White NOVAの スーパー空想(妄想)タイム このページをアンテナに追加

2018-05-13

ソード・ワールドの話

まずはオープニング

花粉症ガール、粉杉翔花は、スギ花粉精霊少女である。

彼女を創造したWhite NOVAは、剣の世界を旅する冒険者の一人である。

時空魔術をたしなむNOVAは、人間の持つ剣の加護として裏成功でダイス目をひっくり返すことができるのだ。

ということで、花粉症ガール・イン・ソード・ワールドという話を展開する次第。


翔花「ちょ、ちょっと、NOVAちゃん。私、阿蘇の近くで荒野の果てを目指しているんじゃなかったの? 私だけでなく、読者の人も混乱しているわよ。例えば、読者Aさん」

読者A「ピプペポパニック!」


本当だ。

読者Aとやらが何者かは知らないが、なかなかノリのいい人っぽいので気に入った。

遠慮せず、舞台に上がるがいい。


読者A「え、本当に俺なんかが、このブログに登場していいんですか? ただのモブキャラですよ」


自分で自分をモブキャラ自覚するとは、なかなか奥ゆかしい読者じゃないか。だったら、名付けてやろう。そうだな、候補は3つ。「1.アンドロ梅田」「2.アマゾンアルファ」「3.アスト・タサラク・シニュララーン・クリナーウィ」


読者A「頭文字が全部アなのはいいとして、まともなのが一つもないじゃないですか。テッカマンのキャラに、昨日から公開された映画のキャラに、ドラゴンランスの有名な魔術師レイストリンの眠りの呪文なんて、どういうセンスをしているんです?」


ん? こういうセンスをしているのがNOVAだが今さら何か?

それより、お前の方こそすごいな。即座に元ネタを全部言い当てるとは。ただの読者にしておくにはもったいないマニア度の高さだ。さあ、好きなのを選ぶがいい。


読者A「じゃあ、3で。ただし、長すぎるのでアストと呼んでください。漢字で書くなら明日斗がいいかな。明日も斗う、ぼくらの明日斗ってことで」


おい、翔花。

この読者A、改めアスト君は、とんでもない逸材だぞ。ノリの良さといい、マニア知識の高さといい、いや、まさか『ゴジラガイガン』のエンディングテーマ、ゴジラマーチからネタを拾える人材が在野に埋もれていようとは。

D


翔花「当然よ。だって、この人、翔花ファンクラブ会員ナンバー2番だもん。もちろん、1番はイラスト書いてくれた、たさ様だけど」


とうとう、様づけかよ。

そこまで持ち上げられちゃ、向こうも困惑してるんじゃないか。


翔花「いいのよ。翔花が今、様づけで呼んでいるのは、リュウケンドー様と、内海さまと、たさ様の3人だけなんだから」

アスト「翔花ちゃん、俺は? せっかく名前をもらえたんだし、アスト様って呼んだりは?」

翔花「あなたは、Aちゃん。NOVAちゃん、KPちゃんに続いて、3人めのちゃん付けよ」

アスト「トホホ。会員ナンバー1番は様づけで、2番はちゃん付けですかい。この差はデカい」


おい、アスト。

ちゃん付けの何が悪いんだ。翔花にちゃん付けで呼ばれるのは、大変誇らしいことなんだぞ。基本、こいつは人見知りだから、親しい人間とかペットとか友達にしか、ちゃん付けはしないんだ。お前がそれだけ翔花の信頼を得ている証拠だろうが。


翔花「あ、3人めはヒノキちゃんだった。Aちゃんはやっぱり4人めに格下げね」

アスト「シクシク。俺の扱いって、親しい人間と、ペットと、友達と、どれだと思います、NOVAさん?」


そんなこと、俺が知るか。

お前の運命は誰にも見えない。

自分で切り開け。甘えてはいけない。

自分がどう思われているか、いちいち人に聞いてくる奴は、自信のなさが露骨すぎて行けねえ。相手が自分をどう思おうが、俺は俺の道をまっすぐ歩く。道が間違っていれば、気付いた時に正せばいい。たとえペット扱いされていようが、ペットの地位に甘んじるか、人としての誇りは捨てまいか、むしろ下僕街道を卑屈に歩いて喜ぶかは、自分で決めることだと思うぜ。


アスト「分かりました、NOVAさん。アドバイスに従い、俺は翔花様の下僕として卑屈に、かつ誇り高く歩み続けることを誓います」


本気かよ、こいつ。

日常編スタート

アスト「それで、本当にどういうことです、NOVAさん。俺はファンとして、いや下僕として、翔花様の話をずっと読んで来たんですが、今ごろは九州修行編が始まったところじゃないですか。今ここに翔花様がいるのは絶対におかしい。またまた、時空魔術がどうこう言って、時間軸を混乱させるんじゃないのですかい? それ、やられると、俺みたいな読者は混乱するし、『ケッ、またかよ。このNOVAって奴は、偉そうなことを言う割には、引き出しが少なくてワンパターンばかりかよ。これじゃ、プロにはなれなくて当然だな』って思われるんじゃないですか?」


お前、俺とは初対面なのに、随分と言いたい放題じゃねえか。少しは遠慮しろよ。


アスト「遠慮してちゃ、このブログレギュラーは務まりませんって、旦那」


こいつ、たまたま舞台に上がって、名前を付けられたら、途端にレギュラー目指してるだと? 図々しいにも程がある。


翔花「NOVAちゃん、そんなことよりも、さっきの質問に答えようよ。他にも気にしている読者の人がいっぱいいるかも知れないじゃない、BさんとかCさんとか」


やれやれ、これ以上、読者を登場させるわけにもいかないから、言っておくが、これは時空魔術じゃない。近年の創作業界ではおなじみの「キャラの物語からの切り離し」商法って奴だ。


アスト「キャラの物語からの切り離し……って何ですか、それ?」


分かりやすいのはCMだな。

先週から、ビルドでは万丈がエボルに乗っ取られて、悪役として振る舞うようになったんだが、オロナミンCでは相変わらず爽やかな万丈のままだろう? つまり、物語の展開には関わらず、万丈はキャラとしてそこにいるわけだ。

ここで万丈がエボルらしく、オロナミンCを飲んで、「ケッ、何だ、この飲み物は。地球人ってのは、こんな物を飲まなければ、ハザードレベルも維持できないってのか。滅ぼすしかないようだな」とか言い始めると、本編とのリンクが濃厚で、なかなか愉快なんだが、さすがにそういう本編とリンクしたCMはたまにしか見られない。つまり、普通はCMに登場するキャラは、本編の物語からは切り離されているわけだ。


アスト「なるほど。つまり、NOVAさんは翔花様をCMに登場させることを狙っている、と。万丈みたいに」

翔花「ええ? どうして私が万丈みたいにならないといけないのよ。そういう宇宙生物っぽいのは、KPちゃんの役目よ」

ケイP『けぴっ?』


ええい、ボケがボケを加速するような会話はやめろ。

ケイP、お前はしばらく黙っていようね。これ以上、キャラを増やすと、俺が対応できん。TRPGとは違うんだ。

翔花、万丈はあくまで物の例えという奴だ。一緒にしているわけじゃない。

アスト、CMはあくまで一例だ。この場合、もっとふさわしい例は……『スレイヤーズ』とか『フルメタルパニック』は分かるか?


アスト「もちろん。ラノベは一通り網羅してるっス」


そいつは凄いな。俺は最近のラノベはさっぱりだ。だから、例が古くて済まんが、とにかく、これらの作品は単行本書き下ろしのシリアス長編とは別に、ドラゴンマガジン誌にコミカル短編が連載された。


アスト「『スレイヤーズ』と外伝の『スレイヤーズすぺしゃる』のことっスね。『フルメタル・パニック!』は本編も途中までドラマガ誌に連載されているから、NOVAさんが勘違いしているようですが、アニメの本編と『ふもっふ』の違いだと考えるなら納得です。要は、シリアスな本編ストーリーと、コミカルな短編ストーリーの2種類の流れがあって、それらは基本、干渉することなく別々の話として展開している、ってことですか? NOVAさんがおっしゃりたいのは」


お前、優秀だな。

こっちが言いたいことを的確にまとめてくれた。ただの読者にしておくのは勿体ない。自分でブログ書いたらどうなんだ?


アスト「いやいや、俺の知識なんて断片的なんで。NOVAさんほど多彩に、どこに話が飛ぶか分からないのに、何だか強引につなげて無理矢理納得させるようなオチをつけるブログは書けませんって。何が飛び出すか分からないパンドラボックス並みの混沌だ」


お前、それ、誉めてないだろう。


アスト「最後まで話は聞いて下さいよ。『だけど、それがいい。先の読めない意外性があって。商業作品じゃなかなか読めない代物だ』って誉めようとしたんだから」


う〜ん、何となくトゲがあるような気がするが、それが読者の意見だってんなら、受け入れるしかなさそうだな。

とりあえず、他に例を挙げるなら、本編のおまけに付いてくるようなギャグ4コマみたいな感じかな。

とにかく、翔花を主人公にした[バトル創作]本編とは別に、日常編はまったり続く。翔花は変わらず、アシスタントガールとして俺を手伝う。これでいいな。


アスト「そういうことなら、俺は納得ッス」

翔花「う〜ん、分かったような、分からないような。要するに、私が2人いるってこと?」


それで分かるなら、そういうことにしておくか。


翔花「つまり、九州に行った翔花は1号で、NOVAちゃんところに残っている翔花は2号。そのうち、向こうが帰ってきて、ダブル翔花になって、ショッカー翔花の6人と戦って、翔花車輪でまとめて倒して、ゲルショッカーを壊滅させてからは、後輩の技と力の翔花V3に後を託すって壮大な計画を考えているってことね」


考えてねえよ。

その流れだったら、4人めは翔花マンを登場させないといけなくなるじゃないか。女なんだか男なんだか分からなくなるから却下。


アスト「むしろ、向こうはパラレルワールドで、基本こっちには干渉しない。まあ、こっちは向こうの話に対して、メタ的に感想ダベリぐらいはしても良いって、そんな感じですか?」


本当に、お前は優秀だな。まるで、俺のアシスタントをするように生まれたキャラだ。名前的にも、そんな感じだし。

こんな優秀なアシスタントがいるなら、翔花も油断するとアシスタントガール廃業かもな。


翔花「そんなの絶対に許せない(ゴゴゴゴゴ)。Aちゃん、あなた、出しゃばらないで。NOVAちゃんのここでのアシスタントは私って決まっているの。この地位は誰にも渡さないんだから」

アスト「へ、ヘイ。翔花様のおっしゃる通りです。下僕Aめはすぐに舞台下に引っ込んで、これまで通りファンクラブの会員ナンバー2として、変わらぬ忠誠と応援を約束するッス。グリスかずみんがみーたん応援するように。ではまた」


またって言いやがったぞ、あいつ。

もう一回、出てくる気あんのかよ。


翔花「下僕は下僕らしく、己の分をわきまえているなら、また舞台に上がらせてやっても良くってよ」


うわ、女王様気取りかよ。そのうち、シーダーウィップでベシッてやりそうだが、娘のそういう姿はあまり見たくないよな。

ようやく本編(爆)

翔花「それで、お題はソード・ワールドってわけね。ようやく話が本編に入ったみたいだけど」


そうなんだよ。

俺は今回も、「これについて書くぞ」と勢い込んで書き始めたんだが、その辺は兼好法師徒然草と同じで、「心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」状態になるんだよ。


翔花「どういう状態だか、ちっとも分からないんですけど」


ああ、ここで「なるほど、つまりNOVAさんのおっしゃりたいのは、これこれこういうことですね」と応じてくれるキャラがいれば、まことにもってアシスタントにふさわしいんだけどな。もう一度、アストを舞台に上げるか?


翔花「ちょ、ちょっと待ってよ。下僕Aに頼らなくても、翔花ちゃんが優秀だって見せてあげるんだから。精霊ネット起動。ふむふむ、何だ、そういうことね。サポートありがとう、KPちゃん。はい、大体、分かったわ」


おお、分かったか。

で、何が分かったんだ?


翔花「心に移りゆくよしなし事ってのは、頭の中にどうでもいいことがいろいろ思い浮かぶってことね。NOVAちゃんの空想(妄想)ネタがオンパレード状態ってこと。頭が活性化していると、いろいろ浮かび上がりやすい状態になるのかしら」


その通りだ。なかなかやるじゃないか。次は?


翔花「そこはかとなく書きつくればってのは、何となく適当に書いていくってことね。最初は方向性を決めているんだけど、書いているうちに最初の気持ちが違う方向にそれてしまい、それでもブレーキが掛からずに勢いのままに言葉を紡いでいくって感じ?」


うん、そんな感じだ。ネットで調べた知識を、うまく俺の心理状態に即して分かりやすく置き換えてるじゃないか。

知識をただ並べるだけじゃなくて、その場の話に合うように、うまくアレンジする才。それを人、知恵と呼ぶ。D&D的に言うならIntelligenceとWisdomの違いということだな。


翔花「また難しい言葉が出てきた。KPちゃん、またサポート。そう、そういうこと。ええと、魔法使いはInt、つまり知識や教養、知力が高くて、いわゆる物知りさんなんだけど、その知識をうまく扱えて、人と適切なコミュニケーションを図ったり、相手の教養に合わせてかみ砕いた説明をしたりできるかはWis、つまり知恵や判断力、洞察力、思慮分別といった違う種類の才が必要になる。そういうのは僧侶系の信仰者やカウンセラーが得意である。こういうこと?」


なかなかいいぞ。

ケイPも出しゃばらずに、裏方として翔花ママを助けて、なかなか上手いことやってるじゃないか。感心、感心。

そう、自分が表舞台に立たなくても、サポート役としてしっかり仕事する人間やキャラも多い。自分の話を聞いて、と訴えるだけの奴じゃ、世の中うまく回らないからな。

つまらない話を聞かせて目立とうとするよりも、裏方に回る方が才能を発揮する人間もいて、自分の立ち位置がどちらなのかわきまえると、うまくチームプレイができるんだがな。まあ、たまにどっちの才も伸ばさずに、表に出てもダメ、裏方をしても足を引っ張ってばかりなのに、それでも目立とうって無謀に突っ込むだけの、どうしようもない奴がいるが、どうしたものかな。


翔花「それって、いろいろ未熟なだけじゃないかしら。何か仕事を与えて、才能を引き出すトレーニングを積ませてあげればいいんじゃない? まあ、そういう機会からも逃げ出して、わがままに振る舞うなら、本当にどうしようもないんだけど」


まあ、人の才能ってのは、訓練や試練を乗り越えてこそ磨かれていくものだからな。

さて、今、我々は違う話が気になって、見事に脱線しているわけだが、その原因が分かるかな?


翔花「ええと、そこはかとなく話しつづっているから? つまり、話の方向性をあまり気にせず、ただ相手の言葉に反応して、自分の思いつきや知っていることを返しているだけだから?」


ああ、そういうことだな。

だから、はっきり話したいことがある場合は、その方向性に向けて軌道修正を図る必要が出てくる。

まあ、方向性なんて関係ない、その場の適当な言葉の交換で相手と楽しくコミュニケーションを取れたら十分なんだ、雑談万歳って考え方もある。友達同士のお喋りって普通はそういうもんだ。

変に「これについて語ろう」なんて意気込んでいても、相手がその話題に乗って来なければ、一人相撲になるだけだしな。相手の話したいことと、自分の話したいことを上手くミックスできればいいんだが、相手の希望を無視して、空気も読めずに、独り善がりの話題を振りかざすだけじゃ、ダメなんだな。


翔花「うん。NOVAちゃんも昔は、よくそれで失敗したってKPちゃんが言っていたよ。中学時代のNOVAちゃんの話だけど」


ああ、だけどD&Dなんかのマスター経験が大分、功を奏して改善されたよな。まあ、ゲームで磨いたコミュニケーション技術だが、ゲームのプロの人たちと渡り合うにはまだまだ未熟だったようで、やはり違うアプローチも必要だったと今では分かるが、当時はまだインターネットにも触れていなかったし、自分をどう伸ばせばいいか見えてなかったんだな。


それでも、当時のSNEでの経験が種を蒔いた形になって、今はすくすく育って、花盛りっていったところかな。

「ああ、プロってこう考えるんだな」とか、

「個性的な人が求められているんだな。自分の個性をアピールし、それでも他人とぶつからずに補い合える才能を示すことか。それって難しそう。ゲームに夢中になって、それでも周りは自分以上にゲーム好きな人たちの間で、自分が渡り合って行けるような個性って何?」とか、

「誰かの真似をするだけじゃダメなんだな。会社に水野さんや友野さんがいるのに、その人たちの真似しかできない、して来なかった、他に道の見えない自分には居場所はないんだな。時代は、同期の加藤ヒロノリみたいな破天荒な男を求めているのか。確かに、俺には彼みたいな強烈さはない。俺、終わった。どうすればいいんだ?」とか、

「いや、俺には翻訳という武器がある。社長だって、翻訳からスタートしたんじゃないか。求められたら、いろいろ訳していきたい。黒田さんや江川さんだって、それで頑張っているんだ。だったら俺にだって、生き残る道はある」とか、

「え、D&Dの会社がトレカの会社に吸収された? 時代はトレカが主流で、SNEもモンスターコレクションに舵を切って、TRPGは当面、お呼びじゃない? 社長はボードゲーム研究に夢中だって? ボードゲームなんて、ちっとも勉強して来なかったよ。TRPGに未来はないの? ボードゲームの勉強をしろって? う〜ん、どうしようかな? え、そこで悩むようならダメだって。そうですか。残念だけど、辞めるしかないってことね。これまでありがとうございました」とか、

まあ、今になって当時のことをざっと振り返ると、以上になるわけだな。ここを語っておかないと、ソード・ワールドとかSNE関係のゲームの話は深く語れない、というか、表面をさらっと流すだけで終わってしまい、自分の言いたいことを語り尽くせないと思ってな。


翔花「そういうのが20年ぐらい前のNOVAちゃんの気持ちってことね。下手したら、悪霊になっていたかもしれない鬱屈した感情とか」


そういう気持ちを昇華するために、元SNEで現SF小説家の山本弘さんのサイトで、何か手伝えないか、と関わったんだけど、かえって迷惑を掛けただけに終わった。まあ、あの時の経験はまた別の話になるし、そこから得たものもいっぱいあるわけで、今となっては良い経験だったと思う。

向こうにとっても、そうあれかし、と思うが、それは向こうの気持ちの問題だ。俺はあれ以来、約束どおり一切タッチしていないし、俺の身内(と言っていいのかどうか)の当時の共同創作仲間が何をトチ狂ったか、と学会怨念募らせて山本さんところに突撃を掛けたのを知ったときは、相当激怒して、そいつのことを叱りつけてやった。

こっちは、山本さんに悪意なんて抱いてないのに(ポジティブ敬意とネガティブ隔意ってところかな。まあ、世話になった人だし尊敬もしているけど、今さら付いても行けないし遠くから見ているだけで、時々琴線に触れる作品を読めば十分)、創作小説の添削までしてやった男が、山本さんにバカな絡み方をしたとあっちゃ、こっちの立ち位置まで傷つけることになるし、何よりも昔、迷惑かけて申し訳ないと考えている自分の気持ちに、泥を塗られたようなもんだからな。

体面上は「身内の不始末」とも受け取れるわけだから、その男が俺との関係を維持するためには、そこには決して触れちゃいけなかったんだよ。そいつが、過去のトラウマをいろいろほじくり返されたくないようにな。


翔花「結構ややこしい人間関係を引きずっているのね。いい加減、精算したら?」


今、精算しているんだよ。

これまで表に出していなかった心情吐露しながらな。

この記事で付き合ってくれる翔花とか、読者の方には悪いが、そこのところをスッキリした上でないと、ソード・ワールドのことはなかなか語れねえ。

今年の夏には新作の2.5も出るし、来年はソード・ワールド30周年だ。平成と共に歩んできたソード・ワールドが新たな展開を迎える門出の時に、俺だって心の底から祝いの言葉を述べたくてな。

特に、央華でもお世話になった清松さんとか、

同期で今も頑張っている川人くんとか(マジック・ザ・ギャザリングで、こっちの自信あったドラゴンデッキを卑怯な土地破壊デッキで完封してくれた思い出は今も忘れない)、

あと俺を知らない後輩たちとか、

とりわけ彼のリプレイ本が好きだったのに最近SNEを退社せざるを得なかった黒井龍くんとか(20年前の挫折先輩としては、それでも負けるな、頑張れとエールを送りたいよ。奥ゆかしくこの場でな。縁があれば、この記事を読むかもしれないし)、

それと、もちろん、ロードス島からグランクレストまで、30年以上リプレイや小説を楽しませてくれた水野さんだな。

まあ、水野さんに対しては、これからグランクレストの完結記念の感想を書く予定だけど、これも尽きせぬ想いがいっぱいあるので(ゲームとか、世界の創作とか、和製ファンタジーのアーシアとか、あまり書いてこなかったので、どこまで掘り下げるか悩みつつ)、自分らしくまとめたいな、と。

グランクレストと、ソード・ワールドリウイ(どちらもゲーム世界の物語を終わらせる、ゲーマーとしては賛否両論な意見の出てる小説)について、個人的に考えるところも含めて、書いていくつもり。

最後に忘れ物

翔花「NOVAちゃん、ちょっと待った」


何だ、翔花。


翔花「いろいろ語って、スッキリした顔をしているようだけど、まだ大切なことを忘れているわ」


ああ、ソード・ワールドの話なら、また続きを書くつもりだ。GTライフの方で書こうかとも思ったんだが、D&Dと同時並行だときついことが分かってな。

当面は、ソード・ワールドはこっちで書くことにする。


翔花「いや、そうじゃなくて。ソード・ワールドよりも、もっと歴史の古い大事な古典があるでしょうに。兼好法師が放置されて、このままじゃ悪霊になって出て来るかも知れないでしょ」


兼好法師悪霊か。

あのおっちゃんが忘れられることはまずないだろうから、悪霊化するとも思えんが、一応、後始末ぐらいはしっかりするか。

最後に残っているのは、「あやしうこそものぐるほしけれ」だったな。

ええと、いろんなことを適当に思いつくままに書いた結果、「こんな変な文章ができてしまったけど、自分で書いてて面白かったし、教訓あり、お笑いありで満足したわ。まあ、好きな人はどうぞ」って大意かな。

こっちは兼好法師ほど暇(フリー)じゃないけど、自由(フリー)な精神で、今だけは法師にシンパシーを感じてる。

こんな、まとめ方でいいか?


翔花「NOVAちゃん、グッジョブ。翔花の活躍譚も期待しているから」


ああ、舞台はたささんからアイデアを頂いた、「コンパーニュの塔」だ。今は、ビルドも塔がブームらしいからな。乗っからない手はない。

まあ、塔らしく、そこには三つのしもべがいて……あ、下僕A、っといけねえ、つい翔花につられちまった、ええと読者Aのアストのことじゃないからな。アストは本当に何で登場したか分からない、想定外のキャラだし。

まあ、読者を勝手に舞台に上がらせた俺が、想定外というのも何だがな。想定外で出てきたモブキャラが、思わず優秀で大活躍ってのは、ダイス運次第じゃTRPGでも稀にある事態だが、アドリブ万歳。

もっとも、今度、出てきてうるさいようなら、GTライフ送りの刑にしてやる。あっちのアシスタントガイド、次元ドルイドよりは役に立ってくれそうだ。


翔花「それって、読者にもGTライフを読めってこと?」


そんなことは書き手にわざわざ言わせるな。

読みたかったら、読んでもいいぞ。

でも、読まないと、時々ネタがクロスオーバーしたりするからな。読んだ方がスッキリすると思うが、かえって妄想タイムから抜け出せなくなる可能性も。

まあ、NOVAの説教混じり、心情吐露交じりの妄言記事が好みなら、あっちもどうぞ。(完)