AUTUMN LEAVES

寒いだけが秋じゃない。


http://youtube.com/watch?v=peMUBfe6DVk
AUTUMN LEAVES
1945(Johnny Mercer / Joseph Kosma) 解説ページ


窓辺に落ち葉の揺れてあり
その紅きや黄金に想ひける
口づけを交わせし夏の日を
握りし君の、灼けたる手を


君去りて季節はとふに過ぎ
冬歌の届かむ頃になりても
ただ君のことをば想ひける
木立も葉を落とし初めむに


すいません。最近注目が『ちはやふる』だったりするので、擬古文で訳してしまいました。いやあ、百人一首のアニメなんですけどね。弾いた札がふすまに刺さったりして、熱い少女漫画です。とりあえず第一話無料なので下記アドレスで。
「ちはやふる」バンダイチャンネル


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で、YouTubeのほう。ビレリ対ロイ・ヘインズです。ジャズはバトル。予断を許さざる。なにしろチャーリー・パーカー・グループのロイ・ヘインズ。半世紀前からトップクラス。年季が違います。この秋、東京ブルーノートに遠征してきます。80歳超えても現役。「枯葉」がテーマでも枯れてません。いきなり無茶なバチ捌きでビレリを挑発します。「小僧、このリズムについて来れるか」と。
そこは、太ってもビレリ。天才少年は、中年になっても少年です。丸く収めはしない。「おう、受けて立つぜ」。べんべんべん。丁々発止、火花飛び散るセッション。ときには「何弾いてたっけ?」とメロディに戻り、すぐさまジャブの応酬。互いに相手の音感をかき乱す攻撃を交え、やがては大団円。嬉しくなったロイ・ヘインズが、曲も終わらぬうちに立ち上がり、ビレリに「なかなかやるじゃないか」と握手を求める。この、観客置き去り感がたまらんですねぇ。良い試合を見せてもらいました。
http://www.drummerworld.com/drummers/Roy_Haynes.html