★衝撃の帰省

 大袈裟なタイトルをつけてしまい、申し訳ありません。皆さんにとってはまったくどうでもいいことですのでご休心ください。
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 退院祝いがてら、家族で実家に顔を出した。
 母親はかなり痩せたように見えたが、実際には3kgだけだという。量り間違えているんじゃないだろうかと思った。

 ともあれ、敗血症なので、たとえ死にかけたとしても、治ってしまえばなんてことはない。心臓にステントが2つも入ったままの弟よりマシである。

 それとは別に驚いたのが、母親が糖尿病だということ。血縁ではない叔父さんがそうだという話題はしょっちゅう出ていたのに、母親がそうだとは・・・
 しかも、あろうことか、自分でインシュリンを注射したりしているのである。それってかなり深刻な状況なのではないんだろうか?
 聞くと、もう20年くらい前から糖尿病だという。20年?? なんですかそれは。

 まあ、大したことはなく経過して(だって、食事制限とかしている様子を見たことがない)、インシュリンを自分で打ち出したのはごく最近らしいのだが、抹茶アイスとチョコレートなんかを食べた後で血糖値を測り、「やっぱりお寿司食べたから高いわ」とか言っているのはどうかと思う。

 それが衝撃の一つ目。

 二つ目は、義姉がもう数年来、ガンで闘病中だということ。最初は乳がんで、それがどこやらに転移して、さらに肺に転移したらしい。まだ50だというのに。
 春に会ったとき、風邪を引いているとかいう様子でもないのに、「疲れたので・・・」みたいな感じで一緒に寿司屋に行かなかったのは、ちょっと妙だとは思っていた。その時はもう肺がんに罹っていたそうだ。

 言われてから思いだしたのだが、頭にスカーフを巻いていたのは、化学療法で毛が抜けてしまっていたためらしい。
 それから半年経っていることを考えれば、もう大丈夫なのだろうか。
 とにかく快癒を祈る。

 最後の衝撃は・・・

 甥の一人が高校を中退したことである。
 帰り際、車に乗るときに言い出すもんだから、詳しい話も聞いていない。聞いたからといってどうなるものでもないので、また正月にでもと思うのだが、退学になったわけでもなく、次の進路もないわけではないみたいな話なので、それほど深刻ではなさそうだ(そうか?)。

 それにしても高校中退・・・
 親戚中探しても、先祖代々遡っても、空前のできごとである。
 もっとも、祖父母より上の先祖代々はそもそも高校へなど行っていないわけだが ^^;

 大したことはないとは言え、身近にこれだけいろいろあると、やはり無事是名馬の感を新たにする。