後輩の結婚式にて。結婚式は絶好の写真基礎スキル上達のチャンス!と再認識しました。

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先日、会社の後輩同士が結婚しました。心から、おめでとう!抜群にキレイな新婦さんで、新郎が羨ましいったらないぞ!しかし、新郎からはずっと「彼女はサークルの後輩なんですよ〜」と聞かされてたのに・・・同じ会社の同期じゃないか!!このウソつき!笑


ま、それはさておき、せっかくよく知る二人の結婚式にお呼ばれしたので、カメラ好きな自分+別の後輩で同じくカメラ好きな2名の計3名で披露宴から二次会までいろいろ撮りまくってきました。そのせいで、披露宴のときのウチのテーブルだけ、ずいぶんゴツいカメラがずらっと並んでちょっと変な感じになっちゃったけども。。。笑 でも、ちょっと前に書いたように、写真はやはり撮りまくりの方が楽しいし、イイコトも多いはずです。加えて、とりわけ結婚式では、撮る側にもメリットがあるなぁ、、と今回思い知らされたので、まとめておきます。
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写真が上達したいのなら、結婚式だ!

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名前は失念しちゃったんだけど、こないだ『写真が上達したいのなら結婚式だ』とある雑誌で目にしました。そのときはふ〜んと読み流していたのですが、いざ結婚式でモリモリ撮ってみると、これはもうホントにそのとおりだと思ったんですよね。


結婚式で撮りまくることが写真の練習にスゴくイイと僕が考える理由は3つあります。

  • 暗い会場でもピントを合わせ、ブレさせない練習になる。
  • 自由に動けず、シャッターチャンスも限られているので、どう撮ればいいかをパッと考える練習になる。
  • 自分が持ってるバッテリーやメモリーカードなどの容量に不安があるかどうかが確かめられる。

1つめは基本ですが、やっぱり写真はピントを合わせてなんぼです。どんなに良い被写体でもピントがボケてたり手ブレしてしまうと結構がっかりですよね(もちろん、敢えて、の場合もありますが、、、)。撮りたいものはだいたい人ですが、当然動きますから、被写体ブレは多少しょうがない。でも、暗い会場だと手ぶれも増えてきます。しっかり固定してるつもりでも、シャッター押す瞬間ってのは微妙にブレが発生して、あとで大きくして見てみると非常にビミョーにブレてたりするもんですからね。本当に固定しないとダメだな、、、てことを身をもって経験できます。
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2つめは僕も全然人のこと言えませんが、やってみたら難しく、非常に練習になるなぁと思います。特に自分が撮った写真と、他の後輩が撮った写真をあとで見返して比べてみると、「あぁ、こういうとこ撮るのもいいなぁ」と発見があったり。自分が思いつかない構図で撮ってたり、と勉強になりますね。自由に動けないからこそ、どういう角度で撮ったらステキ感が出るかとか、ある程度セオリーもあるんだろうなぁ、、と感じますね。
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3つめ。普段はあまり意識しませんが、これも結構重要だと思うんです。今回僕も初めてRAWで撮りまくって、披露宴と二次会で合計600枚ちょっと撮ったんですが、バッテリーは満タンから残り30%でした。これはまだ余力があったんですが、問題は記録カード。16GBのCF(コンパクトフラッシュ)カードを使ってるんですが、残り30枚くらいしか撮れない状況でした。危ない危ない。こういうの把握するほど、普段ヘビーに使わないですもんね。これくらい撮ると初めて分かる。撮り直しが出来ない状況では、カードももう一つ持っとかないとダメだよなぁ・・・とも思いましたね。


イイ写真が撮れるのも、結婚式だ!

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あと、結婚式は練習になるだけではありません。撮った写真がイイ写真になる可能性も高いと思うんですよね。これも理由は3つ。

  • 華やかに着飾っていたり装飾されているので、どこを切り取っても画になる。
  • みんなが撮ったり撮られたりしていて、撮られる側も変に構えず、自然な表情になれる。
  • (思い通りにはならないけど)ロウソクやスポットライトなどいろんなライティングで撮れる。


たとえば家族と同居してなかったり、小さい子供が居る訳じゃないとすると、普段人を撮ることってそんなに多くないですよね。モデルさんの撮影会みたいなのに参加してる人は別ですが・・・それはちょっとレアケース。笑 撮る相手はせいぜい彼女・彼氏くらい。それもよっぽど習慣になってないと、普段からバシバシ撮ってたら怪訝に思われるでしょう。怪訝に思わなくても、モデル並みに撮られ慣れてなかったら、やっぱり撮られる側はどこかぎこちない表情になったりするもんです。

でも結婚式なら話は別。とにかくみんなカメラ片手に花嫁撮りまくり、素敵にセットしてきた自分たちの記念写真も撮りまくり、ですからね。緊張もほぐれ、会場の雰囲気も手伝ってイイ写真になるし、写真を撮ること自体もどっちかというと喜ばれる行為です。記念写真的なやつも、そうじゃないスナップも、人物写真ってのはやっぱりリアルに人を撮ってこそ、良い表情が出る瞬間を切り取れるようになると思うんです。よって、それが実行しやすい結婚式は格好の練習の場ですね。僕も思い切り練習させていただきました。笑
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ちなみに僕自身、最近は結構枚数も撮ってたし、愛機7Dにも慣れてきたぞ、とそこそこ自信もあったのですが、、、家に帰って見てみるピントが甘かったりするのが多いこと多いこと、、、自信、見事に砕かれました。笑 師曰く『ピントは、どこに合わせると全体が合っているように見えるか』を見極めることがキーだそうです。そうそう。ある所にピント合わせてみて、そこは合ってるけど、全体で見たときに必要以上にボケ過ぎてたりとかあるもんなぁ・・・まだまだ、です(´‐ω‐)



しかし、結婚って、すごいよなぁ。最近しみじみ、そう思います。他人同士が偶然巡り合わせ、ひとつになる。育ってきた環境も考え方も違うんだけど、二人が折り合いを付けて、たまにケンカもして、理解し合って、周りに祝福され、支え合って、共に歩んでゆく。それって、スゴいよ。


二人とも、お幸せにね。
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