Textwellをカード式ライティングで深める Carta

Binderの名称をCartaに変更します。Binderをお使いの方はCartaに移行をお願いします。Cartaはポルトガル語の「カード」、つまり「かるた」のこと。百人一首のイメージです。カードごとに世界があり、その世界を組み合わせて上位の世界を構築します。

  • 【注意】TextwellのGitHubサーバーを引っ越します Beside/Binder/Notes/Clip

  • Carta

    Textwell 1.8.7
    分類: 仕事効率化,ユーティリティ
    価格: \360 (Sociomedia)

    振り返ると、このブログでは「カード式ライティング」を追求してきました。WorkFlowy用のCardyもそうだし、Textwellの行編集アクションReBlockもカード式です。

    カード式とは、空行から空行までをブロック化し、先頭行を見出しとする構造です。iPhoneの画面は狭く、アウトライナーだとインデントの空白がもったいない。そこで情報カードをメタファーに構造化を模索してきました。Cartaが現時点での「答」になります。

    Import Textwell ActionCarta


    分割執筆

    Cartaを起動すると、テクストを空行で分割し、コルクボードに並べたイメージで表示します。カードはドラッグで移動できます。カードをタップするとTextwellに戻ります。再度Cartaを起動するとカードを上書きします。ただし一行目が書き換わると追記になります。

    単騎のカード作成も変わりました。今まではメニューから「New」を選んでいました。わかりにくいですよね。今回は検索欄の左横にある「+」で行います。ワンタップで簡単。

    空行でカードを分割する仕組みも付け加えました。カードの後ろに新規カードを追加する際、従来はカードを作ってから移動する方法しかなかったのですが、手間がかかる。それよりカードを書く時点で増やせるほうが自然だろうということで新方式になっています。


    カード連結

    Cartaはカードをマージしてテクストを生成します。終了時のメニューに3つの方法を用意しました。基本となるのは「Compile」。カードを一本のテクストに束ねます。検索している場合は、絞り込まれたカードだけを連結します。カードの見出しはMarkdownで装飾されます。ソース内の変数headingで見出しに付ける記法を指定してください。

    「Notes」はカード全体をノートとして保管し、Notesアクションを起動します。このときCartaは一度クリアされます。Notesで別のノートに切り替えることができます。

    「Dropbox」はカード全体をテクストファイルとしてDropboxに保存します。最初のカードの一行目がファイル名になります。バックアップを残すのにお使いください。


    まとめ

    カード式ライティングはiPhoneの狭い画面に負けない分割執筆法です。でもそれだけじゃない。カードを単位にテクストを組み立てることもできます。情報カードに慣れている人には「いつもの手法」ですけど、これがデジタルの世界にも似合います。

    アイデアが閃いたならカードに残す。カードをつなぎ合わせることで論説の筋を調える。それを下書きにし、さらに長い思考を鍛える。エディタを見ていただけではわからない構造が、カード形式に置き換わることで俯瞰しやすくなります。

    wineroses
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