Friedrich Becker Spatburgunder 2011
Friedrich Becker Spatburgunder 2011
Friedrich Becker Spatburgunder 2011
フリードリッヒ・ベッカー醸造所 シュペートブルブングンダーはピノノワールのこと。
ドイツのピノノワールは、そのエレガントさで注目され話題になった。
このきつねラベルは、一度みたら忘れないキュートさ＾＾
何度も試飲したことのあるこのワイン。2011年はやや暖かい年だったこともあって、冷涼さよりも新世界ワインの印象が強い。
アルコール度数13.5%は、やや高めで葡萄が熟して糖度が高かったことがわかる。
カシスやダークチェリーなどの黒果実、ラズベリーなどの赤果実も少し感じる。ミントなどの清涼感のあるハーブ。黒糖のようなコク、なめし革のような熟成のニュアンス。
まとまりがあって、バランスがよく、しなやかで透明感のあるワイン。
香りがとても甘く華やか。沈丁花などの花の香、樽の香り、ドライフルーツのような熟したフルーツの香り。この香りが新世界、ニュージーランドやカリフォルニアのピノノワールを思わせる。
前半は果実味が全面に出て、後半はミネラルが透明感と余韻をひっぱる。
とてもいいワインです。
値段は約3000円。
