TextwellのMarkdownアクションReViewにmarked.jsが戻ってきた

良いアイデアは締め切り直後にやって来る。


ReView復興版

Textwell 1.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

昨日の記事をアップして閃きました。marked.jsをT.request()で読み込めばいいんじゃないか、と。その方針で組んでみたら呆気なく動く。この数ヶ月、何を悩んでいたんだか。

Import Textwell ActionReView


使い方

Textwellでモブログを書くならReViewが無いと始まらない
Textwellのアップデートが来ました。iOS11で不具合のあったAppSearchやScrapboxが再び動きました。ありがたい。捗ります。ただ全部復活ではなく、モブログ執筆の要石であるReVie...

使い方は前回と同じ。カーソル行をGoogle検索し、終了時にHTMLリンクを取得。あるいはブログカード形式で埋め込みます。これでブログ書きの大半はカバーできる。
カーソル行が空行だとMarkdownプレビューを表示。そこからブログに投稿できる。あるいはリンクをたどり、別サイトのリンクも取得できる。そういう思想のアクションです。


注意点

正確にはmarked.mini.jsを読み込んでいます。ロード時間が短縮。MarkdownGitHub同等になります。改行を有効とするので、末尾にスペース2つ付加する必要もありません。Markdownのデフォルト・デザインは殺風景なので、ソース内の変数Styleでメリハリを付けています。ご自分のブログに合わせ、デザインをカスタマイズしてください。
MathJaxは組み込みませんでした。同じ手法で扱えそうですが、今回は見送ります。とりあえずMarkdown対応の安定性を優先しました。

url = "https://raw.githubusercontent.com/chjj/marked/master/marked.min.js";
T.request({
url: url,
callback: function(x){
s = Markdown( x.responseText, T.text );
document.write(s);
}
});

function Markdown(x,s){
e = document.createElement("script");
e.innerHTML = x;
document.body.appendChild(e);
marked.setOptions({breaks:true, langPrefix:""});
return marked(s);
}

  • marked/README.md at master · chjj/marked · GitHub

  • まとめ

    念願のmarked.js版をあっさり作ることができました。出来てしまえば、なぜこんな簡単なことに気づかなかったのか。不思議な感じがします。
    思考は対象に光を当てる行為ではあるけれど、それは同時に影も作ってしまう。考えるのを辞めて初めて、その影の部分が視野に入ってくる。ホント、人間って不便です。

  • 【Textwell】MarkdownプレビューのReViewで「ことば」が宝石に変わる