White NOVAの スーパー空想(妄想)タイム このページをアンテナに追加

2018-07-12

夢路より帰りて(コンパーニュの塔編 2話)


ヒノキちゃん再び


翔花「ふあー、よく寝た。あ、ヒノキちゃん、お早う」

ヒノキ「お早うも何も、こなっちゃんは寝過ぎじゃ。今、何日だと思っておる?」

翔花「え? 何時じゃなくて、何日? ええと、確か6月14日の昼1時過ぎって言っていたような」

ヒノキ「今は、7月12日の朝7時前じゃ。リアルタイムでの。前回、おお、ようやくわらわの出番がきたー、と喜んでおったら、その後、一ヶ月近くの間、放置プレイされて、運命の神はかくもわらわに冷たいものかと内心泣き崩れながら、嘆いても仕方ないので、その間たっぷりビルドとパトレンジャーと、まあ、その他諸々を堪能していたわい。やはり万丈はいい男じゃの。映画の撮影スタッフが九州にもやって来て、盛り上がったが、その後、記録的な豪雨で閉口したり、おお、そう言えば関西でも地震があったそうじゃが、新星殿の周りは大禍もなく無事なようじゃな。他には、オーブクロニクルが終わって、新ヒーローのルーブが始まりおった。ロッソ兄さんとブル弟のどちらを応援するか、今は迷っておる。本来なら赤の兄さんが本命なのじゃが、2人は互いの色と能力を交代できるでな。赤がいい、という根拠では、どっちもいいということになる。こなっちゃんはどう思う?」

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翔花「そんなの分かるわけないよ。私、ずっと夢の世界にいたんだし。ラーリオスさんと戦ったり、はあんまりしてないんだけど、いろいろなお話を聞いたり、NOVAちゃんや、トロイメライと名乗る翔花2号ちゃんと話したり、こっちもいろいろあったんだから。全部、ヒノキちゃんが突然、朱雀幻魔拳なんて仕掛けてくるからじゃない。私の失われた時間を返して」

ヒノキ「無茶を言うな。わらわには時間を操る力はない。それこそ、神か時空魔術師の領域というものじゃ。わしにできるのは、録画した番組を見せてあげることぐらい。後で、たっぷり堪能するがよい。シンカリオンプリキュアもあるでの。赤といえば、キュアマシェリは可愛いのう。わらわもギターを弾きたくなったわい。🎸 そなたもデュエットで演奏してくれんかの。二人は花粉症ガール、じゃ」

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翔花「私のイメージカラーは、紫じゃないし。基本は緑か青だし。ルールーさんはNOVAちゃんが好きかもしれないけど、私の本命は天使のさあやちゃんだし」

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ヒノキ「ほう、すると後は、ピンクのエールと、黄色のエトワールと、紫のアムール役を集めれば、プリキュアごっこができるな。誰か心当たりがいないかの。特にわらわとしては、ルールー役ができるアンドロイドガールを絶賛募集中じゃ」

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翔花「あのう。私は九州に修行に来たのであって、プリキュアごっこをして遊ぶために来たんじゃないんですけど」

ヒノキ「やれやれ。真面目なのはいいが、遊び心ってのも大切にしないと、肝心な時に心が折れるぞ……と説教したいところじゃが、こなっちゃんには必要ないかも知れんのう。何しろ、幻魔拳の試練をあんな想定外の展開で乗り越えて来るんじゃから」

翔花「え、想定外って?」

ヒノキ「わらわは、そなたの恐怖を具現化した夢に、ラーリオスが登場して、あんな訳の分からん展開で、ハッピーエンドに漕ぎつけることなど、全くもって想定しておらん。そなたの夢を観察しながら、これは一体!? と驚いたのは、わらわも同じ。言っておくが、そなたの夢にラーリオスを登場させたのは、わらわの預かり知らぬこと。恐るべき運命の神のいたずらとしか思えん」

翔花「ヒノキちゃんの仕業じゃなかったんだ」

ヒノキ「まあ、一応は、プレ・ラーリオスの読者ではあったんじゃよ、一時的にな。第3部までは、カートの成長を見て、ワクワクも感じたんじゃ。しかし、第4部で話が切り替わって、ああ、こいつはもうダメだな、と見限るに至った。何が暗黒の王じゃ。ただの主体性のない浮気者が偉そうにほざくのを読んで苛ついての。だから、こなっちゃんがカートに対して、ボロクソ言うのを聞いて、よく言った、それでこそ花粉症ガールじゃ、と絶賛した次第。夢の最後は、過去の過ちも無理やりじゃが改変できて、良かったんじゃないかの。これがラーリオス本来の世界でやったなら、ただのご都合主義夢オチみたいなものじゃが、世界線を越えて花粉症ガールの法則に合わせるなら、ああいう奇跡も悪くはない。主役のそなたの言葉どおり、こっちは涙目浄化OKの世界なんじゃからな」


ヒノキちゃんの想定


翔花「ラーリオスさんの登場が、ヒノキちゃんの想定した話じゃないことは分かった。だったら、一体どういう夢を想定していたの?」

ヒノキ「もっと単純なものじゃ。そなたが愛する者を助けようとして、果たせず終わる。夢から目覚めて、傷心のそなたを、わらわが厳しくも優しい言葉で、心の甘さを指摘しつつ、このコンパーニュの塔での修行を奨励する。己の未熟さを痛感したそなたは、真摯に修行を乗り越えて、一皮剥けた状態で、いよいよ屋久島へ旅立つ。こうして、コンパーニュの塔編は終了。続きの屋久島編は、夏が過ぎて秋よりスタート。そういうタイムスケジュールが、創造神と名乗る者から我が心に送られて来たと思ったのじゃが、どうも神とやらは気まぐれっぽくての。完全に違う展開になってしまったと見える」

翔花「つまり、全てはラーリオスさんとNOVAちゃんが悪いのね」

ヒノキ「いやいや、新星殿もラーリオス世界の創造主を自認しておったが、所詮は創作の神の下僕に過ぎん。大いなる運命や、人の織り成す機縁の刺激によって、創作意欲を複雑に喚起された結果の物語創造じゃ。6月は地震もあったし、ラーリオスがあの時期に湧いて出たのも、それなりの背景事情があったのであろう。それよりも、わらわが驚いたのは、新星殿といい、その魂の一部を与えられたこなっちゃんといい、まるで特異点とも言うべき確率異常を発生させることじゃな」

翔花「特異点って、そういう話は2号ちゃんが好きそうだけど、よく分からない。要するに、変わり者ってこと?」

ヒノキ「変わり者というか、事象を思いがけず変える者と言った方がいいのじゃが。つまり、そなた達の周辺では、意思の力で確率の枠を越えて現実が改変される可能性が高まりがち、ということ。物語世界では、しばしば主人公補正とも呼ぶべき御都合主義、ラッキーだかアンラッキーだか分からない現象が、公然と、あるいは隠然と起こるものであるが、リアル世界でも時としてそういうことは起こり得る。ポジティブマインドがラッキーを呼び込むのか、頻繁なラッキー効果がポジティブマインドを活性化させたのかは、ニワトリが先か卵が先かの話になるので、なかなか結論は出せんが、少なくとも、こなっちゃんの周辺では悲劇の運命も浄化される、想定外の事象が発生し得るとわらわは見た。その例が、正に今回のラーリオスの件じゃな」

翔花「ええと、ヒノキちゃんが私に幻魔拳で、NOVAちゃんが死んじゃう光景を見せようとしたんだけど、ラーリオスさんとか、NOVAちゃんが勝手に夢の内容を書き換えて、思いがけない話になっちゃったもので、いろいろと難しい理屈をこじつけて、言い訳をしてるってことかな? もしも、NOVAちゃんが死んじゃう夢を見させようとしたら、それがヒノキちゃんの最初の想定だったとしたら、私はヒノキちゃんのことが許せなかったと思う。愛する者を失った哀しみを想像したりはしなかったの?」

ヒノキ「そうじゃな。こんなやり方で、そなたの心を試そうとしたことについては謝る。結果的に実現しなかったとは言え、そなたをひどく傷つけてしまったかも知れんからの。愛する者を失った哀しみについてじゃが、そなたより長く生きておるでな。想像どころか、今なお胸の奥に哀しみの記憶は根付いておる。その上で、受け入れ、乗り越え、今は我を支える力となっておるがの。そなたにも断片なりとも理解してもらいたかった。精霊と人の儚(はかな)い、それでいて強固な絆というものをな。しかし、新星殿に邪魔されたと言うべきか、そういう大切な想いを意図的に擬似体験させようということ自体がわらわの傲慢だったのか、とにかく運命は違った形で、そなたの心を映し出しおった。そしてまた、そなたは、わらわの管理し得ない大いなる可能性を持つ者かもしれん。そのことが分かっての。どうすればいいか、いささか考えあぐねておる」

翔花「ヒノキちゃんは難しく考えすぎだよ。私は花粉症ガール。どうして、花粉ガールじゃなくて、症って字を使っているか分かる? 正しいにやまいだれが付くことで、どこか正気を失って、空想妄想に迷い込みやすくなるんだって、NOVAちゃんが言っていた。だから、いつでも完璧に正しい選択をするとは限らないけど、それでも正しい可能性は常に消えないって。それに花粉だったら植物だけど、花粉症だったら人のかかる症状。つまり、人と植物の絆はその名に織り込み済み。花粉症って言葉は、ネガティブに考えれば病気でしかないんだけど、ポジティブに考えれば『不安定だけど消えることはない正義の心』と、『人と植物の間の絆、愛情、アムール』たっぷりな言葉なんだって、言霊魔術師NOVAちゃんが考えていた。ブログのネタ帳の中で」

ヒノキ「おお、それは初めて聞いた。そうか、花粉症ガールという言葉にそのような深い意味があったとは。いや、ただの精霊少女とは違う、ハイセンスな響きに、わらわ自身も花粉症ガールを名乗りたくなっていたのじゃが、改めて花粉症ガール1号のそなたにお頼み申したい。この精霊少女の南郷阿里、改めて日野木アリナを正式に花粉症ガールのメンバーとして認定してはくれんかの」

翔花「認定も何も、ヒノキちゃん、勝手に花粉症ガールV3を名乗っていたじゃない。私も異存はないって答えたよ」

ヒノキ「いや、それは只のファンの自称に過ぎん。異存はないと言うが、わらわはもっと積極的な認定の言葉が欲しいのじゃよ。風見さんが結城さんにライダー4号の称号を送ったみたいに、重々しき意義深い儀式のような厳粛さでの。軽い言葉で『異存はないよ』じゃなくてな。もっと、こう魂に刻み込まれるような感じで、わらわのマグマにほとばしるような言霊で、お願いしたいのじゃ」

翔花「うーん、こだわるなぁ。じゃあ、ここはNOVAちゃんの言い回しを真似て、ええと、『この花粉症ガール1号と、それからここにいないけど、多分、後からでも記事を読んでくれる2号ちゃん、ダブル粉杉翔花の名にかけて、想いの力をヒノキちゃん、日野木アリナちゃんに注ぐ。汝の呼称は花粉症ガールV3、赤き翼を身に帯びし炎の花粉症ガールなり。この私たちの魂の姉妹として、困った時に支え合う仲間として、花粉症シスターズのメンバーに加えます』 ええと、こんな感じでいい?」

ヒノキ「おお、これでわらわも正式に花粉症ガールのメンバーと言うことじゃな。いや、作者殿が一月近くもわらわのことを放置していたから、ただのゲスト扱いで、レギュラーにはなれないまま、フェードアウトしてしまいやしないかと、気が気でなかったのじゃよ。あるいは、『ヒノキちゃん? ああ、そんなキャラもいたなあ。あれは梅雨時に浮かび上がる幻のようなもの。地震と長雨の中で、消え去って久しいが、今さら復活させるのもなあ。そうだ、せっかくなので、〈さよなら、ヒノキちゃん〉的なエピソードを書いて、レクイエムを捧げるか』的に処理されてしまうのではないか、とドキドキしての。ここぞと言うところで、きちんと自己アピールをしておかないと、本当にそうなりかねん。こういうのは、タイミングが大切なのじゃ。まことにもって、これでわらわもレギュラー確定じゃ。嬉しいのう(涙目)」

翔花「うわあ、ヒノキちゃんがそこまで鬱屈していたなんて思いもしなかったよ。このまま数ヶ月放置されていたら、悪霊になっていたかも知れないんだ。でも、これで涙目浄化OKね」



謎のネコ耳の人影「(物陰から、ポツリとつぶやく)花粉症ガール、粉杉翔花。我が主アリナさまをたぶらかす、無邪気だけど危険な女。ボクが決して許さない」



(こうして、ヒノキちゃんは、正式に花粉症ガールの一員となった。しかし、物陰に潜む謎の人影が憎々しげに見つめていることに、翔花は気付かない。果たして、謎の人影の正体は何者なのか?

次回、「シロき忍び」に続く。木曜に書けたら書くけど、夏場の予定は未定。まあ、無理をしない範囲で。完)

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