◆贅沢な探鳥会
探鳥が始まるやいなや、アカゲラの飛翔姿、ベニマシコ(ただし♀)が2羽。
カンムリカイツブリなど、だれも見向きもしない。大阪では比較的貴重なオオバンなど、地面に撒いた炭団のように湖面に広がっている(たどんってよく知らないのにこの比喩がすぐ出てくるのはどうしてなんだろう)。
モズだという声に「モズだとわかったらだれも見ないよ」の声。
なんという贅沢な探鳥会だろう。
電線や電柱に止まっているチョウゲンボウやノスリの姿など、初めて見た。チュウヒも飛んだが、自分でそれとは判断できない程度。
ただ、いかんせん、湖も陸地もフィールドが広いので、距離が遠い。水鳥たちは望遠鏡でも「やっと」〜「無理」の間にいる。
オオハムもミコアイサもいたが、自分で同定できるような距離ではない。前者は「図鑑の写真と似ている」、後者は「白いカモだからミコアイサだろう」という程度。
ベテランの方々は、それでも、今日は比較的近い方だとおっしゃる。
終わりごろ、再びアカゲラの飛翔姿。双眼鏡でずっと追いかけることができてラッキーだった。
止まった場所はやや遠いが、双眼鏡で十分な距離。けっこう長い間楽しませてくれたが、問題は私のカメラではあまりにも遠すぎることだった・・・