TextwellでOPMLファイルを編集するために OPMLMaker(入出力版)

DTMのようにテキストを組み立てる。


アウトライナーはTextwellで一括して書いちゃおう OPMLMaker
指先ひとつでダウンさ。長い文章はまず概要から押さえます。段落単位で上下関係を考え、文章全体の構成を考える。こういう直観的な作業はタッチパネルだと楽しいですね。スライドで並べ替え。iPhone/iPad...
テキストをアウトライナーのフォーマットに変換するアクションが前回。反対に、アウトライナーOPML形式をプレーンテキストに落とすのが今回です。下書きをTextwellで書く。全体構成はアウトライナーに任せる。Textwellに戻し最終稿に仕立てる。パソコンでも、ここまで手軽に扱うことはできなかった。しかもそれを一本のアクションで賄います。

d=document.createElement("div");
d.innerHTML=T.text.replace(/<\/outline>/g,"<outline text=\"\">");
s=d.getElementsByTagName("outline");
if(s.length){
  text="";
  for(i=0;i<s.length;i++) text+=s[i].getAttribute("text")+"\n";
  T("replace",{text:text});
}else{
  text="<opml><body>\n";
  s=T.text.split("\n\n");
  for(i=0;i<s.length;i++){
    title=s[i].split("\n")[0];
    text+="<outline text=\""+title+"\">";
    t=s[i].substr(title.length);
    if(t) text+=t.replace(/^(.+)$/mg,"<outline text=\"$1\"></outline>");
    text+="\n</outline>\n";
  }
  text+="</body></opml>\n";
  T("openin",{text:text,filename:T.line(1),extension:"opml"});
}

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/n3avd48



テキストに対して実行すると、OPML形式に変換し、アウトライナー系のアプリで開きます。各行がノードに当たり、空行を挟むとグループ化します。



Cloud Outliner: エバーノートと統合可能なアウトラインツール 1.91
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: \500 (Denys Yevenko)

アウトライナーの「Open In」でTextwellに出力する。



OPML形式のファイルが読み込まれます。



そしてOPMLMakerを実行。タグを外して平文化します。


ブログの下書きでも、アウトライン・エディタに放り込むと常とは違って見える。「構造」を意識します。こういうの、まだ原稿用紙しかなかった時代には見えてなかった。「段落」に役割がある。思いついたものを並べても「文章」にはならない。段落の役割を分析することで、自ずと構成が定まります。多声的なシンフォニーが生まれる。