藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

残り時間の数え方。

五十何回目かの年末、いよいよ「光陰矢の如し」を考えた。
師走に入ってから毎日、「今日は何をした」「何があった」で「あと今年は何日」を考えてみたのだ。
毎日毎日そういうことを考えると、案外師走は長かった。

つまり「終わりが必ず見えている」のならその時間の使い方は、割合冷静に考えられるものらしい。

自分の寿命は分からないから、つい「見えない時間の使い方」をしてしまう。
「80歳までですよ」と言われれば「いざ、いかに生きんか」と途端に考え出すのに。

なので、自分の中で「80歳を終わり」と設定して逆算していろんなことを考えるのはいい方法になりそうだ。

あと15年でやりたいことは何?
やりたくないことは何?
生きたい場所はある?
読みたい本や観たい映画は?

案外いろんなことが具体性を帯びてくるではないの。
そうして残りの時間を大切に。
若い人には届くだろうか。