横須賀〜三崎口

先日とほぼ同じルートなのですが、こんどは輪行三浦半島方面に行きました。

飯田橋駅で同行者を待ってたら、サギにあった

JR新日本橋駅から横須賀駅まで輪行。乗り換え無しで楽ちんでした

まずはスカレーくんにご挨拶

スチームハンマーを見学し、ヴェルニー公園からスタートです

三笠公園にちょっと寄り道

観音崎の砲台跡を横目に

浦賀水道LNG船が出入りしていました

いつもはスルーなので、今回は灯台の内部を見学してみます

灯台に上ると、小さな岬の先端に不思議な形の建造物が見えました

観音崎水中聴音所」*1とよばれる敵潜水艦を捕捉するための旧軍遺構とのこと

レンズの構造や回転機構が興味深い...。展示室も併設されています。

マテリア

食べログ マテリア

味美食堂が大行列だったのでこちらで昼食。ランチ終了間際だけど開いてて良かった

浦賀渡し船に乗りました。以前は150円だったような(昨年より値上げしたそうです)

海の上でほっと一息。

お客さんが多いため、渡し船は休む間もなく引き返します

久里浜のコンビニで休憩

海風が強くなってきましたが、頑張ってペダルを回します

劔崎の砲台跡は道に迷って今回も見つからずorz 宮川公園でしばし休憩

この時期、三浦半島ではダイヤモンド富士*2が見られます

上空の飛行機雲にはまだ陽が当たっているのかな?

京急三崎口駅前で自転車を撤収して三田駅へ。食事のあと同行者と別れ自走で帰宅。

走行データ

  • 走行時間:4h23m20s
  • 走行距離:76.03km
  • 平均時速:17.3km/h
  • 最高時速:44.1km/h

走行ログ

三浦半島一周

快晴の空の下、久しぶりに三浦半島方面にサイクリングに行きました

朝寝坊したうえタイヤ交換で手間取り...9時過ぎの出発ですorz

全く乗れていなかったので、ゆっくりペースで様子を見ながら横浜へ

このあたりの交通量はやや少なめ。R357が開通したおかげ?

追いぬかれても気にしない、のんびりペースで進みます

少し早いけれど『魚がし食堂はま蔵』で昼食休憩。しらすと半熟卵(゚д゚)ウマー

馬堀海岸のあたりは気持ちの良い道で

走水港を振り返り

横須賀火力発電所の三本煙突。現在は休止中で100万kW級の石炭火力への代替計画があるそうです

一方、横須賀市南処理工場は稼働中でした

ちょっとの坂道ですぐに息切れ、速度は1桁、つらい

青首ダイコンが目につきますが、お正月のなますには三浦ダイコンが好まれるとのこと

剱埼灯台に寄り道

明治四年(1871)の銘板がありますが、建物は関東大震災後に再建されたもの

付近には戦時中の砲台跡などもあるようです。(調査不足で今回は未確認)

風車のある公園を過ぎて、

時間も遅いのですが、城ヶ島方面へ行くことに

波打ち際にある安房灯台。波の音を聞いてぼんやり

足元にはたくさんの貝殻があり、小貝拾いをしている方もいました

よく探せば砲台跡などもある公園ですが、事前調査が甘くて見事にスルー

初声町にはカフェ・アルファではなくてコメダ珈琲店がありました

バイクスタンド完備、自家製小麦のパン屋さん「充麦」で焼き立てパンを購入。しみじみと美味しかった...

立石公園で夕暮れ

葉山からは江ノ島越しに富士山のシルエットを眺めて

稲村ヶ崎に寄り道

反射ベストを着用し、鎌倉経由で帰ります

みなとみらいでは大きな月が見えました

途中休憩をはさみつつ、20時過ぎに帰還

走行データ

  • 走行時間:7h19m05s
  • 走行距離:152.97km
  • 平均時速:21.5km/h
  • 最高時速:45.2km/h

走行ログ

鳥人間コンテスト〜ヤンマーミュージアム

仕事関係の調べ物が一息ついた7月末、琵琶湖に鳥人間コンテストを見に行きました。

彦根駅から乗合タクシーに便乗して会場へ。同乗者は毎年観戦に来るという飛行機大好き少年とそのお祖父さん、もう一人は東京から駆けつけたWASAのOBの方でした

テレビでおなじみのプラットフォーム


大会は2日にわたって開かれますが、初日の一部のみの観戦です

名古屋大学AirCraft

人力プロペラ機タイムトライアル部門は強豪揃い

大会記録でのゴール!

WASA

安定した飛行

風に流され...

最後はひやりとする場面も

Team F

強豪校のOBが愛知方面で集結したオールスターチームのようです







圧倒的な速度と機動性。目の覚めるようなフライトでした。

空へ続く道


九州大学鳥人間チーム。宇宙飛行士の若田さんが学生時代に所属していたそうです

水面効果を利用して...

ぐんぐん距離を伸ばしてゆきます

626Labの無尾翼機



良いフライトには周りから自然と拍手が沸き起こります。

お昼すぎに撤収し、長浜のヤンマーミュージアムを見学。農業機械やディーゼルエンジンについてなど、体験型のわかりやすい展示が特徴です。


約100年前にドイツのMAN社から寄贈されたディーゼルエンジン(レプリカ)。ヤンマー創業者の山岡孫吉関連の展示もあります。


ガイドの方は最近まで実際に工場で働いていたそうで、色々と興味深いお話が聞けました。

閉館間際までガイドの方が案内してくれて有難かったです。帰りは話し好きの運転手さんの送迎バスで長浜駅まで送ってもらいました。

焼津〜新金谷〜相良油田〜浜岡原子力館

東海道本線焼津駅からスタート

駅前の記念碑には『世界第二次大戦によって潰滅的打撃を受けた焼津の水産業は鉄道により再び蘇生し今日に至っている』とあります。

焼津では戦時中に多くのマグロ漁船が徴用されて、その多くが戻りませんでした。

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ポツダム宣言が発せられた1945年7月26日、漁船のエンジンを作っていた赤坂鐵工所の近くにパンプキン爆弾(模擬爆弾)が落とされました。また、ビキニ水爆実験で被ばくしたマグロ漁船「第五福竜丸」の母港でもあり、歴史民俗資料館には関連の展示があるようです。

アキアカネの乱舞する石津浜では、お盆のお祭り「とうろん」の準備中でした。手前の大きな物体は竹と松葉で作られた松明だそうです。

海岸沿いをしばらく走ってディスカバリーパーーク焼津天文科学館に到着

庭先には電波望遠鏡、屋上には直径80cmの反射望遠鏡が設置されています。

法月惣次郎氏は海軍島田実験所からの仕事を手始めに、400台以上の望遠鏡製作を手がけた人物。遠洋漁業の盛んな焼津には船の修理やエンジンの製作を手掛ける会社などもあり、高い技術を持った職人たちが戦後の復興と科学技術の発達を陰で支えていました。

あっ!星がうまれる (科学まんがシリーズ)

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望遠鏡をつくる人びと (岩波科学の本)

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電波天文学の黎明のお話には興味深いエピソードがいろいろ

科学館の屋上より

海岸沿いの工場には海面からの高さが記されていました

航空自衛隊静浜基地パイロットの訓練に使われています。

2012年5月の静浜基地航空祭の様子だそうです。ヘリコプターの機動すごい...


大井川を上流へ向かいます。東京タワーの生産工場?

蓬莱橋は世界一長い木造の歩道橋。wikipedia:大井川は非常に読み応えがあります...

ちょっと怖いので押しました

特種東海製紙の煙突のある場所がかつての海軍島田実験所。電波兵器の開発には大量の電気が必要なため、大井川水系水力発電所からの電気が使えるこの場所が選ばれたようです。

海軍技術研究所―エレクトロニクス王国の先駆者たち (光人社NF文庫)

海軍技術研究所―エレクトロニクス王国の先駆者たち (光人社NF文庫)

後にノーベル賞を受賞した朝永振一郎、テレビの父と呼ばれる高柳健次郎、すだれコリメータを開発した小田稔など、錚々たる科学者や技術者が兵器開発に従事していました。

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焼津と同じ1945年7月26日、島田にもパンプキン爆弾が投下されました。
明日までつづく物語―ぼくたちの町の戦争

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地元の高校の先生による丹念な調査記録

大井川鉄道新金谷駅蒸気機関車などを見学。


併設のプラザロコにも軽便鉄道で活躍した蒸気機関車などが展示してありました

昼食後、充実した内容の公式ガイドブックを購入するなど

牧之原台地への激坂を登ると

眼下には大井川

牧之原台地上では所々で水道の施設を見かけます

大井川の水がポンプで汲み上げられて、総延長80km以上、約5000haの畑に供給されています

「大井海軍航空隊之跡」の碑

牧之原コミュニティセンターにある星型エンジン「天風一一型」


敗戦後はGHQの指令により航空機や原子力の研究が一切禁止され、航空機やサイクロトロンも全て破壊されました

女神山は石灰岩の山

男神山も同じく石灰岩が浸食されずに残ったもの。付近ではプレートの圧力のために地層が上に凸の背斜構造となっていて、特徴的な地形・地質が見られます。

油田の里公園。夏休みの高校生がBBQをしていました

公園内にはユーカリやオリーブなど、油のとれる植物が植えられています

公園内の油田資料館を見学

「浪士」石油を掘る―石坂周造をめぐる異色の維新史

「浪士」石油を掘る―石坂周造をめぐる異色の維新史

明治から昭和30年の事業停止まで採掘されますが、相良油田の最大年間産出量(721キロリットル)は現在の日本の1日の消費量(約70万キロリットル)に全く足りません...

明治時代の手掘石油井戸を再現したもの。実際の井戸の深さは70〜100mとのこと

相良油田から産出した石油は非常に良質で、精製せずにエンジンが動いたそうです

油田坑の周辺には油の匂いが漂っていました

のどかなお茶畑に立つ巨大な鉄塔

大きすぎて現実感がありません

お茶畑の坂道を下って

浜岡の原子力館を見学


実物大の原子炉。すごく大きいです...

沸騰水型原子炉

僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して (ソフトバンク文庫)

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燃料のウランは、太陽系生成以前に超新星爆発で出来たもの

総工費1000億円をかけた防波壁の実物大模型などもあり

原子炉は現在停止中。防波壁の工事が急ピッチで進んでいました。

R150を西へ。かつては静岡鉄道駿遠線が走っていたところ

菊川を渡って

遠州掛川風力発電所の巨大風車群。ブレード直径82m、全高119m、一基最大2000kW

...

旧陸軍の遠江射場跡を見学(砲座?)

古めかしいトンネル(防空壕?)

風車と電柱と戦争遺跡

ここも旧軍の施設のようです

他にもいろいろ見たかったけど、R38経由で帰ります

掛川駅で撤収して帰宅。御前崎に宇宙船?が漂着したという話題は後で知りました。

時刻

走行データ

  • 走行時間:5h36m21s
  • 走行距離:104.46km
  • 平均時速:17.5km/h
  • 最高時速:50.4km/h

走行ログ

田口峠〜内山峠

先輩のみっきーさんの車に同乗させて頂き、下仁田〜信州方面に行きました


みっきーさんの自転車はブリジストンの名車・アトランティス。日本の峠によく似合います

青岩公園の石畳は高圧で変成作用を受けた三波川結晶片岩で、板状に割れやすいのが特徴

同様の岩石が紀伊半島から四国を経て遥か九州まで中央構造線の南側に分布しています。下仁田周辺には地質的に興味深い場所が多くあり、2011年からはジオパークに指定されました

蝉の渓谷。硬いチャートの川床が転石で抉られてこのような地形になったとか

コケ(萌

狭岩峡にて

広川原の洞窟群(最勝洞)に寄り道

五百羅漢さんが並んでいます。夜はなんか出そうで怖い

小さな滝は天然のクーラーのよう

チャートは海の底で形成された堆積岩で、ケイ素が多いため固いのが特徴

洞窟の中はヒンヤリとした冷気が流れています

シダの緑がきれいでした

暗いよ〜狭いよ〜怖いよ〜((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

洞窟の奥に地下湖があるらしいのですが、怖くて進めません

外に出るとなんだかほっとします

田口峠への登り

ヤマキマダラヒカゲ?

立岩の岩壁

暑くなってきました

田口峠にて

下りはあっという間

"日本で海から一番遠い地点"。海岸線まで約115km

雨川ダム

龍岡城五稜郭を見学

大きな地図で見る

4423…ではなくて食堂を探している

小海線臼田駅付近

石の上には神様が

内山牧場方面へ

牛はいなかったけど見晴らしの良いところでした

周囲には特異な形をした山が多くあり、

荒船山の絶壁。クレヨンしんちゃんの作者が…(-人-)

ミクさんと記念写真を撮ってから帰りました

時刻

  • 07:50 道の駅しもにた発
  • 08:10 青岩公園
  • 09:05〜09:20 蝉の渓谷
  • 10:40〜11:40 広川原の洞窟群(最勝洞)見学
  • 12:35 田口峠
  • 13:20〜13:40 龍岡城五稜郭見学
  • 14:20〜14:40 昼食(コンビニ)
  • 16:30 内山峠
  • 17:00〜17:30 内山牧場散策
  • 18:45 下仁田駅
  • 19:00 道の駅しもにた着

走行データ

  • 走行時間:データ消失orz
  • 走行距離:129km
  • 平均時速:17.8km/h
  • 最高時速:49.8km/h

走行ログ


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