藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

映像と技術。

かつては、芸術家の「やりたいこと」に対してhow toである「技術や方法」が追いついていなかった。
コンピューターの出現はそうした関係に「モノ申した」と言えると思う。

つまり、作家たちが表現したいことを、ある部分「完全にクリアーしてしまった」のである。
そうすると今度は「作る側の危機」になってくる。
http://youtu.be/Q-ShJQThQxw

イデアは、どんどん安く、どんどん高度に「形にしやすく」なってきている。
ガレージを走るミニカーの群れは、ある意味これまでの「技術とイメージの集大成」と言ってもいいのだろう。

まだまだありそうな「この先の技術と芸術」はどのようにはってんするのだろうか。
芸術史としても、なかなか興味深いテーマである。