WindowsServer2008でSNMPを使って情報収集を行うように設定を行う方法

WindowsServer2008にはWindowsServer2003と同じく、SNMP(Simple Network Management Protocol)サービスがインプリメントされています。
インストール方法はWindowsServer2003とあまり変わりませんが、少しだけ違う部分もあります。

1.サーバマネージャの「機能の追加」をクリックします

2.「SNMPサービス」にチェックを入れ、インストールを行います。

3.インストールが完了したことを確認します。

4.管理ツールの「サービス」より「SNMP Service」のプロパティを開きます。

5.「セキュリティ」タブより使用するコミュニティ名と受信を許可するIPアドレスを設定します。

6.念のため「強化されたファイヤーウォール」の「受信」にあるSNMPサービスが有効になっているかをチェックします。

強化されたファイヤーウォールの設定は通常、機能の追加を行った時点より許可されていますが念のため見ておいた方が良いと思われます。
なお、SNMPUDPで動作するので、IP Spoofing等の被害を受けやすいと思われますため、グローバルIP下で運用されているサーバの場合はセキュリティにより配慮した構成(SNMPはプライベートIPネットワークを構成するなどして)で運用するのがいいのではないかと思われます。