時期。


みなさんすぐにお気づきになったと思いますが、6月以降に新しくリリースされたサービス

について、すべて記載がないのです。



6月以降のはてな内部では、いったいなにが!*1


*1:オチてない、と言われるとたしかにそうかもしれません。とはいえ、シナっちょうはいつもオチがあるのか、と問われると、いったいどっちなんだと。はっきりした方針はあるのかと。きちんと決めているのかと。オチをつけろこのやろうと。なんだとこのやろう(以下略)

2005-08-17

[]ブックマークストアも作ればいいのに。

銭を投げる仕組みがあるのなら、ついでに「はてなブックマークストア」を。


つまり、はてなブックマークのトップページみたいに

  • 投げ銭を受けた額の多いエントリの人気ランキング(金額は表示しない)
  • 「投げ銭を受けたエントリ」をリアルタイムでリストしていく「投げられた」ランキング

を作る。

ブックマークの「被ブックマーク数」とは異なる評価の仕組みを作ったのだから、それをわかりやすく見せてはどうだろう。「IT系やネタ系ばっかり」という不満が解消されるかもしれないし、されないかもしれない*1

*1:人気ランキング(ホッテントリ)はどうしたって、まぁだいたい面白くなりっこないんだけど。

2005-08-16

from morguefile.com

[]はてな裸族党は郵政裸族化法案に賛成します。

この時間は予定を変更してドラマ『女系裸族』をお送りします*1


●前戯の途中ですがニュースをお送りします。 - プラトニック議員

http://d.hatena.ne.jp/foreplay/20050814/p1

はてな裸族党の選挙キャンペーン実施中。


わたしも考えてみました。

  • 裸族党は郵政裸族化法案に賛成します! (職員の衣料費を全廃および衣類の着用禁止・職員は独身者のみ、定年を25歳とする。年間10兆円の黒字達成)
  • 衣料費のみ消費税を50パーセントに! (税収の大幅アップ)
  • 族議員を追放し、裸族議員を増やします! (服もなければコネもない)
  • ない袖はふれません! (いつも裸一貫)
  • ただす襟などない! (清廉潔白という言葉すら知りません)
  • 全身クールビズ! (省エネ体質です)


あと、そろそろはてなミーティングに参加する裸族が出てくるんじゃないかと思います。

Skypeの向こうには、裸族。

あなたがしているチャットやSkypeの向こうにも、裸族。Podcastingしてるのも、たぶん裸族*2

*1:ここ数日投げ銭をいただいたかたがたへのお礼の番組です。嫌がらせではありません。御裸族のかたといっしょにご覧ください。

*2:あと今さらな気もしますが、わたしは裸族ではありません。なので、裸族についてはまだよくわか裸ない・知裸ないところもある点をご了承ください。

2005-08-15

from morguefile.com

[]ゲームの作り方を知らないはてなの「選挙ゲーム」

総選挙はてな」をゲームだと捉えれば納得できるかと思いきや、ゲームだからこそ納得できないことのほうが多かった。というお話。


「総選挙はてな」のゲームとしての欠点。

  1. ルールがわかりにくい。
  2. アイデアポイントの流用による不明瞭さ。
  3. 意外性がない。


(1)「ルールがわかりにくい」

参加者の層をとくにはっきり定めていない場合、ルールはわかりやすいほうがいい。わかりやすくなければ受け入れられる層が限られます。旗をとりあったりする祭のルールなど見ればわかりますが。野馬追いなどで合戦シミュレーションをしたりはしません。

またルールがわかりにくいものはその背景に洗練されたルール作りがない限り、たいていつまらないのです。今回のようなイベントがゲームとして(はてなユーザーに)受け入れられるには、ルールがあまりにもあか抜けない。詳しくは(3)に。


(2)「アイデアポイントの流用による不明瞭さ」

これは無体さんが指摘されているとおり、

「総選挙はてな」にアイデアポイントを流用することへの違和感

というもの。

アイデアポイントというのは「要望」を目的としたものであって*1、ゲームのために作られたものではないはず。期間限定のこういったイベントになぜ流用したのか、なぜ流用してもいいと思ったのか、そのあたりが不明。従ってゲームなのかそうでないのかも不明

またすでに「はてなアイデア」でアイデアポイントを使っているユーザーのほうがこのルールの理解が早いだろうけど、逆にそういったユーザーには違和感の生じる可能性が高い。こういったやり方はユーザーに

「ああ、運営側にとって『はてなアイデア』なんてのはその程度のものなんだ」

というふうに受けとられかねないマイナス面がある。さらには

「こんなのやってるぐらいなら『はてなアイデア』のほうをなんとかしろよ」

とまで思われる。

プラス面は見あたらない。


臆測すれば、「はてなアイデア」の市場についてもっと理解してもらうために、より身近な話題と組み合わせよう、という目的があるのかもしれない。けれどそれだったら、やはり「お試し用ポイント」みたいなべつのポイントを用意すべきだったのでは。これじゃ「人生ゲーム」に現金を持ちこむようなものでしょ*2


(3)「意外性がない」

otsuneさんはMITの「悪ふざけ」を例に出されているけれど、そこにあるウィットや意外性が「総選挙はてな」には、ない。ユーモアの匂いがかろうじてするものの、それはたぶん

「これはユーモアなんだよ〜」

というホワホワした匂いで、むしろまじめくささのほうが鼻につく(そのおもな原因は(1)と(2)にあるわけですが)。「選挙予想」と「はてなアイデア」の組み合わせだけでは、「悪ふざけ」には一ひねりもふたひねりも足りない。


じゃあこのゲームを面白くするためにはどうするの、と言われても、

  • 選挙予想と「はてなアイデア」をくっつけただけ

というものに、ゲームとしての面白みを加えるのはたぶん無理。

はてなアイデアもそうだけれど、「変動する要素のあまりないものを市場で扱う」ゲームなんてゲームとして退屈になりかねないから、ふつうはルールそのものに変動の要素を入れるべきなんだけど。最終的に(現実の選挙結果じゃなくて)はてなユーザーがはてな内で投票した「はてな内総選挙」の選挙結果が反映されるっていうのならまだしも。それなら、ブックマークのホッテントリなんかも変動の要素になりそうだし。


自民党のグラフとか見ればわかるけど、こんなゲーム面白いわけがないよ*3


一度、はてな内でオリジナルのトランプゲームでも作ってみるのがよろしいかと。ゲームのルール作りがいかにむずかしいかわかるかと思うので*4

*1:それが投機的に使われようと「はてなアイデア」のなかで回収されていれば問題がない。

*2:まぁあんまり意味のないたとえですが。

*3:そもそも「期限がある株式市場」っていうモデルそのものに問題がある気もするし。

*4:えらそうだなぁ。でもゲームのルール作りは一時期やったことがあるので、むずかしさはいくらかわかってるつもりなのです。

2005-08-14

[]はてなは「はてな広報部」を作るべき。

まじめ。


ここんところのゴナゴナした感じを見てると

なんかちょっと「はてな内部で手が足りてない」感が強いのです。これが実際に手が足りてないのか、あるいは「手配」が悪いのか、外からではなんともわかりませんが、それらの原因が新サービスのリリースラッシュにあると考えるのは自然でしょう。

で、こういったゴナゴナは当然「ボランティア的ユーザー」に負担をかけていて、そこから

モヒカン族 - モヒカンダイアリー「アップル通信」 - 星空を見上げすぎて足下の穴に落ちるな・足下の穴埋めを怠るな

http://mohican.g.hatena.ne.jp/summercontrail/20050812/hosizora

 そうしたボランティア的な活動をなさっている貴重な方々には、夏の空のひこうき雲のようにぼんやりとした思い出として残るよりも、過大な負担を負わせずはてなに残ってもらった方が、はてな側としてもメリットが大きいのでは。

という話も出てきています。

このあたりの「ボランティア的ユーザーを置き去りにしつつあるのでは?」という疑問が外野にいるわたしのようなユーザーに見えてくるというのは、すでに問題がわりと深刻な状態になってきているのかもしれません。


さらに言えば

●ディープ素人 - はてなの進化が導くもの

http://d.hatena.ne.jp/akogina/20050812/p5

このデバイド感 つまり二極化って、はてなでも起きていて、はてながドンドン便利サービスを打ち出していって、アルファな人々がガンガンはてなを利用していく一方で、ずぇんずぇんそーゆーのに追いつけん人も出てくるわけです

ユーザー層が分かれているというのはもともとあったことですが*1、このままだとアルファあるいはボランティア的なユーザーさんたちの層が拡がらないまま、それ以外のひとたちとの距離も拡がっていってしまいかねません。つまり、

  • はてなの運営スタッフ←分断→ボランティア的ユーザー←分断→一般ユーザー

てなことになってしまい、じつはいちばん気の毒な、そして孤立した存在になるのが中間にいて今まではてなを支えてきて「ボランティア的ユーザー」のグループなのです。

ですが、はてなの対応などを見ていると今ひとつ

  • はてなの運営スタッフ←→ユーザー

という感じがあって、そのあたりはたとえば

はてなダイアリー日記 - はてなダイアリー補助制度について

でようやくあいまいに「はてなダイアリーを代表するような日記」を書いているユーザーへの対応を示しているわけですが、コレに対するユーザーの反応はその内容の不明なこともあって、おおむね冷たいものでした。


はてながユーザー数を拡大するに従って、サービス開始当初からはてなを支えてきたユーザーさんたちのコミュニティというのは「はてな全体」からすればだんだんと希薄化する(=加減をせずにカルピス原液をどんどん薄めていく)のは当然で、そのあたりを解決するためにも、

  • はてな広報担当とはてなボランティアの対話枠

を作っておいたほうが、あとあとのためになるんじゃないでしょうか。

つまり、広報部を作るだけじゃなくて「はてなグループ:広報部」みたいなものを作って、そこにそれなりのユーザー、つまり経験と理解のあるユーザー*2とはてなの広報担当者が参加して、

  • 広報のわかりにくさ
  • ユーザーとのあいだにある齟齬、誤解の是正

などのための「調整機関」となってはどうでしょうか。


どうも「はてなアイデア」ができてから運営側とユーザーのあいだに溝ができたように見えるんですけど。あれは

「広く薄く要望をすくいあげる」

仕組みではありますが、すくなくとも

  • 運営側とユーザー間のコミュニケーション円滑化
  • 緊急の要望
  • 全体からの要望とはいえないものの、運営側ユーザー側双方にとって重要な問題(広報)

などに対処するための仕組みではありません。

したがって、そのあたりに対処する「広報部」の仕組みはやはり必要かと思うのですが、どうでしょうか。



「初代広報部長はしなもん→ユーザーとのコミュニケーション破綻」

というオチは期待していません。

  ↑

オチてない。

*1:もちろんどんなコミュニティにも生じうるわけですが。

*2:実際にどう選ぶかはいろいろと基準があるでしょうけど、選ぶことそのものはむずかしくないと思います。

2005-08-13

from morguefile.com

[]ヘルプからリンクした「ヘルプ」


なんだこれ?


はてなブックマーク > ヘルプ

http://b.hatena.ne.jp/help

はてなポイントは、1ポイント=1円です。またポイントは楽天スーパーポイントへの交換も可能です。詳しくはポイント購入をご覧ください。

「ポイント購入」のリンクがヘルプ自身(http://b.hatena.ne.jp/help)になってる。


●はてなブックマーク > ヘルプ > はてなポイントを贈る

http://b.hatena.ne.jp/help?mode=tipjar

はてなポイントは、1ポイント=1円です。またポイントは楽天スーパーポイントへの交換も可能です。詳しくはポイント購入をご覧ください。

これも「ポイント購入」のリンクがこのページ自身になってる。


堂々めぐりだ。

というかバカリンクだ。


たぶんこのページにリンクしないといけないんだろうなあ。

●はてな ポイント購入

http://www.hatena.ne.jp/order

だれか気が向いたら、アイデアで報告してみてください。

わたしはポイントもないし面倒なんで。


[]はてなを震撼させた「はなげ賭博」の実態

バカーンス。

バカンスといえば賭博。


用意するもの。

流れ。

胴元のダイアリーにつぎのようなメッセージが書きこまれる。

今日はnijies_egegoh。12時スタート。

nijies_egegohというのはid:hogege_seijinを逆にしたものです。仮名。ここでは、よく人気エントリに上がるはてなスタッフのidとかを思い浮かべてください。

で、上のメッセージは

「12時以降にid:hogege_seijinがアップしたエントリが賭けの対象」

という意味。従って12時が締め切り。

賭けに参加するものはこれをブックマークし*1、掛け金を胴元に投げ銭

投げ銭のメッセージには「120users台に5000ポイント」などと書く。

エントリがアップされてからX時間後に賭けの結果を決める。その時点でid:hogege_seijinがどれくらいブックマークされたかで賭けを配当。


もちろん、べつにブックマークじゃなくてもいいわけで。

今日の第一試合。8時。

だと「高○野球の第一試合の勝敗が対象、午前8時締め切り」という意味。

オッズとかそういうのはべつのidでとったプライベートモードのダイアリーに書く。


ただはてなでやるなら、ブックマークのほうが親しみやすいわけです。


え?

そんなの胴元がポイントもらうだけもらってトンズラして終わりだろうって?


いやいや、そうでもないんですよ。

たとえば胴元はつぎのようなひとたちがなるわけです。

  • 実名か、ほぼ実名に近いものが知られている
  • ネット歴が長い
  • それなりに有名

つまり、アルファブロガーと呼ばれるひとたちが引き受けるわけですよ。それならみんなそれなりに納得しますよね? 最初は少額からはじめて……って感じで、はなげ*2賭博にのめりこんでいきますよね?


いや、もうやってるかもしれませんけどね、なにしろアルファですから。

む、こんなことをバラすとちょっと危険かもしれない。

もしかしたらアルファブロガーの背後にナントカ興業とかついてるかもしれないですし。吉本興業じゃないですよ。事務所がビルの一階になくて、ときどき近くに覆面パトカーが停まってる、あの職業のほうです。

もし明日からここの更新が止まったら、東京湾の底にコンクリート詰めされたシナ千代(wetfootdog.csv、約2MB)が沈んでいると思ってください。


問題としては、一回につき10000ポイントまでしかポイント購入できないってところかな。大金をあつかうには面倒。しかも手数料とられるから、消費税払って非合法賭博やってるような感じ。

でも週に一回、一万円未満ぐらいの少額賭博なら、投げ銭のシステムでもいいかも。



違法じゃないじゃん


追記


あ、そうだ。


はてなが胴元になればいいじゃないか。


*1:注目エントリに上がってしまったら、落ちるまでブックマークを自粛。

*2てななげ銭のこと。ここらへん(http://d.hatena.ne.jp/koyachi/20050812/1123814056)から知りました。

2005-08-12

from morguefile.com

[]投げ銭が飛び交うなかでダイアリーに立てこもる、という意味。

わりと雑感。かなり混線。


んー。

●北の大地から送る物欲日記 - 投げ銭システムによって広まるインターネット大道芸人社会

http://d.hatena.ne.jp/hejihogu/20050810/p4

この仕組み、うまく回れば

  1. 素晴らしい記事がアップされる
  2. それに対し、投げ銭(評価)が集まる
  3. コンテンツ作者は次も素晴らしい記事を書こうという意欲がわく
  4. 1に戻る

という、正のスパイラルが回り、インターネット上に今以上に良い記事が公開される可能性を秘めています。

うまく回るといいな、というか、このスパイラルそのものに異論はないです。


賛否でいえば、とりたてて欠点も見つからない投げ銭システムを「否!」という気も(今のところ)ないのです。でもべつに「賛成!」てわけでもない。


なんでだろ。


もし自分の、あるエントリにたくさんの投げ銭があったとしたら、つぎのエントリに投げ銭を期待しないだろうか?

たぶん期待するんじゃないか。

そして前回より多大な時間と労力をつぎこむかもしれない。

で、そのときに投げ銭がなかったら?

がっかりするだろう。

そのつぎもまたなかったら?


これもまた「正のスパイラル」というのかどうか、よくわからない。たぶんたいした問題じゃないんだろうな、と思う。

意識するかどうか、というのは書き手次第ってだけの話だし、核心にあることでもない。けれどそこを核心ではない、としてしまうと、投げ銭ってなに? という気もする。簡単に言えば、「読み手の側に意識をもっていくかどうか、もっていかれるかどうか」あたりになるわけだけど。


やはり

  • 今まで商品として意識していなかった自分のテキストが、一方的に商品みたいに扱われる

というのが、ぼんやりした違和感の原因なのかもしれない。商品じゃないけどね。「商品みたいに」というあたり。「コンテンツが正当な対価を得る」というよりは「商品とも思ってないコンテンツが商品みたいなものとして扱われるようになる」ということの、へんな感じ。つまりは次の言及のような意味でもあるのですが。


●児童小銃 .456 - 投げ銭拒否ってできないのかな?

http://d.hatena.ne.jp/rna/20050811#p2

ダイアリーやってるだけで問答無用で投げ銭の経済に巻き込まれるのはちょっと困る。


今のところ

「単純に『ブックマークする』だけでもいいんじゃないの?」

という気はするわけで、はてブによる評価だってそれなりに「モチベーションに結びつくような、正当な評価」だと思うのです。プラス評価ばっかりじゃないけど。


実装の仕方として「出口に投げ銭のシステムを作る」っていうのは今までになかったものだし、ブックマークを利用するやり方なんかは「おお」と思ったし、さらにほかのブログサービスにまで拡げられるようにしたのは画期的だと思う。

けれど、やはりそこには「読み手主導」というアンバランスがある。RSSにしろブックマークにしろ、仕組みとして「読み手主導」なところがある。そこにさらに投げ銭も追加される。傾きがひどくなる。ものすごく大げさに言えば。


今までネットのなかに「正のスパイラル」なんてものがない、というわけではなくて、今までだって無償だけれどさまざまな「透明な正のスパイラル」のなかにあったわけです。コメントとかトラバとか。

で、そういうスパイラルのなかにいたひとたちがみんな「目に見える正のスパイラル」に入っていく意味というのは、どういうものなんだろう。あらかじめそういったスパイラルのなかで書いていくって、どうなんだろう?

まだよくわからない。

今までだって「透明な正のスパイラル」でけっこうそれなりに回転してたんじゃないかな、とは思うのですが、これからはそれだけじゃ動かない分野が出てくるのかもしれない。ジャーナリストとか。でもそういうところは積極的に「ポイントほしい」表示をしないとやっていけない、という気もするし、それがこれまでと違って受け入れられるかどうかというと、微妙な感じが。


参考

強調は引用者。


●焚書官の日常 (4.4.1) - 言っても詮無いし見てる方向が違うんだろうけど

http://d.hatena.ne.jp/mutronix/20050811/payment

でも、もともと、そういうしんどさを引き受けたのは、自分の考えを整理して人はどうなのか知りたい、とか、自分の考えを拡げてみたい、とかいう動機があるからで、基本、しんどいことは、自分のために納得ずくでやってるのだ。

そこにお金で対価を払うよ、と言われても、「まーそりゃありがたいけども、あんた、どこの誰? 何書いてる人?」というのが正直な感じなんじゃないか。


●砂上のバラック - 勢いだけでさらっと書くつもりが1時間近く書いていた。仕事ヤバス。

http://d.hatena.ne.jp/number29/20050810#1123686743

ないよりはいいんだろうけど、コンテンツに対して「適切な報酬」が支払われるシステムなんてものがネット内だけで本当に実現するのならそれは投げ銭とは違う形じゃないと難しいと思うよ。そもそも適切な報酬なんてものが算出できないしね。

●砂上のバラック - 「難しい」の先への思考メモ

http://d.hatena.ne.jp/number29/20050811#1123729194


●妄想科學日報 - 投げ銭ポイントによるモラル改善効果

http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20050811/1123725821

 情報に対する対価そのものは決して珍しいものではない(書籍やCDなどの価格も、基本的には物質への対価ではなく情報への対価であろう)が、情報を発信者が有料で販売するのではなく、使用者が感謝の表れとして自発的に行うという点が、これまでと違うところである。フリーウェアやその変形としてのドネーションウェアの延長線上にある発想


あんまり関係のない、追記

投げ銭の、使い方。

たとえばひとりでコツコツ撮るタイプの、だけどそこそこコストかかるような映画(クレイアニメーション+CGとか)の制作費を募るのに使う、というのにはいいかもしれない。フィルム使うような映画の費用までは無理だろうけど、小規模なプロジェクトなら自分のサイトでコンテとか過程とか公開していけばそれなりに支持を集めそうな。

こういうものだと、アフィリエイトを投げ銭的に使うとしても、なかなか難しいだろうし。


もうひとつ追記

昨日投げ銭していただいたかたがた、ありがとうございます。

シナ千代では投げ銭についてはとりあえず

  • 拒否するでもないし、ほしいわけでもないし、投げられても拒まない

という「投げ銭不問」の姿勢でいます。

ここで書いてることに金銭でいくら、というほどの価値があるとも思ってませんが、読まれた方が

「ある」

と言われるのを

「いや、ない! ありえない!」

と断固否定するのも、それはそれでまたなんだかへんなものなので*1


[]ブックカバーの思い出


●活字うろうろ - 東京駅で遭遇

http://d.hatena.ne.jp/urouro360/20050812#bc


へええurouroさん東京にいらしてたのか。

とか思って読んでたら、

「おや?」

という画像。というかブックカバー。

子供のころから見慣れた、特徴あるブックカバーです。

わたし自身は栄松堂に行かないのですが、父親の蔵書のなかでこのブックカバーは特徴的だったのでよく覚えています。ここでよく買ってたようです。

それとこの変な折り方のブックカバー。

「なんだこれ? 手で破ってあるけど、(父親が)自分でつけたのか?」

と思ってた覚えが。


で。

さっそく自分の蔵書のなかを漁ってみたら、実家の蔵書からくすねてきた文庫が。

1985年の角川文庫初版。

おー、urouroさんが指摘されているような同じ折り方(切り込み式)だ!

三角も同じです。

20年前から変わってないようです。

なるほどなあ。

自分が行かないこともあって栄松堂のブックカバーのことなんて深く考えたこともなかったんですが、そうか、あの破ってあるところは栄松堂オリジナルだったのですか。


ちなみに本はこれ。

密殺の氷海 (角川文庫 (6132))

密殺の氷海 (角川文庫 (6132))


オビによると「アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞」だそうで(←読んでない)。

アリューシャン列島が舞台って変わってるなあ。

折り込み広告を見ると「角川シルバーフェア実施中」とあって、40〜50冊リストされてるんですが、ほぼ三分の一が平井和正っていうところに時代を感じます。


さて読んでみようかな、これ。たぶん暇つぶしに読もうと思ってそのまんまなんだろうけど。


追記

ちなみに今ググってみると、

○第2回(1985年) 書皮大賞

http://homepage2.nifty.com/bcover/taisyo/85taisyo.html

というものを発見。1985年に栄松堂が受賞。

○書皮大賞受賞作品一覧

http://homepage2.nifty.com/bcover/shyohi/list.html

書皮協!


*1:投げ銭の仕組みを否定する、という考えはないのです。どーなの、みたいなところはあるけど。

2005-08-11

[]罵倒のために投げ銭すること。

はてなの「投げ銭」について、あらかじめトラブルを予想してしまおうシリーズ。


たとえば少額のポイントを送っておいて、同時に送るコメントではさんざんけなす。

路上パフォーマンスしている若者。

あとで集まったお金を見たら、50円玉に紙きれが結びつけてある。

「なんだよ、携帯の番号かよ、そんなのよりもっと金くれよ(内心笑顔)」

とか思いながら開いてみると、

うるせえんだよ、ボケ。50円やるからどっかよそへ行け、ヘタクソ

とか書いてある。みたいな。

パフォーマンス若人(わこうど)大ショック。


コメント欄も閉じて、はてブのコメントもまったく気にせず、マイペースで更新している書き手は多いと思う。でも、そんなひとでも投げ銭されたらコメントを見るだろうし、そのせいでひどくいやな思いもする。つまり、はてブのコメントを無視しているような書き手にすら影響を及ぼすことになる。


「いや、路上パフォーマンス(Webでサイトを公開)なんてのはそういう覚悟が必要でしょ」

というところに問題はなくて、

「コメントを見ざるをえないシステム」

に問題があって。


ま、考えすぎでしょうけどね。

タイプとしてはコメント欄荒らす中学生のようなひとよりも、ストーカーぽいひとがやりそうだな。

たぶん注意されても

「はァ? こっちはポイント分だけ金払って文句言う権利を買ってんだホゲゲゴララ!」

とか言うんだろうなー。ホゲゲ。

2005-08-10

from morguefile.com

[]「深い・多い・うまい」アルファブックマーカー

こんな記事がありました。

○はてなブックマーカーランキング - Ceekz Logs

http://private.ceek.jp/archives/001418.html

アルファブックマーカー(こちらでの呼称は「アルファクリッパー」)について、

  • 速さ
  • 先見性(センス)

みたいなものが評価されているようです。

数値化されていると、とてもわかりやすい。たしかに「このひとがブックマークすると……」という先導する力、みたいなものはありますね。


さて。

わたしには「深い・多い・うまい」、つまり

  • 関連する話題を拾ってくる・話題を掘り下げる
  • とにかく多方面から大量にブックマークする
  • コメントがうまい(内容を端的に紹介・あるいはべつの見方を提示)

これらのうちのいくつかを満たしているのがアルファブックマーカー、という印象があります。

もちろん数値化できないので、具体的にこういうひとだとか言えませんが。

あと速さとかはあんまり重視してないというか(←自分がついていけてない)。


もちろん、「アルファクリッパー」「アルファブックマーカー」のような呼び方の、対照となるひとたちを絞るように考えていく、というよりは、より多種多様な「アルファブックマーカー」を探していく、というほうが

  • ブックマークの山を掘り返す・新しく山を作っていく

という多くの、ふつうのブックマーカーにとっては意味のあることでしょう。



いや、多様と言っても「いつも全裸でブックマークする」とかはいいですから。


2005-08-09

from morguefile.com

[]あたらしい隣人「はて裸族」

買い物していたら、雑誌売り場のあたりでなにやらこちらをじっと見つめる視線を感じたのが、最初でした。

振り向くとだれもいない。

そんなことを二度三度とくり返すうち、視界の隅に人影がちらりと映りました。

それは肌色の。

――はだか?

いやそんなことはない。

こんな明るい店のなかで、そんなことがあるわけがない。

かぶりを振って、本屋を出る。


歩いているあいだにも何度か似たような感覚があって、無意識に振り向いていました。

――つけられてる?

まさか。

自販機の前で立ち止まり、選ぶふりをしながら視界の片隅に注意を向ける。

動きはない。

しかし直前までかすかに聞こえていた、ぴたぴたという裸足で歩くような音ははっきりと耳に残っているのでした。


ネットカフェに寄って、今あったことを書きこもうと思い、自分のサイトにアクセス。

つけている「なにか」の写真でも撮れればよかったんですが。

一通り、ここまでを書き終えてからふと隣のひとのモニタを見ると、そのひともはてなダイアリーを書いているところらしい。

数万人という規模になれば、やはりこういう偶然もあるようです。

首の後ろあたりを伸ばすようにして、すこし後ろに反りかえった格好でそのダイアリーのタイトルを盗み見てみます。タイトルは――


前戯の途中ですがニュースをお送りします。


そこでようやく気づきました、そのひとが全裸で更新してるってことに。


リ裸ックスしているはずなのに

「真のはて裸族」についてはid:foreplayさんのところを読んでください。

あたらしい隣人たちを理解する、よき手だてとなると思います。


昨日のコメント欄とかブックマークとか見てると、冗談じゃなく裸族が多いんだなということがわかります。昨日のエントリを書くずっと以前から、わたしは要注意人物として監視されていたんじゃないかという気もします。



今日からすこし薄着で更新してみるつもりです。


2005-08-08

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[]はてな裸族の勃興

あたらしい種族が南方に文明を起こしつつあるようです。


ダイアリーを書くときに裸だと公言しているひとたちが増えている。

●前戯の途中ですがニュースをお送りします。 - はてな裸族

http://d.hatena.ne.jp/foreplay/20050616/p2

基本的に僕は全裸でないと更新できません(体質)。


裸族のひとたちは、なぜ(あえて)裸族であることを公言するのでしょうか?

過去数日にわたる綿密な調査の結果、無防備で傷つきやすい自らのボデーをネットに曝す(ように日記を更新する)ことで、驚くべき効果を望めることがわかりました。


以下にリストした内容を公表するにあたっては、各方面から

「これ以上、裸族が増えたらどうするのか」

という強い反対意見も寄せられましたが、はてなが裸族に覆い尽くされる前にただしい知識を普及させることを優先すべきだと考え、ここではあえて公表に踏み切りました。


以下がそのリストです。

【裸族の効果】

  • 冷却効果(夏場)
  • 部屋を暖める効果(冬場)
  • 衣料費の節約
  • 蚊などへの博愛的献血による環境保護
  • おのれのネットへの覚悟を強める(いつだって裸一貫ではじめる覚悟)
  • ネットのみなさんの博愛をもとめる(ものを投げないで!)
  • ネットのみなさんの視線を感じる(もっと見て!)
  • ほかの裸族との共感覚の育成*1
  • へそがあるかどうかを常時確認可能(ほ乳類である自覚の醸成)
  • 無防備・無害であることを強調しつつ、笑顔ではてなへの浸透を図る
  • ボディアートをしながらダイアリー更新が可能
  • 衣類がなくてもダイアリーが書けるという証明(一般先入観の否定)
  • ネットに裸族的価値観を持ちこむことで、より広範囲に世界の裸族化をめざす

裸族増加を裏付ける統計としては、たとえばこちらの図表(左側上から三番目)を見ればわかるように、平成に入ってから衣料費は低下しつづけており、これは裸族が増えつつある証拠といえるでしょう。


これらの情報から導かれる結論は一つ、

  • 近いうち、裸族は急激にその勢力を拡大するだろう

ということです。


裸族化とはなにか

今後、以下のような兆候に気をつけるべきでしょう。

  • はてなグループに「裸族グループ」が作られる
  • 「裸族のテーマ」が作られる
  • ブックマークされる話題もモテ非モテ話などは影をひそめ、裸族非裸族の話題ばかりに
  • 「アイデア裸族」の登場
  • フォト裸族が増える
  • はてなのミーティングが裸で行われている
  • 第一回はてな裸族会議の開催
  • 専用モビルスーツ「ラ・ゾック」ロールアウト(ノーマルスーツ不要)
  • 気がつくと、日記を更新するときだけ裸になっている
  • 自分のブックマークに[裸族]タグがある
  • 「裸族」という言葉を見るだけで、なんとなく頬がゆるむ
  • つぎの首相は裸族がいいと思っている
  • 履歴書の「男・女」の欄に「裸族」と書いてしまった
  • 風呂にはいると、日記を更新したくなる

結果としてあなたが裸族を選ぶかどうかは自由です。

が、恐ろしいのは、もしかしたら

「選ぶ自由などない」

かもしれないということなのです。



今のところはてなキーワードにおいて、裸族は以下のようにしか語られていません。

はてなダイアリー - 裸族とは

Webサイト「裸族電網空間〜ガンプの謎〜」の管理人。「魔改造」する人。


事実は巧妙に隠ぺいされているようです。


*1:あやまった用法。ふつうに「共感」とすべきである。

2005-08-05

from morguefile.com

[]近藤社長はオタクかサブカルか。

みうらじゅんはオタクかサブカルか問題。


先日、はてブでも話題になったこのエントリ。

●ナユタ ナノテクニカ - 乙女のみなさん「週刊・東洋経済」はご覧になって?

http://d.hatena.ne.jp/Nayuta/20050727#1122477974

職人芸と言ってもいいでしょう。


さて。

東洋経済っていう雑誌がオタク寄りかどうかはともかく、すくなくともサブカルではありません。


近藤社長本人がオタクかサブカルかはわかりません。ITの社長というと、近藤社長の飼い犬*1と似たような名前をもつIT青年社長*2のおかげでオタク臭いイメージが拡がっていて、そういうくくりのなかではオタク寄りの印象があります。


で、エントリを書かれたナユタさんはやはり

あと左上の巻きになってるステッカーはMRS.GROSSMAN'Sのアメリカ海軍もの。護衛艦オタクの乙女の宝物のひとつです。

とオタクを自称されている以上は「オタク寄りのひと」と言えるでしょう。けれどもたぶん、みなさんが想像されるようなモノホンのオタク、すなわち

「萌え要素に目を血走らせる」

なんてことはナユタさんはないんじゃないか、とも思います。


そろそろ察しのいいシナッ千代読者のかたは

「はは〜ん」

と勘づいているかもしれませんが、さっさと結論から言えば

  • ナユタさんはみうらじゅんである。

ということです。


つまり

「東洋経済+近藤社長」

なんていうITオタクしか喜ばないようなネタをうまい具合に料理して、

「東洋経済も近藤社長もよく知らなーい」

という「一般はてな界隈」でふつうに話題になるようなネタにしてしまう。

ナユタさんがやったことは、すなわちみうらじゅんが「仏像」や「イヤゲモノ」でやっていることと同じなのです*3

もちろんこれには語り口の軽妙さなどを含むパーソナリティ*4がおおきく関わっているはずですし、また奇しくも両者に共通する「切り貼りが好き」という性質もなにかを物語っているのかもしれませんが、とりあえずここでは掘り下げません。


こういったオタクカルチャーとサブカルチャーを相互に変換する*5能力(OC/SC)がある「みうらじゅん」とはつまり「OC/SCコンバータ」であり、サブカルのひとでもオタカルのひとでもないのです。人間ですらない。装置です。

現実にはみうらじゅんはオタクかもしれませんが、わたしたちの見えるところでみうらじゅんが果たしている役割というのは「OC/SCコンバータ」ですし、すくなくともその役割を果たす場面においてはオタク臭さというのは消臭されています。


そして、みうらじゅんのこの「消臭機能」はある意味、モテ属性=サブカルかなという気もします。


ではサブカルのひと、という具体的なイメージはあるの?

オタクカルチャー圏にはオタクという住人(オタビト)がいるし、そのことに反対するひともあまりいないのに対して、サブカルチャー圏にいるサブカルビトという住民は具体的に想像しにくいというところがあります。身の回りにいるかな、というとあんまり思いつかない。


それはなぜかというと、サブカルという言葉は多分に

「モテを誘発するためのアイテム」

を指しているところがあって、それらを手に入れることでひとは「モテ属性がアップ」するものの、その属性はほかにいくつかある「体力」「会話力」「ファッション」などの属性のひとつにすぎないのでしょう。キャラクターそのものをあんまり規定しない。RPGなんかで言えば「戦士で病弱でモテ」「魔導師で会話が得意でモテ」という感じ。


逆にオタクの場合は、オタクアイテムそのものが全属性(族でもいいけど)を決定してしまうところがあって、それは上のたとえで言うと「オタクで戦士で病弱」「オタクで魔導師でキモ」みたいな感じで、あらかじめオタビトの属性として「非モテ」みたいな特性が乗っかっているので*6独自のモテ属性を手に入れたキャラクターに敵意を感じる傾向はあるかもしれません。


そしておそらく、

  • オタクの血がどれくらい濃いか

によって「サブカル嫌い」の強さが変わるんじゃないかという気がします。


追記

参考リンク:

他人の切抜 / みうらじゅん帰属問題

*1:どちらが飼われているか、という上下関係についてはわたしはよく知らない。けれども、はてなダイアリーのテーマのなかに「しなもんのテーマ」があるのに「近藤社長のテーマ」はない、はてな内でのしなもんの正式な役職名が不明、などのあまりおおっぴらになっていない事情を考慮すると、「飼い犬」という表現は失礼かもしれない。

*2:焼き鳥とテレビ好き。

*3:みうらじゅんの場合、オタク的話題ではなくて、オタク的行為をコンバートしているわけですが。

*4:いわゆる「紹介者」の能力でしょう。

*5:いやオタカル→サブカルという一方的な場合のほうが多いんでしょうけど。

*6:イメージです。

2005-08-03

[]はてなダイアリー徒弟制度について

こういうお知らせが。

はてなダイアリー補助制度について

http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050802/1122962833

ヘルプに、はてなダイアリーを代表するような日記を書かれているユーザー様に対しての補助制度について追記しました


こういう話が。

●ARTIFACT@ハテナ系 - はてなアンテナによる派閥の可視化

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050730/antennafaction


はてなで派閥とか言ってると、よそからは「はてな村キモい!」とか「社長が花柄!」とか罵られ、はてな市民からは「派閥アンテナうざーい!」とか「社長は花柄!」という声が挙がるわけで、ここは

  • はてな徒弟制度

の導入を検討してほしいと思うわけで。


はてな徒弟制度とは?

「はてなダイアリーで職人のような日記を書いている」ユーザーを、はてなが認定します*1。基準は二年以上日記を書いてる、とかでいいでしょう。

その下に、日記を一年以上書いている市民*2を弟子としてつけることができるようになります。


弟子と師匠のあいだにはとくになんの義務も生じません。

ただし、弟子は師匠のidをミドルネームとして名乗ることになります。

違った。

ファーストネームとして名乗ることになります。

たとえばhogegeさんに弟子入りすると

→id:[hogege]wetfootdog

みたいな感じに。

つまりはヴォネガットの『スラップスティック』に出てくる人工的拡大家族、あそこまでの思想性なんてものはなくて、徒弟制度によって派閥を明示してしまおうということです。明示してしまうことによって、あれやこれやの面倒や思惑もなくなります。カチ込みをかけるときにすぐ兵隊が集まります。師匠という存在がハブの役割を果たしていることがより明らかになることで、情報の流れも効率よくなります。またユーザーがどのファーストネームを名乗っているかによって、「正しい色眼鏡」をかけるための判断ができるようになります。


さらに言えば、弟子がアレコレをしでかしたときにすぐに師匠のところへ文句が行きます。もちろんそれに対応する義務はありません。

ただ、ひとつだけ利点があって

「もめ事が拡がりやすくなる」

ということです。もめ事は拡がってしまったほうが早く処理されます。たこ壺みたいなところに二人三人と入ってるから、肘が当たったとか目つきが悪いとかどうでもいい喧嘩が延々とつづいたりするのです。感情的になれば恨みも深くなり、じっちゃんは入れ歯を投げもしようし、社長はますます花柄になることでしょう。もめ事はより広い場所で多人数がわっしょいわっしょいやればいいと思います。

またもめ事があったときに、外野席から派閥の旗色を見分けやすいという利点もあります。


ゆくゆくは、はてなから支給されたポイントを師匠が弟子にモチ代として配り、それを餌に弟子が新しい弟子を派閥に誘い、派閥は数にものを言わせて大々的にはてなアイデアを動かし、はてなダイアリーはより派閥中心型になり、やがて大統領制度が導入されるも、翌年大統領制度凍結、全権を総統が……。



こうしてすべてのダイアリーが「しなもんのテーマ」になった。


*1:呼び方は「はてな職人」でも「はてなマイスター」でもなんでもいいです。

*2:なんで一年以上かというと、入っていきなりはなんにもわからないから。

2005-08-02

from morguefile.com

[]ギャラクシーすぎる。

ベアハゲの段平部、そのつづき。


web宇宙→"Google WebGalaxy Map"→webギャラクシー。

【要約】

ネットのなかでの自分の位置を完全に視覚化してみると面白いかな。


いいアイデアだと思ったので、もうすこし考えてみる。

  • ギャラクシーという言葉はちょっとイガイガしすぎて、サイズも大きすぎるし、うまいぐあいに使う場所が見つからない。
  • スターウォーズギャラクシーウォーズじゃ、やっぱダメだったんだろう。
  • 置き換えてみよう。
    • スペースノイド→ギャラクシーノイド
    • スペースインベーダーギャラクシーインベーダー
    • スペースコロニー→ギャラクシーコロニー
    • スペースシャトル→ギャラクシーシャトル
    • ワコール銀座アートスペース→ワコール銀座アートギャラクシー
    • スペースキー→ギャラクシーキー
    • 駐車スペース→駐車ギャラクシー
    • スペーサー→ギャラクサー
    • 「もうすこしスペースに余裕をもって」→「もうすこしギャラクシーに余裕をもって」



「スペース」って言葉自体、あんまり使われてないようだ。


2005-08-01

from morguefile.com

[]リヴリーというところでなにが起きているのか、本質をまったく理解せずに言葉だけで状況を眺めてみる試み

試みてるだけ。


コメント欄から拾っただけなので、内容の真偽などは一切わかりませんし関知しません。

「リヴリー」というのがなんなのか、「島」がなんなのか、なにも知りませんし、とくに興味もありません。ただコメント欄に興味をひかれたので。


採集した場所。

○研究発表会2005 イベントレポート - 特別イベントに関して

http://d.hatena.ne.jp/livlyisland/20050728/p1#c


【採集ワード】

  • リヴリーのユーザは35万人
    • G.L.L会員
    • 月315円
    • 無料ユーザー
    • パスポート
    • 「島を買う」
    • 「リヴリーを死なせた」
  • 二周年記念
    • 島の再販1000個限定
    • 10倍の価格
    • 夏休みの昼間
  • 事件事故
    • 強制ネオベルミン事件
    • ハロウィンのメンテ祭
    • WM空請求
    • フレンドキャンペーン
  • そのほか
    • ありえないクローン
    • 虚偽申告
    • dd
    • 4鯖5鯖
    • 恋オーラ島のピック
    • 秘密ショップ
    • お墓コレクター
    • アナグラ亭


【コメントの特徴と推測】

  • (2005/07/28 20:55)→(2005/07/29 04:01)のほぼ7時間に81件のコメント。5分に1件。
  • 一貫して「idあるいは名前の欄」をタイトルと勘違い*1
  • それぞれのコメントの内容はたいして変わりがない。
    • ほぼつぎの3つ。「ちゃんと仕事しろ」「謝れ」「対処しろ」
  • 三点リーダとかそのへんの書式はともかくとして(=(:-|)w□)*2、量のわりに誤字脱字が驚くほど少ない。
  • 2ちゃんねる系の顔文字とか皆無。
  • お互いへの批判・非難、あるいは協力などがほとんど見られない。自分の言いたいことを書いて終わり。
  • 面白いのは「はてな」の「は」の字も出てこないこと。完全にスルー。
  • ブログ界隈とはあまり接触がないけれど、なんらかのコミュニティなどでの書き込みには馴れている?
  • リヴリーに関連する掲示板やそれに準ずるコミュニティで「書き込み」馴れしているユーザーが大挙して押し寄せた?
  • あきらかに*3未知の文化。
  • ちなみにこのスタッフ日記らしいものも、最初に読んだときにどっかの学生起業サークルBlogと似てるなーとか思いました。文体というか、はしゃぎっぷりが。
  • こっちだと(2005/07/28 01:32)→(2005/07/28 11:07)で9時間半に92件。同じようなペース。こっちの内容はめんどうなのでパスしました。

【おまけ】

コミュニティではどうなんだろうと思って、ひさしぶりにmixiに潜ってみると、480人参加しているリヴリーコミュニティがありました。

どうやらリヴリーのなかに(という表現が正しいかどうかはともかく)掲示板があるようです。あとやはりかなり年齢低めというか、十代後半ぐらいがターゲットみたいな雰囲気。


あー、なんだ高校生向けの「ぱど」かぁ。いやちがうか。


でもなんだか「強制ネオベルミン事件」なんてなかなかすごいネーミングだと思いました。昭和30年代とか薬害とか共産圏とか地下室とか裸電球とか怖いイメージが浮かぶ。

ダッフルコートにソフトを被った男がふたり、白衣の男がふたり。

男たちに両腕を押さえつけられた労働者ふうの青年。

青年「あんたたち、なんだ! どういうつもりだ!」

揺れる裸電球。地下室の壁に黒い影が交錯する。

とつぜん電球が割れ、暗転。


だれのものかわからない、鋭い悲鳴。



なんの話を書いてたんでしたっけ?(手探りで出口を探し中)


*1:善意に解釈して、という意味です。

*2:モヒちゃんびっくり箱。

*3:自分的に。


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