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日本語で読める学術論文の集大成。


CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所
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あるキーワードがどう論じられているか調べるには国立情報学研究所のデータベースを使います。学術論文を読む愉しみは、どんなにマイナーな人物であろうと、あまり聞かない概念であろうと、誰かがすでに考察していること。それが正しいかどうかは分からない。正しい必要もありません。その考察を丁寧に裏取りすれば、それまでは知らなかった事実と出会う機会が増えます。他の文献への枝が伸び、自分の思考が刺激される。そこが楽しい。


Textwell 1.3.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

カーソル行を検索対象にし、CiNiiの結果を表示します。

URL = "http://ci.nii.ac.jp/search?range=1&q="+T.stdin.currentText;

T.closelets([
  {title:"Download",
  fn:function(){
    T("r"+location.href);
  }
}],function(){location=URL;});

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CiNiiでヒットしたリストのうち「オープンアクセス」の論文が無料でダウンロードできます。オレンジ色の「オープンアクセス」となったボタンをタップしてください。



PDFが出てくるので、あとは読むだけ。読んで「これは良いものだ」と感じたら内蔵ブラウザを閉じる。すると「Download」のボタンが出ます。といってもTextwellがダウンロードするのではありません。そういう機能も無いし。Documents5にアドレスを転送します。



Documents5のブラウザが詳細ページを開く。ここで「オープンアクセス」のボタンを長押しします。「リンク先をダウンロード」が出てPDFを取得できる。ローカルに落ちるから、いつでも読み返せます。テーマ別にフォルダを作ればそこは自分だけの専用図書館。


学術論文というと堅苦しいイメージがありますが、言ってみれば、ある人が生涯を賭けて取り組んでいるテーマのオモチャ箱なので、深い論文ほど面白い。魅了される人の気持ちがわかるというか、同じ穴に誘い込もうとする下心があるというか、飽きさせないですね。知識が増えるほど謎は深まる。知の先端にどんな「未知」が広がっているか知りたいならCiNiiですよ。それに、読んで刺激されたら、そのことがブログのネタになります。