性犯罪者は去勢も、と。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007082123.html
フランスのサルコジ大統領は20日、
子供への性的虐待など性犯罪対策に関する関係閣僚会議を開催、
再犯の恐れがある性犯罪者には、ホルモン療法による「去勢」措置や隔離施設への収容を行い、刑期を終えた後も社会復帰を許すべきではないとの考えを強調した。
ホルモン療法による、ところが現代的だが、出発点としてはよいのでは。
性犯罪者には性の自由を与えない、とハムラビ法典ばり。
加害者の人権、とかいろいろあるだろうが、今の先進国では「法の精神」が高度化し過ぎて、どうも「犯罪者に甘めのシステム」のような気が。
※ハムラビ法典の「目には目を、歯には歯を」は、復讐を煽るような意味に解釈されるが、これは間違いらしい。
「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」
すなわち予め犯罪に対応する刑罰の限界を定めること(罪刑法定主義)がこの条文の本来の趣旨であり、刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされている。
wikipediaより
ハンムラビ法典 - Wikipedia
罪刑法定主義とは、とか、現在の刑法の根拠とか、マグナ・カルタ39条、とか何か興味深い世界が広がっていそうなのだが、ちょっと今は踏み込まないでおく。
この辺りの話は、ホームロイヤーズの西田弁護士に尋ねると目の醒めるような回答が帰ってくるのでまた別のエントリにする。
それにしても、
- モノや金を盗んだら、返すまで働く。
- 人を殺したら普通は死刑(そこから色々検討する)
- 人を怪我させたら、同程度のケガをさせられる(ほどの苦痛を与えられる)
どうしてそうシンプルには行かないのだろう。
ますます法の存在になぜ?、が浮かぶ。
出ました、トカゲのシッポ切り。
この話ばかりしているが。
白い恋人、の後始末。
同族筋の経営陣は関与せず、外様の役員の仕業、と。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007081610.html
(前略)
唯一、血のつながりがない伊藤道行統括部長。
伊藤部長が不正を把握し、石水家4人が知らなかったとしているが、
果たしてそんなことがあり得るのか。
もしそうなら、社長は断固主張せねば。
どうも記者会見の表情は釈然としてなかったが。
ここに至って、経営者の考えることはどんなものか。
なんとか企業を残して去ることではないか。
こんな状態でグズグズしているから、会社ごと死んでしまうのだ。
見ていて歯がゆい。
それにしても、この人のコメント。
いかがなものか。(嘆)
新党大地の鈴木宗男代表も「北海道といえば夏。
自然、食べ物がいいというのが定番。
そんな中で北海道を代表する企業がこんなことをするとはちょっと考えられない。
商業主義の最たるものだ」と憤る。
「札幌(J2)のスポンサーなど、スポーツを応援しながらフェアプレー精神がないのは駄目。
社長自身の責任は重いですよ。
知らないでは済まされない」と厳しく批判する。
後味の悪い報道は、まだ続く。
社長も知っていた、が頑張ります、と。
そして、こうなった。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_08/t2007081621.html
石屋製菓の社長は16日記者会見し、賞味期限の改ざんは過去10年にわたり日常的に行っていたと発表した。
改ざんの事実は社長も把握していた。
やはりか。
原因は。
「白い恋人」の包装袋を品質保持性能に優れたものに切り替えた1996年以降、
同社の社内規定で4カ月と決めていた賞味期限を、
出荷する商品の2、3割程度について、5カ月か6カ月に改ざんしていた。
7、8月は繁忙期になるので、急な注文に対応できるように在庫を増やしておくという。
賞味期限の決めた方にも手落ちがあったようだが。
いずれにせよ「在庫調整のため」賞味期限を調節していた、というのでは慢性病か。
全然わかってない。
それにしても、その後もおかしい。
当初16日から4日間としていた自主休業を延長する意向を明らかにした。
社員やパート職員の雇用は全員維持し、休業中に衛生教育を徹底するという。
「衛生教育を徹底」は関係あるか。
指揮官が「在庫調整のため、改ざんGO!」と号令していたのだ。
社員への衛生教育は的を射ておらぬ。
経営者の理念そのものが、衛生に反したのだ。
ただそれだけのこと。
反省すべきは社長一人だ。