ネガティブ+1セット法 その2

お待たせしました。では、具体的な「ネガティブ+1セット法」“その2”の説明をしていと思います。

格闘家をやっているとどうしてもスキルトレーニングを中心にしなければなりません。

野球やサッカーなどOFFシーズンに体を作り込むことが出来るのですが、格闘技は何時試合が組まれるか分かりません。

そんな中、自分の仕事道具である体のメンテナンスを怠る訳には行かないのですが、スキルだけでも大変なので、そもそもスキルと逆行するストレスを体に与えることになる筋トレはオーバーワークになる恐れがとても強いのです。

このトレーニングを編み出すまで、実に様々なトレーニング法を試して来ましたが、遣り込むとどれもスキルと両立することが難しかったです。スキルを落とすと体を作ることは出来るのですが、体作りの強度を上げすぎるとスキルとレーニングに悪影響を及ぼします。

<悪影響例>

①反応や動きが遅い

②肉離れ、筋断裂

③スタミナが減る

反応や動きが鈍くなることは、格闘技者にとって致命的です。

筋肉が張り過ぎて、俊敏性が必要なスキルトレーニング時に一番ストレスが掛かる部分の筋肉や腱が壊れます。

そして、スタミナも勿論体に乳酸が溜まりきっていますので、実際の排気量があってもエンジンの精度は落ちていると言えます。

よって、スタミナ不足(と言うより、体が重くなり、必要以上に心臓に負担を掛ける為、必ずしも今の自分がスタミナが無い訳ではない。少なくともそのトレーニングを続ける限り今後スタミナが増えることも無いに等しい。)により競技選手に必要なハードに追い込んだ練習は出来ません。

①〜③全てに置いて言えることですが、スキルだけでも重労働で体が疲労しているにも係わらず、更に追い討ちを掛けるようにウェイトトレーニング疲労に拍車を掛けている為に起こっている影響と考えられます。

このことに気づかなかった時代は随分と苦労しました。

スキルもウェイトも頑張ろうと思えば、思うほど、頑張れば、頑張る程、結果“ぶっ壊れる”ことに成りました。

色々なトレーニングは試すのですが、何のトレーニング方法を行ったとしても、体のメカニズム(構造)は変えられないのです。

人間の体の仕組みを勉強すれば、自ずとトレーニングの方法は見えて来ました。

通常、ウェイトトレーニングのスパンは、ビッグ4と呼ばれる「胸」「肩」「背中」「脚」の4種目を2日〜3日置きに行なうことが常とされて来ました。

その2〜3日置きに行なうウェイトトレーニングスパンが問題だったのです。

ただでさえスキルで疲労している体です。

また通常ウェイト時にウォーミングアップで、軽い重さから順を置いて重たい重量に移行して行きながら最終的に高重量でセットを組みますが、セットを組むところまで来るのに相当体は疲労します。

みなさん思い出してみて下さい。セットを組む時、ある一定重量まではすんなり上がるのですが、途中パタッと向上しなくなったことありませんか?その原因を紐解くとオーバーワーク、筋肉の疲労の限界だったという事が分かります。

初心者と時はひたすらフォームを覚えます。

フォームを覚え始めると、重量はスイスイある程度は上げられるよう成りますが、それは本来元々貴方が持っていた筋力がその重量まで上げられる筈だったという事です。

初心者の間、フォームを覚える前は、フォームが分からない為、ただ上げられなかっただけと言う事がほとんどです。

そして、フォームを覚えて暫くすると壁にぶち当たります。

やっても、やっても、ある一定から上がらない。根本的にルーチンは間違って無くても、格闘技者にとっては結局のところボディビル的ルーチンのみの場合はオーバーワークとなってしまいます。

そこで、根本的に疲労が堪えない格闘技に置いて、トレーニング方法を格闘技用に編み出す必要があると考えました。

まず、ワークアウト時の必要以上のウォーミングアップはセットと同じこととし、これを正すことで、セットまでの必要以上の疲労が抑えられると考えました。

例えば胸の種目ベンチプレスを100キロの重さでセットを組めるとして、通常は40キロ×10〜15レップ、60キロ×8〜12レップ、80キロ×5〜8レップ、そしていよいよセットの100キロを5〜6レップ、2セット目4〜5レップ、3セット目90キロに落として5〜6レップ、4セット目4〜5レップ、5セット目80キロに落として8レップでベンチは終わり、はいッ次の種目!って感じじゃないだろうか?これだけ見ても凄い量である。

これ以外に、インクラインやディクライン、バタフライなど他の種目も2、3セットずつウォーミングアップも含めてやるんだから、とてもセット時に集中することは出来ないのも当然である。

ウェイトだけやってればイイ人は、やる気になれば出来るけど、格闘家にはこういった常は理論的にも根性でも無理だと言うことに、体が壊れる前に早く気づいた方が良い。

そこで、私のお薦めするセットとタイムスケジュール、トレーニングスパンだが、私がそうだったこともあり、まずは体を大きくしなければいけないヘビー級用のメニューからお話しますね。

私の場合、ビッグ4は特に重視しました。

細かい筋肉、腕や首や腹筋や手首や脹脛や足首は軽視しました。何故なら、ある程度はビッグ4で使っているからです。普段の生活でも、スキル時でも勿論使っているので、特に痩せたく無かった私は大きな大筋群を中心にトレーニングを行いました。

①胸、②肩、③脚、④背中の順番です。それを、通常水曜日か木曜日のどちらかを中休みに、日曜日を完全OFFとし、週2回の休憩を入れたスパンで、月〜土まで順番に行ないます。


★曜日  月 火 水 木 金 土 日

第一週  胸 肩 脚 休 背 胸 休
第二週  肩 脚 背 休 胸 肩 休
第三週  脚 背 胸 休 肩 脚 休
第四週  背 胸 肩 休 脚 背 休


中休みは水曜日でも構いません。生活状況に合わせたり、疲れた時は木曜日と水曜日をフレキシブルに変えることもOKです。

一つの種目を行なったら、次にその種目が来るのが、5日、6日目に成ります。通常のウェイトトレーニングよく言われている2、3日または4日を大きく過ぎて居ますが、心配ご無用、大丈夫です。

それをこれから説明します。

先ず、私のウェイト時、他の人と圧倒的に違うのが、ウォーミングアップをほとんど行なわない点です。例えば胸の日に、最初にベンチプレスを行なうとします。

その時に、先ほども上げたようなウォーミングアップ時のセットとも言える程の量は行なわず、100キロのセットを組むとしたら、40キロで12〜15レップ、60キロ8レップとやって本番セットを一セットだけ100キロを5〜6レップ目指します。

私は自分のウォーミングアップ時のセットを単なる予備疲労と呼んでいます。この予備疲労とは、その名の通り、軽く疲労させて置く、まぁ車で言うところのアイドリングですね。エンジンを上手く動かす為に必要な確認作業、フォームと軌道、体の故障などの確認作業程度です。

そして、元々スキルで疲れている訳ですから、その予備疲労もセットギリギリの重量80キロとか90キロでは行ないません。

中予疲労時に体が重たく感じたら回数も減らします。

そして全神経をセットを組む重さに集中します。セットと言ってもたった一回しかトライしない訳ですので、その一回を集中すればそれで結果が悪くてもその日は終わります。

例えば、私は5〜6レップ目指す重さをセットに持って来ますが、時々重過ぎて1〜4レップ、または6レップ以上行えてしまう時もありますが、良い場合にせよ、悪い場合にせよ予想を超える場合は、ネクストサイクル次に再挑戦します。

一度免疫が出来ていますので、次のサイクル時にはバッチリ効果的なアプローチとフォローを行なうことが出来ますので、その日は無理に疲労が蓄積することを極力防ぐ為に勇気ある撤退をし、その思いを全て次回にぶつけるようにします。

体を大きくする際、一番効果的なレップ数は5〜6回です。

それ以上は軽過ぎますので、重量を上げる必要があります。また、5〜6レップ以下だと弱すぎますが、そのまま限界までレップ数は繰り返して、その日はその軽い重さでアウトさせます。

筋力を付ける為には、効果的なトレーニング負荷を掛けなければなりません。そして、その負荷が超回復するように、練習後の栄養補給と筋肉の休養が必要不可欠なのです。

その、回復させる期間を持たせたトレーニングスパンとメニューを考えて上げなければ、運動能力も上がらず、筋肉も育ちません。

逆にそのことに注意して、上手く予測を立てて、セットを組んで、効果的な負荷が掛けれて、栄養補給も行なえて、筋肉の休養もシッカリ取れた場合、筋肉はメキメキ強く育って行きます。

私の場合、スキルトレーニングで、ああ今日は相当筋肉が疲れているなぁと思ったら、予備疲労も端折り、いきなり経験上予測を立てたセットを行い、それで見事5〜6レップ自力で行なえるセットを割り出し、スキルを行ないながらも、効果的に筋力を付けることが出来るように成りました。

これは私がフォームをシッカリ覚えており、そして一番効果的に筋力を上げる為のレップ数と高重量をたった一回だけ集中することに全力投球出来てはじめて成せる技ですが、全てのアスリートにお薦め出来るトレーニング方法です。

今は、忙しくてウェイトトレーニングはほとんど行っていませんが、その昔このトレーニング方法を編み出してからというもの、それまでの壁を見事に打ち破る事が出来、スキルを行いながらも、ビルドアップした体を手に入れることが出来ました。

週5日、または3日ウェイトトレーニングが行える時間があれば、効果的な筋力アップは、たとえスキルトレーニングを行っていたとしても可能です。

体重を増やさないといけない、体重を落としたく無い、スキルをしながらパワーを付けたい人にはお薦めのトレーニング方法です。

これが出来るようになると、ようは栄養と休養が取れる状態があれば、あとはフォームと集中力。集中して効果的な重量で一セットだけ行なえば、回を重ねる度に高重量の重さに無理なくトライ出来るようになって、面白いように筋力が付いてくるのが分かる筈です。

これまでのトレーニングでは、ウォーミングアップも、セットも含めて多過ぎでした。それでは、本当の自分の能力はそのセットで発揮されません。

私の「ネガティブ+1セット法」を使えば、たとえ1セットであっても、普段100キロがセットの限界だとしても110キロや120キロを5〜6レップ上げることが可能です。

それから、もう一つ、ウェイトトレーニングに注目しなければ成らない部分にポジティブな動きとネガティブ動きがありますが、例えばベンチなら押す運動ですので、押す時がポジティブな動きと言え、背中なら引く運動ですので引く時がポジティブな動きと言えます。

ウェイトトレーニング時にポジティブだけで終わらしている人が多いですが、格闘家はインナーマッスルを強くしなければ成りませんので、戻す時もシッカリと一定の緊張と負荷を筋肉に与えながら戻すようにすれば、インナーや体幹(たいかん)トレーニング効果もあり、別でその時間を作る必要が無くなります。

そうすることで、体の腱も強くなり、筋持久力のあるアスリートに必要な筋力が付くようになります。日本人のヘビー級が、ボディーウェイトやフリーウェイト中心の軽量級に筋持久力がモノを云うスパーリングや長時間のトレーニング勝負をした場合、筋量は多くても勝てない場合の一番の理由です。

見た目や一定方向に上げるだけの筋肉は、アスリートにとってはただの錘であり足枷です。

シャーシやボディ、排気量を大きくする場合エンジン性能も上げる必要があります。そのエンジン性能を上げる一番の秘訣がネガティブ+の運動なのです。

ポジティブで終わらないで、ネガティブまで集中してアウトさせることが出来れば、少ない時間と少ないセット数でも十分効果的な筋力アップが期待出来ます。


この方法は、理屈や理論が想像出来れば、あとはフォームが完璧であれば誰でも無理なく出来ますが、フォームと集中が出来ない、スケジュールが確保出来ない場合はやった感を出すのも効果を上げるのも難しいです。

週5日のトレーニングが行える人に向きます。週3日なら、ボディウェイトやフリーウェイトで鍛えた方が良いでしょう。また、軽量級であれ、私のトレーニング法は有効です。

筋肉はタンパク質が無いと、どんなにトレーニングをしても筋量は増えません。よって、トレーニングの強度は同じように一セット法で上げて行っても、たんぱく質の量を抑えることで、体重の超過をコントロールすることも可能です。

また、スキルトレーニングの強度を増やして、一セット法の重量を筋量を維持する為に行なうように持って行くことも可能ですので、時間短縮した筋力トレーニングを行いたい場合は、軽量級であっても「ネガティブ+1セット法」は大変有効です。

最後に全ての種目私の場合はビッグ4はトップポジションでしか行ないません。胸ならなるべく胸しか動かないように、三頭筋や肩が一切動かない角度で高重量を扱います。ここも重要なポイントです。

通常、フルでなんでも行なっていると思いますが、フルやハーフでは他の筋群も使ってしまい。それぞれが超回復することも出来ず、一つ一つのブイの足を引っ張り合ってしまいます。

その部分も極力疲労をさせないように、狙った大筋群だけを集中的にしかもフルでは不可能なくらいの高重量を扱うことで、神経系統を高重量に目覚めさせるといった効果があり、より高重量を安全かつ効果的に扱うことが出来るようになるのです。

以上、大体の説明はこんな感じです。


レーニング中級者以上の方なら私の言っている意味が少し理解出来ると思います。ただ、試したことある人はほとんど居ないと思いますので、是非一度興味ある人は試して見てはどうでしょう。

また、その際に何か分からないことがあれば、フェイスブックでもメールでも私にメッセージなど質問頂ければ、お答え出来る時間があればお教え致します。

その際は、ご遠慮なくお聞き下さい。

ネガティブ+1セット法 その1

色々なトレーニングを行って来て、私が一番シックリと来て向上した方法は1セット法と言ってあまりやっている人は居ない特殊なウェイトトレーニングのセットと利かせ方で行ないます。

と、私のトレーニング方法を説明するに「格闘家=アスリート」として、ウェイトトレーニングの重要度の順序をお伝えして置かなければなりませんね。

①ボディウェイト (器具をほとんど使用せず、己の肉体のみで体を鍛える方法)
※アスリートに必須な筋持久力を付けながらの筋力アップ!

②フリーウェイト (バーベルやダンベルを使った運動)
※効果的な瞬発力、爆発力が必要な中・重量級に特に必須!

③マシン (文字通り、色々な器具を使った運動)
※怪我をしてスキル運動が出来ない人や、トレーニング時間の短縮が必要な人向けである。

上から順番に重要度が違います。

格闘家に必要なバネのある筋力を付けるには、先ずはボディウェイトが大事です。

靭帯を強化しながら筋持久力をアップするにはネガティブな運動の強化と汗をかきながらの運動が一番競技選手には向きます。

アスリートの理想的な筋肉条件とは?
「腱の強さ(柔軟性)、筋持久力、瞬発力、体幹(バランス)」

筋肉にも色々な質があり、硬くて靭帯に柔軟性と強度が無いものはアスリートの筋肉には向きませんので、マシンを使うトレーニングはリハビリ用に位置づけます。

先ずは己の体重を自分自身の肉体の力でコントロールすることが重要です。

それも出来ないのに、どんどん筋量だけを増やして行くなんてのは、エンジンがしょっぱい車にシャーシの重たいボディにどんどんして行くようなもので、燃費も悪くなり、走りも遅くなり、試合などとても出来る状態には成りませんね。

競技者はスピードと正確な技術力が何より大事である。

アスリートの世界でパワーだけの人はストロンゲストマンコンテストって力自慢大会があるけど、それに向かって行くのが良いのでは無いだろうか?

また、ボディビルダーは、筋肉のカットがウリな競技だ。

ストロンゲストマンコンテストはパワーリフター系の選手が向く、ボディビルダーはナルシスト向けであろう。

そして、格闘家はボディビルダーとパワーリフターの中間くらいのトレーニングが理想であり、更にスキルトレーニングの強度を上げて行ける強靭なスタミナを持ったアスリートボディに仕立てて行かなければならない。

そのアスリートボディを作るには、有酸素系の運動でありながら、常にポジティブ運動だけでなく、ネガティブな運動を同時に取り入れることが重要なのです。


もっと言ったら、ポジティブ部分は重量級だけ必要であり、体重やパワーが物を言う訳ではない軽量級にはネガティブな運動、インナーマッスルの強化を中心とするだけで十分パフォーマンスは上がる。

ここ最近は巷でよくよく「体幹」が強いだとか、強くしなければってことで色々取りだたされているが、私に取っては今更?と言った感じである。

しかも、そのブイだけを見たら確かにフィジカルトレーニングで体幹を鍛える方法が色々出てきているようだが、これまであったトレーニングに少し意識的にスパイスを加えることで、特別騒がれているようなトレーニングを行わなくても十分可能であることが言える。

それが、ポジティブではなく、ネガティブな運動を意識した私のトレーニング方法であり、ハードなスキルトレーニングと逆行するウェイトトレーニングを両立させる1セット法なのである。

以上が私のネガティブを重視して、次の日にウェイトの疲労感が多すぎてスキルの足を引っ張ることも無く、スキルもウェイトも両立して能力を高めて行ける私のトレーニング法の特色である。

ただし、この私のトレーニング法をこれから具体的に説明する前に、ウェイトトレーニングで絶対必要な重要条件も把握して置いて貰いたい。

①フォーム

まず、各種目フォームを覚えることが一番重要だ。強度を上げて効果的なトレーニングする以前に、フォームを覚えていなければ、無理にやれば体が壊れるだけである。

ウェイト初心者はこのフォームのお勉強に一番力を入れる。

②集中力

どんなにフォームを覚えても「集中」出来ない場合、フォームは乱れるものです。フォームの乱れは怪我に繋がりますし、能力も向上しませんので、集中力が出ない時は速やかに運動を中止する必要があります。

集中できる無理のないトレーニングを心がけましょう。

③栄養

どんなに正確なフォームや集中力でトレーニングを行えたとしても、その後の栄養補給が少ないと筋肉は成長しませんし、逆に体の中の様々な機能の低下に繋がります。

※プロティンやビタミンミネラル、炭水化物、その他。

ウェイトトレーニングには、もの凄くエネルギーを消費することを覚えて置きましょう。

超回復(休養)

栄養を補給出来た場合でも、トレーニングによって破壊される筋肉が超回復(トップのレベルまで回復)しない状態でトレーニングを行ったり、やたらアップセットが多いメニューだと思ったような筋肉の成長は望めません。


①〜④の以上のことは大変重要なことですので覚えて置いて下さい。
筋肉は強度の強いトレーニングを行うと、その部分が破壊され、それを補う為の栄養を欲っするようになって行きます。

その時に③の栄養補給と、④の回復時間が必要に成りますので、それらを踏まえてトレーニングメニューやトレーニングスケジュールを選択することが大事です。


では、私の「ネガティブ+1セット法」を次回の更新で具体的にお話して行きます。

つづく

酵素の重要性!体内には3000種類の酵素が働いてくれている!

酵素って聞いたことありますか?

洗剤で酵素パワーとかよくうたっていますけど、酵素って人体に置いても大変重要な役割を持っているものなのです。

酵素は人体で日々作られており、体の中の様々な機能を守ってくれています。

例えば消化。これも酵素の力によるものです。

私は生肉が好きなのですが、焼き過ぎたお肉には酵素が奪われるので、体内に入って来た場合、焼き過ぎて酵素が無くなってしまったお肉を消化するのに体内の酵素パワーを使ってしまいます。

そこで、体内の酵素力が少ないと、消化不良を起こしたりして体を壊してしまいます。

最近よく耳にするエンザイムも酵素ですね。コエンザイムなどは酵素の働きを補佐する補酵素のことです。

酵素は自然界に実に数千種類も存在すると言われています。

人体には3000種類存在すると考えられており、その酵素の一つ一つは狭い範囲の中でしか仕事をしないので、各々各専門分野に分かれて仕事をしてくれています。

その為、様々な生命活動を行なう上で3000種類もの酵素が必要になる訳です。

また、酵素はデリケートな面を持っており、酵素が体内でよく働いてくれるのにもっとも適した体温が37〜39度であり、中性に近いPH(ペーハー)6〜7くらいで少し体が温まった時に働いてくれるのです。

逆に悪条件になると酵素の働きは弱くなったり、失われてしまったりします。48度以上になると酵素は一切活動しなくなります。

よって、酵素を効率よく働かせる為には、適度な運動や半身浴、遠赤外線温熱器などで体を温めることなど、新陳代謝をよくする工夫が大切です。

以上のこともあって、私は体内の酵素を大事にしており、食品が元々持っている酵素の力を失わずに体内に取り入れるように心がけています。

因みについ最近まで、酵素は栄養素として全然重要視されていませんでした。

が、しかし現在では7大栄養素と呼ばれる炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルに続く栄養素として位置づけられるようになりました。

しかも、酵素は人間ばかりか動植物全ての生物に存在し、酵素が無ければ生命活動も有り得ないことも分かって来ました。

その酵素には体内で消化や代謝を機能させる為に重要な役割がある物質だからです。ですから、7大栄養素全ては酵素のサポートが必要なのである。

簡略に言うと、私たちは食べた物から分泌する酵素によって分解されて体内に吸収される、酵素が不足すると食べた物の多くは分解されず、そのまま排出されてしまうんです。

だからお腹を下したり、消化不良を起こしてしまう原因となります。

各種栄養分を効率よく細胞に取り込む為には、酵素の持つ様々な力が必要不可欠なのです。酵素は生命活動に絶対的に必要な補助栄養であること、我々スポーツ選手は特に酵素不足によってパフォーマンスの低下が目立ちます。

効率よく、酵素を増やす健康栄養補助食品(健康食品)も増えてきましたので、それらを使って増やすことも考えた方が良いでしょう。

もちろん、生で食べれる動植物はなるべく生で食べる工夫も必要です。何せ、体内には3000種類物酵素が必要なのですから・・・!!

By ヤマケン

天彌酵素「皇起」500ml

お薦めマッサージ器具をご紹介します。※シェイプ・セルピー

先日私の初代メインブログにて、レポートを書いた格闘家に必須のマッサージ器具のご紹介です。

リンパマッサージの決定版とも言うべき素晴らしい器具を発見しましたので、こちらのコンディショニングブログでもご紹介して起きたいと思います。

その名もシェイプ・セルピーです。

これはマジで凄いです。

乳酸を取るのと、セルライトの破壊と、血流の促進にもってこい。

詳しくはプロ格闘家ヤマケンの初代メインブログのシェイプ・セルピーの記事を参照下さい。

今日も使いましたが、寝不足で朝が起きれない時も枕元に置いてますので、目の横やほっぺたや首にそれぞれのブイで強度を微調整しながらぶるぶる当てるとあっという間に目覚めさせてくれるんです。

特に太い私の太ももや脛の周りのマッサージが出来るくらい強くシッカリとマッサージが出来るのが魅力です。


こいつはパフォーマンスを上げてくれる優れものです。

ウェイトトレーニング開始・・・

遂に禁断のウェイトトレーニングを解禁した。

と言ってもまだまだ本格的なトレーニングは行わない。

今現在、必要としないのだ。

ジックリとやれる時間を作れるまで、本格的なトレーニングは休止して来た。

私くらいのレベルになると、中途半端なトレーニングの時間しか取れない場合、中途半端なトレーニングはかえって体に毒だからだ。

目標指数がちゃんとあっても無理をするトレーニングではその目標値に辿り着くことは到底難しい。

効率と能率を高めることが、上級者のトレーニング方法です。

勿論、それまでに確かな実験と検証を重ねたマッスルメモリーがあるから言えることですが...

下級者は、フォームのお勉強が第一。

体のお勉強が第二位。闇雲に鍛えても強く、大きく筋肉は育ちません。

また、筋肉にも様々な筋肉があり、競技毎必要な筋肉も違いますので、それぞれの競技の基本的な運動を重ねながら導かれる必要と感じた筋力アップから行なうようにすると良いでしょう。

各ジムや道場のコーチに確認しながら、注意事項を守って無理の無い方法で自分なりのペースで、何より楽しみながら行なって行けば、好きこそ上手になる近道となります。

では、今日はこの辺で。

ニュートリミール

今回の試合は10キロの減量であった。

約1ヶ月半の減量もUSANA社のニュートリミールで無理なく行えた。ニュートリミールは低インシュリンダイエットの最高峰だ。

しかも栄養バランスはUSANAの製品だけあってバッチリである。

これを通常の食事3回のうち2回をニュートリミールにして、1回はバランスの良い食事を心がけた。

ダイエットには低インシュリンの食事を心がけると良い。

例えば“うどん”より“そば”の方が低インシュリンの食事である。

うどんは血糖値の上昇が早く、早く満腹信号が出来てその後急降下するんだけど、その時に腹が減って間食に走ってしまう。

そこでユックリと血糖値を上げて、緩やかに落ち着いて行く低インシュリンの食事を心がければ良いのである。

だが、食事で一々低インシュリンのものを口にする癖を付ける手間を一気に解消してくれる優れものがこのUSANA社のニュートリミールである。

一度お試しあれ〜

タイオイルの効能

タイのムエタイ戦士ご用達の“タイオイル”は私のお気に入りの必須アイテムの一つである。

試合に向けてあらゆるシーンでこのタイオイルは活躍してくれる。

ウォーミングアップ時、練習後に痛む部分の炎症を抑えたり、鎮痛剤代わりにもなる。

サンドバックやミットを蹴る時にも塗る。寝る前にも塗る。

そうすると始めのうちは熱くて痛くてヒリヒリするが、皮膚が硬くなってくるとそういったことは無くなって来るんだ。

写真のように脛の皮も硬くなって来るので、ガードの上からも相手の腕や足を壊すことが出来るのである。