昨日の「セリか、毒ゼリか、それが問題だ」騒動

昨日、お料理に使った天然ハーブ、セリ

畑のまわりにたくさん、ほんとにたくさん、群生していて、
長い間気になっていながら、採集する暇もなく、というか
洋もののハーブの種まきしてました〜〜〜。


それを昨日、両手いっぱい摘みました。


なんとなくじめっとしているところに生えているので、
へびとか、虫がいないかとか、こわごわでした。
結局大丈夫でした。出会わなかった〜。
お願い、隠れてて〜〜〜。

昨日のブログで写真を載せましたが、もういちど〜。

しかし、調理法を探していて、毒ゼリという猛毒のそっくりさんがいることを知り、
え〜〜〜〜っと、、、汗。これはどっちだろ〜。
食べたら呼吸困難などになって、死んじゃうんだって〜〜〜。

義母は、そんなものが存在することも初めて聞いた、長年食べてるけど、生きているで〜って、笑うし。

私は真剣に、かなりしんけんにリサーチしました。
家族全員が生きるか、死ぬか、の瀬戸際なんだぞ〜。
(あとで考えるとばかばかしいけど、文字通り、かなり必死でした。)


★外観
セリと毒ゼリは、群生地も同じで、一見、見分けがつきにくいんだって。
でも「毒」のほうは、4月の時点では、葉や背丈は少し大きいんだって。
花をつける6月ごろには、その違いは明確で、セリはせいぜい50センチだけど、「毒」は1メートルにもなるそうな。しかし今はなかなかわかりにくいというではありませんか!


★★根っこの形が違う!
小さなたけのこ、あるいはわさび状の、横に筋が入ったものがついているそうです。
こちらのサイトの右の写真のように。
http://www.tokyo-eiken.go.jp/plant/seri.html
しかし左の若いセリにはあまり違いが見えません。汗。

雨が降り出していましたが、わざわざ引っこ抜きに畑へ戻りました。
これがなかなか引っこ抜けない。
根が横這型なので、しっかりと地面に植わっているわけです。
ひっぱってもひっぱっても、茎でぷちっと切れるばかり。
やっと取り出して、洗ってみたのがこれ。

わけぎのようなたくましい根元ですが、節のある固まりはありません。
どうも毒ではないようです。
でもパニクッてたので、やっぱりよく判断がつかず、悩みました。
でもこれとは明らかに違いますよね〜。



★香り
セリは独特の香りがする、「毒」のほうはしない、らしいです。
昨日はそれがわかった時点で、ずっとセリといっしょにいたので、鼻がバカになっていて、もう匂いなどわかりませんでした。


★味
噛んでみると、毒キノコのように、舌がぴりっとするそうです。
   え〜(汗)、試すのおおお??


結局、身体を張って、というより、命を賭けて、噛んでみました。

1時間、
2時間、
3時間、たっても異常なし。

で、調理する気分になったわけでえす。(笑)


はい、ゆがきました。



アメリカ、とくにニューヨークでは、一束1ドルのクレソンをよく買って、
にんにくじょうゆで炒めて食べてた〜。
ベジタリアンやってたころ、これ、大好きでした。
生で、ナッツ類と和えて野菜サラダにしても食べてたわ〜。

しかし〜、日本の野セリ、田セリというものは、アクが強いので軽くゆがいて食べると書いてあるサイトが多いですね。

生で、あるいはゆがかずに調理してもいいのかなあ。


探求の余地あり。
なんにせまだまだたくさんそこらへんにあるからね〜。
これから毎日のように摘んで料理するぞお。



ついでに採ってきたお花たち。
ここら辺ではたくさん咲いているので、雑草扱いされてるんだって。
とってもきれいです。