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2014-06-21 一年は一億円。

[]金本位主義への疑問。 金本位主義への疑問。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 金本位主義への疑問。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

asahi.comより。レイプ冤罪を受けた人に40億円が支払われるという。
何かの外部要因で被った損害は「お金」で償うというのが今の人間の知恵である。
どこの先進国も「そうした仕組み」になっているので、恐らくは「現在のところ最も合理的な方法」なのだろう。

相手に悪意があったのか、それとも不慮の事故だったのかでは罪深さはずい分違うと思うが、何か根本的に違和感を感じることも多い。
経済的な損失は「経済」で返せばいいが、時間的な損失とか、名誉とか、こうした冤罪などはこれからもずっと「お金」で代弁されていくのだろうか。
時間は時間で、お金はお金で、というような考えがどこかには必要な気がするのである。
意図的に人をあやめたのなら、社会に出てくることは原則許されない、というくらいにならないと犯罪の抑止にはならないのではないだろうか。

またお金をもらっても時間は当然帰って来るものではないし。

レイプ事件で冤罪、元少年らに40億円支払いへ NY市
1989年にニューヨーク市で起こったレイプ事件を巡り、刑に服した後に無罪となった元少年5人に対し、市側が約4千万ドル(約40億円)を支払って和解が成立する見通しとなった。ニューヨーク・タイムズなどが伝えた。

 この事件では、セントラルパークでジョギング中だった白人女性をレイプして重傷を負わせたとして、当時14〜16歳だった黒人とヒスパニック系の少年5人が逮捕された。逮捕後に自供した少年たちは公判では無罪を主張したが、有罪判決を受けて約7〜13年間、刑に服した。

 ところが、全員が釈放された後の2002年、他のレイプ事件で逮捕された男が犯行を認めた。DNA鑑定でも裏付けられたことで、検察側が5人について起訴を取り下げ、無罪が確定。「偏見に基づく捜査による冤罪(えんざい)事件」と位置づけられるようになった。元少年たちは03年に損害賠償を求めて提訴した。

 和解成立には、裁判所承認などが必要だが、平均すると禁錮1年ごとに約百万ドル(約1億円)の支払いになるという。(ニューヨーク=中井大助)

守銭奴守銭奴 2014/06/22 00:02 お金で何でも解決するというのは私も日頃から感じていました。金持ちには都合のいい制度だと思います。別に庶民だから僻んでいるわけではありませんが。

2014-05-18 文化としてのコーヒー。

[]味の時代に 味の時代に - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 味の時代に - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

sankei bizより。
コンビニファストフード店のコーヒーがとても美味しくなっていて、しかも安いのには驚いたがコーヒー専門チェーンも差別化を図っているという。
一杯千円近い価格帯の"高級勝負"も始まっているといい、こうなってくると街場の喫茶店はますます努力を強いられることになりそうである。

喫茶店という業態は、日本でも永らく「コーヒーの味」はさほど消費者には問題にされずにここまで来たという感じがするが、いよいよ「味そのもの」が消費者の関心の中心になってきたのがここ数年だろうか。

もう十年も前上海に行った際、現地の友人が「今いちばんお洒落なのが、繁華街にあるスタバでラテを頼むこと」と言っていた。
当時のホワイトカラーの給料が月額で3万円程度だったからスタバのラテは日本で飲むより十倍くらいは高級な感じだったけれど、あんな風に格好から入って行き、浸透してから"味わい"に関心が移っていくのを見ていると、「コーヒーの味への関心」というのが文化程度の上昇につれて高まっていくように思える。

日本には何を隠そう「お茶の文化」があるけれど、ついにコーヒーが肩を並べてポジションを得る時代が来るような気がする。
贅沢な嗜好品ではあるけれど、文化とはそういうものなのだろう。

コーヒー各社乱戦 高価格、コラボ店舗…コンビニと差別化加速
1杯1000円近い高価格帯のこだわりコーヒーを提供したり、別の業態とコラボレーションする新たな取り組みがコーヒーチェーンなどで活発化している。低価格を武器とするコンビニエンスストアのいれたてコーヒーが爆発的にヒットする中、差別化を図る動きだ。コーヒーの国内消費量は現在、中学生以上が1人当たり1週間に平均で10杯強を飲む計算だが、それをもう1杯増やそうと各社の乱戦がさらに激しさを増してきた。

 1杯800円超の「ハワイコナ」のコーヒーは、通常のスターバックスコーヒー店とは違い、手でお湯を差し入れるハンドドリップ方式で丁寧にいれられる。東京二子玉川の住宅街の外れにある「インスパイアード バイ スターバックス」はメニューとともに雰囲気も通常のスタバ店舗とは異なり、大きな窓で開放的な店内は明るく、テラス席もある。おなじみのダークグリーンの看板もない。

 機械で抽出するコーヒーも限られた店舗にしか導入されていない最新鋭のコーヒーマシンが使用され、エスプレッソは豆を選ぶこともできる。価格は400〜500円程度からと若干高めの印象だが、「特に高く設定しているのではなく、扱っているものが違う」(スターバックスコーヒージャパン広報)ためだ。

 オフィス街や繁華街の従来店舗と異なり「近隣住民にくつろげる空間を提供する」というコンセプトで住宅街に出店するインスパイアードは都内で3店舗に増え、人気を集めている。

 タリーズコーヒージャパンは今年2月、東京・表参道にオープンした旗艦店に産地別のコーヒーを専門のアドバイザーが客の好みを聞きながら提供する「シングルオリジン」カウンターを設置した。1杯580〜800円と高めだが、「1杯当たりの豆の量は他店の倍以上。生産者の情熱を感じてほしい」(同社広報)。来客数も順調に伸び、同様の店舗を増やす検討も進めているという。

 コーヒー卸大手のキーコーヒーは4月、3種類の新コンセプト店を一気に開店した。川崎市武蔵小杉にはチョコレートケーキなどで有名な「トップス」と、独自のコーヒー豆熟成方法“氷温熟成”をネルドリップで提供するキーズカフェのコラボ店「キーズカフェ トップス」の1号店をオープンした。

 また、キーコーヒー傘下のイタリア料理チェーン、イタリアントマトによる新業態カフェ「ファリ・ブール」の初の店舗を東京駅八重洲地下街にオープン。ハンドドリップコーヒーにキッシュやタルトを豊富に取りそろえた。カナダ発のカフェ「ブレンズコーヒー」のフランチャイズ展開に向けたモデル店もグループ会社が東京・田町に出店。エスプレッソの表面にミルクで絵を描く“ラテアート”の模様を客に合わせて作るのが特徴だ。

 キーコーヒーの小沢信宏取締役は「グループの飲食ノウハウリソースを有効活用し、他企業のブランドとの連携で価値を高めることができる」と、同様の店舗を拡充する方針を示す。

 コンビニコーヒーの躍進もあり、コーヒーの国内消費量は13年に前年比4.3%増の約44万6000トンと過去最高を記録。帝国データバンクによると喫茶店を経営する全国1097社の12年度の売上高合計は前年度比4.3%増と2年連続で伸びた。「業種・業態の垣根を越え、さまざまな場所でコーヒーが提供され、飲用する機会が増えてきた」(小沢氏)

 高価格帯のこだわりコーヒーやコラボ店舗などの増加も、低価格コーヒーに対抗するというよりは、「国民的飲料になってきた」(業界関係者)というコーヒー人気の高まりを機に、新たな提案で一層の需要を開拓しようという各社の思惑が強い。増えたといっても日本人のコーヒー消費量は1人当たり年間3キロ強で欧米よりも大幅に少なく、需要拡大の余地は大きい。

 米国では、コーヒー豆の産地やいれ方に徹底的にこだわる「サードウエーブコーヒー」の台頭が著しい。その筆頭格で、グーグル傘下のベンチャーキャピタルなどが出資する「ブルーボトルコーヒー」が近く東京に進出する見通しだ。焙煎(ばいせん)所を併設し、焙煎したてのコーヒーを提供するこだわりぶりで、業界では「黒船襲来」ともささやかれる。次々と新たな刺激が加わる競争を通じ、コーヒー市場の拡大は当面続きそうだ。(池誠二郎)

2013-12-17 おむつ百倍。

[]自国の誇り。 自国の誇り。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 自国の誇り。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

中国で日本の、それも花王製の紙おむつが人気で、寡占化しているという。
輸出額はなんと、この十年で約百倍の110億円を超えているに増えているというから大ブームである。

原因は国内製への不信感と品質がネットで評判になったとのことだが、まあ日本メーカーの品質が人気に火をつけたということでもある。
そういえば米国の友人もパンパースよりも日本製、と話していたことをみると日本製品についてはかねてから口コミで評判はよかったようである。

この度はネットの風評が需要を煽りまくっているとのことだが、

これからはこうした
ネットの風評を
「煽る側」(の人や企業)
「煽られる側」(同上)
そして
「それを見る側」(一般ユーザー)
それぞれの見識が高くないと、思わぬ"行き過ぎ"に巻き込まれる危険に注意が必要である。

今でも既にマスコミの報道そのものが、いわゆる「劇場型」になっており、十分な情報の検証と思索なしに飛び交うことが多い。
ネットの上では昔から「炎上パニック」が起きやすいけれど、リアル世界の(重要な場面である)選挙とか法案とか、安全にかかわる情報とかについては、十分な「定点観測ができる仕組み」がネット上に必要になるのではないかと感じた。

おむつ情報がすでに軽い「リアル麻痺」を起こしていることは、ちょっとした恐怖である。

「メリーズが、ない」 中国へ転売される紙おむつ2013年12月15日18時42分
 【岩崎生之助、小山謙太郎】子供用の紙おむつが売り切れる事態が各地で起きている。特定のメーカーの特定の製品だけが飛ぶように売れる。いったい誰が、何のために買っていくのか。探ってみると、おむつは海を越え、高値で売られていた。
■ブローカー、留学生らから買い占め
 福岡市中心部の商店街。開店から間もないドラッグストアの店先に、軽トラックが止まった。助手席から出てきた女性が店に入り、紙おむつのパックを6個、抱えて出てきた。慣れた手つきで荷台に放り投げる。記者が運転席で待つ連れの男性に聞くと、「中国の親戚に送る」。女性が話をさえぎり、軽トラックは発進した。
 2人が買ったのは、花王の主力商品「メリーズ」のテープで着脱するタイプ。尿が漏れにくく肌ざわりがいいと人気が高い。「決まったルートで店を回って集めているようです」。ドラッグストアチェーンの担当者は困惑気味だ。
 ドラッグストアがひしめく東京・自由が丘。ここでもメリーズのテープタイプが品薄だ。ある店ではすべてのサイズで売り切れ。男性店員は「いつ入荷するかわからないし、入ってもまとめ買いされる」と語る。
 関東を拠点に1千店舗以上展開するチェーンでも5月ごろから品薄になり、一部店舗で購入制限を始めた。担当者は「買い占めているのは中国系の人。必要としているお客様に届かないので困る」と言う。
 都内の店でベビーカーを押して買い物をしていた20代の母親は「メリーズが手に入りにくくなったので、仕方なく他のものに変えた。使わないのに買い占める人がいると聞くと、むかっとします」。インターネットの育児サイトには、都市部の母親たちを中心に「メリーズがない」「中国人が買い占めるのを見た」などの書き込みが目立つ。
 おむつはどこに集められるのか。福岡県北部のアパートを拠点にしている買い占めブローカーが取材に応じた。室内には、山積みのおむつが、ざっと300パックはある。中国出身の貿易会社社長の男性(35)によると、買い取り価格は1パック(サイズにより54〜90枚入り)で1500円ほど。店頭より200円ほど高い。毎月、コンテナ6〜10個分のおむつを集めて上海に船で輸出する。月に60万〜100万円の利益になるという。
 男性がおむつの輸出を始めたのは4年前。当時の仕入れ先については口を閉ざす。今春から大阪や名古屋の同業のブローカーが福岡に進出して来て競争が激化し、十分に仕入れられなくなった。そこで、中国人留学生らが店頭で購入した商品を買い取り始めたという。「日本人が買えないのは申し訳ないが、中国のお客さんの要望がすごいから」と話す。
■ネットで評判、日本の倍近い値段
 中国南部の広東省広州市。子供用品店「貝比」では、日本製メリーズが1パック143元(約2500円)で売られていた。日本の店頭の2倍近い額だ。M、Lサイズは品切れ。店員は「並べる先から売れるので、問屋が持ってきた分だけ買っている」。大型スーパーでも、同じものが1パック180元(約3150円)で売られていた。一枚あたりの価格は、中国メーカーの紙おむつの約10倍だが、所得の高い層に人気がある。
 外資系企業に勤める2児の母親(37)は「中国メーカーのものは1回漏らすと替えなければいけないが、日本製メリーズは3回分は吸収するので便利。通気性もよくて赤ちゃんの肌がかぶれない」と話す。
 インターネット上の中国語の育児掲示板では、吸収性のほか、柔らかさや透湿性を評価する声が目立つ。花王以外もテープでおむつを装着する型の製品を出しているが、ネット上でメリーズの評判が拡散し、ブランド化しているようだ。
 子供用品店の仕入れ先は市内の「一徳路卸売市場」にある問屋だった。各問屋の卸売価格は、1パック130元(約2300円)前後。積み上げられたメリーズには、関東や関西で店舗展開するホームセンターなどの名前が書かれた購入済みシールが貼られたままだ。買い占め品とみられる。業者を経由し、税関を通して輸入したという。
■自国製に不信、出費惜しまず
 中国では2008年、有害物質メラミンの入った中国産粉ミルクで乳児が亡くなる事件が発生。国産品への不信が国民から噴き出し、香港などで粉ミルクを買い占める「運び屋」が問題化した。「一人っ子政策」と、経済成長による中間層の伸長で、子育てのためなら出費を惜しまない家庭が増えている。こうしたことが買い占めの背景にあるようだ。
 財務省の貿易統計によると、12年のおむつやナプキン類の中国への輸出額は、10年前の97倍の約119億円に急増した。
 おむつが日本で買い占められている状況について花王広報部は「すべての日本の店で品薄になっているわけではない」とコメント。十分な量は供給しているとの姿勢だ。正規代理店を通して日本製を中国に輸出するルートもあるというが、出荷量については「明らかにできない」としている。
 花王は今年から中国内陸部の工場で生産したメリーズの販売を始めたが、あくまで「日本で生産され、日本で売られている製品」に根強い人気がある。
 中国情勢に詳しい経営コンサルタントの和中清氏は「豊かになった中国人が質の高いモノをほしがるのは自然ななりゆきだ」と指摘。「日本企業はこうしたニーズを踏まえて戦略を練るべきなのに後手に回っている。買い占めなどマナーの問題には個別に対応していくしかない」と話す。

語るに落ちた語るに落ちた 2013/12/17 10:51 自国の製品に信用がおけないとはなんと悲しい国でしょうか。国民性という言葉で片付けるには余りに哀しい話ではないでしょうか。

もう。もう。 2013/12/17 13:49 題名に釣られましたwww

2013-09-19 「品川-名古屋」40分。

[]日本だから意味のあること。 日本だから意味のあること。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 日本だから意味のあること。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

景気の良くない時期にはとんと聞かなかったリニア新幹線の計画がしばしば話題になっている。
品川-名古屋が11,500円とのことで、どうして先に料金プランが出てくるのか不思議だけれど、現在の「東京-大阪」の料金とほぼ変わらず、なかなか「こなれた」値段ではないかと思う。

品川-名古屋、とはいえ実に40分の所要時間というから、もう「都心から衛星都市」への移動と時間的にはもう変わりない。
東京-大阪が4時間、の時代から見ても実に6倍の進歩である。
技術の検証がすめば、いずれ東京-大阪は1時間、東京-博多が2時間になる時代が訪れそうな気配である。
諸外国では「そこまでのスピードは"陸上交通"では必要ない」という声もあるようだが、日本のように狭い土地に集積している国にとっては「地上車両の高速化」というのはまた別の価値があるのだと思う。

日本はいずれ「北海道から九州まで」、あるいは沖縄までを5-6時間で完全に結んでしまう世界初の「高速都市」になるのかもしれない。

今は地方都市は、大都市の一極集中傾向の煽りを受けて苦戦しているけれど、「本州の端から端まで3時間」で移動ができ、雪山を歩いたり、桜を見たり、温泉や海にに入ったり、と日本の四季を「一旅行」で間近に感じることができるようになれば、今以上に日本の観光人気は上がるのに違いないと思う。

午前中に仙台の杜、お昼に浅草、京都に移動して観光してから夕方には別府にいる、というようなツアーも実現するのだろう。
そんなに急がなくても、とも思うがこうした「スピードがもたらす自由さ」というのは我々の「選択肢の自由度を広げる」という観点で実に重要であると思うのである。
「日本の国土×スピード」という日本初の試みが、新しいツーリズムをもたらす可能性がある。何にしても「初」というのはワクワクするものである。

リニア料金1万1500円 品川―名古屋、JR東海検討

リニア中央新幹線のルート

【立松大和、宋光祐】JR東海は18日、東京・品川―名古屋で2027年の先行開業を目指すリニア中央新幹線のターミナル2駅と、沿線4県の中間4駅の構造を発表した。大まかなダイヤや料金とあわせて、首都圏と中部圏を約40分で結ぶ、東海道新幹線に代わる大動脈の全容が明らかになった。

沿線の環境影響評価(アセスメント)準備書に盛り込んだ。JR東海は「建設の環境への影響に問題ない」とし、2014年度の着工を目指している。

JR東海は、品川―名古屋で1時間に上下各5本のリニアの運行を想定。4本がノンストップで最速約40分。中間駅に停車するごとに8分ずつ延び、全駅に停車すると72分かかる見込み。東海道新幹線の同区間ののぞみは最速約90分だ。リニアは、1編成で約1千人の乗客を運ぶことを想定している。

また品川―名古屋のリニア料金について、のぞみ(通常期で指定席1万780円)より700円程度高い約1万1500円を検討する。JR東海はリニア開業後、東海道新幹線はひかりとこだまを増やし、のぞみの乗客にはリニアへの移行を促す方針だ。

リニアの全長約286キロのうち、86%にあたる約246キロがトンネル。JR東海は、地上区間(約40キロ)でも市街地などでは防音のために、線路全体をコンクリート製のフードで覆うという。しかし、地元からの要望を受け、甲府盆地(山梨県)では、外からリニア車両を、車内から富士山や南アルプスを眺められるようにフードを設けないことを検討する。ほかのフードを外す区間は、自治体と調整していくという。

ターミナル駅は、東海道新幹線の品川駅と名古屋駅のいずれも地下に設置。品川は地下約40メートルで、JR東日本の山手線や、羽田空港につながる京急線と、エスカレーターを乗り継いで20分以内で乗り換えられる見込み。

名古屋は、10年に閉店した旧・松坂屋名古屋駅店跡地などの地下約30メートルに、現在の東海道新幹線と東西方向に交わるように造られる。ターミナル2駅の最大幅は約60メートル、長さ約1キロ。

中間駅は、神奈川県相模原市緑区のJR橋本駅近くの新駅を地下に造るが、残り3駅はいずれも地上で、山梨県甲府市大津町、長野県飯田市上郷飯沼、岐阜県中津川市千旦林のJR美乃坂本駅近くに設ける。規模は、長さ約1キロはターミナル駅と同じだが、最大幅は約50メートルにする。

ターミナル、中間のいずれの駅も、上下線の二つのホームの両側に2編成ずつ、計4編成が停車できるようにする。

トンネル工事から出る土砂や汚泥は、6234万立方メートル(東京ドーム約50杯分)。JR東海はほかの公共事業への有効利用を検討する、としている。

沿線には希少な猛きん類の生息が確認されている。このうち、オオタカとクマタカについて、JR東海は「生息環境の一部が保全されない可能性がある」としているが、適切な対策を実施することで影響を小さくできると説明している。

カブレラカブレラ 2013/09/19 03:02 ダルモデルのグラブ、欲しいす。

新幹線派新幹線派 2013/09/19 15:27 確かに妙にリアルな価格設定ですね。(笑)

2013-09-05 experience teaches.

[]still in a novice still in a novice - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク still in a novice - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

愚者は経験に学び、賢者は○○に学ぶ。
(○○に入るのはなんでしょう。答えは最後に)

で賢者はともかく、自分のたどってきた短かな「経験」からは少なくとも学びたいものである。
映画で主人公が仲間に二度も裏切られ”you should learn from your experience.”と言われるシーンを見たことがあるけれど、自分たちの日常でも「何度言わせるの?」という場面は案外多いものである。
日常の振る舞いで、案外と自分たちの思考回路は固定化されていて、例えばマーケティングの方法とか、クレームの対処とか、いろんな問題解決の方法も過去に学んでいないのではないか、と思ったりもする。
よく「習慣を疑え」というアドバイスがあるが、日常のルーティンになってしまっている習慣も、改めて考えてみれば「経験から言えば、もっと工夫の余地あり」というものがありそうである。

良いことを(単発で終わらせず)習慣化することも大事だが、その習慣も常に疑ってみる。

"I'm still a novice in my life. "(私はまだ経験がたりない)という初心が大事なのだろう。
(経験則、は"rule of thumb"というらしい。これも勉強)

冒頭の○○=「歴史」でした。

経験 「あなたってほんとに経験から学ばない人よね!」――。
 最近、友人から面と向かって言われたきつい一言です。パンツのポケットに入れていた携帯電話をトイレに水没させてしまいました。同じうっかりミス(careless mistake)も、これで3度目です。
 冒頭の括弧部分は、You really don't learn from experience!と英訳できます。experienceは「(ひとつひとつの具体的な)体験」「(経験によって得た)知識、技能」などの意味で用いられます。
 英語のことわざ“Experience teaches.”は「経験は教える」が文字通りの意味ですが、長年の経験が貴重であるということです。日本語でも同様の意味で「亀の甲より年の功」と言いますね。
 「経験豊かな看護師」はa nurse with experienceです。experiencedという形容詞を用いることもできます。「経験不足の」は、inexperiencedやunseasonedなどです。
 You're still a novice in that field.は「君はその分野ではまだ経験不足だ」という意味です。noviceは「未熟者、新米」の意味です。She has been through a lot in her life.は「彼女は人生経験が豊富だ」の意味です。be through...で「〜を経験している」「〜が完了した」の意味で用いられます。
 お尻のポケットにケータイを入れないこと(Don't keep your cell phone in your back pocket.)――。私の「苦い経験」(bitter experience)から学んだ「経験則」(a rule of thumb)です。(菅 彩織理記者)
 ※今回は、千葉県流山市の戸山政幹さんの質問にお答えしました。
(2013年8月22日 読売新聞)

恋愛ノービス恋愛ノービス 2013/09/06 14:55 Learn From experience,いいフレーズですね!

2013-08-26 価値観の揺り戻し。

[]厳しさの本質。 厳しさの本質。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 厳しさの本質。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

外食チェーンのスタッフが冷蔵庫や厨房でふざけた写真を撮り、webにあげる行為が連鎖している。
「非常識写真」なる呼び名も与えられ、社会現象のようでもあるが、それほどの話だろうか。
自分が社会人になってからのここ三十年ほど、日本ではずい分と「法律とか権利とか人権保護の意識」が啓蒙され、発達してきたと思う。
人種差別、男女差別、労働環境、(正規・非正規)雇用、そしていじめ、体罰、パワハラほか各種ハラスメントなど、何か「人権尊重の大安売り」のような感じがするのは自分だけだろうか。

何か「守るべき論」が台頭して、精神論的な「質実剛健の思想」が追いやられているような気がする。
こうした問題はいつも"時代の振り子"の中にあり、行き過ぎた精神論の部分が今二十一世紀になって揺り戻しを受けているのかもしれないが、それにしても学校や運動部からいたずらに「厳しさの排除」をしてどうするのだろう。

肉体的な厳しさを排しても、教育に必要な厳しさはなくならない。
じゃあと、精神的な厳しさにシフトするのなら、それは「体罰と同じくらい厳しいもの」なのである。
徒(いたずら)に、教え子に手をあげた、とか差別や体罰があった、ということが問題なのではなく、「"師"は"弟子"に対し、どのような厳しさを以て対峙すべきか」という本質を突き詰めていかないうちは、今様な「形式はどうなるか?」という不毛な論議が横行するばかりである。

またネットに広がる悪ふざけは、いちいち大人が取り上げるから子供が反応する、という現象がネット上に広がっただけのことだろう。
こうした子供の悪ふざけをいちいち「いかがなものか」と取り上げ、会社が平身低頭する様子は生類憐みの令を見るような気分がする。

時代の揺り戻し、で早く「本質の時代」が来ることを期待したいと思う。


冷蔵庫に入った写真撮影 今度はピザーラでアルバイト女性 東大和店
2013.8.25 23:37 [不祥事]
 宅配ピザ大手の「ピザーラ」などを展開するフォーシーズは25日、ピザーラ東大和店(東京都東大和市)のアルバイト女性従業員が店内の冷蔵庫やシンクに入った写真を撮影し、インターネット上に公開していたと発表した。同日の営業を停止し、食材廃棄や清掃消毒を行ったという。

 同社によると、24日に不適切な画像がネット上で公開されていると客から連絡があり、東大和店の10代の女性アルバイト従業員2人が高さ1メートル程度の食材用の冷蔵庫に入り、ポーズを取っている写真を確認した。このほかシンクの中に座り込んでいる写真もあった。

 2人は同社に対し「興味本位でやった」と説明したという。

 同社は「アルバイト従業員の厳正な処分を行うとともに再発防止に努めたい」としている。

同感です同感です 2013/08/26 16:35 何々保護、とか何々差別規制とか、いちいち騒ぎすぎてみんな訳が分からなくなっているんじゃないでしょうか。もう規制のための規制でしかないですよね。

2013-03-25 お江戸の事情。

[]変わらぬ風習。 変わらぬ風習。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 変わらぬ風習。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

大使館の関係者名義 で借りた部屋で、カジノが開帳されていたという。
という話を聞いて、江戸時代の藩屋敷の「中間部屋の賭博場」を連想した人は多いに違いない。
江戸時代の中期以降、各藩の屋敷は、今でいえば「よその国」のようなもので、ある種の治外法権である。
殿様、つまり国王は参勤交代やらでほとんどいないし、また上京しても別屋敷へはまず来ない。
そうすると、現代なら書記官ならぬ、中間管理職の立場にいるものが、あいた屋敷を貸してテラ銭を稼ぐ・・・というお定まりのコースである。

同じことは、懲りもせず現代でも繰り返されているようだが、それにしても人はバクチがどうしてこれほど好きなのだろうか。
その持つ"一攫千金"のゲーム性が人を狂わすのか。
大金持ちが、小さな刺激を求めて興じるお遊び、というのならともかく、身代を投げ出しての賭け事、というのは麻薬のような刺激にヤラれてしまっているのだろうと思う。

ゲームの理屈云々ではなく、心の余裕を失い、ただ興奮を求めている姿は、他人の目から見れば立派な狂気である。
かなり賭け事に弱い自分のような人はともかく、賭けに強いタイプの人は注意が必要だろう。

大使館カジノの闇 1等書記官名義、実態はバカラ部屋

「大使館カジノ」があった雑居ビルのフロアは片付けられていた=22日午後、東京・赤坂

「大使館カジノ」として使われていた雑居ビル。会場となっていた5階のポストは粘着テープでふさがれていた=22日午後、東京・赤坂(画像の一部を修整しています)
 「大使館カジノ」をうたう闇カジノが都心の雑居ビルにある。そんな情報を耳にしたのが発端だった。
 昨年8月。東京・赤坂の繁華街の外れにある雑居ビルを訪ねた。
 エレベーターの扉が5階で開くと、重々しい鉄製のドアの上に、赤を基調としたある国の国旗が掲げられていた。
 ドアは中から施錠されている。情報をくれた常連客の男性が携帯電話で内部に連絡し、一緒に入ることができた。
 30畳ほどの室内は、シャンデリアの下に大きなバカラ台とルーレットが2台ずつ。30代前後のスーツ姿の日本人男性3人が、蝶(ちょう)ネクタイのディーラーを囲んでバカラ賭博に興じていた。
 素早い手つきでディーラーがカードをめくるたび、「ほら見ろ」といった歓声と深いため息が混じり合う。赤と青のチップが目の前をめまぐるしく動く。
 「赤は1枚1万円、青は千円です」。店の責任者はそう説明した。
 客の一人に話しかけると、何度も来たことのある常連だという。「ここは大使館のお墨付きで治外法権。安心して遊べるよ」と男性はささやいた。
 警視庁に取材すると、店はすでに内偵捜査の対象になっていた。店のある5階は丸ごと、欧州のある国の大使館の1等書記官名義で、「居住用」の名目で数年前から借りられているという。カジノは2011年秋ごろから営業していたこともわかった。
 10月以降、外務省と大使館への取材を進めた。大使館側からは質問を英文のメールで寄越すよう言われ、メールのやり取りが続いた。同じ名前の書記官は確かに在籍したが、昨年の初めには本国へ帰国したという回答だった。
 外務省によると、書記官は在任中、居住先として別の住所を同省に届けていた。
 警視庁の内偵捜査が進んでいた昨年11月ごろ、カジノは突然営業をやめ、フロアの賃貸借契約も解除された。書記官がカジノの営業に関与していたのか、それとも第三者が書記官の名をかたったのか。結局、「大使館カジノ」の実態は解明されないまま、捜査は幕引きした。
 メールのやり取りで大使館は、書記官と闇カジノの関係を問う私たちの取材には根拠がないとの態度を取り続けた。2月には「こちらからのメールについて一切の引用を禁ずる」と記した「最終回答」が届いた。
 22日昼過ぎ。ビルを訪ねた。カジノのあった5階にはエレベーターが止まらないようになっていた。別の階の会社で働く女性は、エントランスの郵便受けに以前、5階が「大使館」と書かれていたのを覚えていた。「大使館の別室か何かがあるんだと思っていた」
 近くのビルからカジノがあったフロアをのぞき込むと、カーテンが取り外された室内は薄暗く、がらんとしていた。
■「逮捕できない」外交特権の壁
 外交官を対象とした捜査では、「外交特権」がしばしば壁となってきた。
 自国を出て職務にあたる大使や外交官については、「外交関係に関するウィーン条約」で外交特権が定められている。身体や居住先、通信、文書などは不可侵とされ、捜査機関が逮捕したり、家宅捜索したりすることはできない。
 2010年に駐日コートジボワール大使館の元外交官が、都心に借りたビルの一室を賭博店に貸して報酬を得ていたとして、賭博開帳図利幇助(ほうじょ)容疑で警視庁に逮捕された事件があったが、摘発に結びつく例は極めてまれだ。
 この時は、外務省が06年に「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)として大使館に通告する直前に元外交官が帰国。捜査は暗礁に乗り上げたが、その後、再来日した際に逮捕に至った。
 警視庁幹部は「『大使館カジノ』といわれる闇カジノの取り締まりは、一歩間違えば国際問題になりかねない。捜査は一筋縄ではいかない」と話す。
 「大使館カジノ」について外務省は「疑いがあれば確認し、事実なら是正させ、厳正に対処する」との立場だ。警視庁幹部も「摘発へ向け情報収集を続ける」としている。

むふふむふふ 2013/03/25 21:10 江戸後期の藩邸での博打はもうお決まりの文化だったようですね。それだけ平和も長く続き、また武士の仕事が形骸化していったときだと思います。それからいよいよ幕末に入ることになります…

脚本家脚本家 2013/03/25 22:28 本当に今も昔も我々のやることはあまり変わり映えしませんねー。江戸時代となんら変わらない、ということはやはり平和の時代の中にいる、という平和ボケが蔓延しているのかもしれません。まあここしばらく戦争が身近にありませんしね。

2012-12-22 末法思想。

[]マヤ暦。 マヤ暦。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク マヤ暦。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

古代マヤ暦では、二十一世紀に、しかも今年の12月21〜23日に「暦が終わる」とされているらしい。
太陽のバーンアウトを予測するのならまだしも、何かの根拠で「この世が終わる」というある種の「限界思想」は人間特有の性質である。
それだけ知能レベルが高い、とも言えるのだろうがご苦労なことである。
昆虫や爬虫類はまずそのようなことは考えていないだろう。

数年前にノストラダムスの「世界最後の日」も話題になったが、それにしてもそうした話題が実際に「生活必需品の買い占め」にまで発展しているあたりが、人間の心の弱点を見る気がするのである。

先の震災の後もそうだったが、(しかも被災地ではない東京で)食料や缶詰などの生活物資が忽然とスーパーから消えてしまったことは記憶に新しい。
たかだか数日分の食料を確保したとて、もし大災害ならあまり大した役には立たない、というようなことを我われは瞬間的には考えない。
買い占める、という発想は「ともかく自分は助かろう」という本能の所作である。
その時に「他の人はどうなるか」ということはあまり考慮されていない。

まず自分と近習の安否を気遣い、その為に行動することは愛情の表れともとれるが、全体からすれば「とても偏った行動」である。
そして我われは、本能的にそうした振る舞いをする生き物だからこそ、「有事にいかに処すか」ということを「知的に考える」ということもできると思うのである。

決して「我が身だけの保身」を考えない行動は、悪いが昆虫たちには出来ないであろう。
人間が人間足れるかどうか? という命題に答えを出すのは、また我われ人間なのである。

買い占め・避難・方舟チケット… マヤ暦予言、各地混乱
 【林望=北京、副島英樹=モスクワ、小坪遊】古代マヤ暦の予言で「人類滅亡の日」とされる21日、滅亡自体は今のところ起きていないが、デマで生活必需品の買い占めが起きたりした国々では、騒ぎを楽しむ人も加わって混乱が続いた。
 ロウソクの買い占め騒ぎや、避難用の船やカプセルを造る人が各地に現れたりした中国では、21日は平静だったものの、デマの背後にあるとみられる宗教集団「全能神」への当局の摘発が続く。21日付の夕刊紙、法制晩報によると、拘束者は16の省や自治区で1300人を超えた。首都北京でも拘束者が出ている。
 やはり買い占めなどが起きたロシアでも、プーチン大統領が20日の一斉記者会見で「世の終わり」について聞かれ、「(太陽が寿命を迎える)45億年後に全てが終わる」と述べて21日の滅亡を否定した。メドベージェフ首相も7日のテレビ討論番組で「私は世の終わりを信じない。いずれにしろ今年は」と述べた。
 だが騒ぎを楽しむ市民も少なくない。中国の地元紙によると、ネット通販最大手の淘宝で「ノアの方舟(はこぶね)チケット」と称する商品は1700種類を超える。大半は友人や恋人などに贈る「ジョークグッズ」だが、過去1カ月で40万元(約500万円)を売り上げた出品者もいるという。
 ロイター通信によると、キリストが埋葬された「聖地」といううわさがあるフランス南部の村ビュガラッシュには、世界最後の日の避難所になるとして生き残りを図る人を取材しようと報道陣が殺到。警察官が警備しているが、「世界の終わり酒場」を開店してもうけている村人もいるという。
 英BBCなどによると、メキシコやグアテマラなどのゆかりの地では関連行事も開かれ、日本からも少なくとも20人が現地を訪れる。企画したユーラシア旅行社は「滅亡の日はあくまでお祭り的な要素としてとらえてもらっている」といい、年内に帰国する予定だ。

行き波行き波 2012/12/22 12:02 買い占めって本当にさもしい話ですね。
物資が本当に足りないのなら、供給サイドに動くべき。反省。

あははあはは 2012/12/22 19:19 確かに人間は終わりを考えることが好きないきものですねー。

2012-09-25 食べ物と発明。

[]美味しい物はなに。 美味しい物はなに。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 美味しい物はなに。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

由緒ある英王立協会が「人類の飲食史上で最も重要な20の発明」を発表。
一位は「冷凍保存技術」とのことで、これを聞いた世界各国からは非難轟々。

もとよりこうした「非常に多様な価値観」を持ちうるテーマに王立協会が挑んだことが、そもそも騒動の種ではないだろうか。
食文化、など和食、洋食、中華、エスニックなど各国ローカル料理、EUだけでもフレンチから、郷土料理まで「地方と都会」にあらゆる形で根付いているものである。
その中で何が「最も重要」なのかは決めにくい。

王立協会の基準は「手軽さ・効率・美観・健康への貢献」ということが基準のようだが、「手軽さや効率」、あるいは「美観」など「全く重要とは思わない人たち」も多数いるだろう。
要は「飢えを満たすための食」なのか「美食のための職」なのか「健康を意識した食」なのか、あるいは、それらが混合しているものなのか。
エスキモーやイヌイットの食の話を聞けば、自分たち都会に暮らす立場からすれば感心するような「生きるための知恵」があるし、
しかし都会の肉食やマクロビの健康法にもそれなりの知恵が活かされていると思う。

「人類の飲食史上で最も重要なこと」は、果たして「飢えの克服」なのか「美食の追求」なのか「成人四大病の防止」なのか。
食が現代人類において、非常に重要なテーマだ、と言う事は疑いがないにしても、「何を目指した職なのか」ということについては、各国、各人の思いが様々だろうと思う。

冷凍保存や低温殺菌という技術も重要だが、「生で食す」とか「乾燥・塩漬けしておいしく食べる」など今でも日々その料理法が研究されている分野も多い。

さらに「酒」も食品の一つである。
「世界○大珍味」によく表現されるが、保存食、生食、調味料、一品料理、香辛料、"牛・豚・鳥・ジビエ・魚・甲殻類"それらについて、世界中の素材と料理法、そして伴をする「酒」についてまとめてみる学問があってもよいだろう。
ワインだけで、あれほどの研究家や作り手がいるのである。

人類の飲食史、はこれから紡がれてゆくのではないだろうか。


「飲食史上の重要発明リスト」に批判殺到の理由

【ロンドン=林路郎】世界最古の科学学会である英王立協会が「人類の飲食史上で最も重要な20の発明」のリストを発表、この中で「冷凍保存」技術が1位に輝いた。


2位は「低温殺菌」、3位は「缶詰」だが、消費者らからは「(充実した食事への関心が薄い)研究者たちの生活スタイルを反映しているのでは」などと首をかしげる声が出ている。

 リストは、発明が人類の飲食に及ぼした影響を啓発するのが狙いで、手軽さ、効率、美観、健康に資するか――の4基準で約100のモノや技術から20を選び、同協会の会員の投票で順位を付けた。

 ところが、結果を紹介した有力紙ガーディアンのブログには読者の書き込みが殺到。「人類が火を使うようになったことを忘れている」「植物の栽培、動物の飼育こそが重要」「酒はどこへ行ったのか」などの声が相次いだ。

(2012年9月22日09時01分 読売新聞)

ほどほどほどほど 2012/09/25 01:43 なるほど、食文化の価値観なんて、世界中で最たる多様な指標の一つかも知れませんね。
冷凍技術もエスキモーの中では大したものではないでしょうし。
価値観の多様化がいみじくも「食」の面で追求されたのは面白い話題でした。
日本食と白米が世界一だ、という説もぜひメジャーになって欲しいと思っています。
また来ます。

アプリ子アプリ子 2012/09/25 05:27 特に定まった定義なしに、食文化をコンテストしたということでしょうか。美食家サバイバルか、保存か鮮度かといったら今の物流システムが一番すぐれているという話もありますね。田舎のコンビニでサラダが食べられますから。

フードコーディネータフードコーディネータ 2012/09/25 13:05 脂身を好む人が少なくなりましたが、先進国では食はもうぜいたくを目指す傾向から、健康志向にシフトしていますね。病気にならないとか、キーワードが全然違ってきていてまさに食文化ですね。

孤独のグルメ孤独のグルメ 2012/09/25 15:30 やっぱり冷凍技術ってそんなにすごいことなんだろうか。北極の氷に浸けてあるだけだと思うんですけど。

2012-06-11 カラオケ殺人。

[]マイウェイ・キリング。 マイウェイ・キリング。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク マイウェイ・キリング。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント


読売online 世界先読みバズワードより。
日本発のカラオケがアメリカの辞書に載るほどの単語であり、ノーベル賞のパロディまで受賞していたとは知らず。
しかも語源は"詩的"に聞こえる「カラ(空)のオーケストラ」とは恐れ入った。

日本では一時ほどの隆盛は見られず、カラオケブームも一過性の感があるが、フィリピンでは刃傷沙汰まで起きているという。
題して「マイウェイ殺人」。

その理由については「誰でも知っていて、誰もが一家言を持つ歌だから」「この曲の歌詞は歌い手を思い上がらせ、取るに足らない人でも、ひとかどの人物になったような気にさせるから」など諸説があるようです。

「歌い手を思いあがらせる」というのは、歌の作品としては至上な物、という感じもするが、なんでも程度が過ぎるとカンに障るということのようである。
(確かにフィリピンでは、今日本では見かけない「舞台上でスポットライトを浴び、ダンサーと共に」歌っている人は多い)
「マイクを離さなかった」「同じ曲を繰り返し歌い続けた」という理由で刺されたり、射殺された人もいるという。

そう言えば、特に声量の大きなオジサンにクレームが付いていることが多い。
声の大きな人は注意したほうが身のためである。

karaoke 国際語カラオケをめぐる愛憎
日本で生まれ、世界中に広まったカラオケ。言葉としても karaoke は今や正真正銘の国際語になっています。
 アジアはもちろん、アメリカやヨーロッパ、さらにロシア、中東、南米でも、日本式に「カラオケ」と発音すれば、そのまま通じる国がほとんどです(ただし、アクセントの置き方などは少しずつ異なります。興味がある方はこの辞書サイトで違いを聴き比べて下さい)。

 karaoke はもうバズワード(はやり言葉)の段階をすぎ、多くの国で社会に根付いた言葉になったと言えるでしょう。
 そんな言葉を今回改めて取り上げたのは、アメリカの別の辞書サイトで見かけた「外国語由来の好きな単語」のランキングで、karaoke がトップになっていたからです。「カラオケ」という言葉の響きにはエキゾチックな魅力があるのかもしれません。

 この辞書サイトの説明も笑わせます。
 Karaoke, the beloved/hated entertainment that involves non-professional singers performing without live bands, has a poetic-sounding origin: "empty orchestra"

 カラオケは愛されも、嫌われもしている娯楽。プロでない歌い手が生バンドなしに歌う。その語源は詩的に聞こえる「空(から)のオーケストラ」

 「愛されも、嫌われもしている」というのは万国共通のようでなかなか興味深いのですが、それで思い出したことがあります。

 アメリカで毎年発表されるノーベル賞のパロディー版「イグ・ノーベル賞」(愚かなノーベル賞)。2004年の平和賞は、カラオケを発明した日本人の井上大佑さんに贈られました。

 なぜカラオケが平和賞だったのでしょうか。それは以下の授賞理由を読めば分かります。

 …for inventing karaoke, thereby providing an entirely new way for people to learn to tolerate each other.

 …カラオケを発明し、お互いに(他人の歌を聴くのを)我慢することを学習する全く新しい手段を人々に提供した。

 「我慢の学習」というのはもちろんイグ・ノーベル賞らしいジョークです。

 しかし、日本に限らず、カラオケは必ずしも「我慢の学習」や「平和」に貢献するとは限らないようです。世界ではカラオケをめぐるトラブルが絶えないのです。
 有名なのはフィリピンの「マイ・ウェイ殺人」(My Way Killings)でしょう。
 2年ほど前の米紙ニューヨーク・タイムズの記事によると、カラオケ好きの人の多いフィリピンでは、フランク・シナトラが歌って有名になった「マイ・ウェイ」をめぐる殺人事件が続発し、選曲リストからはずすカラオケ店が相次いだそうです。
 この記事によると、過去10年にカラオケがらみで起きた十数件の殺人事件のうち、半分以上は「マイ・ウェイ」をめぐるもの。この曲を調子っぱずれで歌った人が他の客に笑われたり、やじられたりして、銃撃戦などに発展するのが典型的なパターンのようです。

 それにしても、なぜ「マイ・ウェイ」がらみの事件が多いのでしょう。
 その理由については「誰でも知っていて、誰もが一家言を持つ歌だから」「この曲の歌詞は歌い手を思い上がらせ、取るに足らない人でも、ひとかどの人物になったような気にさせるから」など諸説があるようです。

 同様のカラオケ殺人事件は他の国でも起きています。イギリスの新聞によると、マレーシアではマイクを離さなかった男性が刺し殺され、タイでは同じ曲を繰り返し歌い続けた男性が射殺されました。同様の事件はアメリカでもしばしば報じられています。
 ただ、こうしたもめ事が起こるということは、別の見方をすれば、それだけ世界の人々を熱くさせているとも言えます。やはり、すごい発明だったのです。

 もう古い話ですが、米誌タイムは1999年、「20世紀で最も影響力のあったアジアの20人」の1人として、先ほど触れたカラオケ発明者の井上大佑さんを選びました。その後も世界に広がり続け、人々の愛憎をかき立てているカラオケ。その隆盛ぶりを見ると、タイムが歴史を見る目は正しかったのだと改めて納得します。

ひぇぇひぇぇ 2012/06/11 14:58 シナトラ歌ってコロされるなんて・・・デモ確かにフィリピンとかありそう。。そうでなくても殺人事件多いし・・・

2012-05-25 名にし負はば いざ言問わむ都鳥

[]消える業平橋。 消える業平橋。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 消える業平橋。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント


バスの行き先表示も(なぜか平仮名で)"とうきょうスカイツリー駅"に一瞬にして変わってしまった。
以前の名前は「業平橋駅行き」。
これは何とも風情のある名前だと思っていたので少し残念。

読売「受験サポート」より。

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

「伊勢物語」によれば、隅田川までやってきた業平が、見知らぬ鳥を見つけ、舟の渡し守から「都鳥」という名前を教えてもらって読んだものと言います。

近所を流れる隅田川の水面を眺めて、千年も前に平城天皇の孫の業平が船を浮かべて、船頭とそんな会話をしていたのだろう、と思って遠目のスカイツリーを見ると20xx年、なんて当時から見ればトンでもない未来の話であり、けれど川はさほども変わらずに流れているのだなぁ…(遠い目)
などとぼーっとしているとしばし現実を忘れる。

お、遅刻遅刻。

強調の「し」

=読売新聞のコラム「なぜなに日本語」の毎回のテーマを、もっと詳しく解説します=
 東京都墨田区の東武伊勢崎線「業平橋駅」が「とうきょうスカイツリー駅」に改名しました。東京スカイツリーの最寄り駅であることがすぐわかるのは便利ですが、伊勢物語の主人公である在原業平にちなんだ駅名がなくなるのはちょっとさびしい気がします。

今回の新聞コラムでは、強調を表す「し」について取り上げました。この「し」の用例として必ず挙げられるのが次の業平の歌です。

名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

「伊勢物語」によれば、隅田川までやってきた業平が、見知らぬ鳥を見つけ、舟の渡し守から「都鳥」という名前を教えてもらって読んだものと言います。

「名に負う」は「名前として持つ」意味で、そこに強調の「し」が入った表現です。都鳥なんていう名前を持っているのだったら、さて、質問しようじゃないか。都(京都)にいる私の思っている人(奥さん)は無事かどうか…といった意味です。名前が都鳥なら都のことが分かるはず、というのは、ちょっと無理があるかもしれませんが、それだけ都を慕う気持ちが強かったということでしょうか。

この歌は古今和歌集にも載っています。コラムで引用した「生きとし生けるもの」は、この古今和歌集の序文に出てきます。「花に鳴くうぐひす 水に住むかはづの声を聞けば 生きとし生けるもの いづれか歌をよまざりける」

ウグイスやカエルの鳴き声も「歌」ととらえ、この世に生きているものはすべて、歌をよまないものはないのだ、と力強く訴えています。

 (読売新聞用語委員会・関根健一)

読書好き読書好き 2012/05/25 08:15 うーん。
お早うございます。
朝からさわやかないい記事を読みました。

さくらさくら 2012/05/25 09:05 うーん。
こういう記事がトピ主さんですねー。(笑)

shihoshiho 2012/05/25 15:21 名にし負はば・・学生時代が懐かしいですね。

2012-03-09 アリさんのリバースモーゲージ。

[]老後の蓄財。 老後の蓄財。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 老後の蓄財。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

リバースモーゲージという考えが日本に入ってきたのは、もう十年も前になるだろうか。
流行りの欧米式金融緩和の流れ(ビッグバン)の中で、今後の高齢化社会へ向けて「これからはこれだ!」とばかりに着目されていた言葉である。

「逆の住宅ローン」というこの概念は、1300兆円を超す蓄財を持つ日本人は、もっと老後の生活不安を悲観的に考えずに、「むしろ消費して楽しむこと」を考えるべきだ、という風潮から生まれた。
実際、平均2-3千万を蓄財したまま寿命を終える人が多い、という事実からは「蓄財が過ぎるのではないか」という推論は成り立つだろう。
しかし。
しかし日本人は蓄財を止めない。
国民性が「慎ましい」と言えばきれいだが、やはり「国に対する無条件の信頼」とか「路頭に迷い、国に保護を恃むか否か」という判断では、どうしても「安心できるレベルまで」は蓄財をせねば気が済まぬ国民性に根ざしていると思う。
これはこれで「自己責任で食べていく」という強い自立意識と、実に「均等な所得の配分システム」が共存しているということなのだろう。

中国の友人は、日本の税金制度のことを「高度な共産主義システム」と表現するが、さもありなん。
極度なお金持ちも少ないが、飢えて命を落としたり、また国の保護にだけ頼る人口も非常に少ないのだ。

けれど、数千万円の財産を後にして天寿を全うする人が多いかどうか、というとこれはまた疑問。
「老後に生活費がなくて苦労するのは嫌だけど、別に美田を遺さなくともいい」という人も案外に多いものである。(というか多くの場合、美田は問題のタネとなるのだ)
自らの財産を「本当に十分使い切るような保険などのシステム」があれば、利用者はずい分多いと思われる。

当日経の記事を見て見ても、金利のリスクや、より高齢化した時のリスクなど、まだまだ注意点も多い。
いずれにしても、お年寄りが「自分の財産について自由に考えられる」ような仕組みと説明ができれば、これからの高齢化社会は相当なスピードで「資産の回転」があるかもしれない。
今の段階の世代が、本格的な"アッパー70ty"を迎えるころに、使いやすく、安心できる「リバース商品」ができていれば、その先の高齢者の財産は十分に流動化するだろうと思う。

自宅担保に老後資金 注目 金利や地価に注意必要
日本経済新聞 電子版
老後の生活を支える年金や退職金への信頼が揺らぐなか、新たに注目を集めているのが「リバースモーゲージ」だ。自宅を担保にお金を借り、最終的には土地売却資金などで返済する仕組み。高齢化を背景に取り扱う金融機関も増えている。

リバースモーゲージを直訳すると「逆・住宅ローン」。時間がたつにつれて借金の残高が減る普通の住宅ローンとは反対に、債務が徐々に増えるため、「逆」が付く。

「昨年の問い合わせ件数は前年比2割程度増えた」。2005年にこの商品の取り扱いを開始、既に2000件の実績を持つ東京スター銀行の担当者は話す。自宅を老後資金作りに活用しようという意識が、退職を控えた人々などの間で広がっているようだ。
もちろん、一般的に本人が生きている間は、そのまま自宅に住み続けることができる。

■相次ぐ新規参入
東京スター以外では、中央三井信託銀行、群馬銀行、飛騨信用組合(本店・岐阜県高山市)がリバースモーゲージを扱っていたが、昨年になって2つの金融機関が参入した。

まず、りそな銀行。資金使途を自宅リフォームに限っているが、今後徐々に広げたい考え。まずは一定の条件を満たす老人ホームの入居資金も含める方向で検討中だ。もうひとつは、西武信用金庫(本店・東京都中野区)。営業地域は東京都の西部や多摩地区が中心で、こちらは生活資金であれば広く使える。

ここでは、新規参入組のリバースモーゲージを、これまでの商品と比べながら見てみよう。

資金使途をリフォーム向けに限るりそなの商品は、ほぼ同様のローンを扱ってきていた中央三井信託に追随した内容になっている。申込時に60歳以上80歳以下の人が対象で、マンションも担保として認める。借りられるのは自宅の担保評価額の5割までで、1500万円が上限。元本返済は死亡時だが、利息は毎月払う。今の金利は中央三井より高いが、一定の条件を満たせば中央三井並みの金利で使える。

西武信金は、利息分を毎月払うタイプと死亡時に払うタイプを扱っているが、実績があるのは前者のみ。

このタイプは、申込時に55歳以上80歳未満の人が対象。担保評価額(相続税を計算する際に使う路線価とほぼ等しい)の7割以内(上限1億円)の融資枠の範囲内で必要に応じて借り、余裕があれば返すこともできる。その時々の債務残高に対応する利息を毎月払う。

■配偶者も契約
死亡時に元本を返す際に、土地売却による収入が元本を上回れば、その分は払わなくていい。契約者本人の死亡後も配偶者が改めて契約を結べれば、原則として元本返済は待ってもらえる。

以上の仕組みは東京スターの商品と似ているが、主に2つの違いがある。まず東京スターと違ってマンションは原則として担保にできない。死亡時に土地売却による収入が元本を下回ったときの差額の扱いも異なる。東京スターだと払わなくていいのに対して、西武信金では相続人が請求される。

老後の助けになり得るリバースモーゲージには、リスクもある。3つの注意点について、具体的な例を挙げながら考えてみよう。

まず金利上昇リスクを頭に入れておくべきだ。変動金利型が一般的だからだ。例えば西武信金の商品では平均的な借入額が1200万円程度。これに対する利息は今の金利だと毎月2万5000円程度で済むが、金利が倍に上がれば5万円程度に増える。

地価下落の影響にも留意が必要だ。自宅の評価額や融資枠の点検が実施される商品があるからだ。東京スターは年1回見直す。枠ギリギリまで借りていてそれが下げられた場合は、返済が必要になる。

■続く利息支払い
長生きした場合も思わぬ事態に直面しかねない。例えば群馬銀の商品。限度額の範囲内で最高85歳まで毎年一定額ずつ融資を受け、債務残高に応じた利息を毎月払う仕組み。だが85歳を超えると毎月の融資は止まるのに、利息の支払いだけは続く。

これらのリスクから、リバースモーゲージの利用はあまり進んでいない。「米国を参考にして公的支援を検討した方がいい」(野田彰彦・みずほ総合研究所上席主任研究員)との声も多い。米国には担保評価額の下落リスクなどに対処する公的な保険制度が存在する。

日本にも公的機関がかかわるリバースモーゲージはあるが、利用できる人は限られている。

例えば、都道府県の社会福祉協議会が実施する不動産担保型生活資金貸付事業は原則として「低所得世帯」が対象。東京都武蔵野市には独自のリバースモーゲージ制度もあるが、武蔵野市の住民向けだ。リバースモーゲージの普及には公的な枠組みの整備も欠かせそうにない。
(編集委員 清水功哉)
[日本経済新聞朝刊2012年2月8日付]

ニコ動ニコ動 2012/03/09 02:40 あはは。(笑)先日の女房とシエスタ、にどこか似ていますね。何のための老後か、結構沁みる記事でした。(__)

そりゃそうだそりゃそうだ 2012/03/09 03:57 財産を使いきって死ぬ、という観念が、そもそも日本人には希薄ですよね。美徳というか。
この辺りの精神論も興味を惹く部分ではないでしょうか。

素敵な友達コミュ素敵な友達コミュ 2012/03/09 16:47 なんでもOK!自慢の友達沢山作って下さい

2012-02-26 国別自死率。

[]ワースト8。 ワースト8。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク ワースト8。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

いつの間にか自殺、のことを自死というようになった。
多分"殺"の字があまりに直截なので、その字を表記することを避けているのだと思う。
(それにしても「メに木に几に又」というただの組み合わせ文字なのに、使い慣れることによってこれほどの影響を出す。文字や言葉とはすごいものである)

そんな自死率。国別。
人は自死する数少ない動物である。

1リトアニア
2韓国
3ロシア
4ベラルーシ
5ガイアナ
6カザフスタン
7ハンガリー
8日本(2011年、10万人当たり WHO調べ)

日本以外のメンバーを見る。
ロシア、東欧、アフリカなど旧共産圏が目立つ。
韓国の二位は群を抜いているが、日本の八位も異様である。
EUやアメリカ中国などの、先進国常任メンバーが一人もいないのに、一体どうしたことだろうか。

うつ病と自死は関係が深い、といい、またうつの一番多い国は確かアメリカだったとおもうが、全然上位には登場していない。
国の産業のサービス業化が進めば「うつ化」も進む、という最新の研究があったけれどそれにしても日本人はやっぱり内向的というか、シャイというか、どうしても「籠りがち」なのだろう。
イスラムやカトリックの言う「禁欲」とは別な独特の「ストイック民族」のような気がする。

長年の国の歴史や、(これまでアメリカ以外に侵略されなかった)異様な独立性にはそんな民族の遺伝子が深く関係しているように思う。
そんなことを思っていたらもう一度内田樹さんの本を読み返したくなったので、筆を置きますね。

ふうむふうむ 2012/02/26 16:20 へえー×2。日本人は自殺率がとっても高いのですね…他の国の特に先進国の人とはなぜ違うのでしょう。あれかな、どこかで外へ向けてパーっと発散してしまうのでしょうか?

副業副業 2012/02/26 18:10 当サイトの提示する闇の副業というのは紹介でしか働けない高時給もしくは極小人数制の非常にレアな仕事を指しています。

正業正業 2012/02/26 19:11 なんだってヤな統計ですねー。

2012-02-16 嗜好の逆行。

[]濃い味好きですか? 濃い味好きですか? - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 濃い味好きですか? - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

自分のような4-50代は、年代的にも今かなりの「健康ブーム」であるが、さらにその後の世代にはまた揺り戻しが来ているとのこと。
思えば、若者は何でも「はっきりしたもの」を求める傾向があるようだ。
着るものの色もそうだし、味もそう。
食物もいわゆる「ガツン系」という肉とか揚げ物などを好む。

それが見事に年とともにグラデーションがかかり、衣類の色もあいまいな寒色とか、より複雑な"折り"を施されたようなものを好む。
食べ物はより薄味に、魚や野菜が中心になってくる。
ビールやテキーラよりは日本酒やワインなど…

それが国民的な清涼飲料も「濃い味ブーム」というのは、何か「一旦は薄く軽く」という時代の志向の揺り戻しなのかもしれない。
草食男子よろしく、いったん"あっさり"し過ぎた今の日本人が、今のようなフニャフニャした経済や政治の状態を経て、再び肉食系に変身する時期なのかもしれない。
日本人には生来、あまり獰猛なキャラ、は似合わない気がするけれど、いわゆるグローバル社会の中で、新たなアイデンティティを編み出す時期だといいと思うのだが。

ぜいたく香る濃厚な味
濃厚な味わいをウリにした食品や飲み物が多く出回っている。ちょっとしたぜいたく感を味わえたり、家飲みの肴(さかな)にもピッタリなところが、ウケているようだ。

茶葉が2倍
 このごろよく見かけるのが、「濃厚」を強調したお茶などの飲料だ。キリンビバレッジが昨年9月に発売した「キリン 午後の紅茶 パンジェンシー 茶葉2倍ミルクティー」(158円=460ミリ・リットル)は、茶葉を「午後の紅茶 ミルクティー」の2倍も使っている濃厚なミルクティーだ。紅茶本来の繊細な香りと渋みも楽しめるという。

 濃いめのお茶ブームの先駆けとなったのが、伊藤園が2004年に発売、その後もリニューアルしながら販売している「お〜いお茶 濃い味」(147円=500ミリ・リットル)だ。

 従来の「お〜いお茶 緑茶」より茶葉を多めに使い、高温で淹(い)れているという。緑茶に含まれるポリフェノールの一種カテキンを、500ミリ・リットルあたり従来品の2・5倍の400ミリ・グラム含んでおり、美容や健康に気を使う消費者の心もつかんだようだ。

若者に人気
 冬の人気メニューといえば、やはりシチュー。エスビー食品のシチュールー「濃いシチュー」(252円=180グラム)シリーズは、昨年8月の発売以来、4か月足らずで年間売り上げ目標を超えたヒット商品になった。クリームシチューには発酵バターを、ビーフシチューには牛骨や香味野菜を煮出したブイヨンを使って、濃厚なうまみとコクを出した。「シチューをよく食べる若年層やファミリー層で、濃い味わいを好む人が増えている」(エスビー食品)ことに目を付け、商品化したそうだ。

糖質はゼロ
 キリンビールの第3のビール「キリン 濃い味〈糖質0〉」(実勢価格141円前後=350ミリ・リットル)は、「深みのある味わいとしっかりした飲み応え」(キリンビール)が特徴だ。

 香ばしく焦がした麦芽や、繊細な香りが特徴のファインアロマホップなどを使っている。「濃い」というと、カロリーが気になるが、この商品は糖質をゼロ、カロリーも100ミリ・リットルあたり19キロ・カロリーに抑えた。

割合を変更
 家で飲む際の気軽なつまみになるスナック菓子でも、濃い味商品が増えている。亀田製菓が昨年11月からコンビニで先行販売している「亀田の柿の種AKA」(118円=80グラム)は、辛み成分を普通の「柿の種」の2倍配合した。刺激的な味わいがビールのお供にピッタリだ。同社の調べでは、ターゲットの男性消費者はピーナツを好む傾向があるため、柿の種とピーナツの割合を、普通の「柿の種」の6対4から「AKA」では4対6へと変えている。

 一方、甘党にはたまらないのが、濃厚な味わいのデザートだ。森永乳業の「濃いリッチプリン」(137円=150グラム)は、国産生クリームを使った。「濃厚で小容量、さっぱりしていて大容量というプリンが多い中で、濃厚な味わいと大容量を両立させた」(森永乳業)という。

どろ系ブーム
 カップラーメンでも、コッテリタイプの商品が多くなってきた。日清食品が10日に発売した「日清のぼてどろ 極濃深炊(ごくのうふかだ)き豚骨」(200円=140グラム)は、名前からして、味が濃そうな商品だ。ラーメン好きの間で「どろ系ラーメン」と呼ばれてブームになっている、極端に濃いスープを特徴とするラーメンをヒントに開発した。太い麺に濃厚な豚骨スープが絡み、スープを食べているような感覚を味わえるという。(経済部 竹内和佳子)

(2012年1月24日 読売新聞)

???醂縦???醂縦 2012/02/17 12:52 当コミュは女性が男性を買う今までにない全く新しいコミュニティとなっております

2012-01-19 staycation(ステイケイション)。

[][]縮む時代の新語ラッシュ。 縮む時代の新語ラッシュ。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 縮む時代の新語ラッシュ。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

stay(とどまる)と vacation(休暇)を組み合わせた造語で、アメリカの辞書メリアム・ウェブスターにもすでに載っています。
・a vacation spent at home or nearby
自宅または近場で過ごす休暇

アメリカで生まれたこの新語は、イギリスやカナダなど、先進国に広がっているらしい。

Staycations have become more and more common. Not everyone has the time or money to invest in a long faraway trip.
ステイケイションはどんどん広まっている。遠くまで長い旅行に出かける時間やお金は誰にでもあるわけではないからだ。


最近の例では、米紙ザ・マーキュリー・ニューズの電子版(2011年12月)に、こんな見出しの記事がありました。
Staycation specials: Restaurant, lodging deals in Napa Valley
ステイケイション特集:ナパバレーでおすすめのレストランと宿
(deals は「お買い得の品」「掘り出し物」ほどの意味です)


この言葉はアメリカ生まれでしたが、イギリスではほかにも金をかけない旅行や休日の過ごし方をめぐる様々な新語がお目見えしています。
イギリスの辞書マクミランのオンライン版は以下のようなバズワード(はやり言葉)を紹介しています。


例えば、paliday(パリデイ)。「友達」や「同僚」を意味する pal と「休日」を意味する holiday を一緒にした言葉で、「(ホテルではなく)友達の家などに泊まって 過ごす休日」のことを示しています。


似たような単語に daycation(デイケイション)があります。day と vacation を組み合わせた言葉で「日帰り旅行」を意味します。


minibreak(ミニブレイク)や nanobreak(ナノブレイク)という言葉も生まれました。「休憩」「短い休暇」などを意味する break の前に、mini(小さな)や nano(すごく小さな)を冠 した単語で、minibreak は2泊3日、nanobreak は1泊2日程度の休暇を指しています。


minimoon(ミニムーン)なんていう新語も出てきました。mini(小さな)とhoneymoon (新婚旅行)を組み合わせた言葉です。欧州ではハネムーンといえば、以前は2週間くらいが当たり前でしたが、ミニムーンはそれよりずっと短いハネムーンに使われるようです。



staycation 安上がりな休日
英語の世界では次々と新語が生まれていますが、最近目立つのは、安上がりな旅行や金のかからない休日の過ごし方に関する言葉です。

代表的なのは staycation(ステイケイション)でしょう。stay(とどまる)と vacation(休暇)を組み合わせた造語で、アメリカの辞書メリアム・ウェブスターにもすでに載っています。


そのオンライン版を見てみると、次のように定義しています。

a vacation spent at home or nearby
自宅または近場で過ごす休暇


休日に遠出をせずに、自宅や近場の公園で過ごしたり、地元の美術館や観光地を訪れたりする場合に使うわけです。
この言葉は2005年ごろ、アメリカ英語で使われ始めましたが、今ではイギリス英語でも用いられています。


使用例を見てみましょう。例えば、2008年8月のカナダ紙トリビューン・エクスプレスには次のような記事がありました。


Staycations have become more and more common. Not everyone has the time or money to invest in a long faraway trip.
ステイケイションはどんどん広まっている。遠くまで長い旅行に出かける時間やお金は誰にでもあるわけではないからだ。


最近の例では、米紙ザ・マーキュリー・ニューズの電子版(2011年12月)に、こんな見出しの記事がありました。
Staycation specials: Restaurant, lodging deals in Napa Valley
ステイケイション特集:ナパバレーでおすすめのレストランと宿
(deals は「お買い得の品」「掘り出し物」ほどの意味です)


この言葉はアメリカ生まれでしたが、イギリスではほかにも金をかけない旅行や休日の過ごし方をめぐる様々な新語がお目見えしています。
イギリスの辞書マクミランのオンライン版は以下のようなバズワード(はやり言葉)を紹介しています。


例えば、paliday(パリデイ)。「友達」や「同僚」を意味する pal と「休日」を意味する holiday を一緒にした言葉で、「(ホテルではなく)友達の家などに泊まって 過ごす休日」のことを示しています。


似たような単語に daycation(デイケイション)があります。day と vacation を組み合わせた言葉で「日帰り旅行」を意味します。


minibreak(ミニブレイク)や nanobreak(ナノブレイク)という言葉も生まれました。「休憩」「短い休暇」などを意味する break の前に、mini(小さな)や nano(すごく小さな)を冠 した単語で、minibreak は2泊3日、nanobreak は1泊2日程度の休暇を指しています。


minimoon(ミニムーン)なんていう新語も出てきました。mini(小さな)とhoneymoon (新婚旅行)を組み合わせた言葉です。欧州ではハネムーンといえば、以前は2週間くらいが当たり前でしたが、ミニムーンはそれよりずっと短いハネムーンに使われるようです。


こうした言葉がはやるのは、ヨーロッパやアメリカでは金融危機や経済不振、ガソリン代の高騰などで、みんなが財布のひもを締めようとしているからです。


特にヨーロッパではユーロ安もあって、外国旅行に出かける余裕はますますなくなってきています。
この分野の新語はまだまだ出てきそうです。

モバゲーモバゲー 2012/01/19 15:31 ワクワク★今月はどんな新作ゲームが配信されるのかな

2011-12-15 関西人はポン酢好き?

[]分かったような、そうでないような。 分かったような、そうでないような。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 分かったような、そうでないような。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

私見だが、特に最近、関西に帰る度に思う。
何か東南アジアの異国に来たような気がするのだ。

原因は、行き交う人たちの体型、服装、そして「顔つき」である。
男性も女性も頬骨が高く、鼻が低め。
服装は派手目。原色多し。特に年配者。
若い人たちは、それなりにかなりお洒落なのだが、どうも上海あたりの都心にいるような感覚を覚えるのは自分だけだろうか…

それはともかく。
関西人と味覚の話。

「大阪はフグの消費量が日本一。フグ鍋には昔からポン酢が使われていて、そこから浸透したと考えられます。それに鍋文化が違う。東京は味を付けて煮込む寄せ鍋。関西は昆布だしの水炊きで、お供としてポン酢がよく使われます。その中でこだわりが生まれたのでしょう」

大阪がフグの消費トップとは知らなかった。(確かに安いですわ。東京に比べ)
それにしても、出汁文化の関西が、味の濃いきついポン酢をつけて食べてどうするのか。(出汁の味など消えてしまいませんかね)
それにしても思い当たる。
自分が。
学生時代には何にでもポン酢をかけていた。
トンカツも、豆腐も、むろん鍋や焼き肉はオールポン酢。
澄まし汁や白米にすらかけて食べていたこともある。
魚介類も。
よく周囲からは訝られたものである。
店の料理人さんはイヤな感じもしただろう。

多分自分はあの"酸っぱい刺激"の依存症になり、刺激がないと済まなくなっていたのだろうと思う。

今どきの冬の間は、週に一度は豚肉と白菜の一人鍋を催していて、特に最近は「豚肉食べ比べ」などをしている。(豚はなかなかに奥が深い)
タレはポン酢とゴマだれの半分半分になっている。

関西人なぜ「ポン酢」が好きなのか
大阪に赴任して初めての冬。生まれも育ちも大阪の友人から夕食に招かれた。献立は冬の定番「水炊き」。食卓に3本並んだポン酢のラインアップに驚いていると「普通やで。大阪人はポン酢にこだわんねん」。東京と大阪ではポン酢の種類や消費量に違いがあるようだが、それはなぜか。ポン酢事情を探った。

手始めに近所のスーパーに向かった。ポン酢コーナーには20種類以上が並び、価格は200円程度から700円近いものまで。大手メーカー、ミツカンの「味ぽん」などのほか、地元の大阪府や兵庫県、かんきつ類の産地の徳島県や大分県で製造した見慣れない商品も多かった。

■家ごとに定番

 「関東の標準的な店舗では15種類程度ですが、関西では20〜25種類置いています」と、全国で食品スーパーを展開するライフコーポレーション大阪本社の仕入れ担当者。関西では料理や好みに応じて使い分けるのが一般的で、品ぞろえが求められるという。ユズ果汁やダシなどが利いた濃厚タイプと、シンプルなタイプに分けると「関西は濃厚タイプが6割、関東は1〜2割。高くても『これやないとあかん』というポン酢が各家庭にあって、売れ筋にあまり変動はありません」と教えてくれた。

 1本700円近いが根強い人気を誇る旭食品の「旭ポンズ」。大阪人に好まれる味の秘密に迫ろうと、八尾市にある工場に向かった。町工場のような建物の奥から水色の作業着を着た高田悦司社長が迎えてくれた。


 同社がポン酢を発売したのは1967年。当時ポン酢は普及していなかったが、創業者が大阪のふぐ料理店「づぼらや」で出されたポン酢に目を付け、1年以上かけて開発した。味の決め手は徳島産のスダチ、北海道利尻産の昆布など厳選した食材だ。「うちのはスダチをふんだんに使うてますから、酸っぱいけどまろやか。親子代々ファンで、上京した子どもに送る人もおりますねん」

 ポン酢へのこだわりはわかったが、経緯が知りたい。全国の食文化を研究する奥村彪生さんに尋ねると、明快な答えが返ってきた。

■購入額、関東の2倍

 「大阪はフグの消費量が日本一。フグ鍋には昔からポン酢が使われていて、そこから浸透したと考えられます。それに鍋文化が違う。東京は味を付けて煮込む寄せ鍋。関西は昆布だしの水炊きで、お供としてポン酢がよく使われます。その中でこだわりが生まれたのでしょう」


ポン酢市場でシェア5割のミツカンは64年、当時の社長が水炊き店で出されたポン酢の味に感動して「味ぽん」の前身の商品を発売した。まず関西で売り出し、3年後に全国発売。ポン酢文化を広めた。現在でも関西の1世帯あたりのポン酢購入金額は、関東の約2倍という。

 大阪でポン酢が売れる理由は他にもある。「東京は味付け文化、大阪は食材の味を生かし、味を補う文化。ほのかなスダチの香りと優しい酸味、カツオと昆布のうまみが混然一体となったポン酢は、まさに万能の調味料。焼き魚でも餅でも、何にでも合う。味にうるさい関西人が好んで使うのはそのためです」と奥村さんは解説する。

 そういえば友人も「空揚げも、冷ややっこも、ギョーザも、ポン酢で食べたらおいしいやん」とうれしそうに話していた。きょうの夕食に合うポン酢を探しに、再びスーパーへ向かった。

(大阪・文化担当 佐々木宇蘭)

[日本経済新聞大阪夕刊いまドキ関西2011年12月7日付]

sumasumasumasuma 2011/12/15 15:12 私もポン酢好き。私も何にでもつけて食しています。

2011-11-04 Inequality。

[]豊かさ指数。 豊かさ指数。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 豊かさ指数。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント


国連開発計画が発表する統計で、日本は豊かさ12位とのことだった。
米国は格差の偏在で23位に甘んじたという。
米国の「ウォール街騒動」はともかく。
上位国の顔ぶれは相変わらず興味深い。

常連国と先進国の差。

「不平等調整済み人間開発指数」(IHDI)を見ると、上位には常連国が並ぶ。

1.ノルウェー
2.オーストラリア
3.スウェーデン
4.アイスランド
5.アイルランド
6.ドイツ
7.デンマーク
8.スイス
9.スロベニア
10.フィンランド


11.カナダ
12.オーストリア
13.チェコ

ベストテン、ほっとんどヨーロッパ小国の占有である。
欧州勢でも大国はドイツくらい。(ドイツはやはりそれほど進んでいるのかもしれない)
このIHDI指数、中身をみるとlife expectncy index(平均余命)とか、教育指数、Quintile income ratio(五分位数所得分布)、Gini coefficient(国民所得分配係数)等が考慮されている。

こうしたインデックスの取り方でずい分と統計の結果は変わってくるものだが、国連はこうした指標をさらに世界の人に告知し、またその指標の基準となる「人間の幸せ指数」のようなものを標準化していくべきだろうと思う。
お金のある先進国が必ずしも幸福ではない、というくらいは段々とはっきりしてきたが、ではそれに代わる「豊かさの基準」はいまだ霧の中にある。

宗教的でもない、ある程度の「幸福度」とは何で構成されるのかを追求してゆくことは、そのまま世界各国の国策や制度づくりにも影響を与えるだろう。

またしても、

『組織は戦略に従う』のである。



豊かさ指数、日本12位 国連開発計画 米に辛口評価

国連開発計画(UNDP)は2日、2011年版の人間開発報告書を発表し、各国の生活の豊かさを示す「人間開発指数」(HDI)で日本は12位だった。4位の米国は、国内の不平等の度合いを加味した「不平等調整済み人間開発指数」(IHDI)は23位で、深刻な国内格差が浮き彫りになった。

HDIは、平均寿命や就学年数、生活水準などを総合評価して、生活の豊かさを示す指標。11年版は、データを入手できない北朝鮮などを除く過去最多の187の国と地域が対象で、ノルウェーが1位だった。上位10カ国はいずれも欧米の先進国とオーストラリア、ニュージーランドが占め、下位には最下位のコンゴ民主共和国などアフリカ諸国が並んだ。韓国は15位、中国は101位だった。

IHDIでは大きく順位が下がる米国では、各地で「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に格差抗議デモが行われており、UNDPは「所得分配の不平等、教育機会の不平等、健康保険の不平等がある」と指摘した。日本のIHDIはデータがそろわなかったため、算出されていない。

u.-s@u.-s@ 2011/11/04 07:41 不平等、イネクォリティというのですね。勉強になります。<m(__)m>

ないものねだりないものねだり 2011/11/04 12:54 幸せじゃない、と思う心が不幸せ、と言うのはどうでしょうか。まったくそんなものだと思うのですが。

2011-10-25 メイクする人。

[]地下鉄車内の人たち。 地下鉄車内の人たち。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 地下鉄車内の人たち。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント


都営大江戸線某駅。
そういえば、ひと昔とはずい分様変わりである。
「半数以上の人」たちが携帯電話をさわっている。
そして、物を食べている人が数人いる。
おにぎりをパクパク。
ポテトチップをつまみながらマンガを読む少女。
パリパリ。(美味しそうだ)
サンドイッチを食べながら、スタバの珈琲をすする本格派。
もぐもぐ、ズズーッ。

もう人前で、交通機関で「物を食べること」はそれほど恥ずかしくない行為のようである。
でも電車で茹で卵、とか食べるのは勇気がいるだろうな。などと思う。


とそこで、新人と思しきOL風(ふるっ!)の女性が、辺りをキョロキョロしている。
何かいな、と思ったら駅に停まって立ち上がった乗客の空きシートへダッシュ。

なんだ空席さがしか。

と思いきや、途端に大きなバッグから七つ道具を取り出す。
ハガキ大の鏡、化粧水のピン、髪を束ねるゴム。
サッサッと髪を上げ、まずは化粧水をコットンに落とし、顔にヒタヒタ。
それから薄めのファンデーションを塗りぬり。
うわー、あんなにメリケン粉みたいなものを顔に塗るのか、とちょっと驚く。
さらに(恐らく)濃いめの頬紅のようなものと、大きな刷毛が登場。
そういえば百貨店の一階で見たことがあるな、と思い出す。
頬を刷毛でパサパサして顔に陰影がつく。
なるほど。
顔に起伏が現れている。

次は目まわり。
眉毛に、筆のようなもので重ね書き。
揺れる電車の中で、鏡を見つつ、フリーハンドでよくも見事に書けるものだと感心。
右と左がちょっと傾きがちぐはぐだったが、見事に太眉が描かれてゆく。
眉が太くなると、気が強くなったような印象になるのだ。
キリっ。

そして目。
目の縁を細い筆でなぞり、黒い縁取りを付けてゆく。
歌舞伎の隈取りのようで、マンガのキャラクターよろしく、目の縁のあるなしでこれほど印象が変わるとは、とまたまた驚く。よーーーっ!

つぎに
まつ毛を「くるん」と持ちあげるハサミのような器具で、ガシっと両目のまつ毛を挟んで持ち上げ、マスカラを塗りぬり。
目は見違えたように「カッ」とした感じに。
目ヂカラがついている。

と、ここまでじっと様子を見ていたら、ついにこちらを向いて「何見てんのよ!」と言わんばかりの視線。


あわてて目を逸らす。
その後は唇へと何種類かの手入れがなされたようだけれど、詳細は見られなかった。
束ねた髪を下ろした彼女は別人の態である。

そしてその彼女、六本木駅に着く直前に電話が鳴る。

"ハイハイ、今駅で向かってるから。うん、もう顔作ったからサ、大丈夫。"


そう、顔は作るものだったのだ。

いますね。いますね。 2011/10/25 10:49 なんの話かと思ったら化粧ですか。もうごく普通にいますね。髭そってる女子、みたことあります。(笑)

キャナルシティキャナルシティ 2011/10/25 13:40 今日は暑っいですねー。ビヤガーデンにでも行きたいですね。

モバゲーモバゲー 2011/10/25 17:17 モバゲーで過激な恋しよう★飢えてる女性ばかりなので簡単に友達になれるよ

あったかあったか 2011/10/25 22:34 ジョブズ、日野原先生、心の温かな感じ漂うブログですね。

2011-10-22 関西文化。

[]ええねん。の力 ええねん。の力 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク ええねん。の力 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

asahi.com "ますます勝手に関西遺産"より。

「ええねん」という言葉がある。
関西に住んでいる時には気にもしなかったが、この「ねん」は何だろうか。
標準語では「いいんだ」。かな。
「それでいいんだ」と
「それでええねん」。
ちょっと違う。

ええねん、の方が、若干語勢が「自嘲気味」なのである。
この微妙なニュアンス、外国人には伝わるまい…

「仕方がない」
「むしろ肯定的な結果である」というような意味とも違う。

その結果に対し、「それ」を肯定的に受け止め、受け入れることで自らの内面に、前向きな意思を発露させようとする。

ええねんは、大阪の偉大な"パワーワード"なのかもしれない。

【肥後橋商店街】「日本一短い」で ええねん
ふと、見つけました。日本一を。昼休み、ビルの谷間にたたずむ昔ながらの商店街をぶらぶらしていると、こんな垂れ幕が――。

「日本一短い商店街 ひごばし」

確かに、端から端まで、早足の大阪人に交じって歩いてみると……58秒。短っ!

でも、短いのを売りにするって、大阪流の自虐ネタ?

「お客さんの一言がきっかけですねん」と商店街の理事長も務める食堂「福助」の萩原雄二さん(60)。

「昔から何をやってもうまいこといかへん商店街で。飲食店のスタンプラリーなんか2カ月で応募がたったの1人」といきなり自虐ネタ。

突破口は、おでん屋の酒飲み話だった。5年前、「あづまや」の岸本猛史さん(43)がお客さんに教えられた。

「インターネットに日本一短いって載ってるで」。それを伝え聞いた萩原さん。「これや!って天窓が開いたような気がした」

本当に日本一短いのか、そもそも正確な長さ自体、誰も知らない。でも「みんな言うてるし」と、日本一のイベントを開催。その際、実測してみると、長さは79メートルだった。

 「日本一効果」はすごかった。

新聞、テレビ、雑誌の取材が相次ぎ、観光客ばかりか全国から視察まで来た。「こんな小さい商店街、鼻つまみもんやってんけどな」

止まらない自虐トークに笑いながらもふと疑問が。ほんまに日本一?

いらぬおせっかいと思いつつ、全国商店街振興組合連合会などに聞いてみた。でも「長さについての統計は見たことない」。

だが、とある筋から京都府京丹後市の御旅市場が短いという情報を得た。中川芳隆商店会長(69)に聞くと「52メートル40センチです」。

あっさり記録更新だ。3年前にフリーマーケットの宣伝文句を探していて、肥後橋の「日本一短い」を発見。それより短いということで「日本一短いアーケード」を名乗ることにした、という。

すわ日本一争奪戦勃発か。心配をよそに、「短くても頑張ろうという気持ちは同じ。うちも本当に日本一か分かりませんし」と中川さん。肥後橋の萩原さんも「別にええねん。そもそも自称やし。むしろ名乗り出てもらって仲良くおつきあいさせてもらえれば」。さすが商人(あきんど)。

大阪には「日本一長い」天神橋筋商店街に、「日本一安い」千林商店街など「日本一」の商店街が並ぶ。

大阪の商店街に詳しい橋爪紳也・大阪府立大教授は「他と違うことを肯定的に見て、おもしろがる大阪の精神が反映されている」。

商業統計によると、市内の商店街数は日本一多い503。というわけでまとめると、大阪の商店街は日本一!ってええかげんすぎ?(久保智祥)

    ◇

肥後橋商店街 大阪市営地下鉄肥後橋駅。食堂、居酒屋、バー、鍼灸院など18軒が並ぶ。

御旅市場 北近畿タンゴ鉄道峰山駅。毎月第一土曜にフリーマーケット。長寿世界一の木村次郎右衛門さんにちなむ長生きおむすびも。

    ◇

■推薦

天神橋筋商店連合会 土居年樹会長(74)

地域密着 残しましょ

「日本一長い」と「短い」の両極端が大阪にあるのはうれしいこと。そんなに短いなら、たとえば何秒で走れるか競うイベントをやったら面白いなあ。最近は、チェーン店ばかりの商店街も多いけど、地元に根付いた街商人(まちあきんど)のいない商店街では意味がない。大阪はまだまだ地域密着の人間関係が残る「にぎわいのある村」。横型の絆がつくるほんまもんの商店街をぜひ残していきましょう。

2011-08-30 ノーブラの考察。

[]女性の苦労。 女性の苦労。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 女性の苦労。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

川上未映子さん、おめかしの引力より。


いつもながらに面白い文章。
今回は「乳首との闘い」である。
面白過ぎる。
これをまねて、自分も書いてみようかと思ったがやめた。

なぜ日本では乳首が透けた状態で外出することにこれほど強力な抑圧がかかっているのだろう。理由も解除の方法もよくわからないままに、わたしも何となく乳首の存在を感じさせない方向で生きてしまっているのが情けない。

確かに「理由も解除の方法もわからない」。
日本人の「恥じらいの感性」は乳首にあるのだろうか。
けど男はそれほど言われないし。
ということは「女を見る男たち」がほぼ主犯格であろうか。
男が女性の乳首を見て騒ぐから、こういう話になるのだろう。(逆はあまりないよね)

そういえば、外国ではブラジャーなしでTシャツを着ている女性はゴロゴロいる。
来日している外人さんもそうだ。
こちらは「オッ」と一瞬思うが、まあ堂々としておられればそれまでである。
男たちは、これからそんなオープンな流れになっても、それを推進するために、ぜひ「女性の前では凝視しない、騒がない」ことを推進してはどうだろうか。

求む、ブラジャー革命
夏である。みんなは水着とかお召しになって、海や恋人と戯れたり、プールサイドにうふんなんて言って寝そべったりするのだろうか。わたしそんなのしたことない。そして今年ももちろんしない。

わたしにとって夏といえばひたすらにブラジャーとの闘いだ。や、正しくは乳首とともに世間と闘う、という構図が正しいのだが、なぜ日本では乳首が透けた状態で外出することにこれほど強力な抑圧がかかっているのだろう。理由も解除の方法もよくわからないままに、わたしも何となく乳首の存在を感じさせない方向で生きてしまっているのが情けない。

猛暑のブラジャーは苦しい。もちろん下着の楽しみや、形の維持のために好んでつける女子もおられようが、つけずに生活したいときもある。ちょっとコンビニへ、ってなときにちっと舌打ちしてブラジャーを装着せねばならぬ忌々(いまいま)しさ。何かに遠慮している感じ。自己規制の可能性もさることながら、やっぱり何かに気を遣(つか)ってる。誰に?世間に。世間て?男性?そんなもん見てないよ!とおっしゃる男性もおられるだろうが、そこに乳首が浮かんであれば、やっぱり見る人も多いだろう。

どうすれば諸外国のように全方位に「乳首耐性」がつくのだろう。隗(かい)より始めよってことで、まずわたしが透け透けの状態で堂々と講演とかサイン会とかするべきだろうか。しかし「あの作家頭おかしいね」で終わりな予感も。何より人が去ってゆく。問題はこんな懸念が生まれることじたいであって、なんでこんなところでつまずいているのか、謎である。

象徴としてのブラジャーではなく、実存としてのブラジャーの気まぐれ撤廃を求むる気持ち。日本同時多発ブラジャー革命とか起きないかなー。着物からミニスカートまでやってきたのだから、やればできると思うのだけれど。あと3回くらいこの話したいよ!(作家)

まやかまやか 2011/08/30 17:27 川上さんて、何かいい!可愛い女性ですね。

爆笑爆笑 2011/08/31 00:12 乳首の話、面白かったです。川上さんて多芸で素敵な女性ですね。エッセイも面白い。私もファンになりました。

2011-08-27 エサと食事の差。

[]食の時間。 食の時間。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 食の時間。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント


動物の身体の大きさによって、始終えさを食べているというのは、ごく最近知り合いから聞いた話。
一日の可食時間(というか食べていた時間)は、

チンパンジーや猿人ではそれぞれ37%、43%と「食べてばかり」となったが、ホモ・エレクトスなどは現在の人類に近い6%前後で「かなり早食い」となった。

一日の活動時間を18時間として、
37%・・・399分。5時間40分。
43%・・・464分。7時間44分。
6%・・・64.8分。1時間と5分。

猿人は、朝ご飯1時間(1日2食という説もあるけど)、昼ご飯3時間、夕食は約4時間。


とイタリア人も顔負けの優雅な食事タイムを過ごしていたようである。
と思ったらさにあらず。
固い木の実や果実、調理をしない生魚などを大きな歯で一生懸命食べていたようである。
その様子は、現在の牛馬が草を食むがごとくで、モシャモシャと1日中口を動かしていなければ身体が維持できなかったのだろうと考えると、ちょっと気の毒である。
現在の食生活は、厳選されたとても多種の食物を、思い通りの部位で好きな形に調理し、しかも保存したり、調理したてを食べられる。
それでいて、そんな最高の食材たちを楽しむことに、2時間も3時間もかけられる。
科学の進歩も著しいが、食文化の変態もすさまじいものがある。

これからのことは、若干不安が感じられるが、現在の人類が"史上最高の食"を得ていることは間違いがない。
幸せに感謝。

調理と早食い、サルとヒトの分かれ目? 米大学研究成果
 190万年前に現れた私たちの祖先に近い原人は、最初の「調理人」だったかも――そんな論文を、米ハーバード大のチームが今週の米科学アカデミー紀要に発表する。調理を覚えて食事に使う時間が減ったことが、チンパンジーなど他の霊長類との分かれ目になった可能性があるという。

動物は体が大きくなると大量のえさを食べる必要があって臼歯やあごも大きくなる傾向があるが、えさの食べ方が変わると、その傾向から外れたデータが出てくる可能性がある。

チームが、火を使っていたと考えられる原人ホモ・エレクトスなどの化石や過去の記録を分析し、チンパンジーや二足歩行を始めたばかりの猿人と比較したら、ホモ・エレクトスなどは体の大きさの割には臼歯やあごの大きさが小さかった。えさを焼いたり、石器で刻んだりする「調理」を覚えた結果、口に入れやすい大きさの、軟らかいえさを食べていたと考えられる特徴だ。

チームは1日の活動時間のうち食事にあてている時間をこの手法で推定。チンパンジーや猿人ではそれぞれ37%、43%と「食べてばかり」となったが、ホモ・エレクトスなどは現在の人類に近い6%前後で「かなり早食い」となった。その結果、時間を食事だけでなく、より人間的な活動に使う余裕も生まれていったと考えられる。

バッハバッハ 2011/08/27 14:20 穀物や草を四時間も食べ続ける、て人間にとっては動物以上に苦しい行為ですよね。現代人は幸せですなー。

ぱんだぱんだ 2011/08/27 14:45 するってえと未来の人間は美味いものしか食わなくなるんすかね? それとも流動食とか。

2011-07-02 街角販売機のゆううつ。

[]規制と表現の間に。 規制と表現の間に。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 規制と表現の間に。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



著しくレアな性描写が、ものすごくレアな場所でだけ(自分たちの時代だったら、街角に突然設置されていた「昼間は中身が見えない本の自動販売機」のような)、ごく少なく流通しており、そういった「日陰の出版物」は決して日中表だって出てくることはなく、いわば若者の間でも正式な「アングラ」として認識され、楽しまれている……
というのがいつも性のサブカルチャーとして存在してきたのではないかと思う。


若い十代の男たちは、いくらアングラで、日中は隠させていようとも「男たちが結束し、しかも決して諦めない情報収集の執念」でそれらを"大人たちの世界"から察知し、それこそ「決して表立たない方法」で、しかし「確実に」流通していた、という記憶が自分にもある。

要はヘンに「子供から隠す」とか「規制してしまう」というローカルルールをいくら考え出しても、「そういうもの」は必ず流通するし、また逆に"表に出過ぎることもない"という気がする。

神経質な大人たちが、「敢えて"そういうもの"を規制する」という行為が、実は無粋な感じがして、そういう議論が表出して「そうした描写」が「公然と論議されている」ことそのものに違和感を感じる。


エロはエロ。
今までのような流通で十分マイナーな存在である。
そんな"日陰"をいちいち照らして、マイノリティを規制するのはどうもデリカシーに欠ける気がするのである。

性描写漫画販売規制、出版側と溝埋まらず 本格実施へ

違法な性行為を描いた漫画などに対する東京都の新たな販売規制が、7月から本格実施される。指定された「不健全図書」は、一般図書との区分販売が義務づけられる。都は出版業界に内容を説明してきたが、業界側の十分な理解は得られていない。溝が埋まらないままのスタートとなる。

 「強姦(ごうかん)される女性が喜ぶ様子、近親相姦を楽しいことのように表現した作品。これらが規制の対象になります」

 新たな規制の実施が決まった昨年12月以降、都は約10回、出版業界や漫画家団体を対象に説明会を重ねてきた。過激な性描写を「不当に賛美・誇張した作品」などと規制対象を定めた条例の条文が、「あいまい」と批判されたからだ。

 だが、都の説明を聞いた日本雑誌協会の幹部は反論する。「読み手によって受け止め方は違うはず。作品全体は強姦を批判していても、一部シーンだけを切り取れば規制対象とされる恐れもあるのではないか」。どこまでが規制の対象なのか、両者の認識は一致していない。

関連リンク

おひさおひさ 2011/07/02 12:45 ちゅりーす。
エロ本販売機のこと思い出しました。(笑)
なつかしいなあ。
いつのまにかなくなったねー。

ちょり〜すちょり〜す 2011/07/02 20:01 確かに、ああいう性描写は隠せば隠すほどおかしな感じになりますね。大人の思惑はよそに、子供は全然知らんふりですね。子の心、大人知らずです。(笑)

昔から昔から 2011/07/02 21:25 男性相手のエロカルチャーって昔からそんなもんじゃなかったですか?レイプとか普通に出てきてたし。最近はレディースの方が過激ですよ。
いつも規制する側のお母様たちは、そんな現実を知らないから騒ぐお嬢様達なのでしょう。現実とのギャップは埋まらないでしょうね。

2011-04-24 キレる団塊。

[]60代に何かが。 60代に何かが。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 60代に何かが。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

60代の男性が起こす暴力行為が増えているという。
60歳といえば団塊のど真ん中。
戦後の、しかも初めての「横並び世代」の心境はどんなものだろうか。
初めての敗戦、初めての文明化に際して、日本はそれこそ総動員で「一気に」経済的繁栄を推し進めてきた。
団塊の世代の人たちが、そんな高度経済成長の「最後尾」を担った人たちである。


そして、それ以降の今50代以下、はいわゆる「へたれ世代」であり、戦争の傷跡の感覚もとても薄い。
そして、ちょうどその団塊の世代から「核家族化」とか「無関心」そして現在の「無縁」へと人間関係はどんどん希薄化してきた。
そんな境目にいた団塊の世代は、象徴的に自らのアイデンティティを求めている、というのはうがった見方だろうか。


昔の村社会がいいところばかりだった、とも思わないけれど防犯・防災グッズを用意し、家には厳重な鍵をかけ、街角にはあまねく監視カメラを設置するような社会は、もうずい分長い時間をかけて歪んで来ている部分があると思う。
戦後66年かけて変化してきたものが、ことしから逆に向けて「歪み戻り」するのではないだろうか。
ヘタレ世代の自分たちも、自分の拠り所(在り処かな)を示していかねばならないと思う。

キレる60代、JR駅員らへの暴力最多
JR東日本八王子支社管内で昨年度、駅員などへの暴力行為が53件発生したことが、同支社のまとめで分かった。


過去5年間で最多だった前年度よりも8件減ったが、3年連続で50件を超えた。

まとめによると、加害者は60歳代が15人と最多で、50歳代が11人、30歳代が9人などと続いた。全体の約7割が飲酒していた。女性加害者は1人だった。発生時間別では午後10時〜午前0時台が16件と最も多く、午後7〜9時台の12件、午前1時台〜終電の8件と合わせて、夜間・深夜帯の発生が7割近くを占めた。

昨年11月には、車掌が特急の車内で60歳代の男性客に切符の確認を求めたところ、突然腹部を殴られた。車掌は腹部に全治2週間の打撲傷を負った。このほか、乗客同士のトラブルを仲裁した駅員が、顔を殴られたこともあったという。

同支社は「暴力は犯罪で、許容できない。件数は高止まりの傾向にあり、被害届を警察に出すなど毅然(きぜん)とした態度で対応したい」としている。車内や駅にポスターを掲示し、乗客の啓発に努める方針

(2011年4月24日11時17分 読売新聞)

なるほどなるほど 2011/04/24 19:20 キレるのは若者ばかりではなかったのですね。若者の暴走は恐怖ですがおじさんの暴走はみっともないですねー。

なんとなんと 2011/04/24 21:30 歪み戻りとは。ご苦労様です。

おはつおはつ 2011/04/24 22:45 すごい更新のエネルギーですね。感心いたしました。

2011-04-22 何のために音楽が。

[]素材との対決。 素材との対決。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 素材との対決。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント

ぶらあぼ5月号
舩木篤也さんの連載より。

人がなくても在った自然。人がなくては成らなかった文化。
どちらも「素材」と呼ぶならば、先生、人はこの世に投げ込まれ、素材との対決を強いられますね。
素材の伝承、改変、あるいは破壊。
生とは、要するにそうした営みです。
そんななか、生を真に輝かしいものにしてくれるのは、ただ創造だけではないでしょうか


生は営みであり、その生を真に輝かしいものにするのは、ただ「創造」だけである。

意味深長。
人はそんな創造というこういを、どこかしら無意識に悟り、それを追い求めるのだろうか。

ために、を欠いた創造。


精神は、音という素材から、何かの「ために」音楽を考えだしたのではなく、音楽を創造せずにはいられなかったと考えたい。
そして、音楽ほど「ために」を欠いた創造もないような気がするのです。


音楽は、聴くときには正に「ために」ではなく体の欲求で水を求めるような感覚がある、と以前から感じていた。
それと同様、音楽の創造も「ために」ではないらしい。
「ために」を欠くからこそ美しいのだろうか。
そして優秀な演奏家も、「ために」をなくして演奏をしている、ということになるのだろう。



「嬰ハ短調の弦楽四重奏曲は、ベートーヴェン最晩年の作であり、異例にもアダージョのフーガで始まる。アウフタクトに続く嬰ロ⇒嬰ハの半音上行は、導音から主音への移行にほかならず、しかもクレッシェンドが施されているので、強い緊張をはらむ。次にくるイ音への落下も、鋭いアクセントを伴って衝撃的。イ音(六度)からは、嬰ト音(五度)へと半音下がるが、先の導音・主音とあわせ、これら二つの半音音程はフーガ主題によく用いられてきたもの。モデルはおそらく、バッハ≪平均律≫第一巻の嬰ハ短調フーガ」

―――なんのために、音楽はあるんかのう。


人がなくても在った自然。人がなくては成らなかった文化。どちらも「素材」と呼ぶならば、先生、人はこの世に投げ込まれ、素材との対決を強いられますね。素材の伝承、改変、あるいは破壊。生とは、要するにそうした営みです。そんななか、生を真に輝かしいものにしてくれるのは、ただ創造だけではないでしょうか。精神は、音という素材から、何かの「ために」音楽を考えだしたのではなく、音楽を創造せずにはいられなかったと考えたい。そして、音楽ほど「ために」を欠いた創造もないような気がするのです。そんな究極の創造世界に、ベートーヴェンは投げ込まれました。少しは、私も?もしそう言えるなら、投げ込んでくれたのは、先生です。先生に心より感謝します。

2010-01-16 どちらを向いて。

[]googleいくつか。 googleいくつか。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク googleいくつか。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



EUでは珍しく、作家に保守的な判決。
米国でのデジタル化に、EUで罰則の適用ができるのか、とか
もちろん算定の根拠はあるのだろうけど、googleが電子化したせいで、本当にそんな損害が出ているのか。


そして、実はこの「電子書籍化の禁止」は本当は作家にとっては「普及の禁止」になっていないか、という点には根本的な疑念を持つ。
相当な程度の「内容の公開と、限りなく廉価な価格設定と、そして幅広い電子化」をセットにしないと、結局作家にもメリットがないのではないか。
作家の側の立場からだけで考えたのでは、ガチガチで結局「どこにも向いていない」ような結果を引き起こしていないだろうか。

グーグルの書籍電子化、禁止命令 パリ裁判所 

米インターネット検索大手グーグルが進める電子化書籍の全文検索サービス「グーグルブックス」で著作権を侵害されたとして、フランスの出版グループなどが起こした損害賠償請求訴訟で、パリの裁判所は18日、グーグル側に対し、書籍の電子化の禁止と、30万ユーロ(約3900万円)の支払いを命じた。AFP通信が伝えた。

 また、電子化の禁止に違反した場合には、1日につき1万ユーロの罰金を科すとした。

 訴えていたのは、仏出版組合や作家協会などで、1500万ユーロの損害賠償を求めていた。

 グーグル側は訴訟で利用者が情報を得る権利を主張し、「デジタル化は米国で進めているため仏裁判所の権限が及ばない」などとした。しかし、判決は「電子化は書籍の複製にあたり、著作権者らの事前の承諾が必要だ」とした。



グーグル携帯


googleがネット上の検索ツールで「トップ」でいるためには、「キャリアを介さない携帯通信事業」でユーザーと直接結びつくことが必要だった、ということだろうか。
バーチャル(ネット検索)の覇者である同社がなんで携帯電話?と不思議だったが、実はこれが新しい事業モデルへの最初の戦略なのかもしれない、と記事を見て感じた。
やっぱりハードウェア販売、は「リアル世界」の話だし。


グーグルが端末販売に乗り出した事情


 グーグルがNexus Oneを発表して10日近くが経過するが、やはりいまだに腑に落ちないのは「なぜ、グーグルが端末販売にまで乗り出したのか」という点だ。
アンドロイドの当初のコンセプトにはそんな考えはなかったはずだ。

 前回のコラムで書いたが、グーグルのアジア太平洋地域アンドロイド事業担当であるトム・モス氏は「これは新しいビジネスモデルへの取り組み。
グーグル自身が通信キャリアを通さず販売を手がけていく第一ステップといえる」と語っていた。

 事実、グーグルが自ら進んで垂直統合のトップに立つ戦略に舵を切ったのは間違いない。
ただ、これまでの経緯をみると、実際はやりたくてやったわけではない次善の策だったと推察される。

 グーグルは07年に業界内のキャリアやメーカーに声をかけてアンドロイドの推進組織「OHA(Open Handset Alliance)」を立ち上げた。これには日本からもまずNTTドコモやKDDI、のちにソフトバンクモバイルが参加を表明。日本メーカーもメンバーに名を連ねた。
グーグルとキャリア、そしてメーカー間で新プロジェクトが立ち上がったりもした。

 しかし、既存プラットフォームを抱える陣営の抵抗感は予想以上に強かった。例えば、NTTドコモであればLiMoやシンビアン、KDDIはKCP+というプラットフォームを持っており、新OSに切り替えるという戦略はにわかには採用しにくい。
<石川温氏のコラムより>



■メーカーも守りを優先

 一方、台湾HTCのような海外メーカーを通じて日本でアンドロイドを展開する場合、どうしても日本の品質規格に合わせる必要が出てくる。そのため発売のタイミングが海外と比べて遅れてしまう。HTCのNTTドコモ向け端末「HT-03A」はその典型例といっていいだろう(まもなく発売が噂されるソニー・エリクソンの「EXPERIA X10」は日本でも開発しているため、そのあたりの配慮は織り込み済みのようだ)。

 日本メーカーも、グーグルと付き合うより日本のキャリアに向けて商品を提案し、開発して納入した方が確実に稼ぐことができる。新しいビジネスモデルに挑戦するというリスクを負うより、守りを優先するところが多かった。実際、グーグルとプロジェクトを進めていたが途中で頓挫して中止したメーカーもあったようだ。

 ソフトバンクモバイルはここにきてアンドロイドに意欲をみせている。しかし、当時はiPhoneに全力を注いでおり、世間が注目してきたところでようやく姿勢が変わってきたに過ぎない。

 グーグルとしては、キャリアやメーカーと仲よくビジネスモデルを構築したかったというのが本音ではないか。しかし、日本企業を筆頭に、それ以外の地域でも新しい取り組みを拒むところが相次いだ。いろいろな企業に反故にされ、日本に至ってはこれほど導入が遅れたことのもどかしさ……。


■グーグルとHTCの間に割って入れ

 Nexus Oneを手がけたHTCは、そうした状況のなかでグーグルの理想をどん欲に飲み込んだ企業だ。初号機「G1」を筆頭にアンドロイド端末を意欲的に開発している。もし07年当時、グーグルの提案に日本メーカーが率先して手を挙げ、確実に製品化していれば、いまごろきっとNexus Oneは日本メーカーが作っていたことだろう。

 協力会社を増やすと、なかなか前に進まないことに嫌気したグーグルは今回、パートナーをできるだけ少なくすることで、自分たちのやりたいようにビジネスを迅速に展開しようとしているのかもしれない。OSがバージョンアップされても、他メーカーでは搭載して発売するのにタイムラグが発生する。すでにNexus Oneがバージョン2.1であるのに対し、例えばExperia X10は1.6をベースとしている。進化したOSをいち早く市場投入するにはじかに組んで展開するしかないということだ。 

 トム・モス氏は「日本メーカーの技術力の高さは認めており、パートナーになる可能性はある」と話していた。この言葉は社交辞令かもしれないが、日本のケータイ業界を取材している身としては、本心であってもらいたい。

 グーグルとHTCの関係はかなり強固になっていそうだが、ぜひ日本メーカーにはその隙間に入り込んで、世界で売れるグーグルフォンを作ってもらいたいものだ。

まけんたまけんた 2010/01/17 14:19 googleのnexus1、アンドロイド搭載の中ではそれほど品質高くないな、と思っていましたが理由が分かりました。ご指摘のように日本メーカーに作ってもらいたかったですね。まだチャンスはあると思いますが。

チーフチーフ 2010/01/18 01:04 ご無沙汰です。MSにしろGoogleにしろ海外メーカーは日本メーカーのようなサポートが全くないんですよ(BlackBerryのRIMは頑張っていますけどね)。だからキャリア側も自分たちが苦労するからあまりやりたがらないんです。あと日本のユーザーは品質に異常なほど厳しいですからね。それが行き過ぎるとNOKIAみたいに撤退しちゃうわけです。どっちが良いかは難しいところですよね。

2009-12-14 本は死すとも。

[]出版業二兆円割れ 出版業二兆円割れ - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 出版業二兆円割れ - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



インターネットが完全に「通信インフラ」となり、ますますその上を流通する情報、とくにテキスト情報は増大の一途をたどっている。
一方。
自分たちが読む「活字の総量」はひょっとしたら増えているかもしれないのに、印刷物の流通は減少を続けている。

「諸君!」「BRIO」「マリ・クレール」などを含む170誌が休刊。


もう「外連(けれん)」の活字媒体、というものは通用しないのかもしれない。
つまり、ネットの媒体化、という試練を通じて、印刷物はより重要な媒体へと試練されているのかもしれない、などと思う。
今の出版不況を乗り越えて行くものこそ、次世代の「活字物」として相応しい、という時代の波である。


そんな中、
アニメは、相変わらず超ド級のヒットが続いているらしい日本はこれまでオリジナルを持たない、とさんざん揶揄されてきたが、サブカルチャー大国、ということがいよいよはっきりと認知されるのだろうか。


出版ではない活字に



それでも、「活字」を使ったコミニュケーションが廃れているか、と問われればそんなことは全く感じない。
メールやニュースなど、ネット上での活字配信は増大の一途だと思う。(残念ながら計る術が見当たらなかったが)


伝統的な小説とか、論文、という形式はずっとなくならずに「紙」出版で。
しかし、その必要性の薄いものから順番にどんどんネット上で無線配信されてゆく。


そんなことでさらに活字は広がってゆくのだ、という気もする。
webの配信アプリが、(廃刊になる)出版物ほどに編集や推敲の労を経ていないなぁ、という無念さはあるものの、消費者が「有料の出版より無料の活字」へと流れる中で、出版物はさらなる高みを目指さねばならないのだと思う。


webは本とか、音楽とか、情報とか、それらに無限の「配信便利」をもたらし、しかし、恐ろしい高さの「有料のハードル」を課す存在なのかもしれない。
ホンモノじゃないと生き残っていけない。


ケレンの通じない、厄介な時代なのである。



asahi.comより>

本の販売2兆円割れ 170誌休刊・書籍少ないヒット作


今年の書籍・雑誌の推定販売金額が2兆円を割り込むことが確実になった。出版科学研究所の分析で明らかになった。1989年から20年間にわたって「2兆円産業」といわれてきたが、最終的には1兆9300億円台に落ち込む可能性がある。

 書籍・雑誌の推定販売金額は、出版物の調査や統計業務を行っている同研究所が出しており、古書店やブックオフなど新古書店での販売金額は含まない。バブル期の89年に2兆399億円となり、初めて2兆円の大台に乗った。96年に過去最高の2兆6563億円まで伸びたがその後は減り続け、昨年は2兆177億円だった。今年は10月末時点で1兆6196億1千万円と昨年同期比4%減で、11、12月の2カ月間で大幅に伸びる要素はないという。

 書籍は10月末で昨年同期比3.9%減。村上春樹著「1Q84」の2巻で224万部が目立った。だが、オリコン調べでは、昨年5作あったミリオンセラーが今年は2作のみだった。

 新刊の刊行点数は89年の約3万8千点に比べて、昨年は約7万6千点と倍増、今年は10月末時点で昨年より3.2%増えているが、販売金額の減少は止まらなかった。出版社は少しでも売り上げを増やそうと刊行点数を増やしているが、売れない本は書店が次々と返品している実態が背景にある。08年の返品率は40.1%で、今年10月末の時点では40.7%とさらに悪化している。

 再販売価格維持制度(再販制)があるため、一部の本を除いて安売りできないなど、販売の自由度が低いという指摘も根強い。

 雑誌は10月末までの前年同期比で4.1%減。推定販売部数も大幅に減っている。08年は前年比6.7%減の約24億3800万部だったが、今年は10月末時点で前年同期比7.3%減と過去最大の落ち込み幅に。多くは平均3%前後の値上げによって販売金額の減少をカバーしているのが実情だが、デフレ下での値上げが部数を減らす要因にもなっている。

休刊ラッシュも続く。同研究所によると今年は10月期までに「諸君!」「BRIO」「マリ・クレール」などを含む170誌が休刊した。

 同研究所の佐々木利春主任研究員は「出版業界は、非常に厳しい状況にある。特に雑誌離れが加速している」と話している。(西秀治)

かめキチかめキチ 2009/12/14 21:44 なーる!本は廃れても、活字は増えている。新しい形の文化かも知れませんね!まだまだ活字も捨てたものじゃないって少々明るい気分になりました。(笑)

2009-12-13 過去十年の耳目。

[][]ここ十年の視点。 ここ十年の視点。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク ここ十年の視点。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



ちょっとクイズ。




Q.過去10年で最も読まれたニュースは何だろう?(ちょっと考えてみて)



















A.「中国の台頭」


だそうである。



そして。
せっかくだから、そのまま「残りの9大ニュース」は何だろう、と少し考える。
何せここ10年である。




十年前は「1999年(平成11年)」か。





「9.11」
「イラク戦争」
「EU統合」
「村上ファンド」←そりゃ日本
「オバマ氏ノーベル賞」←そりゃ先週のはなし
「ウッズの醜聞」←そりゃ昨日のはなし
「石川遼くんの賞金王」←だからぁ。





意外なほど思いつかない自分であった。
自分自身で言うと。





ここ十年での最大の変化は、仕事の仲間の顔ぶれが激変したこと。
ほんの十年前に、彼らと出会い、試行錯誤しながらも、ついに「未来に向かって」チームを結成できることになったこと。
こんな状態は人生45年の中でも初めてのことだった。


というようなことは、今後回顧録、に書く可能性があるが、まあそれはともかく。
この十年の大ニュース、というと自民党体制の終焉、くらいしか思いつかないのであった。


そこで正解を見てみると、そこはロイター。
カトリーナとか、スマトラ沖地震とか。
天変地異と、なにより「プレジデント・オバマ」の誕生などがランクインしている、ということだった。


今年の自分。


ここ十年の自分。


ここ二十年の自分。


ここ三十年の自分。


ここ四十年の自分。←ここまで。



そんな視点も「ブログ」がなければ、わざわざ書くこともない。
あ、「自分の十年」では「四十路の音楽再入門」があったことを思い出す。


土曜日の忘年会後。
そんな「過去を振り返る朝」を迎えた。


ブログの効用、はやっぱりこんな「時間の感覚」を意識させてくれるダイアリー効果、も重要なようである。



[ロサンゼルス 7日 ロイター] 調査会社グローバル・ランゲージ・モニターによると、過去10年間で最も多く読まれたニュース記事は、経済大国としての中国の台頭に関するものであることが分かった。

 同社では、約5万の活字や電子メディアに加え、インターネットやブログなどを対象に、引用や使用された回数の多いニュース記事を調査した。

 その結果、中国の台頭に関するニュース記事は、2001年9月11日の米同時多発攻撃や、今年6月の米歌手マイケル・ジャクソンさん急死に関するニュース記事をも上回る登場回数だったという。

 グローバル・ランゲージ・モニターがまとめたランキング(上位15位)は以下の通り。

1.中国の台頭

2.イラク戦争

3.米同時多発攻撃

4.テロとの戦い

5.マイケル・ジャクソンの死

6.オバマ米大統領の就任

7.2008─09年の世界的景気後退

8.ハリケーン・カトリーナ

9.アフガニスタンでの戦争

10.経済崩壊/金融危機

11.北京五輪

12.スマトラ沖大地震の津波

13.タリバンとの戦い

14.ヨハネ・パウロ2世の死去

15.ウサマ・ビンラディン容疑者つかまらず

サンタやサンタや 2009/12/13 19:27 面白い。ニュースのニュースですね。やっぱり戦争の関係がおおいですね。印象も強いですが。

sansamsansam 2009/12/14 00:13 立って自分の十大ニュース、とか言われても困りますねー。ニュースの無いのがニュースではないですか。あー誰か私を救って!

2009-08-03 オープンソースになった、リー。

[]ヒーローは皆のものに。 ヒーローは皆のものに。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク ヒーローは皆のものに。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



f:id:ajmd:20090801120212j:image
ブルース・リーが32歳で急逝してから、もう36年が経つという。
葬儀のニュースを見ていた自分がいるわけで、そりゃ年も取るわ、とアホな感慨にふけるひと時。


で、モーテル化してしまっていたリー宅が、未だ冷めやらぬファンの声と所有者の篤志で「記念館」に生まれ変わるという。
一つのこうした「好意」が連鎖していくさまが面白い。

館の所有者と。
多くのファンと。
遺族と。
香港の行政府と。
武道家たちと。
コンテンツ(出演映画など)と


がコラボする。
記念碑が経ち、道場があり、記念ホールのある博物館になるという。そして

興味深いのは、こうした青写真を基に博物館のデザインを公募することだろう。


 香港の政府当局によると、公募したデザインはブルース・リーの娘、シャノン・リーさんのほか、建築家らによる委員会で選考し、11月か12月に最終的に採用される作品が発表される。賞金は1万3000ドル。


ギャラの多寡ではない。
そして極めつけは、香港行政府主導による「記念映画の制作」である。

香港のベテラン映画監督、ウン・シー・ユアン監督がプロデュース。
映画「ミッション:インポッシブル2」で知られる香港育ちのジョン・ウー監督や、ブルース・リーの出演作品を手がけた香港の映画プロデューサーのレイモンド・チョー氏、さらに遺族らのインタビューを交え、香港の力を結集した“意欲作”のようだ。



遺族もこの動きに快諾の意を表したという。

誰かが自分のギャラを主張したり、著作権にこだわれば生まれない企画。

コンテンツのオープン化である。


オープン主義者の自分はこういう話が好きである。
今回のプロジェクトの利益は慈善事業に寄付されるともいう。


早く映画が見たいものだ。



【世界写真紀行】ラブモーテルから博物館に 香港のブルース・リー宅


ブルース・リー主演作品「燃えよドラゴン」(ロイター) 映画「燃えよドラゴン」で一躍、大スターの座にのし上がった俳優、ブルース・リー。
映画の公開と同時に脳腫瘍(しゆよう)のため32歳の若さでこの世を去ってから36年を迎えた7月20日、香港にあるブルース・リーの元邸宅を博物館にし、そのデザインを公募すると伝えられた。
いまやラブモーテルと化しているという元邸宅。遺族や行政当局も一丸となり、地元スターの名声再建に乗り出している。


 ブルース・リーは1940年11月27日、米西海岸のサンフランシスコで、米国を巡業していた中国系演劇役者の一家に次男として生まれた。
将来を暗示するかのようにその年は「辰年」だった。
3歳ですでにサンフランシスコで製作された映画に子役で出演したことがあるという。だが、カンフー映画スターへの道を歩み始めたのは8歳ごろに当時、英領だった香港に移り住んでからだ。

 その後、米国との間を行き来したものの、ブルース・リーは香港が生んだ大スターといわれる。
だが、AP通信によると、香港の元邸宅は現在、時間で部屋を貸すラブモーテルにまで落ちぶれてしまった。
亡くなる前の最後の邸宅といわれるだけに寂しい話だ。
そうした思いに動かされたのか、元邸宅を所有する富豪が博物館にしようと、香港特別行政区政府に元邸宅を寄付することを決めた。

リーリー 2009/08/03 09:45 いい運動につながった、という好例ですね。こういう話は胸のすくような感じがします。

0q@tjl0q@tjl 2009/08/03 14:40 リーさん、カッコよし。(笑)

なっちなっち 2009/08/03 20:09 ブルースリーも喜んでいるでしょうね!マイケルも上手く行くことを祈ってます。(o^_^o)

2009-07-19 家事男と厨房。

[]台所に入る男子へ。 台所に入る男子へ。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク 台所に入る男子へ。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



男子厨房にはいるべからず、というのもアナクロな故言だが。


「家事男」はまあ別にして、家庭での料理は圧倒的に女性なのに、いわゆる料理店では圧倒的に男性過多なのはどうした理由か。
女性は家庭に入る人が多い、ということだけが理由にしてはいびつな感じだ。
自分の人生、「晩メシの機会はもう無限ではない」という法則のもとに、最近外食するお店を選ぶようにしているが、女性のシェフや板前さんに会うのは稀である。
それに比ぶれば、我がオフィスにも、スーパーやコンビニにも、美容院にも等しく女性は存在する。



家事男。
昔はよかった、というのは「時代について行けない人」の発する典型的な言葉だ、というのは河合隼夫さんのコメントだった。


が、それにしても婚活、とか草食系とか、それまでにはなかった「時代の若者を表現する言葉」というのはなくならない。
ま、表現されるのがアラフォーとか必ずしも若者ではないので、その時代をよく表す単語、ということなのだろう。


でも今さら「彼らは新人類だよねえ」という言葉はもう死語になっているので、そう言う言葉が「常に新しく」生まれているというのも不思議なものだ。
自分たちの生きる高々100年に満たない一世代には、色々とこれまでにはない、新しい経験がある、ということなのか。
戦後世代の我われにしても、いや「戦争を知らないからこそ」の珍人類、がまだまだ生まれてくるのだろう。

出現、家事男。



不景気、大失業時代を反映してか、職場や学校に「水筒」を持参する人が増えているという。
20代ではなんと過半を占めるらしい。
身体にいいものを、という健康志向と節約を狙って男性も自炊で弁当を持参すると。


家事検定実行委員会なるものが試験を実施しており、三ツ星を獲得する男性もいるという。

100年に1度といわれる経済不況と節約志向を背景に、確実に上昇しつつある男の家事力。(産経webより)


と記事にはある。
またこれが次世代のライフスタイルの兆し、とするコメントもあった。

「将来への不安感が広がるなか、家族と一緒に過ごす家庭回帰の傾向が高まり、積極的に家事をする男性への好感度が急激に高まっている」と指摘。
そのうえで、「彼らこそ先行き不透明な時代を反映した、新しいライフスタイルの先駆者かもしれない」と分析する。


男子の家事、については少し違和感も覚える自分だが、逆に男は外に出れば七人の敵が…などとアナクロで、遮二無二外で働いて、家では消耗してふんぞり返るかゴロゴロしている、というこれまでの「高度成長モデル」が異様だったのかもしれない。


自分などはおそらくその高度型、の最後の世代であり、すぐ後ろの世代を振り返ってみると、確かに男性諸氏はみな「家庭を大事に」するし、家事、育児にも非常に協力的。
自分の妻のことを「ウチの奥さんが」と恥ずかし気もなく表現するご亭主どのもそんなに珍しくない。


高度成長モデル、(自分たちのころは「ニューハードワーカー」と表現されていた)は確かに「右肩上がり」を疑わず、競争社会をひた走る姿に疑いも持たなかったが、今自分が二十代の人々を眺めていると確かに「次の価値観」へとパラダイムが変わっているのかな、とも実感する。


思わず喉元まで出かかった「今どきのヤツは」という言葉を呑みこんで、「彼らの目にはそれが自然、当然、最善」に見えているのかもしれないなァ、とも思うのである。
だって「今の若もんは…」と言った途端、自分が時代についていけてない、と言うことを表明しているじゃない、というのが、冒頭の河合先生の話へと循環するのだ。


<記事全文>

不況で急増“水筒男子” 男性3割に「専業主夫願望」?


約300種類をそろえる水筒売り場。会社帰りにふらりと立ち寄る男性客も多いという=東京都渋谷区の渋谷ロフト オフィスに水筒や携帯タンブラーなどで飲み物を持参する若い男性が増えている。
最近は日々の弁当や夕食作りを気負いなくこなす家事好き男性も目立ち、家事検定で三つ星を取得する達人もいるほどだ。
不況と節約志向を背景に増える“家事男”について、専門家は「不透明な時代の変化を先取りした先駆者かも」と期待する。


節約とエコ

 ミツカン(愛知県)が5月に実施した「オフィスの飲料事情調査」によると、水筒などで飲料を会社に持参する人は全体の44%に上り、特に20代男性ではほぼ半数。その割合は1年前に比べて約4倍と、“水筒男子”が急増していることが分かった。
「節約」や「ゴミ減量」などの理由に加え、「夏でも温かい物を飲みたい」「できるだけ体にいい物を飲みたい」といったニーズもあるようだ。


 約300種類の水筒が並ぶ渋谷ロフト(東京都渋谷区)では前年同期に比べ、水筒の売り上げが約3割増の勢いが続く。
弁当雑貨コーナーの担当、山田奈保子さんは「最近は会社帰りに1人で立ち寄る若い男性が目立ちます」と話す。
弁当箱とセットで購入する人も多く、男性には保温保冷機能が付いた片手で飲めるタイプが人気だという。

 妻子のため、マイホームを購入予定の会社員(36)は「お気に入りの紅茶や日本茶を自分で入れた方がペットボトル飲料よりおいしく飲めるし、安上がり。
水筒生活はやめられません」と話す。

 昨年から始まった家事検定でも男性陣の予想外の活躍が顕著だ。主催する「主婦と生活社」によると、受験者のほぼ1割は男性。
家計管理や掃除など家事全般からの出題に正答率9割以上で認定される「三つ星」に輝く達人もいる。


三つ星の達人も

 川崎市に住む専門学校職員、武田知之さん(29)もその一人。
夕食の自炊に加え、週2、3回は弁当も持参する本格派。
独身で1人暮らしの武田さんが家事に目覚めたのは昨年。健康のためにダイエットを決意してからだ。
安くて栄養価の高い旬の食材を使った低カロリー料理が得意。「凝り性だからあれこれアレンジして個性を出せるのが楽しい」と、慣れた手つきで包丁を握る。



「家事全般の知識を深めたい」と受験した都内の会社員、森悦成さん(33)も三つ星を獲得。
「関西育ちで外食が口に合わないので、とことん自分の味を追求しています。
僕の料理は主婦のような手際の良さが自慢」


 100年に1度といわれる経済不況と節約志向を背景に、確実に上昇しつつある男の家事力。
博報堂生活総合研究所の夏山明美上席研究員は「将来への不安感が広がるなか、家族と一緒に過ごす家庭回帰の傾向が高まり、積極的に家事をする男性への好感度が急激に高まっている」と指摘。そのうえで、「彼らこそ先行き不透明な時代を反映した、新しいライフスタイルの先駆者かもしれない」と分析する。




 家事検定実行委員会が昨年11月、東京や大阪など5都道府県に住む既婚男女約2000人に実施した家事力調査によると、「専業主夫になってもよいと思う」と答えた男性は約3割に上った。
日常的に家事を行っている男性の割合は北海道が92・8%でトップ。次いで愛知、福岡、東京の順で最低は大阪は80・8%だった。

 一方、「男性が家事をするのはかっこいいと思う」と答えた女性の割合は57・6%だが、20代女性に限ると72・7%。独身男性の“婚活”に家事力は必須といえそうだ。

シェフシェフ 2009/07/19 13:38 確かに料理店の厨房には女性いませんね。もっとも希望者も少ない感じしますが。

これは問題これは問題 2009/07/19 20:44 家事男、はなんかカッコ良くないですね。何か勝負してない感じ。男は戦ってナンボですよ!

2009-07-13 象徴の崩壊。

[]オールスターの憂鬱。 オールスターの憂鬱。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク オールスターの憂鬱。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



オールスターゲームの放映権が一億を切るという。
三割以上のダウン。
こちらも旧勢力だろう、古き良きプロ野球も凋落著しい。
ゆくゆくには、アメリカと完全合流するか、アジア圏へ拡大するかしないとジリ貧かなと思う。


その発祥がアメリカだけあって、現地の野球はまだまだ人気。
秘密は「地元との密着」にあるらしい。
地元チームを贔屓にする人たちは「球団のオーナー企業がどこか」などは意に介さず応援している。
日本のようにスポンサー名を冠して、いちいち「読売」とか「楽天」とか言わないのがいいようである。


Jリーグなどでは地元密着型のチームが成功しているとも聞くが、球団がオーナー(会社では株主だね)ばかり見て、観客や地元を見ぬというのでは「構造自体」がマズい。
より優秀な選手を集め、海外と交流し、何とか存続を図ろうというのでは日本のプロ野球の「経営体質」が変わっていかないだろう。


経営はそのコンセプトに源がある。
日本プロ野球会社、のコンセプトを再構築してはいかがだろうか。


【プロ野球】球宴テレビ放映権料 1億円の大台割る 不況の影響など


プロ野球のオールスター戦のテレビ放映権料(地上波)が、1億円の大台を割り込むことが11日、わかった。
関係者の話を総合すると、今年の放映権料は8000万円。
不況の影響や近年のテレビ視聴率の低迷を受け、昨季の1億2000万円から大幅ダウンとなった。

 球宴を主催する日本野球機構の収支報告から推計すると、2000年以降、球宴のテレビ放映権料は1億2000万円で推移してきた。

 しかし、2001年以降は、関東地区でのテレビ視聴率が20%を超えたことは一度もなく、昨年は第1戦が11・4%、第2戦が11・3%(ビデオリサーチ調べ)と低迷。
経営が苦しいテレビ局側が、費用対効果の観点から値下げ圧力を強めていた。
1億円の大台を割り込むのは、1990年以来とみられる。


 5年目を迎えた交流試合も下落の要因。かつてはセ・リーグとパ・リーグのスターによる対決の場は、球宴か日本シリーズに限られていたが、最近は交流戦で真剣勝負を見ることができる。
在京キー局幹部は「これだけ交流戦が定着すると、以前ほどオールスターに魅力はなくなった」と話す。機構としては値下げは避けたかったが、こうした理由からダウンを受け入れざるを得なかった。


 球宴は日本シリーズと並ぶ機構の収入源であり、放映権料のダウンは大きな痛手。
来年は今年と同じセ・パ対抗形式で2試合の開催が決まっているが、再来年以降は、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で死闘を演じた韓国のオールスターチームを招くなどして、てこ入れする案などが浮上している。


 今年の球宴は、第1戦が7月24日に札幌ドーム(テレビ中継は日本テレビ系列)、第2戦は同25日にマツダスタジアム(同TBS系列)で開催。
放映権料は下落したが、入場券は2試合とも完売が見込まれている。
機構関係者は「チケットが(ペナントレースと比べて)高額なのに、まだまだファンのニーズは高い。
視聴率が低いのは関東地区だけであり(放映権料のダウンは)残念だ」と話している。

2009-03-15 皆でタクシー。

[]タクシーシェアはメジャーになるか。 タクシーシェアはメジャーになるか。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー を含むブックマーク タクシーシェアはメジャーになるか。 - 藤野の散文-菖蒲・蛍・ラベンダー のブックマークコメント



仕事も「総量」が減ってワークシェアへ。
もう十分な仕事がないので「みなで減らす」方向だ。


タクシーもシェア。
http://www.min-tx.jp/

例えば駅から四人でシェアすれば、1000円圏なら一人250円。
これはいい。
問題はタクシー側。
昨今の不景気でどのタクシー会社も、約三割、売上減だという。
それでも長距離客を何とか獲得して売上を維持している、というが。

公共タクシーは



なかなか携帯を利用したタクシーのシェアリング、精算の方法とか、その他トラブルとかで、そんなに簡単に普及はしないだろうが。


少し別角度で考えると、少し違ったマイクロビジネス、ができてくる。

「駅前タクシー」。


新浦安とか、豊洲とか。
巨大なマンション群と駅を結ぶ「乗り合いタクシー」。

ミソは、この運転手が近所の主婦などで営業されること。


つまりいつもお迎えしている奥様方、がついでにお客を乗せて行くわけ。
何がいいかというと、端的にお小遣い稼ぎ、ができる。
一人二百円とかで旦那のほかに三人乗せれば六百円なり。


すると空き時間は「ピストンタクシー」を主宰する主婦が増える。
タクシーの本業を圧迫するが、それはともかく。


低エネルギー、を標榜するなら「車などもともと公共の乗り物である」ということで、どんどんシェアが進むだろう。
こんな話でいつも問題になるのが「安全」のこと。
男性、女性で乗り分けすれば、いく分かは安心できるだろうか。


やっぱりそろそろ「国民総背番号」ではないか。