プリンタ買った

少女刺繍


こないだノートPCと一緒にプリンタも買った。スキャナがついてるやつ。
実は私、以前プリンタも持ってないくせにインクジェット用の和紙とか買ってたりして、要は小冊子みたいのを自分で作ってみたかったんですね。ペーパーとか、一枚の紙に8ページ分印刷して折って中に切れ目入れて本みたいにするアレとか、そういうの。
で、いろいろ妄想をふくらませてたら、ああ詩集とかも作りたかったなぁとか思い出して、ほんとに作ろうと思ってます。画像はそのタイトル用の部品として作ったもの。インクジェット用の和紙に筆ペンで書いてスキャンしました。フォントもいいけど手書きの文字もいいよね。特に毛筆は時々はっとするようなものに出会うので侮れないです。


で、今日は中閉じ用のホチキス(ヘッドが回るやつ)とか、紙を切るやつ(定規にカッターがついてるやつ)も買ってきた。楽しみだなぁ、ふふふ。

ニコルソン・ベイカー『もしもし』『フェルマータ』

もしもし (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

もしもし (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

フェルマータ (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

フェルマータ (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

『もしもし』はテレフォンセックスを描いた話。『フェルマータ』は時間を自由に止めることができる男の話。どちらも大変エロくて面白いです。というか登場人物たちのオナニストっぷりがもう、すばらしい。ヤン・シュヴァンクマイエルの『悦楽共犯者』と通じるところがあります(これもすごいオナニー賛歌映画。なんというか、バカバカしさ全開なところが素敵)。
でも電車の中で読んでると、いきなり「あたしのキャンディ・コーンを……」とか出てきて思わず噴き出しそうになるのでかなりヤバいです。でも読んでたけど。(「キャンディ・コーン」が何を指すかは……まぁ是非読んでみてください)
翻訳もすばらしい。特に『もしもし』なんかは会話文オンリーの小説なので、全編が会話なのですが、この翻訳なくしてはおそらくここまで面白くはないんじゃないかと思います。最高!